下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ロッテ7回戦(MLD)】山賊、海賊に打ち砕かれる。従来からの課題だった投手層の薄さの弱点を露呈して投壊。来るべきものがついに来たというところです。先日のLチャンネルで2軍監督がしれぇっと『(投手陣)1軍も手薄、2軍も手薄。人数は多いですが。』『(最後に)2、3年後、期待してください(笑)』と言っているくらいですから。/でも明日は連戦で現地応援して『絶対勝つぞ、ライオンズ。』

今日はロッテ7回戦(MLD)でして、
雄星が左肩機能低下で抹消されているので、
その代役で先発を担うのが佐野泰雄。
個人的に贔屓にしている投手です。
昨年、炎獅子グッズでは
泰雄で申し込んだのですが、
これが家に届く頃は、故障で戦線離脱。
結局、このグッズは
泰雄が次に1軍で登板するときに使う!

と心に決め、しまっておきました。

そして、
今日は泰雄が先発するということになり、
年越しとなるこの旗&タオルの出番!と思い、
まあ仕事もこれから徹夜すればOKで
ちょうど都合もついたので
泰雄の先発が決まってから
すぐにチケットを手配し、
急遽、メットライフドームへ駆けつけました。


今日もここから応援でした。


今日のスタメンは次の通りでした。

ブルペンの泰雄です。


ただ、泰雄負傷が明けて
復帰したのは良かったですが、
2軍戦では、比較的、打たれているわけで、
前回5/5の2軍楽天戦では、
5回76球を投げて2点を失っています。
実力面では不安なところでした。
2軍戦の成績で数字上では、
本田や誠の方が良好ですが、
強い球が投げられるのは
泰雄の方が上ということで
泰雄が選ばれたらしいです。
で、今回は中5日での登板になりました。


ところが、今日の結果については、

獅子の山賊が、
カモメの海賊に
打ち砕かれ大敗しました。


最大の敗因は、ごらんの通り、
2回表の8失点となる投壊。
先発した泰雄が崩れ、
2番手のドラ3伊藤も止められず、
ずるずると8点を失いました。


スコアボードでも目立つ
2回表のという数字が痛すぎました。


今日の泰雄については、
内外の低めを突くいい球も見せたのですが、
もともと課題になっている
制球力が今日もネックになり、
制球が狂いカウントを悪くする、
変化球も決まりにくく
また要所要所で
球が高くなって甘くなる
ことが響きました。
荻野あたりには、低めを投げても
いとも簡単に上手く打たれました。


初回の立ち上がりは、
相手の走塁ミスで助けられつつも、
角中に内外低め一杯に2球続けて
見三振を奪ったりしました。
まあ角中が四球決定と信じ歩こうとした
5球目のコースはボールゾーンにも見え、
審判の判定に助けられた感がありましたが。。。


でも2回表
井上には2球で追い込みながらも、
3球目にど真ん中を投げてしまい、
痛打されて先頭出塁を許します。
追い込んでからの3球目は
外さず安易に行きすぎた失投でした。
次の清田には内角低めの良い球で空三振を奪いますが、
鈴木大地に高くなったところを弾き返され、
ドミンゲスには、ど真ん中に失投して
逆転3ランを被弾しました。
ここで止められればまだ良かったのですが、
これで動揺してしまったのか、
次の田村には、ストライクが
全く入らずの与四球
これの与四球は、
向こうに傾きかけていた流れを
獅子の方が完全に喪失しましたね。
もうここからは
『鴎の海賊とまらん』のゾーン
入ってしまいましたね。


残念ですが、
泰雄まだ実力的に足りないこと
露呈してしまいました。
良い投手というのは、
3ランまでは被弾しても
それ以降、立ち直れるものです。
まあ2軍戦で打たれていたのだから、
この結果も自然の流れというところでしょうか。
出直しですね。
残念ですが、
泰雄グッズも第二の観戦時行きです。。。


2番手のドラ3伊藤
2回表、海賊の勢いを
止めることができませんでした。
しかし、3~5回においては、
1つ四球をイニング先頭で与えましたが、
無安打・無失点に抑えました。
この伊藤の3~5回の結果
今日の貴重な収穫となり、
伊藤にとっても
経験値を加算しましたね。
ただし、打球は
飛ばされていましたね。
レフトフライも多く
目の前の栗山が大忙しでした。
伊藤の場合、
前々から評価が良かった大胆さ
もちろん投球に必須事項ですが、
球が軽かったりするので、
直球一辺倒変化球一辺倒では
バッティング練習のように
簡単に打ち込まれます。
変化球ストライクゾーンから
ボールゾーンに行く球になればいいのですが、
前々のように明らかなボール球になると、
もうストレート勝負しかなくなってしまい
相手もそのストレートを狙い打ちします。
とにかく、
直球と変化球を巧みに混ぜて
相手を迷わせないと
打ち損じを待つしかない苦しい状況になります。


