下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

偉大なOBを偲んで、ニヒルな笑みを浮かべる天敵を撃破

今日は台風が来るから

早めに出張へ入り前日入り。


でも中継は観れないので、

ネットで見るしかないんだけど、

ただ今日のホテルの部屋は

とにかくネットが入りにくく、

状況がなかなかつかめません。


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さて、今日はソフトバンク戦

こちらはエース岸が、

相手はニヒルな笑みを

浮かべる大天敵の武田が先発。


当然不安だれけの試合。


しかし、今日は

まず2回が武田攻略の布石となった。


浅村が低めカーブを感性で打ち込み2塁打。

結果は栗山、直人がともに

同じ展開で、同じフォークで空振三振となり、

浅村が残塁する形に。

その裏、岸の方が

松田のホームラン、

明石のタイムリーと

先に2つ失点する。

確かにここまで結果的には

いつもの負けパターンへ

ようこそ!のムード。

しかし、栗山、直人は三振したが、

ともに10球近くずつ粘り、

2人で合計20球近くを武田に投げさせた。

これは武田も焦ったと思うし、

その後に響く貴重な布石となった。


また今日の武田は、自慢のカーブが

曲がりすぎるのかワンバウンド気味の傾向。

ただし、3回裏にも岸が柳田に打ち込まれ、

もう1点を失い、ソ3-0西といらつく展開。


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ところが

4回に武田が突如崩れる。

先頭の秋山が1度もバット振らずに四球で出る。

続く森には、ボールが先行し、

序盤同様にカーブもワンバウンドボールで

おまけにワイルドピッチで秋山が2塁へ。

フルカウントになって、

ど真ん中に甘く入った高めフォークを

打ち込みタイムリー。

このとき7球を要し64球。


メヒアにはカーブ入らず、

続けたストレートを打ち込まれ2塁打

武田は意外とボールが先行してしまい

ストライクが何が何でも欲しい時、

ストレートを投げる???


浅村は大好きな初球打ちで

(あまり落ちきれなかったフォーク)

同点タイムリー!


この後、武田が珍しくボロボロになる。

栗山、直人に連続四球

さらに呉へ初球デットボール

押し出し逆転!!


珍現象の発生!!である。

ここで武田の球数が80球。


当然、無死満塁でチャンスが続く。

ここは完全に落ち目の武田を

叩き落とす絶好の大チャンス。


しかし、銀の打席では

武田は四球をおそれ

ストレートしか投げないが、

銀が外角高めをスッか!

ど真ん中をスッか!の空振り三振

めちゃめちゃもったいない。銀は何を狙ったのか知らんが考えすぎ。


続く金子、秋山も

高めしかストライクが

入らなくなった武田を攻めきれず、

結局、無死満塁から1点も入らず、1点リードの逆転まで。。。

武田の球数は91球。


まあ武田から4点奪って逆転したことは

珍しく、良かったものの、

ここはもう1~2点は奪えただけに、

めちゃもったいない。、

この後、このことがどう響くか?


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次の5回は先頭の森が四球で出る。

初球カーブを投げるも、

もうカーブはストライク入らず、

あとは高めのストレートを連投。

完全に思ったところに投げられていない。


メヒアにもベルトより上しか投げれず。

しかし、メヒアが見逃し三振?!

浅村にも同様で高めしか投げれず、

しかもストレートでカウントを稼ぐ形。

これを浅村は凡フライ?!


栗山に対してはストライク入らず

3ボール。しかもストレートしか投げれず。

最後はフルカウントの中、

苦し紛れに投げた6球目のカーブを打ち込みヒット。


しかし直人はストレート狙いで

ついつい2球目のストレートに手を出し凡フライ


この回、武田へとどめを刺せた場面も、

結局、追加点を得ることができず・・・

めちゃめちゃもったいない。、この後、このことがどう響くか?


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6回も武田続投。

アップアップだから交代時期と思うが、

何といってもお得意様相手に

そう簡単に引き下がれないのだろう。。。


先頭の呉に対し、

武田は6球連続で高めストレート。

もうそれしか投げられない。

それを当然のごとくヒット。


次の銀はバント作戦。

ただ、いつものごとく初球で決められず。

しかし、2球目で珍しく(?)決める。


ただ次の金子は

初球ど真ん中カーブを

打って凡打。

一体、何やっているの?

もうアップアップの武田に

とどめを刺せないどころか、

塩を送ってどうするの???


ここまでで武田は123球。

しかし秋山がきっちりタイムリーを決め、

この回、追加点を奪う。

これでソ3-5西と

2点リード。


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岸の方は4、5、6回を三者凡退で0封。

7回表には武田から森唯斗へスイッチ。

森唯斗ならまだなんとかなる。

ここは一気に攻め落としたい!


