下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ソフバン6回戦(MLD)】王者・鷹を相手に連敗で鷹貯金使い果たし、熱男は今日もカメをカモにするし、内川2000本爆弾も最後の最後に炸裂。聖地・所沢の無敗神話も終わる。でもそんなことより今後に懸念される課題はSB石川が天敵化してきたことと、焦り出すと空回りしてミスしちゃうこと(浅村&十亀の衝突は下手したら負傷するよ)。

昨日は鷹相手に大宮で悪天候による
コンディションの中でシャットアウト負け。

今日は連敗したくない想いを込めて
開幕以降、無敗神話を続けているMLDで。

ソフバン6回戦。


スタメンは次のとおりであり、
先発投手は十亀vs石川


早速ですが、今日の結果については、
先発の十亀熱男に初球で中本塁打を被弾。
 ついでに上林にも初球で1発被弾。
 ともに甘く入った初球を痛打される。
②甲斐のバント処理を
 山川、十亀&浅村の守乱でミスして
 さらにもう1点を失う。
内川が最後の打席でやっとこさ
 通算2000本安打を決める。
 打たれた投手として
 武隈の名が歴史に残り、
 今後、あちこちVTRで流される。

山賊打線が前回4/26に続き
 SB石川を前に閑古鳥。
 (ついでにモイネロ、森にも
 おまけに2試合連続シャットアウト
 現在19イニング連続で無失点。
⑤試合は、西0-3ソと
 ソフトバンクに連敗。
 ちなみに、鷹戦3勝3敗と
 鷹貯金を使い果たすとともに、
 聖地・所沢の無敗神話を
 鷹に破られる。


現在、ゲーム差は4.5差ですが、
十分射程圏内に獅子を捉えて
しっかり追撃してくるのは
やはり鷹軍団であり、
負傷者も出して不振と言えども
追撃してくる王者の底力は
相変わらず高いですね。


ちなみに、
昨年、炎獅子に乗じて13連勝を止めたのも
ソフトバンクでした。
ただし、ソフトバンク陣営は、
その西武を止めたといことが
優勝へ向けてリズムに乗りました。
彼らは、優勝したのは
あの西武を止めたのが
自分たちだったといことが大きかった
と。


ソフバンは強いですが、
この連敗を機にリズムに乗せてはダメです。
今後、順位が上下はしたとしても、
ソフバンから離されずについて行き、
常に優勝争いを鷹相手に展開していくこと
が大事です。


-----------------
まず注目すべきポイントは、
①熱男が今日もカメを喝上げする。
2回表の一死無塁の場面で、
松田はシュート回転して
外から真ん中付近に入った甘い初球を逃さず、
バックスクリーンへぶち込みます。
これで松田に対しては、
3試合連続で1発を被弾しており、
相変わらず、カモられております。


その前のデスパの打席は、
結果は左飛で凌ぎますが、
栗山がジャンピング捕球するほど深く、
結構、飛ばされていましたね。
ここはアウトにしたから、
ホッとしたでしょうが、
このとき
球速も遅く球威がなく甘い高めだったから
深めに飛ばされていましたね。しかも初球で
そのことで兜の緒を締めてくれれば、、、
次の天敵・熱男は、
初球からガンガン打ってきますから、
前のデスパ打席での反省点を踏まえ、
次の熱男への初球をもっと警戒したかったですが。


ただ、松田は変な打者なんですよね。
今日のホームランは、ベルトの高さ
外から中へ入り込んで甘くなっていましたが、
また4月26日ヤフオクでの被弾も、
真ん中に入るカーブの失投でしたが、
4月3日のホーム開幕での被弾
内角低めのストレートでした。
一般的に考えれば、
高めより低めに投げて抑えたくなるのですが、
松田の場合は、過去2年の成績を踏まえると、
外角又は内角の高めが低打率で穴
であり、低めは危険エリアなんですよね。
内角低めはNGの超危険エリアです。
しかも、外角低めはボール球でも打ちます。
ただし、真ん中の上、中の高めはダメです。
今年2018年は、調子が今一つで
打率そのものが低いので
昨年より穴が多くなっていますが、
まだ打数も少ないので、
その増えた穴は信用しきれません。
でも、昨年や一昨年で見られた
外角又は内角の高めが穴の傾向は、
一方、中の高めはダメで、
内角低めは超危険エリアの傾向
は、
今年、既に見られております。


なお、外角高め直球では
4月26日ヤフオクの1打席目に三振を奪い、
4月4日所沢の3打席目に一飛で抑えます。
↓↓↓松田のコース別打率
(©データで楽しむプロ野球さんのHPより)


それでも十亀は、
いじめっ子・松田の好きなコースへ
ついつい投げてしまい、打たれてしまう。。。

それが相性なのか?
それが宿命なのか?

