下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

★★★ソフバン22回戦(MLD)★★★   頂上決戦・第二次天王山緒戦:相互で壮絶に殴り合う打撃戦の展開の中、獅子が逆転仕返して打撃戦を制する。11連勝でマジック3に。獅子の総力を注いでつかみ獲る価値ある1勝に。簡単に勝たしてくれない鷹の脅威を撥ねのけるこの強さは本物。秋山、格好良すぎるぞ!ビールかけの会場はもう準備OK。あと2つ勝ってホーム所沢で優勝の歓喜の叫びをあげようぜ!

今日は頂上決戦・第二次天王山緒戦
応援しにメラドへ行きました。
今日はノドがガラガラです。

今日も外野指定で応援しました。

試合前には
おかわり君の8月MVP表彰式がありました。
改めておめでとうございます。
賞品を受け取りに山田が来てましたが、
どさくさに「熱男」やっちゃいましたね。

もちろん、熊代監督の訓示も。


今日のスタメンです。


天王山の頭を獲るか否かは
この三連戦の流れが大きく変わります。
ただ先発の郭は、
相手も研究してくる中を中4日の登板であり、
前回以上に苦しくなりそうな懸念がありました。

初回表においては、
先頭の上林初球を右安打されます。
初球から打ってきやすい上林に
警戒心が薄かったですね。
次の牧原のバントでは、
郭自身で二塁へ送球し、
上林の二塁進塁を阻止しました。
ワンバン送球になりってしまいましたが、
集中力がありましたね。
今日は投ゴロが重なりましたが、
反応は良かったです。
ただし、グラシアルに打ち込まれて、
デスパイネを歩かして

二死満塁のピンチに追い込まれますが、
嫌らしい中村を遊ゴロで処理し、
(高いバウンド打球を源田が上手く処理)
このピンチを無失点で凌ぎました。
この初回、失点を許さなかったのは
相手へのダメージを与えるのに
もの凄く大きい成果でした。

鷹も郭が相手なら
「今日はさすがに打ち崩せるだろう」
という面がありますから、
この初回表における鷹の残塁祭り
焦りを何らかの形で与えるから、


しかも2~3回においては、
源田の反転スローの好守もあり、
きっちり三者凡退に抑えています。
まあ郭も下位打線には強気で攻めるものの、
打線の上位&中軸には不安定な面がありましたから
状態は万全と言い難い中、
鷹も3回まで無失点で抑えられてますので、
当然「何で格下の郭を打てないのか?」となるから、
功を焦る気持ちが生じても
おかしくありませんでした。


4回表に鷹の方は円陣を組んでいました。
その象徴が4回表無死一塁のデスパ打席でした。
3球外してB3S0とボール先行になっているので、
4球目は慎重に見てくるかな?と思いきや、
低めのボール球に手を出してくれて
遊併殺打に打ち獲りました。

手を出さなければ、与四球でした。
デスパは歩くことを優先できず、
功を焦って打ち気になっていましたね。
その後の中村はソロHRを被弾しますが、
高めに入ってしまいましたね。


結局、5回持たず
勝利投手の座を逃しました
が、
この大舞台で、強敵の鷹を相手に、
中4日登板を考えれば、
堂々と試合を作ったと思います。
(もちろん小川の火消しも大きいです)


もちろん柳田やデスパを相手に
ストライクが入らぬ
無駄な明瞭のボール球が目立っており、
それはしょうがないんですが、
強打者相手には変な力みもありましたね。


ただし、前回は100球近く投げましたが、
2軍戦では70~80球で良いいところなので
5回表は、その球数に達しており、
おまけに中4日登板でしたから、
球が高くなって
スタミナはカツカツでしたね。


それでも、これなら次以降、
来年も楽しみな存在になりそうです。
(まあ来年居るかはわかりませんが)

5回表二死の一二塁で柳田の打席
郭から小川に交代し、その小川が柳田を
しっかり打ち獲ってくれました。

この残塁祭りも大きかったです。


で、今日の最大な問題点は、
焦りが響いた魔の6回表
でしたね。
このイニングは
小川が回をマタいたこともありますが、
中村に打ち込まれて一死一塁の局面
右打者・松田を迎えたところで、
小川から平井にスイッチしました。
ここに来て、ピンチ拡大を恐れて
左右病&平井依存症
を発症しましたね。


正直、ここは小川のままで
良かったのでは?と思いました。
でも、右打者になっての平井にスイッチですが、
今年の松田は、左打者よりも
右投手の方が打率が高い
んですよね。
しかも、その次は左打者の髙田です。
髙田は左投手の方が右打者より打ってますが、
強打者揃いの鷹の中髙田は左右関係なく
アウトを着実に奪っておきたい存在ですから、
それほど左右を気にしなくても
打ち獲れる相手ですから。


