下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【日ハム14回戦(MLD)】首位攻防の灼熱メラド決戦!エネゴリ君が崩れて逆転されるも、直後におかわり同点弾&エネゴリ君に白星与えるアップルパンチ決勝弾、しかも中継ぎもゼロ封リレーを果たして『しげる降臨!』首位攻防の第一次夏の陣を勝ち越す。ハムも併殺祭りと高梨被弾が響く。5回表(榎田の一球)とその裏(高梨の一球)が獅子とハムの明暗を分けた。/週6連戦シリーズの1週目(今週)は鷹&ハム相手に貴重な勝ち越しで順調な滑り出し。ただし週6連戦シリーズで最大の敵は『疲労』であるため、真価を問われるのは疲れが溜まる『お盆』のころ(次のハム三連戦、第二次夏の陣)。

今日は首位攻防の灼熱メラド決戦!の
勝ち越しを賭けた日ハム14回戦(MLD)。


試合前には獅子OBデストラーデ氏が来訪し、
40周年記念イベントに参加されました。

デストラーデ氏というと
獅子黄金期(森時代)を支えた
最強助っ人でしたね。
当時、ペンキ塗りのバイトとかで苦労されていた
バークレオ氏が1年目にガンガンに打っていたけど、
バークレオ氏が他球団に研究されて
2年目に低迷しているところで
デストラーデ氏が入団してきて
尋常じゃない爆発的な大活躍をしてくれました。
まあバークレオ氏は
そのまま広島経由で消えました
が。。。
(好きな外国人の一人でしたが)
デストラーデ氏は、メガネをかけていて、
一見、豪快そうに見えないですが、
スイング軌道の速さ、打球の凄さは桁違い
当時のA(秋山)K(清原)D(デストラーデ)砲
敵にまわしたら怯えるしかない存在でしたね。


今日はメヒアが投げて
ホームラン打ち挑戦
をしましたね。
メヒアの投球も山なりで打ちにくい球で
結局、記録は0本でしたが、、、


さて、今日は応援しにメラドへ行きました。
席は外野指定席のここでした。


今日のスタメンについては、


こちらの先発は榎田でした。
前回のハム戦は、交流戦前の5/27
このときは4回4失点でKOされました。
今日は???


榎田立ち上がりは、
先頭の西川をいきなり与四球で歩かせますが、
次の松本を粘られながらも見三振を奪い、
近藤には内角ストレートで
一ゴロ併殺打(3→6→3)で凌ぎます。
近藤の打球が山川の真正面で助かりました。


その直後の1回裏
先頭の秋山が左三塁打でチャンスを築きます。
レフトの近藤が捕球しますが、
フェンスにぶつかって球を落として
秋山が一気に三塁まで進みましたね。
もし近藤が無理せず捕りに行かねば
二塁打止まりだったかもしれません。
なお、近藤はこのプレーでどこか痛め、
一旦、様子を見ますが、そのままプレーに戻り、
レフトスタンドからは拍手がわきました。
その後は、浅村の中犠飛で先制します。


しかし、2回表には
中田低めチェンジアップを左安打で出塁を許します。
その後、レアードを奪空三振で処理しますが、
アルシアに内角ストレートを
ライトスタンドへ逆転2ラン弾を運ばれます。
さらに渡邉には高めを打たれて中安打に。
清水にも真ん中付近のチェンジアップで左二塁打に。
これで一死二三塁のピンチに陥ります。
そこで中島スクイズを決められます。
スクイズには無警戒でしたね。
慌てて榎田がホームへ送球しますが、
間に合わず3点目を許し、
森が慌てて一塁へ投げて悪送球となり、
さらにもう1点を失います。
その4点目は余計な失点でした。
こちらにとっては、
ハムに流れを奪われかけ、
苦しい展開を強いられます。
ただし、その後、ハムは投併殺
さらなるチャンスを潰しました。


ところが、2回裏
先頭のが初球カーブ打ちで右安打で出て、
高梨外崎にはストライクが入らず
簡単に歩かしてくれました。
この与四球は
大変ありがたかったです。
そして、無死一二塁になって、
次のおかわり君には、
高梨四球後でストライク欲しさか?
カウントを稼ぎたかったか?

