下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【日ハム17回戦(MLD)】アサムランでハム撃沈!首位攻防決戦・第二次夏の陣も第一次に続き勝ち越しを決め、リーグ優勝へ向けて前進!/ところで、光成はやはり月末の群馬開催で先発登板するの?2軍でそれを匂わす動きが。。。

今月におけるハムとの首位攻防決戦は、
8月3~5日の第一次夏の陣で勝ち越しを決め、
今のカード第二次夏の陣
昨日までに1勝1敗のタイの状況でした。
昨日は劇的な逆転を果たし、
今日もド派手な逆転劇を演じましたね。


今日のスタメンは、

【ウルフ過去3試合成績】

【マルティネス過去5試合成績】

【マルティネス西武戦成績】

とにかく
マルティネスは「シシ大好き」です。
レアードは「スシ大好き」ですけど。


今日の結果については、

まとめれば、
ハムに先制を許し、その直後に
 アサムラン(ソロ弾)の一撃で追いつく。

◇でもハムがリードを再び奪い返し、
 アップルパンチ(ソロ弾)の一撃で追いつく。

◇でもハムがまたまた獅子を突き放す。
◇さらにラッキー7(7回表)では
 ハムがダメ押しチャンス(満塁)を得ますが、
 山川のガッツ魅せる好守流れを一変します。
 ※ライナー打球をジャンピング捕球(一直)
  飛び出した一塁走者も刺す併殺に。

その直後の7回裏
 おかわり君の中安打から始まり、
 アサムラン(満塁弾)
 レフトスタンドへ
 『たたきこむ~!』大・逆・転!

◇その後は、
 スリル満点の西部劇『Kマート劇場』が公演され、

 最後は『ヒース劇場』で締めました。

終盤の満塁チャンスを
2度モノにできなかったハム
最大限に活用した獅子の差が
試合を決定づけました。
それには、浅村の満塁弾のほか、
それをお膳立てしたチャンスメイク、
(おかわり、栗山、金子、秋山、公文)
流れを変えた山川の好守
大きく効いております。


ただ、うちもチャンスを度々潰しているので
ハムが満塁チャンスをモノにできなかったことを
偉そうには言えないのですが。。。


これでハムと
 ゲーム差は6.5に!
 逆にソフバンが勝ったため、
 ハムは鷹に2.5ゲーム差まで縮められ
 2位の座も危うい状況に。
 一応、獅子と鷹の差は9ゲーム差なので
 鷹の追撃危機はまだ薄いです。
 気になるとしたら、
 鷹が上向きの兆候が見られてきたので
 鷹に足を引っ張られないようにすること。
◇今日で獅子風流ユニ着用試合が終了。
 獅子風流ユニ着用時の成績は
 15勝8敗1分(勝率0.652、貯金7)


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さて、今日の試合を振り返ると、
まず獅子投手陣については、

先発のウルフについては、
◇ゴロアウトが多いか?
◇球数が少ないか?

 (少なくリズム良いか?)
の2点が調子のバロメータになります。


今日は気合が入っていましたが。
5回1/3を投げて4失点。
ゴロアウトは併殺1つを含み7個と
まあまあ半分くらい稼いだわけですが、
しかし、球数は嵩みましたね。
5回までのイニング別で見ると、
19球/回、19球/回、14球/回30球/回10球/回


ゴロ打を打たせる球や
空振りを奪う球も見せましたが、
急に制球を乱したり、
甘く入って痛打されたりしておりました。


ウルフやハムのマルティネスの双方とも、
足下をかなり気にしており、
投げるときに体勢を崩す場面
見られました。
そのようなマウンドの問題
故障にもつながりますから、
今回のことも把握しながら
しっかり対応を図って欲しいですね。


その足下のコンディションの悪さ
投球へ影響したことは否めません。


1つだけ指摘するとしたら、
6回表の鶴岡によるタイムリーでの配球ですね。
2球で追い込みながら、
3球目を内角低めに際どく外し、
カウントはB1S2になります。
次の4球目、5球目は
外角球を投げ込み、ファウルになるのですが、
鶴岡は
その外角球を流し打ちしながら
タイミングを計っていました。

そこで狙いは外角球の流し打ち
というのは自明でした。
で、6球目も外角球を投げ込み、
きれいに流し打ちをされます。

まさに外角球打ちの練習用のバッティング投手
でした。

6球目は内角で勝負したかったですね。
まあ中に入ったら長打を打たれる
という心配があったんでしょうが、
相手が狙ってタイミングを計っている球を
投げ込むよりは、
思い切って内へ投げ込んで欲しかったです。


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次の武隈については、
6回表の一死一二塁の場面で登板した時は
ストレートを中心に攻めて
危なげなくピンチを抑えました。

ストレートが走っており、
ど真ん中に投げても空振りを奪えました。
まさに復調の兆候が見えるような好投でした。


ところが、7回表になったら
近藤への3球目の外角低めスライダーだけは、
空振りを奪えて、いい頃のキレを示しましたが、
結局、不調中の武隈君に戻っており、
制球乱れて簡単に与四球で歩かせ、
次にはストレートを痛打されてました。


例年、夏になると
『野球嫌々病』を発症し、
メンタル面から不調に陥っています。

最近は涼しさも見られる
ようになってきたので
6回の投球を見る限り、
『野球嫌々病』も治りつつある
とも思います。
ただし、
集中力維持が必須になる回マタぎには
まだ対応できるほど復調していないのかな?
という気がしています。