松田と十亀は、SとMの
赤い糸で結ばれているのか?
と思うくらい、打たれています。
しかも、
十亀に対する絶対的な自信を持つ松田
松田に対する不安が大きく力む十亀
この差がさらに結果に促進させるのでしょう。
特に、いじめられた方は、
意識しないつもりでも、
心の奥底で記憶に残るので、
身体が勝手に反応してしまうことも多いですからね。
ただし、内外の高めの穴
ストレートを投げ込んで
抑えていることもあるのですから、
その抑えたときの場面を常にイメージして
強気に攻めていくしかないですからね。
少なくとも、
ソロ弾は事故みたいな面がありますから、
熱男の前で塁を貯めないことに
注意を集中させてほしい
ですけどね。


ちなみに、上林からの被弾は
スライダーの失投でしたね。
しかも、イニング先頭の初球です。
しっかり注意しましょう。


--------------------
で、上記③の内川爆弾
最後の最後で炸裂したこと
今日の注目点でした。
もう今日の報道、明日の新聞は
この内川通算2000本安打達成で騒がれます。
あとは清宮初HR中田1000本安打もある
でしょうが。


まあ西武は、相手のメモリアルを
相変わらず見届けることが多いですね。
内川爆弾が埼玉上陸したときに
もう実現の可能性が高く、
でも、最後の最後で達成するというのが
また見届ける命運だったのか。。。


どのみち、所詮は個人記録です。
まあ、それで内川の勢いがつくと嫌ですが、
いずれは達成する記録であり、
優勝を見届けることと比べれば屁です。
武隈は打たれた投手として、
何度もVTRで登場することになりますが、、、

内川選手、
通算2000本安打達成
おめでとうございます。


--------------------
ところで、
今日は負けて連敗となってしまい(上記⑤)、
内川爆弾を埼玉で
炸裂させてしまいました(上記③)が、
そんなことよりも、今日の試合の中で
今後に懸念される課題は別にあります。
それは上記の
②山川、浅村&十亀の守乱と、
④今日もSB石川の前で閑古鳥だったこと
です。
なお、上記①の熱男の亀いじめも、
今後の問題として山積みです
が、
これはもう淡々と対応するしかないですから、
上記②④の問題の方が深刻です。


--------------------
まず②山川、浅村&十亀の守乱については、
甲斐がバントした打球を
山川が捕球し、悪送球しました。
しかも、ベースカバーには
十亀と浅村が双方で入って衝突。
そのような衝突は
負傷の危険性が大いにあるから
今後は気を付けなければなりません。
ここが最大の問題点です。


このような守乱で想定される要因は、
双方ともやらなければ!
という意識が強すぎであることであり、
それは一生懸命すぎるとも言えますが、
結局、焦りから来る空回りなんですよね。
よく金子とかも、足が速いこともあって、
飛び込んで衝突寸前で守乱になったりしますね。


5回表山川のエラーも、
まあ守備の基本習得が低いこともありますが、
やっぱり焦りから力んで
体の動きが鈍くなくなってミスをしていますね。


西武というチームは、
勢いに乗るとどこまでも調子乗っちゃってですが、
劣勢になると焦りから空回り~ミスをしやすい
と、白黒わかりやすい特性を抱えています。
今日は、昨日に続いて
山賊打線が抑えられて借りてきた猫状態で、
十亀等の投手陣に援護ができていない展開でした。
それだけに、
何とか無失点に抑えたい、
守備でとにかく十亀らを支えるんだ、
という思いが強すぎて、
焦り力み空回りし、ミスをする。
また流れも無いから
裏目に出やすいんですよね。
それが悪循環すると、
負のスパイラルに陥っていく
というところです。


もちろん、それが人間ですから、
その気持ちはわからないでもない
ですが、
今後、高みを目指して戦って
鷹らに競り勝っていくためには、
劣勢の展開でも
如何に冷静でいられるか?
その度合いが勝敗をわけていきます。


ちなみに、競馬の世界でも
馬がイレ込んだら、
だいぶ厳しくなかなか勝てません
それと同じです。まあ同じ哺乳類ですから。


----------------
また④今日もSB石川の前で閑古鳥だったこと
今後に向けて深刻な問題です。


今日のSB石川vs獅子山賊打線の結果です。

このように打てなくなっているのは、
決して山賊打線が不調だからではなく、
相手投手に左右されていること
によるところが大きいです。
その相手投手が天敵でなければ、
バカスカ猛攻を仕掛けられますが、
天敵だと急に借りてきた猫になる
というところであり、
西武はその差が極端であるところ、
得意、不得手が明瞭である
わかりやすいチームであること
を否めません。
昨年、オリックスに負け越したのも、
オリにその天敵が多かったこと
が要因の一つとして挙げられます。
もちろん、オリも
うちには強くて勝ち越すものの、
他で弱くて負け越すというように
相手別で白黒明瞭に結果が出ましたから
4位で終わった点はありますが。。。


