下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ロッテ13回戦(MLD)】若獅子・今井が自沈して出鼻をくじかれるも、辻監督命名『獅子威し』打線が命名初日から猛攻&ブルペン陣ゼロ行進リレーの『れおほ~!』/今井は銀を教育係にした方がいいのでは?/『獅子威し』打線の真価は明日、石川の前で問われる/明日は万一の場合に備え、敗戦処理班はリフレッシュ化を図った方がいい。

西武打線について、
今まで「山賊打線」などと言われてきましたが、
辻監督の命名により
遂に正式に名前が決まりましたね。

書き方は様々でしょうが
『獅子おどし』打線
『獅子威し』打線
『獅子脅し』打線


(獅子の)強力打線を辻監督は「獅子脅し打線」と命名した。日本庭園の「ししおどし」から着想を得たという。「ししおどし」は竹筒にたまった水がこぼれて元に戻る際に石などをたたいて音を発する。「最後に(竹筒が)上向くし、ええやろ」。ライオンズにはぴったりのネーミングに胸を張った。


◆ししおどし 本来は「鹿威し」。もともとは水力を生かして「コーン」という音を発し、田畑に来る鳥獣を追い払うために作られた。その後、風流を楽しむ目的で日本庭園に多く用いられた。京都市の詩仙堂の物が有名。「添水(そうず)」とも言う。


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なんか地味さを感じ、
豪快さをあまり感じませんが、、、
大事なのは『風流』ですね。


で、”風流”と言えば、
今年のライオンズフェスティバル2018

ですね。。。


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さて、今日からロッテとの3連戦
球宴前のホーム開催です。


スタメンは次のとおりです。

若獅子・今井が先発登板します。


ただし、今日もとバッテリーを組みます。
結果から考えると、前回と同様に
今井自身が制球乱れていたこと
が大きな課題になりますが、
今井に関しては、将来のエースになる逸材です。
それ故に、今井と組ませるのは
森ではなく、にしたら?
今井の教育係にしたら?

とも思います。


今や銀は、雄星専用捕手になりつつあります。
最近はウルフや榎田とも組ませてないです。


出場試合数も
森がDH出場もあるけど69試合
岡田が28試合、銀が26試合。
銀は岡田より
出場数が少なくなってます。


気になるのは、
もう銀は今年のみ残留で
来年はもう移籍することを前提と考えられ、
来年に備えて森&岡田の育成を
優先させている方針???
で、実際に銀の出場を減らしているわけだから、
(当然、同意無ければ不満が募る一方だから)
実は本人も納得の上で、
実は銀と球団も同意の上で
来年は好きにして良いから、
 今年1年間だけは優勝目指して頑張ってくれ。
 ただ来年を見据えて森&岡田に経験踏ませる」
とかなっていないですよね???
という妄想的な不安もあります。


もしかしたら、
単年契約のときにそういう約束を
していないか?
今の出場機会の減少傾向から不安が募ります。


まあその妄想はさておき、
については、
今のエース雄星を育てた一人であることに
間違いはありません。
そして、今年の不安は別としても、
今や雄星ももう一人前になりました。


では、次期エースの風貌を備える
今井についても
雄星で実績のある銀に
教育係を担ってもらったら?
銀には今井を育てる能力はあるはず。
一方、今井の方も、
ここは推測になりますが、おそらく
図太さを備えているとともに、
(そう簡単にめげない)
発言からも、賢さも見られ、
例の事件後も自覚も強化されて
高みを目指しているだけに、
銀の厳しさにも
めげずについて行けるでしょう。


あと今井の場合、
勝ち気な性格でもあるでしょうから、
フレンドリーにやるよりも
尊敬できる人と上下関係になる方が
素直に言うことも聞ける?
のではないでしょうか。
尊敬できぬ上はダメですが。。。


また『あとは若い人二人で』
若手投手若い森をつけるケースが多いですが、
1軍経験5試合も無く極めて経験不足の今井
経験不足のを組ませるのもどうなんでしょう?