まあ7回表の不振要因については、
ストレートは何とかなりつつあるけど、
自慢のチェンジアップが
まだ回復していないことが大きい

んでしょうね。


武隈が7回表を投げ切れず、
結局、今日も平井を
登板させてしまいました。
苦しい中で無失点に抑えたことは
立派であり、お疲れ様、
と言いたいところですが、
昨日以上に制球に苦しみ、
与四球、被安打を出していましたので、
パフォーマンスが
昨日より低下している
のは明らな様相でした。

結局、中田の奪三振は、
中田が「決めてやろう」の意識が強く
打ち気になりすぎて強振していたことが
大きかったです。
最後の一ゴロ併殺打も
山川のガッツある

好守に助けられました。
それでも12試合連続無失点は立派であり、
本当にお疲れ様、というところですが、
酷使を少し緩めないと
再びパンクしそう
な気がします。


まあこれは
13試合連続無失点中のヒースも同様に
疲労もそろそろ配慮しつつ適用したいです。


なお、7回表の一死満塁ピンチでの
山川のガッツある好守
ピンチを凌ぐことにとどまらず
ハムに合った流れを
一気に取り戻すきっかけ
になりましたね。


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で、K-マートについては、
いきなり与四球3つ出して
一死で自滅型満塁のピンチに陥ります。


もともとアメリカ時代の成績でも
与四球率が高い(3Aで4~5)ので、
与四死球祭りは、
当然あり得るリスクですからね。
自滅型満塁も想定の範囲内のリスクです


その後はギアが入った様相で
ストライクゾーンで勝負し
難なく無失点に抑えました。
まだ観察要ですね。


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一方、獅子威し打線については、


今日のハム・マルティネス
足下を気にして投球に影響していましたが、
球種は多様にあって
バラバラに使ってきますし、
コースもあちこちに
散らされており、
バラバラになっています
ので、
とにかく、
絞りにくかった面はあります。
そこに選手任せで
各選手らが個々にやっていても
攻め落とすことは容易ではありません。


例えば、下記は
2回表の外崎の1打席目の配球です。
球種もコースもバラバラであります。
でも高めを攻めていないあたりは
(高くてベルト高さ以下)

しっかり攻められております。


また一発攻勢の波状攻撃で勝ちを得ましたが、
本塁打の一発攻勢で「たたきこむ~」
得点を奪うのに即効性があり、
ここ何試合でも観られているように
逆転、盛り上がり、勢いを促すので、
本塁打そのものは良い攻撃です。


ただし、最近、タイムリー欠乏傾向が
見られているように
チーム内でホームラン祭が続くことで
大きい長打狙い!を意識しすぎたり、
俺が決めてやる!を意識しすぎたり、
◇なんでもかんでも
 初球から打っていこう!意識しすぎたり、
攻撃が早打ちとか、強振とか、
荒々しく雑になりやすい
気がします。


まあ今日は3回裏や6回裏に
チャンスを潰して残塁祭りになりましたが、
7回裏に満塁チャンスをモノにしたのは
大きかったです。
(ハムはその前後で2度の満塁チャンスを潰す)


ただし、7回裏の満塁アサムランは、
ハム・公文の独り相撲
自滅が大きかったですね。
正直、あの場面で交代する投手は、
てっきり宮西だと
思っていました。
確かにトンキンを獅子が打ち込んでいますので、
8回裏に宮西を見据えていたかもしれません
また公文は西武戦成績が悪くありません。
それ故に公文を選択したんでしょうが、
まあ負けられない立場で獅子中軸相手では
公文にとっては荷が重すぎましたし、

首脳陣がトンキンを信用しきれず、
勝利の方程式を自ら崩しましたね。

トンキンは打ち込んでいますが、
正直、宮西→トンキン→浦野で
再勝負を仕掛けられた方が
嫌でしたね。。。


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まあいずれにしても
この首位攻防カードまで
勝ち越したのは大きかった
です。


もちろん、課題は多々あり
その中で懸念されるのが、
『先発投手陣の駒不足問題』ですね。
早速、来週水曜日のロッテ戦が
先発ローテの穴場になってますね。


ただし、今日の2軍戦では
光成が登板予定だったらしいのですが、
1軍昇格のために、急遽、川越に変更しました。
(川越は3回2失点だが)


光成は8月27日から再登録できるので、
28日の群馬(前橋)開催の
楽天戦に先発か???
ということが想像つきます。


本当に群馬開催登板なら、それは
営業優先の采配か?
フロント命令か?
という想像をせざるを得ないでしょう。


正直、光成は資質の高さから、
ある意味で、特別枠の存在です。
雄星渡米の可能性の高い来年には、
多和田や今井らと一緒に
エース格三羽カラスの一員
になるくらい
覚醒してもらわないと困ります。


光成の来年覚醒、本格化は必須です。
しかも、来年の覚醒について、
最低限、求めるレベルは、
今の多和田くらいの活躍をできるレベルです。


そのために、今の目先よりも
来年の覚醒化を見据えて
今は2軍で礎を築くのに
専念して欲しいです。

そして、
光成がしっかりしてから
1軍に上げればいい
と思います。
1軍に上げる時期は、今の状態を勘案すれば
早くても終盤の中でも終盤(9月末とか)
ではないでしょうか。


先発陣の不足問題は懸念されますが、
来年のエースになるべき光成
特別枠としてその問題に今は絡めず

マイペースで
来年の覚醒に向けた階段を
駆けあがって欲しいです。