下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ソフバン17回戦(ヤフオク)】最後は遅すぎる攻撃でノーノーや完封、完投を回避して、今日も森に投げさせたが、試合そのものは『鷹のワンサイドゲーム』となる『まけほ~』/ミランダはCSセカンドの獅子戦登板が確定!明日の大竹も?/明日は鷹戦カードで三連星をくらう危機に。。。

現在、敵地ヤフオク
鷹との真の首位攻防決戦
昨日は、雄星が鷹に勝てず連敗記録を更新し、
カードの頭を落としました。

ゲーム差のアドバンテージから
鷹から見れば、
何が何でも負けられない、
全て勝って行く意気込みが必要
ですが、
獅子から見れば、
このカードは最低限1勝を挙げたく、
今後も直接対決を五分でも
何とかなる可能性が高いという状況
です。


ただし、鷹軍団は、
投打ともに新外国人の活躍、
熱男らの復調気配、東浜らの復帰、
牧原らの新興勢力の台頭などと、
戦力状況はもう上がるばかりの傾向です。
そのような中、
鷹は目下7連勝中であり(昨日まで)、
実際にハムとの最大7ゲーム差を
わずか2週間で逆転
しています。
それでいて、
今回の首位攻防決戦も3タテされるおそれ
もあります。


それ故、今の鷲の勢いは、
優勝争いに向けても嫌なムードを否めません。
でも、アドバンテージがありますので、
こちらの優位性はまだ残っております。
そのアドバンテージを活かして
戦わなければならないわけですけど。。。


ヤフオクは明日を含み残り2戦
メラドで残り6戦あります。
ヤフオク残り2戦を負けたとして、
メラドでは3勝3敗のタイに持ち込み、
残りはほぼ勝ち越しと窮屈になりますが。


ただ、話は少し先の話ですが、
CSでの戦い方を懸念しています。
一般的にCSは負けたら終わるので、
2~3位球団の場合、
ファーストからチーム内の良い投手を投入し、
間隔も狭まるだけに、
セカンド前半では残る駒を使って
凌がねばなりません。


しかし、鷹陣営は、
CSを行う頃になれば、

東浜、バンデン、武田、
千賀、大竹、今日のミランダ
さらに石川やその他の勢力と
先発投手の駒数は揃ってきます。
また、東浜やバンデン、武田も
3位球団(ハムなど)を相手なら通じます。
となれば、
もし鷹が2位、獅子が優勝で通過したら
鷹はファースト&セカンドの双方を見据え、
獅子に自信ある天敵投手は
ファーストで温存し、
セカンドの獅子戦に投入する
でしょう。


そりゃ「優勝も決まっていない」のに
CSの話は時期尚早でしょ、という考え方もあり、
時期尚早の話ですが、
やはりリーグ優勝はもちろんのこと、
CSを突破して日本シリーズへ挑みたい
わけですからね。
しかも、CSの観点から見れば、
リーグ優勝は
CSを有利に戦うためのスキームです。
(2位は不利ですからね)
もちろん、今はリーグ優勝に向けて
その目前の争いだけで精一杯なのですが、
本気で日本一になりたいならば、
リーグ優勝のみならず、
今やれる範囲の中でいいから
CSも見据えて戦わなければなりません。


その一環として、
相手の天敵投手を
1人でも減らしておく努力
は重要かつ喫緊な課題であります。
そりゃ、CS直前や当日の調子次第
ということもあるでしょうが、
戦う際に重要なこととして
双方の心理状況の違い
は大きなファクターになります。


天敵が相手になれば、
獅子から見ると
『打てるのか?』
という不安
がつきまといます。
一方、天敵から見ると、
『〇〇(カモ名)なら
 だいたい打てる!』

という自信が備わります。
それら心理的状況の差異が
戦うときに、大きく響いてきます。


それだけに、
優勝争いの真っ最中だろうが、
苦手投手は1人でも減らす努力
天敵に対して
 こちらの不安改善&あちらの自信解消
 という努力

が大事な、欠かせぬ課題になります。


このように言ってみたいです。。。

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さて、今日のスタメンについては、

まあ十亀は、、、ね。。。


一方、ミランダは
『初物』『左腕』
獅子が苦手にするキーワードを含む
天敵資質が懸念されるタイプです。


で、今日の結果については、、、


先発の十亀については、
やられ方が問題なんですが、
結果については、
6回1/3を3失点ですから、
先発として、最低限の仕事はしています。


今日の最大の敗因は、昨日と同様に
『獅子威し打線が打てぬこと』
にあります。
しかも、
今日はノーノー危機も見られました。
正直、ノーノーそのものは
そこまで深刻に考えませんが、
ノーノーを実現した
又は直前未遂になったとき、
ミランダの心底に「獅子への自信」が、
獅子軍団の心底に「ミランダへの不安」
根付いてしまうことにあります。


