下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【楽天10回戦(MLD)】エースが轟沈し、山賊が沈静化されての大完敗!もう鷲の猛威にやりたい放題やられましたが、敗戦処理班の実力を考えれば想定の範囲内。むしろ負け戦の敗走状態だから、敗戦処理班だけで済ますことが重要であり、敗戦処理班だけで投げきったことは大きい。ただし敗戦処理班のリフレッシュ化は必要かも。/明日は『今井vs岸』今井よ大志を抱け!岸を越えてゆけ!

今日から楽天3連戦です。
現在(昨日まで)の
西武の対戦球団別成績は、
ハ  ム:4勝6敗(借金2)
     ※最近5連敗中
ソフバン:5勝4敗(貯金1)
オ  リ:6勝4敗(貯金2)
ロ  ッ  テ:7勝5敗(貯金2)

楽  天:8勝1敗(貯金7)
セ5球団:10勝8敗(貯金2)
であり、貯金の大半以上が
楽天銀行への預金によるもの
です。


因みに、楽天から見れば、
西武へ借金7に対して、ロッテ借金4
ハム借金1、ソフバン借金2、オリ借金1

であり、楽天のパ借金の大半が
西武金融からの借金によるもの
です。


このほかセ5球団借金が6つあるので、
正直、楽天そのものの順位は
優勝争い圏内まで戻ることは容易でないから、
優勝争いの相手としての脅威は薄いです。
しかし、楽天から見れば、
とにかく西武金融からの借金返済
を目指すのは当然ですから、
西武の行く手を阻む・邪魔をする
横槍軍団として面倒な存在
になり、
楽天貯金も、今後そう簡単に
貯めさせてくれぬ懸念
があります。


その策の一つとして、楽天
獅子のカモになている則本の西武戦回避、
獅子が苦手そうで
鷲のエース岸の西武戦投入
ローテ再編です。
少なくとも7月一杯の3カード
その対象になりそうです。
まあそもそも、交流戦前も
対戦日程は週後半ばかりでしたから、
誰が普通に考えても
則本回避→岸投入
は当然の策
ですけどね。
しかし、その策を講じてこなかったのは、
それだけ岸が西武戦を嫌がっていたんでしょうね。
でも、楽天はもうそんなわがままを
言ってられぬ状況ですからね。
ついにラスボス投入です。


正直、はそう簡単に打ち崩せませんから
土曜日の2戦目は負けるおそれがあります。
逆に雄星先発の今日(金曜日)
西武にとっては落とせぬゲームです。
で、美馬が先発する日曜日は、
出たとこ勝負の五分と五分でしょう。
榎田が先発する分、勝率がやや増し
六分と四分かもしれませんが。。。
とにかく今後の楽天戦カードで
勝ち越すためには、
金曜日、日曜日で着実に勝ち、
2勝1敗で凌ぐこと。
すなわち、
昨年のCS対決時に似た布陣であり、
西武から見れば金曜日、日曜日の白星を、
楽天から見れば土曜日、日曜日の白星
計算してカード勝ち越しを狙うことになりそう
と思います。


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さて、今日の楽天10回戦は、
個人的に都合がついたので
急遽、思いつきで球場へ足を運び、
応援に行ってきました。

今日はいつもの外野指定席から応援です。

で、今日は
まずライオンズクラッシック2018でした。
この企画日の試合は負けが嵩んでおります。

またテレ玉スペシャルナイターであり、
ライオンズチャンネルの堀口氏
ストライク入らなければ番組で罰ゲームを賭けて
始球式を行われました。


今日のスタメンは次のとおりです。


で、結果は、エースが崩れ、
山賊が沈静化されての大惨敗
でした。


まず相手の先発・塩見については、
前回5/4で5回3失点で負かしており、
昨年も2戦を2勝させてもらっており、
どちらかというと得意の方と言えます。
また実績から「5回までがやっと」の
期待がデキそう
です。


なお、球種構成は、
ストレート、スライダー、カーブ、フォーク
を駆使してきます。


また今年は、西武、ハムに連敗したけど、
前回ソフバン戦でようやく初白星を得ました。
とはいっても5回を3失点(2自責点)、
被安打6、被本塁打2であり、
もの凄く良かったという感じまでは無さそうです。


ところがどっこい、
今日の塩見獅子山賊打線を相手に
5回までノーヒット状態
出塁はメヒアの足の先にかすった与死球のみ。
6回裏秋山が中安打により
そのノーヒット状態を崩しますが、
その6回裏も後が続かず無失点に。
7回裏には100球近くになって
事故のような外崎のソロ弾を浴びますが、
結局、7回を1失点、被安打2(本塁打1)、
与四球0、与死球1
HQS達成しながら抑えられました。


ところで、今日の塩見って、
『半端ないって』と言うほど良かった
とは言いにくい部分はありました。
正直、パーフェクトに抑えるほど
良かったか?
という懐疑的な印象です。


