下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【雑記】①おかわり君、7~8月成績ではOPS1超。今の状況は見直し要?問題はこの好調が続くようしないとね。②小川獅子也は今?左打者へ与死球の嵐のようだけど。③メラドの大型扇風機がフライ球へ影響?(by秋山)あの扇風機、そんなに響く規模なの?タブチくんの時代には扇風機の秘密兵器があった?『メラド灼熱地獄対策』も触れて整理しました。

今日は試合が無いので、いくつか雑記を


①おかわり君
昨年も含めて今年の6月までの不振は
著しいもの
がありました。

追い込まれてから
落ちる球で空三振するのは昔からですが、
最近では
得意だったストレートで振り遅れの空振り
が目立っており、
速い球への動体視力を疑問視しておりました。
もちろん
年齢的な衰えは否めないのは確かです。
それ故、来年、活躍できるか?
は微妙なところです。


しかし、7月以降の活躍は
データを見てもわかるように、
たまたま感で済まされるものではなく、
今が本当に絶好調であり、
最近までの長い長い不振時
からは脱していること
は認めざるを得ません。


下表はおかわり君の7~8月成績です。
(H30.7.1~8.5の集計)

打率に関しては、
山川や浅村、森にはかないませんが、
3割近くを残しており、
だいぶ安定しております。


また長打率OPSに関しては、
本塁打で稼いでおりますが、
長打率が0.705であり、山川を超え、
OPSが1.052
山川や浅村と似たような数値で
1を超えております。
もちろん、本塁打のみで稼ぐ分、
当然、率は下がります。
もし軽打狙いで行けば、
一時的に良かった昨年4月に
魅せたような高打率を残している
かもしれません。


またOPSも一つの指標であり、
長打率も本塁打は単純に4倍の計算ですから
過信は禁物な面は否めませんが、
まあOPS1超は立派な数字であり、
不振時に比べれば、一変しており、
おかわり君も、
あの不振のまま終わる男ではなかった
んでしょうね。


また得点差状況別成績を見ると、
点差が1点又は同点のときが
かなり打っていることが伺えます。

2点差限定で見ると、打っていないのですが、
3点差以上のときは、46打席で
打率0.279、出塁率0.326、本塁打6
長打率0.767、OPS1.094、打点12
に対し、
1点差又は同点のときは、35打席で
打率0.382、出塁率0.400、本塁打5
長打率0.824、OPS1.224、打点10と高いです。

点差が少ないときに
打ってくれるのはありがたいです。


ただし、右投手、左投手別の成績を見ると、
左投手相手では、23打数1安打、
打率0.043(消費税の半分)、出塁率0.120
大惨事な成績です。
逆に右投手相手では、65打数21安打、
打率0.385、出塁率0.429、
長打率0.938、OPS1.367と、
もの凄く上々の成績です。


昔は左右別でそんな乖離はなかったです。
(打率) 右投手 左投手 左投手内角
2014年 0.256  0.259  0.290
2015年 0.283  0.253  0.333
2016年 0.247  0.200  0.167
2017年 0.203  0.278  0.227
(※データで楽しむプロ野球さんのデータより)


ただ、2016年のように
左投手相手の内角打率が著しく低いときは
左投手の打率そのものも低下しています。
(2017年も内角は低いですが、2割はキープ)
すなわち、現在、左投手に弱いのは、
左投手のクロスファイヤーに対応できていない、
外角を攻められても、クロスFとの迷いもある
というところでしょうか。


確か負傷で前半を棒に振った2013年
打率0.208であり、
右投手0.242に対し、左投手0.147であり、
左投手時の内角は全く打てておりません。


現在、これだけ左右別で乖離があるなら、
右投手専門で適用した方がいいので
はないでしょうか。
フル出場の副作用もありますからね(後述参照)。
右投手相手に上記の成績なら
十二分に頼もしい存在といえます。


ただし、最大の課題も残っております。
それは、多少の波はあるのは当然でしょうけど、
今の好調を最後まで
維持することがデキるか?
あの絶不調時に
再び戻ることはないか?
です。