一昨年の田辺政権時に
森と光成を組ませたときに
下記のような記事を書かさせて頂きました。
(当時は森=捕手論に反対意見でした)

「小学校1年生の学芸会」というのは
苦しくなる局面になったとき
経験浅い2人があたふたする姿
イメージしています。


当時からは成長してきており、
最近は、森&多和田バッテリー等も
板についてきました。

確かに経験を積みつつありますが、
まだ経験不足は否めなく、
苦しい局面にぶつかると
森自身、あたふたし始めます。
そこで、多和田あたりなら
1軍戦に慣れてきている分、
何とかなるかもしれないです。
(ならないことの方が多いかもしれないが)
しかし、今井の方は1軍戦が
まだ僅か4試合のキャリア
に過ぎないので、
苦しい局面にぶつかって
森自身があたふたし始めたら

若い二人であわわ、あわわの
「小学校1年生の学芸会」

になってしまいます。


特に今のは、自分のことで精一杯なのに、
捕手の森が今井を育てるということを
求めるのは酷な話です。


今井をと組ませることにより、
苦境で慌てふためくリスクが低減し、
(まあ投手に力みは出るかもしれないが)
次期エースになることを見据えて
今井の育成が期待でき、
このような育成仕事は1年で終わる話でないので、
銀にやりがいのある仕事が
来年以降も存在することになります。


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また昨日に死球を受けた源田については、
患部に鉄板入りのサポーターを着用して
今日もスタメンで出場するとか。
正直、大丈夫か???

源田はチームにとって欠かせなく、
走攻守の面から見て
代わりがいない貴重な遊撃手です。
それ故、記録がかかっているけど
後々に響くくらいなら
目先の試合で無理をさせたくない
休ませたいのが本音です。
でも無理しちゃうんでしょうね。
その記録が気持ちを保つ促進剤の一つ
にもなっているだろうから。
疲れようが、出場し続けた昨年もそうでしょう。
ただ記録はいずれ途切れるものですからね。
後々に響くことがないよう、
倒れないでくれ!と祈るのみです。


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さて、今日の結果については、、、


まず先発の今井についてです。
初回表の立ち上がり
荻野
低めストレートで遊ゴロで処理します。
荻野は外角得意、内角苦手のタイプですが、
森が外に構えます。
しかし、今井の球は中に入り、
球の制御が甘くなっています。


藤岡内角より外角を打つので、
構えた内へストレートを投げます。
ただし高めとなります。
2球目は逆球でカーブが切れすぎボール球に。
3球目以降は森が外に構えますが、
3~4球目は直球が高めに抜けてしまい、
5球目は直球が高めにギリギリ入ります。
6球目は内に構えますが、
中へ入る高めとなり、弾き返されて
今井のグラブを弾いて投安打に。


中村外角高めが得意ですが、
森は4球続けて外角に構える一方。
3球目のファウルは逆球内に入りますが、
他の1~2球目、4球目は外を攻めます。
さらに今井の直球が4球全て高めです。
5球目は森が内に構えますが、
スライダーが逆球となる外角高めに入り、
それを三遊間抜ける左安打に痛打されます。
森としては、外角高めから内角低めへ
変化球で曲げたかった
んでしょうが、
今井の球が逆球で制御できず、
おまけに高めばかりで
結果的に得意コースを痛打されます。


で、井上に関して
苦手の内角を攻めようとしますが、
初球が逆球で大きく外に外れ、
2球目が中に入りほぼ真ん中と失投。
ストレートのタイミングはとらえているので
ジャストミートでレフトスタンドへ
簡単に運ばれる3ランを被弾
します。
前回の満塁弾もそうでしたが、
今井は球質が軽いから、
失投すれば簡単に運ばれます。
とにかく、制球力を身につけて
打たれにくいコースを自由自在に
投げ込めるようにならないと。
イメージはやはり岸なんですよね。


井上には完全に苦手意識、怖さを
再認識させられましたね。
これが後の与死球にも繋がってしまいます。


この3ラン被弾により、
今井は完全に壊れてしまいます。
次の角中には、森の構えはもう関係なく、
全く制御が利かなくなり
ただ投げるだけの与四球
次の加藤には
3球目の内角低めスライダーで
空振りさせますが、
荒れ球が武器になって
相手が見ていった
ので
ぎりぎり入った5球目直球を見逃し三振に。
一応、5球目は構えたところに決めます。
でも、鈴木大地になると、
再び制球を乱して足にぶつける与死球。
次の田村外が得意ですが、
森は外に構え続けて外攻めONLYで行きます。
これは今井の制球状況と
鈴木への与死球の影響で
内へ構えられない?
という気もしますが。。。
しかし、最後の6球目が
逆球インハイに入ってしまい、
結果的に打ち上げて中飛で処理します。
逆球で結果オーライという形に。。。