最後はノーノーや完封、完投を回避して
森に投げさせたのはいいのですが、
その攻撃も遅すぎる反撃となり、
日米で投げたことのないだろう球数(120球)
になっているミランダの隙を突いたものでした。
試合の勝利を見据えるならば、
本来ならその前に
崩さねばなりません。


とにかく、今日の試合は、
鷹のワンサイド『まけほ~』
でした。


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まず獅子威し打線について、、、


まずミランダについては、
「どこから連れてきたんだよ」と思うような
羨ましいくらい良い投手ですね。
鷹軍団のスカウト陣のレベルの高さには脱帽です。


ストレートはもちろんいいのですが、
チェンジアップ、フォーク
ただ落ちるのでは無く、
ストレートと似た軌道を進みながら
左に、右にと横へ流れるように
大きな落差で落ちます。


例えば、Kマートのサークルチェンジは、
シュート方向に流れて落ちるタイプですが、
その精度はミランダの方が上ですね。


ただし、浅村には投げにくかったのか、
2打席連続で四球を与えますが、
4回あたりから
「抜け球」「乱れ球」が散見し始めて
5回以降も目立っておりました。
もちろん、
それだけではミランダも崩れませんが、
ミランダも中盤から楽ではなく、
そこで球を見ていって
四球を増やすなどをすれば、
リズムを崩しやすくなる可能性があります。


当然、初物が苦手な獅子威し打線
ミランダの情報に乏しく、
ミランダ自身も
一戦一戦で進化していきますから、
まあ打てないこともやむを得ない面はあります。


しかし、
ミランダが奪った26個のアウトのうち
7個が僅か2球で奪われるアウトであり、
それらは、
高めで相手に打たされているのもあれば、
打っても難しい球を打っていたこと

もあり、
この早打ち作戦は、
功を奏すればいいですが、
拙攻を重ねましたから、
ミランダら相手を助けていました。

(特に疲れが出始めた中盤)


早打ち作戦は、
追い込まれたらヤバくなるから
という理由で行われやすく、
たまに安打も出たりします。


しかし、
ミランダって『初物』であり、
情報に乏しくどんな投手か?

が分かっていない状況なのだから、
いくらアウトに打ち獲られるとしても、
闇雲に早打ち拙攻を重ねて
ただ打席を無駄にしていくのではなく、
(特に序盤は)
球筋をしっかり見極めて
中盤以降の参考にするとともに
相手の球数を嵩ませるほか、
四球を重ねさせて相手リズムを崩すなど
打撃に工夫が欲しかったです。


極端なことを言えば、
1~3回の一巡目は
全くバットを振らなくたっていい
です。
※本当に振らないと
 ストレートばかりになるので
 当然、打ち気も見せないとなりませんが。

一打席目を捨てて、球筋を見極めて
二巡目以降、中盤
攻め落とせば良いのですから。


8回表一死のとき、
今日スタメンの熊代には
代打を送りませんでした。
できれば、
打っていない熊代のままではなく
代打を出したかった、ですが、
まあここは置いておいて、
この熊代が難しい外角低めストレートの初球に
手を出して二ゴロで終わったとき、
ベンチで辻監督と橋上コーチ
笑っていましたね。。。

まあ、今日は笑っていたことを
指摘するつもりはありません。
しかし、この笑顔
その前の金子の初球拙攻などの
各自バラバラな打撃対応も鑑みると、
チームとしての打撃対策は、
選手個々のバラバラな判断任せで

とにかく
『早打ち作戦』推奨だけがある
ということが想像できます。

すなわち、
今に始まったことでは無いのですが、
『各自の判断で
 バットでGo!Go!』
みたいなことです。



もちろん、想像ですから、
実はもっと良い作戦があるかも
しれませんが、
実行できなければ
何の意味も持ちません。
またしっかり策を練っているならば、
明日、2度目となる大竹
きっちり攻略して当然なのですが、
獅子は天敵を相手に
繰り返しやられること
多々ありますからね。。。


最近は監督の太鼓持ちになっている
エセ野村ID野球の申し子では
戦術・戦略的にそう期待できないのは、
入団以来の「あるある」ですからね。


ちなみに、今日の1イニング球数では
3回表が僅か4球/回、8回表が9球/回
と見られたわけですが、
さすがに
4球/回の三者凡退は珍事です。


なお、最近、秋山源田については、
不調に陥っていたことがありましたが、
早打ち傾向が目立っている気がします。
それでも安打等を打つこともありますが、
不調になっていたのは
早打ち拙攻が結構大きそう
に思います。
本来、源田の打撃については、
粘ることに良さの神髄があると思うのですが、
早打ち傾向でその良さが活かされていませんね。