昨年、開幕当初の4月は、
軽打狙いで打率を重視したこともあり、
好調ぶりを示して活躍しましたが、
その後、疲労も蓄積するようになり、
その好調が続かず、下降線を辿りました。


現在、暑い時期で苦しい
4週続く6連戦シリーズ中です。
これをフル出場していたら、
間違いなく疲労が蓄積して
パフォーマンスを落とすのも当然です。


疲労の影響を受けやすいおかわり君にとって、
今の猛暑の季節+連戦連戦の過密日程
終始フル出場をしていたら、
9月には反動が出て
下降するリスクが大きすぎます。


せっかく今、活躍中なのですから、
この波を最後まで活かす方が得策です。
また獅子軍団は
優勝経験者が少ない成長中のチームです。
優勝争いが佳境となる終盤には、
優勝経験のあるベテランの
おかわり君の力が必要です。
そのときに、おかわり君
猛暑の疲労により下降線になっていたら
勿体なく、優勝争いにも影響します。


そのためにも、
おかわり君の疲労に配慮した適用も
視野に入れて実行すべき
です。
先発が左投手のときは休ませる。
最後まで出場させない(途中交代する)。
本人は守りたがるでしょうが、
ときには指名打者で適用する。
などでしょう。


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②小川獅子也の今は?
トレードで入団してから、
現在、2軍で調整しております。
できることなら、
投手陣が疲弊することが必須の
4週続く週6連戦シリーズのどこかで
活躍してくれると、大変、ありがたいのですが。


小川中日時代の成績は次の通りです。

ただ、こちらに入団して以来、
イースタンで4試合登板しています。
その成績は、、、


デビューになった7月29日
以前、ブログで整理したとおりです。


その後ですが、
与四球はまだ出していないのですが、
与死球を3つも出しており、
7月31日には2つも出しています。
ただし、7月31日は
大石が自滅して一死満塁のピンチで
スクランブル登板し、
いきなり厳しい場面
でしたから
やむを得ない面はありましたが。。。
いきなり左打者に与死球で押し出しで失点し、
次の右打者には犠牲フライで失点し
次の左打者に初球で与死球↓↓↓↓↓

でも、この日は
左打者に対する内角攻めを課題にしてましたので、
その結果で手元が狂ったというところであり、
内角を恐れず投げ込めることは示しました。
(まあヤ軍には申し訳ないけど。。。)


その後の左打者には、
外角低めスライダーで空三振を奪いました。

7月29日のデビュー戦と同様に
左打者への外角低めへ逃げる
スライダーは大いに武器になりそうです。
右打者にも
内角低めをクロスして入りますので
有効な球になります。


ただ、心配なのは大石ですね。
5月の頃は2軍戦で好調でしたが、
1軍昇格で調子を落として、
今では2軍でもかなり苦しそうです。。。
まあ8月2日は三者凡退でしたが。。。
8月2日は増田が炎上していましたけど。。。


で、8月2日の小川については、
8回表に中塚がピンチを作って、
無死一三塁の場面で登場します。
最初の右打者は、甘いコースも、
緩いスライダーを引っかけ打ち損じ三ゴロに。
ただ三塁走者を三本間を挟み刺す中、
一塁走者は三塁まで、打者は二塁まで進塁。
一死二三塁の場面で、
外角低めスライダーで左犠飛に。
ただ左翼手を越えそうに打球が伸びますが。
で、二死二塁になって左打者を迎えますが、
捕手が外角低めに構えているんですが、
逆球を2球続けて、
その2球目で死球を与えてしまいました。
ここは7月31日の2与死球と
事情がだいぶ違ってきます。

7/31は内角攻めの一環での与死球でしたが、
8/2は逆球続けての抜け球の与死球ですから、
左打者に対する制球面で反省材料となります。
その次の左打者が最後になり、
外角低めスライダーを一杯に決め
見三振で凌ぎましたが、
その前までの球が
制球定まらず逆球もあり、
B3S0とボール先行で
カウントを悪くしていました。