初回裏
秋山の二ゴロは、ど真ん中の直球を拙攻。
浅村外角高め直球の頭を打って二ゴロ。
逆に源田の三ゴロは、塩見が上回り
外角低めへのキレのあるスライダー
ストライクゾーンからボールゾーンへ
綺麗に曲がり、ボール球を打たされます。


2回裏
山川インハイ直球を詰まらせて打ち上げ、
メヒアボール先行B3S0でカウント有利でしたが、
低めの直球ストライクを見逃し、
高めの直球をファウルにして
最後は外角低めに落とすフォークをお約束の空三振。
高めを向いて、あっち向いてホイと落とされます。
外角低めの落とす球を我慢できるか?
相変わらずメヒアの課題です。


3回裏
おかわり君いつものおかわり君
直球とスライダーの緩急の基で迷走する空三振。
最後のスライダーのコースはベルト高さで甘いです。
銀も、金子も早打ちで拙攻します。


4回裏
秋山は外角高めのスライダーで
タイミング合わず空振りし、
次の外角高めストレートを打ち損じ遊ゴロ。
コースは高めで厳しくないです。
源田は何を狙っていたのかわかりませんが、
珍しくバットを振ること無く見三振。
いつもなら流してカットしています。


5回裏
山川フォークが抜けて落ちぬど真ん中
打ち損じて一邪飛。
フォークが4球連続していたから
別の球を待っていたのか?タイミング合わず。
外崎はインハイ攻めで詰まらせて
二フライを打ち上げます。
おかわり君フォークが抜けて落ちぬど真ん中
打ち損じて遊ゴロ。


6回裏
は、追い込まれていたけど
最後は得意のインハイでしたが、
高めに外される直球を打ち上げ一飛。
金子は、
抜けて落ちぬフォークを鋭く打ちましたが、
塩見も好反応で投直でツキが無かったです。
秋山が初球低めストレートを中安打で
ノーヒットノーランの状況を崩します。
でも源田直球一辺倒の攻めをされ
タイミング合わず空三振。


7回裏
浅村は初球の高めカーブを打ち損じ二飛
山川インハイ直球を打ち込むも三直。
ここは上手く鋭く打ちましたが、
今江が素早く反応して捕球され、
ここはやむを得なかった
です。
外崎外角高め直球を流し打って
ライトスタンドへ放り込みます。
前の打席のインハイと同じ
前の打席から修正しております。
メヒアフォークが抜けて落ちぬど真ん中
打ち損じて一邪飛。


フォークの抜け球や甘いコースは
無駄にしたくなかった
ですね。
また球数は
17球/回、16球/回、10球/回、14球/回、
10球/回、14球/回、16球/回であり、
中盤は球数をもう少し稼ぎたかったです。


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一方、こちらの先発・雄星については、
初回表から今一つの状態で
先頭の田中に簡単に打たれ、
楽天には珍しく果敢に盗塁され、
簡単に犠飛、犠飛1点を先制されます。
雄星の投球については、
まず全体的に球が高い傾向にあり、
スライダーの制球が今一つです。


雄星の場合、
右打者には内角低め、左打者には外角低め
に投げるスライダーは、
ストライクゾーンからボールゾーンへ
鋭く曲がるので、大いに武器となり、
空を切らせたり、凡打を築きます
が、
今日は
低すぎて明瞭なボール球で見送られたり
若しくは
曲がりが少なくストライクゾーンから
ストライクゾーンで簡単に打たれます。


茂木の打席はその双方の傾向が見られ、
いつものような三振が奪えず、
左飛を簡単に打たれて
タッチアップで三塁へ進塁されます。

また島内には
ストレートが高いから空振りが
2ストライク以降で奪えず粘られ、
ど真ん中にスライダーが入り
簡単に犠牲フライを打たれます。


2回表、3回表その傾向は続きますが、
そこは何とか無失点で抑えます。
しかし、4回表には捕まります。
銀次、ペゲーロ、嶋、田中、茂木、
島内と打たれて一挙5点を失いますが、
どれも球種に関係なく
高めに入りそこを叩かれます。


あと3回表無失点で凌ぎましたが、
二死まで漕ぎ着けているのに
茂木に一塁への内野安打を打たれます。
確かに茂木の足は速いですが、
雄星のカバーも遅れましたね。


今日の雄星は、
制球が今一つであるほか、
反応が鈍くカバーが遅れたあたり
集中力が保たれていたのか?
微妙だったかもしれません。

その要因として推測されるのが
①懸念されていた
 『前登板からの回復の遅れ』
 の影響?
②今週の暑さの影響?
 メドラの蒸し暑さの影響?
球数が嵩んで
 球の精度が低下した影響?
楽天が雄星研究を徹底し
 対策を講じてきている。