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一方、獅子投手陣については、、、


感想をまとめれば、
『十亀』は
やっぱり『十亀』だった。
『増田』は

やっぱり『増田』だった。
ということです。


十亀については、
打線の援護が無い苦しい中、
一応、6回1/3で3失点だから
QS達成先発として最低限の仕事
果たしております。


当然、今日は十亀以下が
無失点に抑えなければ勝てないわけですが、
十亀自身、
無失点に抑えまくることを
求めるのは酷であり、
QSやHQSを達成してくれれば
上々である面
を否めません。
しかし、今日の失点は
あまりにもお粗末でありましたね。


鷹軍団は、序盤に得点を入れて
序盤から鷹の流れ(試合の主導権)を握り、

先制しながら勝って行く傾向があります。
その傾向は
昨日もそうですし、今日もそうですし、
最近のハム戦、オリ戦でも見られるほか、
昨年も多々見られていましたね。
すなわち、鷹と戦うときには、
鷹が序盤から流れに乗らぬよう
序盤の失点に、
鷹打線の一巡目に
警戒すべき
があります。


まあ今日も初回から失点しましたが、
2人までは簡単にアウトを奪いましたが、
3番グラシアルの打席になると、
中軸に対する力みなのか?
ここでグラシアルを出すと、
次は高打率の柳田であり、
その次に松田を控えていることから、
大天敵・熱男の影に
おびえたのか?
※意識してないいつもりだけど、
 心底に根付いているから
 身体が勝手に反応してしまう。。。


グラシアル&柳田に連続与四球
自滅型ピンチの中で
熱男には
ストライク欲しさの球で
しっかりタイムリーを被弾
します。


与四球重ねからの
典型的な
自滅型陥落パターンです。


熱男の2打席目(4回裏)は、
その前の回で柳田で止めたから
熱男に走者無し状態で投げます。
インハイにも投げ込んでそこを意識させ、
アウトローに向けてのお膳立てを作ろう
としているのですが、
獅子七不思議の一つ
『亀の球は熱男の甘いゾーン
 (中へ)吸い込まれる』現象
が生じ、
ソロ弾を浴びます。。。



今年の松田は前半戦に
あまり調子が良くなかったですが、
そんな中でも十亀はカモっておりました。
そして、
今の松田は調子が復調傾向なんですから、
十亀がさらにカモって当然です。


とにかく、十亀、松田の場合、
心理的優劣の差が大きい
と思いますが、
十亀が無意識のうちに
身体で反応していることから
正直、何をやっても
松田に軍配が上がり
やすいことを否めません。


正直、どんな場面だろうが
全打席敬遠したいところです。

とにかく、
松田に打たれるということは
そのときの結果への影響もそうですが、
一番、嫌なのはその時の結果を超えて
チーム内周囲に勢いを伝搬させることです。

ようは
打たれてはいけない相手ということです。


極端な例で言えば
満塁時に松田の打席なら
タイムリーやグランドスラムを打たれて
鷹全体のムードを上げるくらいなら、
敬遠して押し出し1失点でいいです。
究極の二選択です


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さて、今日は8回裏
増田が登板しましたね。。。


しかし、柳田&松田に
同じようなバックスクリーンへ
ソロを連続して被弾し、
余計な失点(2点)を献上しました。


柳田弾は「柳田あっぱれ」ですが、
松田弾は松田自身が一発狙いの強振とはいえ、
増田のストレートは
例え153km/hとかをマークしても
球威、伸びが無くってうるのが

辛いです。
復調にはまだま時間を要するでしょう。



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結局、鷹戦カードを連敗して挑む明日は
何が何でも勝ちって
1勝を挙げたいわけ
ですが、
郭俊麟の先発ということを踏まえると、
正直、三連敗の危機が濃くなります。


郭俊麟については、
全く人に投げ込めなかった状況でしたから
2軍戦とはいえ、そこで躍できるくらい
になっているのは、それだけで上々
と思います。
ただし、2軍戦で好投し、
死球を与えた後も大崩れしません
が、
内角球をほとんど投げていなかったように
『内角球を投げ込めぬ恐怖感』
を否めていないことが気になります。
さすがに鷹相手に外角一本槍では通じません。



とにかく、明日は、もし負けたとしても、
天敵投手の軽減への努力の一環として、
最低限、対戦2度目となる
大竹だけは攻略すること
だけは望みたいです。


まあ明日は、
郭俊麟を序盤のみ投げさせ、
中盤から他投手へスイッチ

する可能性は十分あり得ます。


とにかく、郭俊麟には、
結果を恐れることなく、

内角球をガンガンに
投げ込んで行け!
と思います。。。