で、平井自身、疲労のピークが来ていますから、
ここ何試合もその疲労が投球に影響しています。
結局、平井は、
甲斐に力が入らぬ球を痛打されて
3点逆転タイムリーを浴びました。
平井は責任感がかなり強いタイプなので、
この痛打の責任を重く感じており、
秋山の逆転弾のときには泣いたらしいです。
しかし、この逆転タイムリー痛打は、
平井の責任が皆無とは言いませんが、
平井云々よりも、
首脳陣の今まで見境なく使ってきたツケと、
ここで疲労度が大きくなっている平井を
出した采配の問題と思います。


やはりこの場面では、
小川続投で良かったと思います。
平井への交代は
首脳陣いつもの習性焦り
露呈したものと思います。


またその焦りは選手間にもあり、
山川一ゴロコースでなのに
失策(ポロリ)してしまい、
それが逆転失点につながりましたね。


このイニングは、
首脳陣&選手の焦りから
逆転許す魔の6回になりました。


で、この6回表は1イニングで
小川→平井→野田→増田とつなぎ
投手不足に陥る危機でした。
まあ十亀がいるので、
そのときは松田との対戦覚悟
十亀が投げ続けるんでしょうが。。。


この6回表は、
逆転されて1点ビハインドとなりますが、
それ以上の傷口を広げることを
最後は増田で阻みました。

増田はグラシアルから
堂々と空振り三振を奪いました。

さすがです。
なお、増田については、
回マタギしてその次も抑えました。
復調中の様相を見せています。

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ところで、
獅子威し打線については、
2回裏連続与四球によりチャンスを築くと、
初球で先制3ラン弾を放って
先取点を奪うことに成功しました。

内角球で詰まらされず打ち込みます。

バンデン自身、
今日はめずらしく与四球も多く
何か硬さを感じましたね。
それだけ力み
あったんでしょうね。
もちろん良い球も放っていますが、
貫禄が無かったですね。
変化球が明瞭なボール球に
なっていましたね。


また獲られたら獲り返す
山川の45号弾も。


ただし、2番手の石川は
なかなか打ち込めず追加点を挙げられません。
石川は基本的に獅子キラーですからね。
それが中継ぎで出てきますから、厄介な存在です。


で、追加点を得られぬ中、
ビハインドの展開が続きます。


でも、8回はKマートが
しっかり抑えて流れを転じるのを待ちます。

そして、8回裏二死まで追い込まれ、
メヒア我慢して与四球でお散歩、
そこで代走に稼頭央登場。
金子十八番のバウンド打法の内野安打。
それで秋山のバックスクリーンへの
ミラクル3ラン弾で
逆転し返して再びリードします。


このとき同点走者は稼頭央でした。
皆がもの凄い集中力を魅せた
「稀哲さんの打席を回せ」ではないですが、
「稼頭央さんをホームに還せ」
というのもあったのか?
と思わせる印象も感じました。
その集中力を起爆剤にして
同点どころか、
一気に逆転するまでに爆発したという印象を受けました。
(楽天戦での満塁弾と同じような)
獅子の集中力の凄さを魅せてもらった気がします。

秋山、格好良すぎるぞ!


その後はヒースが
一二塁になりますけど、
しっかり抑えてくれました。


このように第二次天王山緒戦は、
相互で壮絶に殴り合う打撃戦の展開の中、
獅子が逆転仕返して
打撃戦を制する11連勝となり、
マジックを3にしました。

劇的な逆転仕返し勝利。
物凄い歓喜の嵐でした。


そして、今日は空回りもあって
逆転を一度許しましたが、
また鷹もそう簡単に
勝たしてくれぬ中、
それを熱く冷静に
獲り返す強さを示す
劇的な逆転勝利を魅せました。
そして、今日の勝利は
まさに獅子の総力を注いで
つかみ獲る価値ある1勝に。



例えば、
今日、十亀は登板しませんでしたが、
郭の非常時に備えて
中継ぎ陣で一番最初にブルペンに入りし、
肩を作る準備を始め、
ビハインドになると
再び肩を作り始める準備を進めます。
いつでもスクランブル登板できるよう
黙々と準備をしておりました。

獅子は本当に
勝負強くなりましたね。
ホームの地の利も効きましたが、
この強さは本物と思います。


簡単ではないけど、
ホーム最終戦で優勝を決めて
ビールかけするところを見たい
ですね。
(札幌ではビールかけ自粛の可能性ありますし)
会場は駐車場に
準備されつつあります。


明日の先発はエース対決です。

雄星も鷹に勝たねば
メジャー挑戦も価値を下げます。

ダルビッシュが渡米するときは
「国内にもう敵無し」と言って
海を渡りました。

田中将大が渡米するときは、
24連勝で日本一と
まさに国内でやり残したこと無く
海を渡りました。


雄星も渡米するなら
鷹を踏み台にしたいところです。


明日は早朝(2時間後)からの出張で
西の交通の不便な地へ行くので
あまり観られませんが、
何としても明日中には日帰り帰宅して
明後日の最終戦はメラドに行くぞ!


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(追伸)今日のレジェンド紹介