8月5日のハム2軍戦(岩見沢)
映像を見ていないのでよくわかりませんが、
この試合ではやられたようです。。。


まあ、まだ来たばかりで慣れていない面も
あるでしょうから、
早く慣れて活躍して欲しいですね。
ただ、最近、露呈している
左打者に対する制球力は課題ですね。


ちなみに、中日時代の成績ですが、
左右打者別の被打率は、
2016年:右0.152(33打数5安打)
            左0.205(78打数16安打)
2017年:右0.313(16打数5安打)
       左0.200(30打数6安打)
2018年:右0.222(27打数6安打)
       左0.405(37打数15安打)
 ※2018年は2軍戦


1軍時代の16~17年は
左打者を抑えておりますが、
今年は2軍戦ですが、
左打者に
滅法打たれております。
そのあたりが今年は1軍に上がれず、
2軍生活が続いている影響要因の一つでしょうか。


良い球は持っており、左打者への
外角低めスライダーは1軍でも通用します。

(右打者には内角低め)
1軍での早期活躍に向けて
頑張って欲しいです。


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③メラドの大型扇風機
(熱地獄対応)


メラドについて、こんな記事がありました。



西武本拠地 暑さ対策で出現した
“見えない難敵” 大型扇風機で
「打球が落ちてこない」
8/6(月) 10:30配信(スポニチアネックス)
 担当する西武の本拠地・メットライフドームは「自然環境共存型スタジアム」と称し、通気性を高めた構造である。ドーム球場で直射日光は遮られるが、熱気と湿気がこもりやすい。首位攻防の第1Rだった日本ハム3連戦の初戦が行なわれた3日。所沢の最高気温は37度だった上に、試合中はゲリラ豪雨がドームの屋根を叩き、蒸し暑さが増した。日本ハムとの3戦目で、本拠地6連戦の最終戦だった5日も最高気温は36度。湿気こそ少なかったが、練習時から人工芝からの照り返しのような熱気は強烈だった。外野守備練習から引き上げてきたベテラン松井は、大粒の汗を浮かべたまま「暑い、やばい」とポツリ。色白の源田もノックを終えて、赤い顔をしながら「きょうが一番、ヤバいです…。6日目だからですかね」とロッカールームへ消えた。夏の甲子園が開幕し球児たちも汗だくだったが、西武ナインも高校球児に負けないくらい相当の体力を消耗している。
 暑さ&熱中症対策で、
西武ベンチには3台の簡易冷房機が設置され、塩分などを補給するタブレットも常備されている。そして、ドーム内部の空気を動かすために、内野スタンドには大型の扇風機が設置されている。内野スタンドからグラウンドへ向けて風を送るこの装置が、試合に思わぬ影響を与えているという。「打球が伸びるというよりも、なかなか落ちてこない感覚。外野手はさっと落下点に入るけど、最近はそこから“あれっ?”って感じで後ずさりするのが増えている」と数日前に口にしたのは中堅手の秋山だ。この言葉を受けて外野手の動きを追ってみると、確かに外野手が落下点に入ったと思った後に、ジリジリッと後方に移動するケースが見受けられる。
 「自然環境共存型スタジアム」に存在する人工の風の影響。暑さが生む、目に見えない難敵である。(記者コラム・春川 英樹)
 


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この扇風機ですね。。。。


まあ秋山が言うんだから信憑性は高そうです。
これがとかが言うんだったら
信憑性が薄まりそうですが、、、


昔、『がんばれ!!タブチくん』で
扇風機の秘密兵器がありましたが、、、

がんばれ!!タブチ!!8回表


ただ、あの扇風機って、
球場にそこまで影響するほど

の規模(風量)があるの?
という気がするのですが。。。。


ボールが落ちてこないということは、
風が水平方向(バックスクリーン)
上向き方向に吹いていること

が想定されます。


その一方、
メラドの灼熱地獄の最大要因は
ドーム無いに熱い空気が滞留することにあります。
特に天井付近は直射日光で屋根が暖められますから、
気温がかなり高くなっているはずです。
暖かい空気は軽く、冷たい空気は重いため、
天井付近の暑い空気は、
下層のもう少し気温の低い空気に乗っかった状態
になりますので、
上下方向の循環流が生じにくくなります。
(それを成層化といいます。)
その状態の中、
日中、天井付近は空気が滞留しながら暖められ続け、
(日射から天井付近の滞留空気は熱を受け続け)
さらに上層空気の熱が下層空気に伝えるので
下層空気も温度が上昇していくというのが
灼熱地獄が生じているメカニズムです。


