下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ヤクルト1回戦(大宮)】ファビオ、凶暴につき、退場!陽気な男が顔面蒼白(顔色はわからないが)相当落ち込みフリーズする様相。やってしまったのはしょうがない。切り替えて明日から明るく振る舞おう!俊麟や藤浪みたいにならぬことを願う。でも獅子は石川姓に合いませんな(鴎/鷹/燕&N上の女房)。まあ燕打線は強力とは言いにくいが、中継ぎがどんな形にせよ必死で結果を出したのは良かった。で、おかわりさんは秋山に気合いを入れられているが、相変わらず「すべり芸」繰り返す。

今日からホーム
交流戦首位のヤクルトとの戦いであり、
ある意味、交流戦優勝争いの直接対決です。


まあ最も実現すべき目標は、
パ球団の中でトップになって
交流戦を終えること
です。
交流戦優勝はその延長戦の話です。
今日はパ球団の下位チームが勝ちましたが、
は巨人に武田が撃沈して完敗、
は斎藤佑樹を出して阪神に完敗
パ球団の上位が負けたのは御の字でした。


そんな中で勝つことができれば、
パ上位勢の中で一人勝ちになるので、
ある意味、絶好なチャンスでしたが、、、
結局、今日の獅子は
そのチャンスを逃しましたが、
まあ、パ上位が全滅して現状維持、
みんなで負ければ怖くない交流戦でした。


さて、今日のスタメン&控え投手は、

ちなみに、スポナビにおける
今日の見どころ次のようなものでした。


おかわり君に注目だとか。。。
石川に対して通算19打数7安打2本塁打
といってもね、、、
石川の最後の西武戦登板は2015年です。
おかわり君の不振は今に始まったわけではなく、
2016年以降、継続中にあり、
今年で3年目の不振です。
しかも、年齢的衰えから、
半減速以上の勢いで
下降線を『とまらん』ですから、
2015年以前と比較するのは、酷です。


秋山に気合いを入れられていた様相でしたが、
今日も残念ながら、相変わらずでした。
DH制で野手陣が9人になり、
ヤクルトもその9人が見込みあるでしょうが、
こちらは、DH無しの投手の打席のように
おかわり君が自動アウトになりやす
いので、
打撃陣はヤクルト9人vs西武8名
不利な状況下で戦うことになりそうです。


今日の試合の結果は次のとおり
3連敗の『まけほ~』で、
大宮では東京音頭が鳴り響く。。。

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さて、獅子の投手陣について。


まず先発のファビオについては、

と行きたかったですが、
そんな余裕の無い強制降板となり、
Lossティーヨに。。。


まず立ち上がり初回表に関しては、
先頭の山田三ゴロで処理するものの、
次の青木制球が相変わらず乱れて与四球。
しかし、後続を打ち獲って無失点に。
バレンティンには
外角低めスライダーで空を切らせました。
ただし、このイニングは18球消化。


2回表12球で打たせて三者凡退に。


しかし、3回表に崩れます。
先頭の中村内角低め中心で奪三振に。
しかし、次の藤井足下をかする与死球。
山田にはストライク入らずの与四球
一応、青木にはチェンジアップで
タイミング外して空三振で凌ぎ
二死に持ち込みますが、
次の川端にもぶつけて与死球となり、
自滅型満塁を献上してしまいます。


で、次のバレンティンには
外角狙い打ちでセンターへ弾き返されて
2点タイムリーと痛打されます。
2度も死球を与えており、
バレンティンは怖いから、
内角は無いと読まれており、
ファーストストライクから外を狙われました。
しかも、バレンティンは外野フライなど
打ち損じをしたくなく、着実に仕留めたいから、
ミート重視で基本に忠実に弾き返しに来ました。
計画的犯行の狙い打ちでした。
さすがに球数も嵩み、ここまで56球。


4回表
ファビオの暴れ球は凶暴化して収まりません。
先頭の坂口には、制球乱れる与四球。
西浦にはバントで送られて一死二塁。
で、次の中村初球が抜けて、
頭にぶつけてしまい、3度目の与死球。
当然、危険球退場!となります。
結局、3回1/3の早期降板となり、
与四球3、与死球3で失点3でした。


もともと立ち投げフォームですから、
身体が開きやすくリリースが早いので、
抜け球も目立ち、制球も乱れる欠点
を持っています。


まあ与四死球率は相変わらず高いのですが、
最近は安定気味の傾向があったんですが、
今日は久々に大爆発してしまいました。

当てられた中村
大事なければいいですね。
でも、ファビオは
相当落ち込んでしゃがみ込み、
フリーズしてしまいましたね。
おかわり君が声をかけておりましたが。。。

まあ、大丈夫だとは思いますが、
次の試合に影響したり、
郭俊麟や藤浪みたいにならぬことを願います。
やってしまったのはしょうがないです。
反省はするでしょうが、
切り替えて明日から明るく振るまって欲しいです。


