下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ロッテ10回戦(ZOZO)】リーグ戦の再開緒戦はエース対決で勝つ。ただし鴎関連の皆様、最後の冷や冷や『カスティー劇場』はお楽しみ頂けましたでしょうか?なんて要らない。今日は適性試験も目的だったでしょうが、その回答(適性)は赤点評価ですね。まあ最大の問題は中3日(170球/週)→中5日(39球)の酷使采配。ファビオ自身は大丈夫か?今一番怖いのは無茶振り酷使采配によるファビオの故障や突如帰国というリスクです。

今日からリーグ戦が再開です。
現在、上位5球団が5ゲーム差内
位置している混戦模様ですから、
あっという間にBクラス陥落も
十分あり得る危機があります。


さて、再開初戦は千葉でロッテ戦です。
今日のスタメンは次の通りであり、
先発投手は
涌井vs雄星の対決になります。

また控え投手は次のとおりです。


中継ぎ転向を打ち出したファビオを含めて
控えは8人体制です。
その中で注目はファビオの他に、
平井の1軍復帰です。
疲れが癒えていれば、
以前の活躍が期待できます。
とりあえず中継ぎ問題改善への
1歩前進が期待
できます。


ところで、今日からファビオ
ブルペン待機になりますが、
先週は中3日で無理強いしており、
170球/週を放っており
もし今日、登板したら
前回6/16の登板日から
中5日しか経っておりません。
できることなら、
今日ブルペンを慣れさせるにとどめ
登板させず、もう少し間隔を開けて
前回の疲れを癒やしたいところ
です。


で、今日の結果は次の通りであり、
雄星がエースとして鴎の海賊らを封じ、
山賊らが涌井を潰すことに成功し、
リーグ戦再開緒戦を制しました。


今日の試合の経過について、
メモを以下に示します。

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まずこちらの先発・雄星については、
立ち上がりの初回裏は、
マウンドが合わせにくかったのか?
投げにくそうな感じで
リズムに乗らず躍動感も乏しく、
制球に苦しんでいましたね。

先頭の荻野、次の藤岡には
ボール先行で追い込む前に
B3にしてカウントを悪くしてます。
しかし、鴎打線が詰まらせて
打ち上げて凡フライの山を築き、
相手の打ち損じに助けられました。


2回以降は徐々にリズムに乗ってきて
投球にも躍動感を取り戻します。
ただし、ストレートは走ってきますが、
変化球は緩急を活かして
ストレートの威力を発揮させる効果
を見出していますが、2回では、
制球がばらついて見送られることも。
鈴木には、
スライダーは明瞭なボール球となり、
見せ球にもならず、
3球目のストレートを狙い打たれました。


でも3回になると、リズムに乗ってきて
得意の右打者に対する内角低めスライダー
低めのカーブで仕留めるようになります。


ただし、全般的には荒れ気味で
逆球もあったことから、
球数はあまり節約できずに展開します。
1イニング毎で見ると、
17球/回、18球/回、19球/回、21球/回、
 8球/回、18球/回、17球/回と
5回に節約できたけど、
全般的に多め傾向にありました。


球数が嵩んできた6回、7回は
構えたところに投げることがデキなかったり、
鋭い当たりを食らったりと微妙になってきますが、
それ故に、疲れに打ち勝つためか、
気迫でさらにギアを上げて押し切っていきます。
100近くなる6回裏においては、
最後の中村の打席で、苦しくなってきたからか、
さらにギアを上げて、いっそう大胆な投げ方になり、
初球に今日初の150km/hをマークし、
躍動感のある思い切った投球をさらに見せます。
ただし、制球は思った所に投げらぬようになっており
最後は緩急術を活かして緩いカーブで仕留めます。


既に100球を超えていた最後の7回裏においては、
ドミンゲスには、最後の渾身の球を放り、
今日の最速151km/hをマークしましたが、
その前の角中や清田には、ファウルですが、
鋭い当たりを食らっておりました。


三塁まで走者を置く場面がありながらも、
一応、7回を無四球・無死点で凌いだあたりは、
エースとしての底力を示しました。

ただし、これで無敗神話を継続しますが、
昨年ほどの勢いを取り戻しているか?というと、
正直、昨年ほどの球威、球速、制球力までは
まだ戻っていない
と思われます。


そもそも相手の鴎打戦は、
別にじっくり見ていくという作戦では無く、
追い込まれる前に勝負する方針でありながら、
球数が嵩んでしまったというのは、
やはり無駄球が多いということでしょう。
※明瞭なボール球や、
 簡単にカットされてしまう球など


また三振も6個とそれほど多くありません。
それだけストレートの球威、球速が
昨年ほど無い可能性も懸念されます。
ちなみに三振率は、
昨年が10.4に対して、今年は8.8です。


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一方、向こうの涌井に関しては、
右打者から見たら外角、
左打者からは内角の球が
コース一杯に決まるので厄介でしたが、
今日は森などの長打のみならず
上手く打ってポテンヒットも含めて
山賊打線がジワジワと涌井を攻めていきました。


ちょっと気になるのは
最近、終盤に得点できていないこと
が挙げられ、今日もそうでしたが、
相手のミスにも便乗して
6回までにちょこちょこと点を積み重ねて
中押しまで成功させること
がデキました。


【交流戦までのイニング別得点数】


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さて、先発投手や山賊打線のほかに、
雄星が7回で降りましたので、
次の注目は8~9回の継投です。
  (ヒース→ファビオ)