それ故、灼熱地獄の現象を緩和させるには、
上下方向の循環流(対流)が必要になります。
そして、その循環流を引き起こすには、
気温(密度)差を用いて行うことが重要です。
やはり重力には勝てませんからね。
気温が冷たい、密度が大きい、
すなわち重い方が上になれば自然と対流します。


エアコンで例えれば、
下向きよりも上向きにした方が
冷たい空気が上層に行きますので、
上層空気を冷やすことになり、
その冷やされた空気は重いので
下層へ対流することから

効率的に部屋の温度を低下させます。
灼熱地獄を緩和するのには
その原理が理想的なメカニズムです。
それ故、対策ポイントは
上層空気にあります。
逆に
低い気温の下層空気を
高い気温の上層空気に送り込むこと
重い空気を上に上げることになるので、
かなりのエネルギーを必要とします。
そこで、今の扇風機では、
下層空気を上層空気へ送り込むだけの
(上向き方向へ風を送り込むだけの)
風量があるか?というと疑問が残ります。


となると、
あとは水平方向の流れ(風)になりますが、
そこは例えば、一塁側から水平に吹いて
その風が三塁側まで届きますか?
という疑問が生じます。


内野席で観戦するとき、
喫煙所に向かう途中のLデッキに
扇風機が置いてあり、
暑いときはその前で涼むのですが、
離れると風は感じませんし、
ボールを推進するほどの風速もありません。


もしフライ球に影響を与えるとしたら、
想定される仮説としては、
観客席を上から下へ吹き込む風の方が大きい?
という気がしています。


観客席の上段通路は、外気と接しているので、
普段、その外気から
ドーム内より冷たい空気が入り込み、
スタンドの上から下へ風が通りやすくなります。
いわゆる、
これも上下方向の循環流(対流)の一つです。
※まあ、これは不定期であるとともに、
 観客席の上下勾配に沿って吹き込むので、
 その上下勾配が鉛直ではなく角度が浅いので
 上下層の混合があまり効かず
 灼熱地獄を改善するには至らないですが、
 風量としては扇風機と違ってかなりあります。。。


この上から下への流れ(風)により
上下層の混合が生じ、
循環流を引き起こしやすくなります。
すなわち、
上から下へ流れることに伴って
下から上への流れが生じることで

(補償流と言います)
フライ球に影響している可能性が
あるのではないか?
という気がしております。


で、フライ球については、置いておいて
肝心なのはメラドの灼熱地獄問題ですよね。
対策の方向性としては、前述したとおり、
気温(密度)差を用いて
上下方向の循環流(対流)を

引き起こすことが重要です。


そのためには、重力に逆らわず
冷たい空気を上から落とすか、
暖かい空気を上へ上げるか
になりますが、
後者は下層に熱量を供給する必要があるので、
もっと灼熱化しますから、当然、却下です。


では、どのように上層空気を改善するのか?


天井付近の上層空気を冷やすには、
西武ドーム外に置いてある
役に立っているか立ってないか
よくわからない「ドライミスト」
想定されます。


設置イメージとしては、
構造上の耐性の課題
(今の柱で支えられるか)は残ります
が、
天井に血脈のように
管径の細い管を張り巡らしていき、
その管に微細の穴を多く開けていく

管内の水流の配管計算は必要ですが)
が考えられます。


そこで問題点が3つあります。
①構造上の問題
送風機が無いと噴射が拡散しないため、
効果が出ません。
このため、送風機も併用が必要となり、
今の天井でそれまで含めた重量で
構造上支障が無いか?が微妙です。