2回表
先頭の平沢には、
カーブやストレートの緩急で攻めますが、
真ん中に球が集まっており、
外崎の好守に助けられます。
打球は完全にヒット性のものでした。
荻野については、
真ん中に構える5球目が
すっぽ抜けて荻野の腹に直撃の与死球。
投げ急いで身体が開いています。
藤岡についても
抜け気味、荒れ球傾向
4球目まで手をだしませんが、
中の高めに抜けた弾き返されます。
ただ、非力だからフェンスまでは届かず、
深めの中飛コースでしたが、
秋山が目測を見誤って捕球できず
そのままワンバンでエンタイトル二塁打に。
今年、秋山は同様のミスを2度目であり、
先日、木村がサヨナラ弾を放った日も
斉藤が目測を見誤るミスがありました。
双方で明るさが違いますが、
ともに夕方の時間帯で
ドーム屋根と白球が重なって
打球の行方がわからなくなるミスです。
あの名手が2度もホームでミスをするのですから、
これは原因を究明して
対策が急務と思います。


でも流れは全くありません。


で、今井の方は、
井上にぶつけてしまい3つ目の与死球。
双方ベンチから出てきて
一瞬、一触即発のムードに。
結局、警告試合になってしまいます。
二死満塁の状況で、
角中にはど真ん中を痛打されて
一二塁間を破る2点タイムリーを浴びます。

そこでノックアウトでした。


とにかく、今日の今井
制球が全くダメで
勝負できる状況になかったです。
間隔が開きすぎたためのか、
逆に前回から肩の回復が間に合わなかったのか、
ZOZOでの井上の満塁弾の影響なのか、
わかりませんが。。。
まあ、これも経験です。
肩を痛めたりしていなければいいです。


なお、今井はこのまま登録抹消されますが、
無期限での調整ではなく、
10日程度で一軍のローテに戻すそうです。
球宴明けのソフバン戦カードの初戦は
ウルフが登録予定のようです。


ただし、現時点の今井を
勝ちを計算できるローテ柱

として考えるのは
まだ早計かもしれません。

それ故、今井は試しながら、
間隔を開けながら1軍で先発させて
今の勝ちを計算できる
先発ローテーションとしては、
今井抜きでカウントすべきです。


となると、今の先発陣は、
雄星、十亀、榎田、多和田、
ウルフの
5人と人数不足です。
おまけに
ウルフは間隔を開けながら使うべき存在なので、
実質4.5人となります。


以前、本ブログでは
十亀を中継ぎ陣に転向させる案を
記載しましたが、
この案は、計算できる先発陣が
雄星、十亀、榎田、ファビオ
多和田、ウルフ、今井、高木

8名揃って先発が余る場合
絶対的な前提としたものでした。


現状では
実際、ファビオを後ろに回していますが。
しかし、今井は計算できる先発になるには
もう少し時間(経験)がかかりそうです。
しかし、
計算できる先発陣の人数確保(最低6名)
は絶対的に必要でありますが、
今井を外したら
計算できる先発陣の人数が

不足するのが事態です。
となれば、球宴後でいいから、
後ろに回しているファビオを
先発に戻して、

雄星、十亀、榎田、多和田、
ウルフ、ファビオの

最低6人は
計算できる先発として

布陣させるべきです。
ただし、7人目は
今井や高木、その他を試しながら
決めていくしかないです。


で、ファビオが抜けた抑えには、
大石、野田、ヒースなどから
だましだまし適用するしかないです。


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2番手以降は
泰雄→平井→野田→大石→松本と継投しました。
終わってみれば、
泰雄:3回1/3 41球 0失点
平井:1回1/3 19球 0失点
野田:0回2/3  8球 0失点
大石:1回   15球 0失点
松本:1回   13球 0失点