投げ急いでど真ん中を投じてくれて、
おかわり君がそれを見逃さず仕留め
起死回生となる同点3ラン弾
レフトスタンドへ放ちました。

この一撃は
榎田&チームを救うとともに、
相手へ大きなダメージを

与える一発になりましたね。
逆転された直後に追いつき、
直前の失点を帳消しにしてくれたんですから。
こちらから見れば、振り出しに戻ったわけですが、
相手から見れば、追う立場なだけに
今日は何が何でも勝たなければならぬ一戦
せっかく先制して喜び勢いに乗りたいところ
だったのに、喜びもつかの間で
獅子威し打線の脅威を再認識させられたわけですから、
苦しい展開になるのは当然ですね。
流れはこちらに傾きます。


その後、無失点の均衡状態が続きますが、
ハムの方は、3回表が三者凡退
4回表は一死一塁から渡邉の打席で
渡邉が追い込まれてからエンドランを仕掛けますが、
走者レアードも鈍足ですから、
三振ゲッツーに終わり、
その直後4回裏にはエラーも出します。


さらに5回表は二死から
与四球、左安打で近藤を迎えて
こちらはピンチに陥りますが、
その近藤初球低めに手を出してくれて
二ゴロに仕留め、無失点で凌げたのが
こちらにとっても大きかったです。
このとき、席を外して
上で見ておりましたが、
ガッツポーズでしたね。


逆に5回裏は二死から
山川の左安打、森の四球お散歩
二死一二塁のチャンスを築きます。
ある意味で、
5回表と同じような展開を
双方で繰り広げ、その結末が

双方を天と地に区分しましたね。


5回表では
近藤が初球の低めストレート
手を出して二ゴロに。
しかし、5回裏では
外崎が初球のど真ん中フォーク
手を出して勝ち越し左3ラン弾に。


高梨は、さっきのおかわり被弾と同様、
四球後でストライク欲しさか?
カウントを稼ぎたかったか?

投げ急いでど真ん中を投じてくれて、
しかも抜けたフォークで失投してくれて
外崎がそれを見逃さず仕留め
震天動地の勝ち越し3ラン弾を
レフトスタンドへ放ちました。


おかわり君のときもそうでしたが、
高梨はピンチになって投げ急ぎやすく、
しかも四球後はその傾向が強いですね。


5回表裏の差異は、ピンチ時に
榎田が慎重に低めに投じた一球
高梨が投げ急ぎど真ん中に投じた一球の違いが
獅子、ハムの明暗を
大きく分けましたね。
高梨も、このとき、
ストレートならまだしも、
フォークのすっぽ抜けでしたから失投でしたね。


しかも、この勝ち越し打が5回でしたから、
榎田に8勝目が転がり込んできました。
まさに榎田登板時には
打線が爆発しやすですね
榎田は持っていますね。。。



榎田自身、5回94球を投げて
被安打6、与四球2、失点4。
2回は急に崩れてしまいましたが、
同点に追いついてもらって(3回表)からは
気を引き締めて無失点に抑えていきます。
ただし、全般的には
決して良好だったとは言い難い評価
ですね。
この暑さでしたから、
榎田自身の調子も今一つだった
でしょうが、
気になるのは、
前回のハム戦でもやられているので、
実はエネゴリ君ってハムが苦手?
という懸念です。
まあその懸念はもう少し様子見でしょうね。


-------------------
榎田は5回で降板してしまったので、
その後の4イニングを
どのように中継ぎ陣で凌ぎ、

リード(3点差)をキープするか?
がカギになりました。


最近、鷹を相手に大将~田村で
一昨日、ハム相手に平井~ヒースで
無失点に抑えていますが、
今日の中継ぎ陣の担当は
6回から4イニングありますから、
4~5人を投入することが必須となり、
となると、
誰か1~2人くらいは崩れてもおかしくなく、
点差は1チャンスで
ひっくり返る3点しかありません。
誰か1人が炎上したら、、、
中継ぎ陣の総力レベル
問われる展開になりました。