先頭メヒアに対し、

森唯斗はストレートを連投。

ただ5球目にナックルカーブ?!

メヒアも上手く打つが上手く捕られる。

浅村に対しては内角攻め凡フライ。

栗山は初球インのストレートを詰まらして凡ごろ。


そう簡単ではないか・・・

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7回裏、岸が続投。

ここまで96球。

序盤に球数が嵩むが、

中盤で修正できたか。

でもソフバンの底力は

不調とはいえ侮れない。


でも先頭松田は高めつり球に

ひっかかり、三球三振?!

相当、焦ってますね。。。

ここはいつもとは逆で

やり込みましょう!!


続く長谷川は慎重に振らず、

最後の5球目を空振り三振!

ついでに明石も凡打で、

4~7回と

三凡祭りで

血祭じゃ!!


完全にいつもと

逆パターンの

展開だぁ!!


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終盤の8回、

先頭直人がど真ん中ストレートの初球を快打!

つづく呉、銀、金子は凡打。

追加点がとれない。。。


一方8回裏、

まだ107球の岸が続投。

まあ舐められないけど下位打線。

完投を狙うか?逃げ切れるか?

たかだか2点差なんで

まだまだ楽観できない。。。


でも先頭は代打の牧原を2球で片づける。

続いて塚田(誰?)が福田の代打で登場。

しかしあっさりと討ち取る。

簡単に2アウトに持ち込む。


ただ中村にカーブを打ち込まれ2塁打。。。

そう簡単に三凡祭りを続けさせてくれない。

続く今宮にはボール先行となり、

1球もストライク入らず四球。。。

これで121球になる。

残念ながら、

ここがもう替え時である。


しかし、マウンドにコーチも入れて集まるが、

結局、柳田を迎えても続投???

確かに岸はエースの存在であるが、

この続投は何故?何故?何故?

である。


あっさりとスライダーを打ち込まれ

1点差につまるタイムリーを献上!


それでもまだ岸が続投する。

いつもの采配ミスがここで顔を出し、

いつもの逆転負けパターン???


柳田に盗塁を決められ二死2・3塁。

何とか吉村をセンターフライに抑え、

1点でなんとかとどめた。


確かにエースで押し切ることは

プロ野球で多々ある。

それでチームを鼓舞することが期待できる。

結果としても、追いつかれることはなかった。


しかし、相手は不調とはいえ

王者ソフバンである。

王者を舐めてはいけない。

ここは確実に交代すべきであった。もし今、優勝争い、CS争いなど

緊迫した試合ならなおさらである。

勝つためにはプライドは捨てるときは捨てるべき。

でも今のライオンズは、

そのような緊迫している立場にないから

関係ないかもしれないが。。。。


結果論だが、危なかったものの、

何とか1点リードで最終回を迎えられる。


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最終回の攻撃、

相手はスアレスを投入し、

もう1点もやらない姿勢で、

裏の攻撃へ1点差のまま入ることを狙う。


スアレスは簡単に打てない。

ところが、

先頭の秋山が粘りフルカウントまで持ち込む。

そして立て続けに投げてくるストレートの7球目を

ホームラン?????!!!!!

どたんばでこの1点は大きい追加点に!!

おまけに続く森が

バットを1度も振らずに四球???


今日はライオンズの名手・故豊田氏の力が

福岡の地で味方してくれたのか???


やはりスアレスもサファテ同様に

ビハインドでは気が乗らないのか???


スアレスは、

メヒアにはストレートで力押し。

最後はメヒアを凡打で捌かれる。

続く浅村は三振。


でも栗山のところでワイルドピッチ?!

いつものスアレスではない。

しかし、最後はレフトフライで終了。


スアレスは1発食らったが、さすがに

そう簡単に何点もはいるほど甘くない。

でも、この1点は大きかった。


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そして最終回の裏、

守護神・増田を投入


先頭松田は2球で凡打。

でも長谷川は8球粘る。

凡打にするがさすがに簡単ではない。

あと1人でタイムリーを打たれている明石。

結局、三者凡退で

きっちり試合を締める!


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ついに天敵に一矢を

報いることができた!

上位を苦しめてやる

ゲームができたのも面白かった!

おまけに日ハムが勝ったらしいので、

これで上位は1ゲーム差らしい・・・

(他人事ですが)


でも今日は、

ライオンズの偉大なOB故豊田氏の

力がここ福岡で味方したのかもしれない。


残念ですが、

もう順位とかは関係ないですが、

とにかく故豊田氏の墓前の前で

恥ずかしい試合はできない。


今日の勝ちは

偉大なOBを偲ぶ試合として

立派に戦った証だと思います。


お疲れ様でした。

明後日の京セラでも

いい試合を!