みんなで無失点に抑えました。
この中継ぎ陣でゼロで抑えたのは
今の状況を考えると大きな成果です。


2番手の泰雄については、
スクランブル登板よく頑張ったと思います。
ただし、次回も大丈夫か?
というと微妙なところです。
まだ球が高め傾向であり、
思った所に投げれなかった球も散見し、
ボール先行の場面も。
基本的には
制球がバラツキ、荒れ球も武器にして
絞らせなかったことがハマった感はあります。
まあ絞らせないのは泰雄の売りでもありますが、
諸刃の剣でもあります。
これが乱れすぎると
前回の先発時のようになります。


野田、平井
果敢に攻めて好投しましたね。

ここは問題なしです。


気になったのは大石です。
鈴木福浦には
高めに入った所を
簡単に持って行かれていました。

しかし、平沢菅野に対しては、
良い球を放っており、
フォークも活かされていました。

最初の二人と後の二人が
あまりにも二極化していました。
良い球は放れるわけで
勝ちパ組みに入る実力です。
ただし、平沢や菅野は格下感が満載なので
自分の投球をできましたが、
鈴木や福浦には
自信の無さから力みが入っていましたね。
このように二極化するようでは、
勝ちパとしては使いにくいです。

昨年の自信を早く取り戻したいですね。


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ただし、今日は雄星を抹消して
水口を昇格させました。


でも、今日、打線が追いついたから良かったけど、
もし追いつかず敗戦処理の展開だったら
投手陣が足りていたのでしょうか?


泰雄は3回を投げましたが、
残る敗戦処理班は田村、松本のみであり、
ファビオ、ヒースは昨日投げています。
敗戦処理で
平井や野田、大石を使うことに
なっていたかもしれません。


烏合の衆の頭数は
1人でも多いに

越したことありません。
ここは水口ではなく
投手を1名上げて
控え投手を9人体制に

しておくべきだったのでは?
と思います。


ちなみに、
今日は泰雄が投げすぎてますので、
明日、もし負け戦の展開
になった場合に備え
敗戦処理班を入れ替えておく、
長めに投げられる投手を
ブルペンに入れておくなど

必要と思います。


中継ぎ陣問題の一因には、
見境の無い適用方法が
あります
から、
それを繰り返すことに
なりますので。。。


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一方、『獅子威し』打線は、
5点ビハインドから
一挙11点を奪って
ダブルスコアで押し切りました。

さすがです。


ただし、
今日は相手投手陣にも
恵まれました。


ルーキー渡邉が押し出しを含めて
3回の早期降板となり、
南の回マタギアウチューン田中
4連投中の大谷の疲労度
突くことができましたから。


南も最初のイニングは
与四死球を含めて満塁を築きますが、
ストレートが走っていて連続三振で凌がれます。
まあ、おかわり君、今日は不調の金子が
相手だったということもありますが。
次のイニングは、
その満塁ピンチを凌いで
一旦、気も抜けてしまったかな?
という気もします。
まあ浅村とか上手く打ちましたが。


大谷は4連投らしく、
疲労も貯まっていたかもしれません。
制球がバラバラ思ったところに
全く投げることができていませんでした。


ただし、
明日は天敵・石川が登板します。
昨年、石川自身が絶不調だったので、
打ち崩すことができましたが、
今年の石川は復調していますから
天敵としても高い壁になり得ます。


実際に前回4/10には、
6回2/3を投げて1失点です。
被安打は3でしたが、
与四球が4とやや多めで、
結局、天敵相手に見られる
残塁祭りパターンでした。


今回は十亀が先発なので
その4/10のリベンジになります。


『獅子威し』打線の真価は
明日問われますね。



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ところで、今日は警告後も
与死球が多く見られました。


特に荻野は2回ぶつけられて
2回目は空振りとなって
当たり損で終わってしまい、
さらにはその後、交代して
負傷の懸念も大でした。
しかも、交代したレフトは若手でしたが、
「荻野だったら」と思わされる
守備が目立ったので、
ロッテにとっては
荻野の交代は痛かった
でしょう。


問題は明日、荻野が出場できればいいですが、
もし負傷で戦線離脱となると
最悪、報復がある可能性もありますので、
是非とも気をつけて欲しいです。


あと浅村が途中交代しました。
辻監督は「膝が悪かった。
(点差が広がって)こういう風になったし替えた。
ムリはさせないということで
とのことでした。


大事なければいいですが。。。