下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【速報】元広島の右腕、ヒース獲得!中継ぎ&先発の双方を見据えているのか?補強に動いてくれたことは良かったです。これが朗報になることを願いますけど、ヒース自身の実力とその使い方次第ですね。

ようやく新外国人3人目を
獲得したようですね。

最近はワグナーも上向きで
ファビオもモノになっており、
今年は海外スカウトの目も
少しはまともになってきたか?
という雰囲気でしたが、
補強はいくらあってもいいですからね。


ただし、それがすぐ補強となるか?
ただの招聘で終わるか?はありますが。


で、今回はBC富山でやっていた
元広島の右腕ヒース(32)を獲得した
ようです。


ヒースというと、
せ・リーグをあまり見ていないので
正直、詳しくはありませんが、
イメージは、
速球派ノーコンタイプの中継ぎ

という印象でした。


気になるのは、
広島を解雇されてから、
韓国へ渡ろうとしたけど、
韓国のテストで不合格になり、
メキシカンリーグから
BC富山へ流れたこと。
何故、韓国で不合格だったのか?


まあ広島で実績を残し、
富山でやっているくらいなので
日本での生活への慣れは大丈夫でしょうし、
広島時代の実力が健在なら、
NPBでも通用することは期待
できます。


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西武、10年ぶりの優勝にらみ緊急補強 
元広島の右腕、ヒース獲得 今季はBC富山でプレー

5/10(木) 12:56配信(西日本スポーツ)
 西武は10日、BCリーグ富山のデュアンテ・ヒース投手(32)を獲得したと発表した。同日に富山と譲渡について合意した。西武は強力打線を武器に10年ぶりの優勝へ開幕から首位を快走しているが、今後を見据えて課題の投手陣を補強した格好だ。
  身長193センチ、体重108キロで右投げ右打ちのヒースは、2014年から2年間プロ野球の広島でプレー。14年は7試合に先発して3勝0敗、防御率2・38、15年は中継ぎで43試合に登板して3勝6敗4セーブ、防御率2・36の成績だった。
  入団会見の日時や背番号などは近く発表する。


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ヒースのデータについて見てみましょう。
古いですが、
詳細にある広島時代の2014~2015年から。
(©データで楽しむプロ野球さんのHPより)



2014年は先発投手として7試合登板
3勝0敗で防御率が2.38、WHIPが1.18
投球イニング及び球数は
1試合平均で6回、94球です。
基本的に100球以内で5~6回を投げればいい方です。
被打率は0.196と低く、QS率は57.14%とまずまず。
BB/9は約4.3で多めという感じです。
三振率は7.56


2015年は中継ぎに転向し、
43試合49回2/3に登板し、3勝6敗4S10Hでした。
被打率は0.238、WHIPは1.25と1年目より増えます。
で、BB/9は3.44と1年目より減じますが、
まだやや多めという感じです。
三振率は10.69と1年目より大きくなっています。
昨年の松井裕が9.82、増田が9.52ですから
数字はヒケをとっていません。
(サファテは14.28、増井は13.39)


左右打者別被打率
2014年が右0.165。左0.232
2015年が右0.202、左0.284と
右打者の方が左打者より得意です。


当時の主な球種は、
ストレート:14年が約62%、15年が約61%
スライダー:14年が約19%、15年が約22%
チェンジU:14年が約 5%、15年が約 1%
カ ー ブ:14年が約13%、15年が約 8%

このほか、フォークやシュートをわずかに。


中継ぎになった2015年の方は、
先発だった2014年と比べ、
スライダーの割合が増えております。
ストレート中心で
高低ではなく、
左右で散らすことを混ぜるタイプ
ですかね。
以前の増田がカーブをちょっと使う
みたいな。。。
正直、落ちる球は欲しいですが。。。


また中継ぎの2015年は、
リード時の被打率が0.294に対し、
ビハインド時の方が0.133と低いです。
リードを守らせるより
ビハインド時で使った方がいい

という傾向を示していました。


なお、先発時の2014年は
同点からスタートすることもありますが、
リード時が0.313、同点時が0.125と
リード時の方が打たれています。


急速は2014年、2015年とも
最高急速で150km/hでした。


ここまでの印象は、
制球力は微妙であるが、
中継ぎなら三振を奪える速球派です。
ただし、勝ちパターンではなく、
ビハインド時の方が向いており、
右打者の方が優位。

左右で散らすことを混ぜる
ストレート中心型で、
落ちる球はあまり無さそう。
また先発も5回くらいなら行けそう

と、多少、使い勝手がいい感じです。


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では、最近はどうなの?です。
ここがカギなんですが。。。


今年はBC富山では、中継ぎをやっており、
7試合に登板し1勝4セーブ・防御率0.00らしいです。
登板イニングは9回で被安打3、与四球2です。
奪三振も14となっております。


ただし気になるのは、
球数が143球で1イニング平均で約16球。
無駄球がやや多いか?
相手を振り切るのに球数を要しています。


あとボークが1つ。
正直、何故?というところはあります。
ちなみに広島時代は、
2014年に2個、2015年に1個あり
ます。
足で揺さぶられたときどうか?です。


今回の獲得が良い方向に行くことを願います。
頼むぞ、デュアンテ・ヒース!


もちろん、ワグナー、ファビオも引き続きお願いね。