3番手には小石が登板しましたが、
今日の小石はピリっときていませんでしたね。
小石もムラがありますからね。


4番手には松本が登板しました。
7回表無失点に抑えるものの、
与死球、中安打で
二死一三塁のピンチを作りました。
8回表先頭の中村に
高めを打たれて右二塁打で出塁を許し、
後続はゴロアウトを重ねますが、
その間に
1点を失いました。
スコアリングポジションを
先頭に奪われたことが全てでした。
まだ接戦で出せるレベルはありませんが、
敗戦処理としてなら使えそうです。


結局、最後はこの負け戦で
投手が不足してしまい
野田まで出さざるを得なくなりました。
今日は、従来からの課題だった
投手層の薄さの弱点
ついに露呈して投壊しましたね。


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まあ投手陣の駒不足問題
前々から出ていたわけで、
今までは
ファビオ、榎田、多和田などの
想像以上な働きにより
上手く行きすぎていた感がありましたが、
エース雄星の離脱により、
来るべきものがついに来た
というところでしょう。


一応、ヒースを補強したという話はありましたが、
まだこれもどう転ぶか未知な話です。
今の西武にとって、
本気で頂上を目指すのであれば
正直、補強はこれで終了とせず、
まだまだ必要な対策であることに変わりません。
7月の締め切り日まで探るべき対策です。
その一方、下からの台頭も必須です。
優勝するチームはやはり下から台頭して
ニューヒーロー
が出てくることが多い
です。


とにかく、
この投手陣の駒不足問題は、
補強を講じるフロント側
若手を育成するとともに、
今の戦力を最大限に活かす現場サイド
一体となって解決しなければならぬ問題です。


先日のTV埼玉放送の
ライオンズ・チャンネルで
潮崎2軍監督へのインタビュー
投手陣について、
『1軍も手薄、2軍も手薄。
 人数は多いですが。。。

 西武ライオンズとしての
 課題でしょうね。』
しれぇーと言っていましたね。
魅力ある選手はいるんですけど、
 結果に結びつかない、課題がクリアできない
 ところがありまして、今一つ、思った選手が
 活躍できていない』とも
しれぇーと言っていましたね。
それって、
指導力・指導方法に問題あり、
と言っているようなものですが。。。
最後は
『1軍で使える選手を1人でも多く
 作っていきたいと思いますので
 (中略)前を向いて一生懸命やってますので
 2、3年後、期待してください(笑顔)』
2、3年後でなくて今でしょ!
なんですけどね。少なくとも
3年以上経過している選手は
もう開花してもいいわけですから。。。
本来、底上げすべき2軍ですが、
投手陣に関して、
今の2軍ではその結果が出せていない
という問題が露呈されているのが現実のようです。
この二軍監督の言葉はまさに
獅子の今の病を身に染みる言葉です。
こんな状態ですから、
下から台頭することは、

なかなか難しそうであり、
『いねぇんだよ』問題
まだまだ続きそうです。


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一方、山賊打線の方は、
初回秋山のヒット浅村の2ラン弾
涌井の出鼻をくじき良いスタートを切りました。


一昨日、十亀と衝突した浅村と、
体調不良だった秋山(雨の中の大宮で風邪ひいた?)
昨日の練習を休んでおりましたが、
今日の活躍ぶりなら一応大丈夫でしょうかね?
今日の浅村は2発打っていましたからね。
もちろん2人とも体調がよろしくなくとも
無理をして出ていて、それでも結果を出している
という懸念はありますが。。。


結局、今日のところは
浅村の2ラン、ソロの2発でしか得点を得られず、
与四球のお散歩もわずかに1つのみでした。
相手の涌井は、
決して攻め落とせない相手ではなく、
今日も決して良すぎたということはなかったですが、
ベテランらしく要所要所を抑えられましたね。
大量リードを許していましたから、
こちらも気力が低下している面もあったでしょう。
まあ今日は完敗でした。


とりあえず、浅村の2発により、
一昨日の衝突の影響がだいぶ緩和されていそう
というのは収穫でした。


↓↓↓1発目のソロ弾

↓↓↓2発目のソロ弾


あとは、
今日、源田の箸とまらん弁当を食べました。
試合前に食べたので、早目の夕食となり、
昼食から時間があまり経過していなかったので
食べれるかな?の心配がありましたが、
これが結構、さっぱりしていて
おいしかったですね。今日の収穫の一つです。


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さて、明日の先発投手は、

次期エースの座に就くべき男・多和田真三郎には、
是非とも連敗を止めてもらいたいですね。


明日も連戦で現地応援の予定です。
明日こそ、