②に関しては、
塩見も同様にある影響要素ですが、
個人差もあるから、
雄星の方が大きく響いた
という可能性はあります。
メドラの蒸し暑さは
ホームだろうと響きますからね。


これから
メドラの灼熱地獄の季節が
到来します。

その影響を低減できるよう、駒の布陣も
上手くやりくりする必要性
さらに増すでしょう。
1軍2軍の総力で戦うことが
さらに重要になります。


ところで
今の戦力を立て直すこと、
育てることは最重要
です。
でも、獲得やトレード期限まで
あと1ヶ月ある
とともに、
まだ選手枠は70人枠達してません。
最近、ヒースを獲得しましたけど、
さらなる補強も欲しいです。


③に関しては、
決定的な要因というより
助長させる要因ですね。
ただ球数は序盤から多かったです。
28球/回、17球/回、26球/回、
27球/回、20球/回と終始多すぎました。
球数が嵩んだのは
被安打も10多かったこともありますが、
茂木や島内、ペゲなどの打席で
空振りを奪えず、振り切ることできず
ファウルで粘られやすかったこと
響きましたね。
それでも奪三振は8個ありましたが。


④に関しては、
当然、楽天も雄星対策を講じており、
(宮城のマウンド改修込み)
実際、雄星も3戦3勝でしたが、
7回5失点で辛うじて勝ち星
というのを2度もやっています。
まあ、今日のやられ具合が
雄星の投球の方に影響しているように
見えましたから、
上記④は決定的な要因というより
助長させる要因になっている
という気もします。


とにかく、
エースで落とせぬ試合でしたが、
エースで5回6失点では
試合は勝てません。


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その後は小石~南川~松本
敗戦処理の継投
に入ります。
南川はワグナーと入れ替えで
再登録されました。


しかし、楽天打線により
自由奔放・やりたい放題に

やられましたね。
松本昨日に好投を見せましたが、
続きませんでしたね。
まあ、実力を踏まえれば
やむを得ないところ
です。


でも小石~南川~松本なら
それは十分想定される被害
です。
救いとしては
敗戦処理班だけで
済ますことができた
ということです。


とにかく
敗戦処理の展開で、
負け戦の展開
では、
敗戦処理班だけで対応し、
他の主力投手陣を温存すること
が大事です。
負け戦ですから
いくら打たれても構いません。
とにかく敗戦処理班だけで済ますために
長く投げることが重要です。


それが真のシンガリ部隊です。
シンガリ(殿)は
負け戦で敗走する際に
殿様を、主力部隊を逃がすこと
本隊の後退を掩護すること

本来の目的です。
そのため、
部隊の被害は問わず
敵陣を少しでも長く
引きつけることが重要です。


ただし、その場合、
長く投げることもあるので、
敗戦処理班の疲労蓄積が心配です。
そのときには、
2軍から入れ替えればいい話です。
敗戦処理班は長く投げれるよう
リフレッシュ化しておくこと
が大切でしょうね
基本的には誰でもいいですからね。
でも入れ替えを増やす、回転率を増す
ということは
若手にもチャンスが回ってきます。
決して悪いことではありません。


ただ、ワグナーあたりは
昨日の投球を見ると、
良くて敗戦処理班かな、と思いますが、
ワグナーは35歳の外国人助っ人です。
その機会をワグナーに当てるのなら
チームの将来性を見据えて、
若手に与えた方がいいでしょう。
まあベテランでも藤原などならまだいいです。
藤原とかなら、西武球団を自らは去らないし、
もし使えるようになれば、実績を残せば、
来年とかでも戦力になる可能性があるほか、
トレード要員の候補にもなります。
「誰でもいい」とは言っても
育成等とも勘案しながら選定したい
ですね。


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さて、明日の先発は、


昨年の宮城で雄星が岸と対決したとき
心躍って雄星が勝つことを望みました。
(誠のときは不安が大きすぎましたが)


明日の今井vs岸の対決
ワクワク感満載
です。
もちろん、
今井はまだデビューしたばかりの若人であり、
今井には雄星ほどの実績はありません。
それ故に、「対決」というのは早すぎ、
岸から見れば、雄星戦とは違うでしょう。
しかし、
今井の大物振り溢れる素質を踏まえると
「大仕事をやってくれる」
の期待感が膨らみます。
もし今井が岸に競り勝つことになれば、
今井はかなりの自信を
得ることができ、
その自信を礎に
一気に飛躍・覚醒する可能性
もあるかもしれません。
今井が勝つことを願います!
まあ今の中継ぎ陣のことを踏まえれば
中継ぎ陣の継投で負けるリスクは大ですが、
少なくとも、
今井&岸の投げ合いの
部分だけでも
岸に競り勝ちたいですね。


今井よ大志を抱け!
岸を越えてゆけ!