で、ファビオの早期降板により
現在、問題が顕在化している
中継ぎ陣への影響が懸念されました。


2番手の小石は、
ファビオの作ったピンチ
山田に左二塁打で1点を失いましたが、
藤井の走塁死最少失点で凌ぎました。
まあ、スクランブル登板で
まともに準備ができていなかったでしょうから、
結果オーライでも上々です。


また次の5回表は
バレンティンに四球を与えますが、
それ以外は外角攻めで凌いで無失点に。
ところで5月末のハム戦~交流戦で
壊滅状態になった中継ぎの中
小石だけ
5試合6回1/3を無失点で凌ぎ好調です。
まあ被安打1ですが、与四球が6ですけど。


小石は好調であるとともに、
5回程度のスタミナならありますから、
また松本、南川、田村、ヒースらが
もしアウトを稼げず「とまらん」炎上になったら

増田、ワグナーとかまで
出さざるを得なくなるリスクが
無いわけではないから、
小石をそのまま続投させて
良かったのでは?
という気もしましたが、
大石、ヒース、南川、田村と
1軍へ昇格したばかりですから、
今後のために、
火だるまのリスクは覚悟の上、
この接戦の展開
彼らを試すために継投する
ということも悪くはありません。


3番手の松本(6回表)は、
先頭の坂口にレフト線へ鋭く
いきなり左二塁打を放たれます。
落ちずに甘くベルト高に入ったフォークを
簡単に打ち込まれました。
松本の場合、
フォーク等の変化球のキレ、
ストレートのノビが半端で
制球も半端にまとまっているので、
1軍選手には簡単に見極められて
打ち込まれやすいです。
そこが実力の差なんですけど。
で、西浦にバントを成功され
一死三塁のピンチに陥ります。
しかし、中村の代わりに入った井野(誰?)
実力があまり高くない打者だったので、
松本のフォークを引っかけてくれて三ゴロ
しかも、三塁走者が飛び出しており、
三本間で挟んで走者を走塁死で仕留めます。
これで二死一塁とピンチが緩和され、
次の藤井をストレート中心で攻めて
低めストレートで一直に片付けました。


4番手にヒース(7回表)が登板します。
先頭の山田に対しては、
外角高めでストレート攻めをして追い込み、
最後は真ん中のやや高めのスライダー
ホームランボールになりそうな甘い球でしたが、
もともとヒースの速いストレートを
意識させていたので、
その緩急でタイミングが狂って
バットの先で打ち損じる左飛に仕留めます。
次の青木
ヒースの速球が頭にあるのか、
スライダーにタイミングが合わず
二ゴロで処理します。
甘いど真ん中と危険でしたが、
自分へのイメージを逆手に活かしました。
ただし、次の川端簡単に歩かせてしまいます。
制球難は、雑さは、やはり課題です。
で、次のバレンティンにも
1~2球が力んでストライク入りません。
しかも2球目はインハイの抜け球
バレンティンもそれに対して
めちゃ激怒してヒースを睨みつけて威嚇します。
しかし、ヒースは半笑いで動じていません。
熱くなっているバレンティンに対し、
ヒースのバッティリーは、
冷静に2球連続でスライダーを投げて
2度とも空を切らせます。
最初のスライダー
ど真ん中の甘い球ですが、
バレンティンは
インハイの速いストレートを意識しているとともに、
熱くなって冷静さを失っていたこともあり、
タイミングが全く合っていなかったので
おちょくっているかの如く空振りを奪います。
で、最後はこのスライダーも見せたことで
外角ストレートを打ち損じ遊ゴロに。


5番手の大石(8回表)は、
全球ストレートで勝負し、
難なく三者凡退でクリアします。
ストレートは走っており、
ノビが戻っているので、
空振りも奪えました。
あとがフォークのキレ具合
確認したかったですが、
2軍戦でも見せていたように
問題無く安心して見てられました。


最後の南川(9回表)は、
最大の課題がコントロールにありますが、
先頭の井野をストレートとスライダーで
見三振を奪います。
次の藤井はど真ん中のスライダーでしたが、
ストレートを待っていたのか?
打ち急いでくれて二ゴロで処理します。
まあ井野、藤井は大した打者じゃないので
気楽に投げることができましたが、
格上の山田の打席になると、
山田の脅威を感じたのか、
課題であった制球の悪さを露呈します。
初球から3球連続でボール球で外し
B3S0とカウントを悪くします。

4球目はストライクを取りに行き
見逃してもらいます。
しかし、5球目は
ストレートが外角高めに入り、
山田は四球になった!と
思って歩こうとしますが、
審判の判定は「ストライク!」に。
山田は笑いながらスキップします。
山田の選球どおりボールに
判定されもおかしくはなかったですが、
今日の審判は、あのコースは
ストライクに取ってくれますからね。
で、フルカウントからの6球目、
外角一杯のストレートを決めて
山田から見三振を奪いました。
最後の球はちょっとシュート回転しますが、
ノビもあって見事に一杯に決めており、
明らかなストライク球でした。
山田もがっくりしてました。