それだけに
天敵は増やしたくないです。


確かにSB石川本格化してきて、
良い投手になっているだけに、
なかなか打ち込むことが
簡単でなくなっています。


しかし、問題なのは、昨年終盤から
SB石川が天敵化してきたことですね。


昨年も先発したときに所沢で
7回無失点にきっちり抑えられました。
しかも僅か3安打で10三振。
前回の4月26日ヤフオクでも、
8回を投げて失点1で抑えられました。
(被安打3、与四球1、与死球1、奪三振7)
そして今日も
7回1/3を投げて無失点に抑えられてます。
(被安打4、与四球2、奪三振2)


「良い投手だから打てない」はわかりますが、
優勝、日本一を目指すなら
何度も繰り返し
やられるわけにいかず、
何とかしなければなりません。

もし昨日の千賀、石川
短期決戦のCSで並べられたら
そこで2敗濃厚ですからね。
武田まで天敵復活したら、
それで3敗王手又はアウトです。


そして、SB石川の成績は、今日を含めて
防御率1.73で5勝1敗、QS率100%
ですが、もちろん得点も多くないけど、
ロッテは6回で3得点、
楽天は8回で3得点
西武より得点を奪っています。
少なくとも、無失点~最少失点で済まさず、
3得点くらい挙げることは実現可能です。


千賀の場合、昨日のように
伝家の宝刀・フォーク
翻弄させる最大の要因になっているわけですが、
今日の石川は、そのフォークから
(パワー)カーブに代わって
獅子打線を翻弄させていきます。
(※ここではカーブと表記します。)


それでも、石川の場合、
球数が嵩んでくると
疲れが出てくるので
そこにチャンスが生まれてきます。
後半にさしかかる6~7回はチャンスです。
5月3日のロッテ戦でも
併殺で1点のみだったけど、
6回に三連打が出ております。


しかし、今日の西武は
7回裏一死満塁の大チャンスが訪れますが、
結局、併殺打で最後の勝機を失いましたね。
ここの無得点は大きく痛手であり、
ここで流れを喪失しました。


ところで、SB石川の場合、
カーブとストレートで翻弄してきます。
そこで、こちらの主要各打者について、
各打席の球種を整理してみました。
参考として、
4月26日ヤフオクの試合も併記しました。

これらを見ると、
打者に応じて、ストレート一辺倒、
カーブ一辺倒の攻めが見られます。
(どっちが先かはありますが、、、)


例えば、源田の場合、2試合とも
1打席目はストレート中心、
2打席目はカーブ中心、

3打席目はストレートとスライダー混在
という傾向でした。


山川の場合、
4/26の1打席目が初球打ちで参考外ですが、
2打席目はストレートを混在し、
3打席目は変化球中心、という傾向でした。


栗山の場合、
1打席目はストレート中心、
2~3打席目は3種混在、という傾向でした。


当然、相手バッテリー
その場の状況に応じて、
ころころ入れ替えていくことから、
また甲斐の場合、相手の弱点より
自分らの投手を最大限に活かすリード
を優先する考え方なので、
そのまま当てはまるわけではありませんが、
人は勝負を仕掛けるとき、
過去の記憶(イメージ)を
頭のどこかで浮かべますから、
その傾向も重要になる可能性はあります。


いずれにしても、策を講じながら
天敵化(やられ続けること)を改善して
もらいたいですね。
とにかく、高みを目指すなら
やられっぱなしではダメです。


----------------
ところで、
今週は明日の木曜日が休みで
金曜から所沢でロッテとの3連戦です。


明日・木曜日の休みで
切り替えていきましょう。
まあ秋山さんは悶々としているでしょうが。。。


で、現在、雄星&ウルフが不在であり、
高木勇が再登録できません。
雄星については、
診察の結果『機能低下』と判断されたそうです。
機能低下???
投げられるけど全力できないということ???
本部長曰く、
「強度を上げながら2〜3週間を目処に
 一軍で投げる計画。
本人のパフォーマンス
 のためにも一度クッションを置く」
とのことでした。
まあその期間で帰ってこれるか???


そこで、金曜日は
泰雄が出てくるらしいですね。
復帰はうれしい話です。
2軍でも投げ込んではいましたからね。
ただし、
2軍戦で打ち込まれてもいます。
吉と出るか?凶と出るか?


とにかく、故障無く
大いに頑張って欲しいです。