下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【猛牛軍団を迎撃!】アルバースという男、新天敵として獅子の前に立ちはだかる懸念大の存在。今後の戦いのためにも新天敵出現は抑制したい。(中継ぎ問題で)試合に負けたとしても、アルバースには絶対勝て!徹底的にセンター方向へ弾き返せ!(流すのはOK、球数嵩むまで引っ張るな!&右打者のインハイ直球は捨てよ!)

今週はホーム開催ですが、
牛&鷲の各3戦の週6連戦です。
さらに次週には
変則7連戦も控えています。
おまけに土曜日は2週で
楽天・岸との対決濃厚
であり
サタデーファイヤー
になりそうです。
(7月は球宴後も有って3度の対決

まずは目前のオリックス戦ですね。
オリックスは交流戦でパ球団1位の勝率!
交流戦前から差を詰められており、
やはり投手力が脅威です。


ただ、オリックスも
誤審一発の被弾で試合を落とし
次の試合は、皮肉にも
今度は文句なしの一発で轟沈!
泣きっ面に蜂状態ではあります。


こちらの先発は明日が十亀
あとは多和田ウルフ(?)
あたりでしょうが、
獅子の先発陣におけるオリ戦成績は、

十亀多和田
昨年、オリにやられていましたが、
今年は改善している模様です。
ウルフの方は、
昨年は打ち込まれており、
今年は微妙、というところでしょうか。


一方、オリックスの先発
明日がアルバースであり、
他がわかりませんが、
金子、ディクソンor西???
いきなり松葉とか出てこない???
(山岡、田嶋は週後半なので会わない)


いずれにしても
金子、ディクソン、西などは
もう何度も対決しており、
自分たちで打ち崩すしかありません。


問題はやはり
アルバースという男です。
球速はあまりありませんが、
変則フォームの左腕であるとともに、
ストレートに加えて、
シュート(2シーム)、スライダー、
チェンジUpと多彩の変化球を有し
制球力が良いので、
緩急をつけながら翻弄してきます。
で、厄介なのが
バックスピンが効いているので
強引に打ちに行くと、
凡打の山を築く蟻地獄にハマります。


そして、実際、5月1日のオリ戦で
ハマりましたのも記憶に新しいですね。
おまけに、この日は
中継ぎの山本にも驚かされた一日でした。


このままでは、
アルバースという男、
ディクソンから引き継ぐ
新たな天敵として
獅子の前に立ちはだかる

懸念が大きい存在です。


オリはただでさえ、
投打の両面で天敵が多いですから、
優勝を、頂点を狙うなら、
それはできる限り解消しておきたい
です。


明日の試合については、
中継ぎ陣の心配がありますから、
勝てるか?負けるか?はわからず
むしろ相手の中継ぎ陣は苦手なので、
負ける確率の方が高いかもしれませんが、
とにかく、今後を見据え、
新天敵出現の抑制のために
アルバースだけは
打ち崩しておきたい
叩き潰しておきたい

です。
試合に負けたとしても
アルバースには絶対勝て!
です。


このような背景から、ここでは
アルバースについて考察します。


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現在のアルバースについては、
11試合8勝1敗(QS7、HQS2)
防御率2.49、WHIP1.015であり、
先日の西武戦勝ち以降、4連勝を飾り、
交流戦緒戦の中日戦では5回持たずKOでしたが、
その後は阪神、広島戦を連勝し、
勢いに乗っております。


なお、左右打者別では、
右得左苦の傾向です。
被打率が右:0.210左:0.263
です。


また、©2018 Baseball Geeks.のHPでは、
アメリカ時代の回転数等のデータを基に
新外国人投手等の分析をしており、
その中にアルバースも分析されておりました。
アルバースという投手が
どんなタイプか?

概略的に把握するのに参考になります。


下記は米国時代のアルバース
回転数、縦・横変化量の一覧表と、
縦・横変化量のグラフです。
(©2018 Baseball Geeks.のHPより)

これを見ると
回転数はそれほど高くありません。
しかし、4シーム(ストレート)、
2シーム(シュート)の
縦の変化量が
ホップ成分の量が大きいです。
まあチェンジアップもメジャー平均ですが、
ホップしていることが伺えます。


今年の球種構成は
ストレート:約37%
シュート :約29%
スライダー:約21%
チェンジU:約11%
カーブ  :約 3%です。
(※©データで楽しむプロ野球さんのHPより)


なお、西武戦(5/1)
同様の球種が投げられますが、
構成比はストレートが多かったです。


西武戦(5/1)球種構成は
ストレート:約55%
シュート :約17%
(2シーム)
スライダー:約20%
チェンジU:約 9%
カーブ  :約 3%でした。


以下が西武戦(5/1)の
アルバースvs獅子打線の結果です。

この日は、
秋山&木村がマルチ安打となりましたが、
全般的にアルバースに抑えられました。
打ち獲られた内容を見ると、
ストレート、2シーム、チェンジアップ
凡フライを打ち上げる傾向が目立ちました。


この傾向については、
前述したとおり、アルバースの
ストレート、2シーム、チェンジアップは
ホップ量が多いことから、
バックスピンが効いている中を
球の下を叩いてしまい、

そのまま打ち上げてしまうのでしょう。


また右打者においては、
内角高めのボール球
いとも簡単に手を出して、
空振りや凡打を繰り広げました。

(特に2回表)
普通なら見送るようなボール球ですが、
バックスピンが効いているから、
打者の目には
浮き上がって伸びるから、
手を出してしまい、

空振りや凡打を積み重ねるのでしょう。


しかも制球力が良いから
ストライク先行の投球となり、
投手優位のカウントで展開し、
またその制球力で際どい所を突かれて
見逃すか、凡打するか
になってしまいます。


ところで、前回5/1の西武戦では
フライアウトが目立っておりますが、
成績ではフライアウト率6.7に対し、
ゴロアウト率の方が9.5とやや高め傾向です。
(※奪三振率7.1)


基本的に、打ち気になって
思い切り引っ張りまくると
凡打の山を築くタイプ
です。
右打者へのインハイは
球威が落ちるまで、球数嵩むまで
捨てていきたいです。


ところで、
アルバースから打っているときって、
どんな状況なんでしょうか?


アルバースは、勝ち星が多いですが、
交流戦緒戦となる中日戦(5/29)
今年最短の5回KOになっております。
序盤から打たれております。
せっかくなので、その日の結果を
アルバース攻略法の参考として
見てみましょう。
その日の全安打時の1球1球記録
次に示します。

これらを見て頂くとわかるとおり、
中日打線は、センター方向へ
弾き返すことを徹底しております
若しくは、
逆方向へ流しております。
引っ張った安打は、
インハイ直球での安打は、
アルバースの球数が嵩んできた終盤で
KO寸前の平田の1本のみです。


ところで、西武が対戦した前回5/1における
全ての安打した打席も見てみますと、、、


得られた安打は、
センター方向へ弾き返すか、
若しくは
逆方向へ引っ張るかが多く、
引っ張った安打は
6回、7回の降板手前にあります。


すなわち、
これらの事例を参考にすると、
アルバースという男
打ち崩すには、
徹底的に
センター方向へ弾き返せ!
流すのはOK!
でも球数嵩むまでは
引っ張るな!
右打者のインハイ直球は捨てよ!
という仮説が成り立ちそうです。。。