まあ燕打線は強力とは言いにくいが、
今の中継ぎ陣は炎上が続いて
問題が著しく深刻化しておりましたから、
中継ぎ陣どんな形にせよ
必死で結果を出したのは良かったですね。
絶不調のときこそ、こういう結果は
精神安定剤になりますからね。


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一方、山賊打線については、
残念ながら、今日は閑古鳥でしたね。



相手先発の石川については、
最後の対戦が2015年
そのときは打ち込んでいます。
2012年の2戦も攻めております。


ただし、ストレート、スライダー、
カットボール、シンカー、シュート、
カーブ、フォークと
多様な球種を有しており、
それがハマると2013年のように抑えられます。


もともと獅子打線は
このような多様な変化球投手
緩急も活用してくるタイプは、
相手投手が万全な状態なら、
球を絞りきれず苦手傾向
露呈してしまうことが多いです。
さらに打ち気になって
どツボにハマることも多々あります。
天敵の一人であるロッテの石川もそうですが、
特にシンカー使いには昔から弱いですよね。


今日は石川自身も状態が良かったようで、
制球に優れており、
自分の意図するところへ思うように投げ込まれ、
しかも、変化球についても
獅子が苦手なシンカーを多く用いられ、
その効果として、
シンカーで直接やられるほか、
シンカーの幻影も増しているので、
その幻影の影に
ストレートやシュート、
チェンジアップ、カットボールなど
やられてしまいました。
森に対してはスライダーで
仕留め続けられましたね。


今日の石川については、相手が上でしたね。
ヤクルトの石川は『天敵』とまではないですが、
今日は天敵相手にやられるときと
似たパターンで抑えられましたね。
内海(巨)に続いて、石川(ヤ)にも
獅子打線の弱点を突かれた完敗でしたね。


まあ、石川攻略作戦については、
またいつもの如く、選手任せで
コーチ陣は『好球必打』の指示なのかな?
という気がします。


『好球必打』なんて指示でも何でもなく
我々の応援『バットでGo!Go!』
と変わりません
が。。。


気になるのは、
中日戦で対戦する可能性のある松坂にも
やられたりしないよね?

というところです。
今の松坂は巧術の変化球投手
生まれ変わっています。
しかも、荒れ球が武器です。
『バットでGo!Go!』
で行ってしまったら
荒れ球も絞りきれず、
拙攻の山を築くおそれ大です。


また8回裏に登板した3番手の中尾は、
140km/h前半のストレートですが、
ノビがあって厄介でしたね。
金子は上手く弾き返しましたが、
秋山は中飛に終わり、
源田は全く合ってなく空振りを続け、
最後は低めのボール球を打って中飛に。
スライダーを狙いたかったですが、
秋山、源田の打席では、スライダーが
ストライクゾーンに来ません
でしたね。
今日の中尾は打ち込める状態に無かったです。


最後の石山は、
あの落差のあるフォークにやられましたね。
浅村はそのフォークに直接やられ、
山川、外崎はそのフォークの幻影にやられました。


今日のヤクルト投手陣は、
石川~近藤~中尾~石山とつなぎましたが、
獅子打線が一番打ち込めるとしたら、
苦手意識がない近藤だったでしょう。
近藤には昨年2試合でやられていますが、
一昨年までのオリックス時代に打ち込んでおり、
フォークを有していますが、
ストレートとスライダーが多いタイプなので、
獅子打線にとっては、
正直、苦手になりそうにないタイプですから、
翻弄され続けた石川から近藤に代わったときが
ある意味で、大きな勝機でしたから、
その隙を突いて逆転まで持ち込みたかったです。


近藤が登板した7回表は、
石川が山川を塁に残しており、
代わり鼻の外崎には
ストライク入らずの与四球。
無死一二塁で最大のチャンスを迎えました。
ただ、次のメヒアは、
外角スライダーの初球を空振りし、
同じ球の2球目バットの先で打ち、
打球が伸びずに中飛に終わります。

それでも一死一二塁を迎えます。
でも、森がそのままアウトに倒れたら、
次がおかわり君なので自動アウトで終了ですから、
森には何が何でも出塁して
得点を奪っておきたかったです。
しかし、初球の低めフォークを引っかけて
二ゴロ併殺打最悪な事態に。。。
この7回裏
もの凄く勿体ない拙攻で
今日の最大のチャンスを
フイにしました。


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さて、明日の2回戦は、
今井が1軍戦の先発として、
初登板になります。


今の投手陣に
今井や高木勇が使えると評価でき
1軍ベンチに加入することができれば、
今の苦しい状況下から
投手勢の駒布陣の選択肢も広がります。


明日の今井には、
今後の投手陣問題低減のためにも、
活躍してくれることを

祈るばかりです。