その後、平井1回、野田1回、
大将2/3回、ワグナー1/3回、ヒース1回で
リレーしていきました。


平井アルシアに与四球で出塁を許しますが、
次の渡邊の打席へ、森が平井の球を弾いてしまい、
アルシアがその隙を突いて二塁を狙いましたが、
アルシアが鈍足であり、二塁で走塁死になり終了。


野田大将先頭打者を出してしまいますが、
ともに併殺打で凌ぎます。
ちなみに、今日のハムは
三振ゲッツー1つを含めて
5併殺打であり、走塁死もありと
6イニングも拙攻を続けました。
この併殺祭り、拙攻祭りは
今日の勝利にはだいぶ効きましたね。


で、大将の方は併殺打を奪いますが、
その次の近藤にも打たれて右安打。
そこで中田を迎えて
ワグナーが登板します。

正直、ここが最後の正念場
なりました。


ワグナーの最大な課題というと、
急性ノーコン病の発症です。
いきなり3者連続で与四球があっても
不思議ではない
ところです。


まず中田には全くストライクが入らず、
簡単に与四球で歩かしてしまいます。

次のレアードには、
フォーク連投の僅か2球で追い込みます
ストライクが入らず、
5球目にはフォークで空振りを狙いますが、
カットされてしまい、
その後6球目低めストレートを
外してフルカウントに。
最後は7球目高めフォークで
空三振を奪って凌ぎましたね。


ワグナーは、結果オーライでしたが、
いつ崩れてもおかしくなく、
レアード数多く投げたフォークも
一発被弾が可能となる球であす。

一歩誤ったら
ここで3ラン弾もあり得ました。
(初級や最後の抜けたフォーク)


ここはワグナーさまさまや~
というより
レアードさまさまや~
でしたね。


ワグナーは
連日で急性ノーコン病が発症しております。
正直、紙一重の差であり、
吉と出るか?凶と出るか?
いつどちらに転んでもおかしくない状況でした。
リードしている勝ちゲーム、
ビハインドでも勝ちを諦めないゲームにおいて、
急性ノーコン病が著しいワグナーは
使いにくい
ですね。というか
そのような勝ちを狙うゲームで
ワグナーは使ってはダメですね。


最後のヒースについては、
球数を要し、田中には中安打を打たれますが、
一昨日と同様に、
変化球が冴えていれば
出塁を許しても、危なげなく、
今日も全て奪三振で処理しました。


ヒースの抑え役はあっていますね。
ただし、ワグナーほど発しにくいですが、
ヒースも急性ノーコン病を有していますが。。。


-----------------
こんな感じで、今日の試合については、
『しげる降臨!』となりました。

試合の方は勝利です。
お立ち台は貴重な一撃を放った
おかわり君、外崎でした。


とにかく、今日は、
エネゴリ君が崩れて逆転されるも、
その直後におかわり同点弾
さらに
エネゴリ君に白星与える
アップルパンチ決勝弾
しかも中継ぎもゼロ封リレーを果たし
首位攻防の第一次・夏の陣を
勝ち越しました。
もちろん、お盆にもハム三連戦があり
そこでは首位攻防の第二次・夏の陣
繰り広げられます。


ハムにとっては、
併殺祭り高梨被弾響く痛い敗戦に。
そして、
5回表(榎田の一球)
その裏(高梨の一球)
獅子とハムの明暗を分けましたね。


で、週6連戦シリーズの1週目となる
今週は鷹&ハム相手に
貴重な勝ち越しで
順調な滑り出しを決めました。

ただし週6連戦シリーズ
最大の敵は『疲労』であるため、
真価を問われるのは
疲れも溜まってきたころの

お盆あたりでしょう。
次のハム三連戦首位攻防・第二次夏の陣)。


とにかく、
週6連戦シリーズの残り3週を
何とか凌ぎたいですね。。。。