ヒースに関しては、
スピードボールの直球を中心に攻めて、
スライダー等の変化球の
精度&制球力は今一つですが、
緩急により凌いでいきました。

ただし、球速はいつものように無く、
荻野にクリーンな右安打を打たれたときは
ストレートも144km/h
今日の中で一番遅かったですね。


現在、6イニングで与四球1と、
とにかく、ワグナーやファビオのような
与四球の連続から自滅することは
今のところ見られていません。

まあ、制球に課題はあり、
現在はまだサンプル数も少ないので、
まだ未知な不確実性は残しております。
まだしばらくは経過観察要です。


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最後のカスティー問題
今日の中で最も気になるところです。


正直、今日は先週の疲れもあるし、
とりあえず、今日のところは、
ブルペンを慣れさせるところまで
と願っておりました。
むしろ、
平井の方を試したかったです。


もともと制球難与四球率が高いですから、
今日のような自滅型満塁~押し出し失点
十分想定される自然な現象であり、
そのことを踏まえれば、
中継ぎ(特にストッパー)適性は、
やはり低い
考えざるを得ない可能性が大きいです。
それを今日早速、露呈してしまいました。
今日は39球を投げましたが、
その概ね半分19球がボール球でしたからね。


今日の適性試験は、残念ですが
赤点をつけざるを得ません。

いきなり適性試験一発目
懸念される心配毎(与四球自滅)
を露呈したほどですから
再試も認められない気がします。


しかし、辻監督は試合後に
「カスティーヨ? あんなもんじゃない。
 あんなもんかな、と思ってたらあんなもん…。
 ちょっと不安になってくるけど
 1点差のゲームじゃないからね。
 でも、アレで行く。
 先発してたんだから
 ブルペンでの準備とかは分からないけど…

とコメントされています。


とにかく、首脳陣は明日も継続で
ファビオを後ろで使う
方向性は変更しないようです。
もちろん、今回が転換後のゲームですから、
監督がおっしゃるとおり、
待機中のブルペンでの準備や
いきなりマウンドへGo!
まだ慣れていないことは考えられます。


マウンドに上がったとき、
もう既にバテ気味の表情でしたが、
まさかブルペンでガンガンに
投げてその準備だけで
バテ気味になってしまったのでしょうか?

ただし、普段、先発の時のファビオは、
試合前にセンター付近からブルペンへ
遠投で肩を慣らしつつ準備して、
そんなにブルペンでガンガンに投げるタイプ
でも無かった気も。。。
正直、ブルペンでバテるということが
あんまり頭に浮かび上がりません。。。
しかも、昨年まで中継ぎをやっていただろうから
ブルペンでバテるまで投げるなどは考えにくいです


それよりも
抑えへの適性疑問(赤点)のほか、
前回の中3日登板時の
疲れも残っており影響してないか?
ですね。
先週は6/12のヤクルト戦
危険球で早期降板になったとはいえ、
64球を投げており、
その次の6/16中日戦では、
中3日の強行登板となり、
7回106球を投げており、
結局、先週は170球/週を投げています。
そんな、そんな尋常じゃ無い過労の中、
今日は中5日での登板
になりました。


中5日は、以前見られていたので、
絶対間隔が短い期間とは限りませんが、
最近ではなるべく避ける間隔であり、
先発投手で中6日以上は開けたいくらいです。
しかも、先週は過多の負担を強いられた
ファビオならなおさらです。

さらに、今回に限っては、
先発陣から中継ぎ陣へ
転向したばかりなので、
まだ慣れていないだろうから、
いつも以上に
疲れるリスクが大です。


とにかく、
前登板の疲れを残しながら登板させりことは、
ベストパフォーマンスを演じにくくなる。
さらに疲れが倍増する(心身共に)
◇場合によっては、
 過労による故障への懸念
に繋がりやすいですからね。


やはり、今日の最後のカスティー問題は、
抑えへの適性に疑問などはありますが、
『このままだと
 カスティー潰れるよ!』
というリスクの方が大きいです。


今日は、どうしても出場させるにしても、
ピンチを拡大する途中で代えても良かった
と思いますが、
結局、最後まで投げさせました(39球)。


で、明日も待機させるようで、
出番があれば登板するそうです。


本人は「ノープロブレム」とのこと。
外国人の「ノープロブレム」ほど
当てになりませんが。。。


とにかく、
本日のカスティー問題は
①過労させる適用方法と
②抑えの適性の疑問

の二本立てです。


現在、一番怖いのは、
ファビオの故障
無茶振り過酷采配
嫌になって仮病を使っての
突然の帰国です


ファビオ自身、
今回の中3日や中継ぎ転向を
本心から賛同しているのか???
わかりませんが、
少なくとも中3日采配は怪しいです。
あのとき(6/16)、
本人は6回までと言いつつも
7回を投げさせられましたからね。
試合後はいつもほどの笑顔も無かったですね。


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明日はボルシンガーと今井が先発です。


正直、ボルシンガー
依然好調であり不安が募りますね。
オープン戦時は大したことなさそう
に見えましたが、公式戦に入ってからは
5回無失点、6回1失点と抑えられています。
基本的に残塁祭りに
仕立てられるタイプです。
過去2試合とも
ストレートに
スライダー、カーブを織り混ぜられ
なかなか的を絞れずに
拙攻を続けました。

前回は特にカーブに
翻弄させられました
ね。


ゴロアウト率が10.8に対し、
フライアウト率は6.1なので、
基本的にはゴロアウトの魔術師です。
与四球率は約3.3なので
昨年のパ・リーグ平均よりやや高めです。


まあ2度やられていますから
そろそろ打ち崩しておきたいです。