②次に湿度の問題です。
ミストの原理は、
水が蒸散して気体に変わるときに
大気中から熱量を奪いながら、
周囲の空気を冷却するものです。
それ故、当然、湿度は上がります。
となると、高湿度になって逆効果?
という懸念が生じます。
ただし、ミストの冷却対象とする
空気塊は上層のみです。
そこで、
上層空気の湿度は上がりますが、
それが下層に対流するには、
気温の低下が必須になります。
逆に気温が低下しなければ、
下層へ対流せず、
上層で滞留してしまい、
目的を達成できません
そこで、対流したとして、
極端な表現で言えば、
40℃で湿度0%の空気と
30℃で湿度100%の空気、

どちらが冷たいですか?
ということになります。
※おそらく天井付近は50℃くらい?


なお、逆に下層空気を直接冷やすことは、
上下層で重力差が明瞭になる
ので、
(冷たい重い下層空気と暖かい軽い上層空気の分離)
上下方向の循環流が生じにくくなります。
まあ冷風を直接受けて体感温度を下げる
ということもありますが、
これは根本的な解決策にはなりません。


ただし湿度の問題については、
対流効果の面で問題が懸念されます。
一般的に湿度が高いほど空気密度は小くなる、
空気は軽くなります。

http://www.ll.em-net.ne.jp/~m-m/AeroDynamics/wetAirDencity.htm
となると、
上層空気を下層へ対流させるために
密度を上げたい(重くしたい)のに、
ミストで高湿度となって軽くなってしまい、
上層空気がさらに上層で滞留してしまう
という本末転倒のような話が懸念されます。


ただし、空気密度は湿度よりも
気温の方が影響大きい
ので
やはり上層空気の気温を
どれだけ下げられるか?
がカギになってきます。

例えば、40℃湿度0%の空気を
湿度100%にすると密度は2.8%減です。
逆に10℃低下させることで
密度は3.3~4.6%増になります。


③最後に温度低下効果の問題があります。
天井付近の上層空気の気温は
下層と比べて10℃以上は高い可能性が想定されます。
(ただし計測していないので正しいかはわかりません)


ミストで冷やせる温度は
良くても5℃前後です
から、
熱で暖められた天井側の気温が、
観客席やグラウンドの気温より
5℃~10℃以上高かった
としたら、
上層空気を下層空気まで冷却できず、
上下方向の循環気流が生じるまでに
至らない
懸念
が残ります。
すなわち、
天井付近とそのちょっと下層で
対流が終わってしまう懸念です。


やはり、以前、本ブログでも考えてみた
天井に開口部を設けていくことにより、
水平循環気流が促進される
そうなので、
(村上ら(1989))。


そのような現象も上手く活用しつつ
複合的に対策を考えた方がいいかもしれません。


なお、この灼熱問題対策については、
以前、ブログでも記載しております。
もしよろしければ、そちらもご覧下さい。



ところで、現在、
超ビックプロジェクトL40
『西武ライオンズ 40周年記念事業
 メットライフドームエリアの改修計画』
が進められており、
その中で暑さ対策があります。


その計画は、
『グラウンドレベルでは、
  1、3塁側のダグアウトに

 空調ダクトを新たに通し、
  冷気をグラウンド内に運びます。

 また新設する〇〇〇など屋内環境を充実させ、
 暑さから回避できる環境を提供
します。』
となっています。


すなわち、
グラウンドレベルでは、
冷房でダグアウトをガンガンに冷やし
グラウンドはその冷気で温度を下げる
というもので、
 結局、開放空間へ拡散させるだけで、
その上、冷房規模もたかだかしれているので、
効果が全く期待できないでしょう。

サードを守っている
おかわり君にさえ冷気が届かない!
となることは想定されます。 


一方、観客席レベルでは、
建屋内を冷房でガンガンに冷やしておくから、
暑さに耐えられなくなったらそっちへ移動して!

というものであり、
何の解決策になっていません。


今後の具体的な計画案がどうなるかですが、
今回の方針では、
大型扇風機パートⅡ

みたいな感じで終わりそうです。