下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

①ファビオ、右肘検査帰国。もうこれでGood bye Lions?②メヒア一発放つ!この一発で復調すればいいですが、まだ次の打席でも悩んで迷走中ですね。

①ファビオ、右肘検査帰国
こんな記事が出ました。



西武カスティーヨ投手が右肘検査で渡米、再来日未定
10/9(火) 17:40配信(日刊スポーツ)
 西武は9日、ファビオ・カスティーヨ投手(29)が右肘の検査のため渡米したと発表した。
 来日1年目の今季、開幕ローテに入り、6月初めまでに先発として5勝を挙げた。6月後半からは、チーム事情により抑えに配置転換。3セーブを挙げたが、7月中旬から2軍再調整。さらに右肘に張りを訴え、キャッチボールも思うようにできない状態が続いていた。
 球団は、再来日については未定としている。


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もうファビオは帰ってこない、
Good byeかもしれませんね。


ファビオについては、
開幕以降、先発の柱として活躍し、
(まあ与四球自滅や打ち込まれるもありましたが)
宿敵ソフバンに強い結果を示しており、
うちには珍しい貴重な先発投手でした。


しかし、交流戦に入ると、
増田や武隈など中継ぎ陣が
不振に陥った問題が深刻化し、
交流戦が終わってリーグ戦になってから、
抑えに向いていなかったファビオ
抑えの代替役として抜擢され、
使い続けられましたが、結果が出ませんでした。


しかも、オールスター後に
右肘を痛めていたことが発覚し、
それ以降、もう1軍に上がることは
ありませんでした。


ただし、右肘もあったでしょうが、
一番気になったのは、ファビオの
モチベーションへの懸念でした。


まあ当時、中継ぎ陣の崩壊により
首脳陣も血迷っていたこともあったから、
焦りから抑え代替役にファビオを
選んでしまったこと

もうしょうがなかったとしても、
またファビオ自身も、
チームの危機だったから、
そこは抑え代替役を快諾して
向かずとも勤めていました。


最後の7/11ロッテ戦でも、
右肘に違和感を感じながらも、
無理して投げていた
らしいです。
でも、結果は投げ込めない分だけ、
140キロ台の直球と
制球の甘いスライダーになってしまい、
失点を許すことになり、
最後は土壇場でヤケクソになりつつ、
150キロ投げて凌ぎました。


ファビオは、
負傷したくない理由
打撃では全く無気力であり、
打席には立っているだけのタイプです。
(まあ空振りをするようにはなりましたが)
これはアメリカ時代も同様で、
それだけ負傷リスクは極力避けたい
と考えるタイプでした。
もちろん、負傷しても
誰も補償してくれないですから、
それだけ負傷リスクを嫌うのも当然です。
(外国人ですからね)


そんな負傷を嫌うファビオ
右肘に違和感がありながらも
無理して投げていた
のだから、
「チームの危機を救うんだ」という
気持ちをかなり持って投げていたもの
と思われます。


ところがどっこい、
7/11ロッテ戦の試合後に、
人心掌握術に優れている辻監督にしては
珍しくやらかしてしまいました。

試合後に
「気が抜けてるだけだよ。説教だよ、
 あのヤロー。KYだよ」
「6点差あるからって軽く投げて、なめてるよ!
 どんな時でも抑えなんだから3人でピシッと
 終わらないと。で、(2点取られて)最後に
 150キロ投げて必死になってる。
 だから、そういうところがダメだって。
 いっつも言い訳大王だけど…本当に腹立つ」
報道の前で言ってしまいました。


もちろん、監督にも焦りがあったんでしょう。
またファビオ自身、
陽気な性格だから、言ってもへこたれないだろう
ということも見込んでいたのかもしれません。


監督自身、
言った方が良い相手には言う、
言わない方が言い相手には別を考える
という風に使い分けているようですから。
ただ、監督も、こればっかりは
ファビオを見誤ってしまいましたね。


またファビオも、普段から、
陽気で何でもポジティブに考えそうであり、
また、外国人に多く見られるNo problem, ok! ok!
外国人のNo problemほどアテになりませんが)
と言っていて
ダメになると雨が、マウンドが、などと
言い訳する性格が怒りを助長したのも
あったんでしょう。
(言い訳も外国人に多いです。)


しかし、さすがに陽気なファビオも
負傷を相当嫌がっていますが、
それでもチームのために無理して投げたのに、
この言われようをされてしまえば、
「やってられねぇ」と
モチベーションが下がっても不思議では無い
です。


そうなれば、外国人にありがちな
痛くなくても「痛い」と言って現場に出ず、
そのまま帰国しGood byeしてしまう
ということが十分懸念されます。
しかも、それが契約が終わればなおさらです。


もちろん、
契約を継続したいところがあるのは当然ですが、
負傷してまで、選手生命を賭けてまで
今の西武との契約継続に固執する理由がありません。
日本人ならまだしも、外国人ですし、
韓国でも野球をやっていたわけですから、
年俸が下がっても、
致命的なリスクまでは背負わないのが普通です。


正直、今回の帰国は、
まあ右肘が痛いんだろうと思いますけど、
西武へのモチベーション低下の方が気になり、
もう帰ってくることはないのかな?
Good bye Lionsかな?
それが遂に来たかな?という気がします。


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②今日のメヒア
2打席目に
1本ホームランが出たようですね。
パTV録画を観ると、
高めに中へ入った甘い球を仕留めました。


ただ、1打席目は遊ゴロ併殺になり、
3打席目は遊撃手の失策で出塁しますが、
初球のファウル後に
腕を振りながらタイミングを確認しつつ、
その後の投球後も考え込んでしまったり、
まだ悩みが続く様相を見せる中で
外角を泳がされて遊ゴロコースでした。


しかも、相手は今年の成績が
良くなかった三星ライオンズですからね。


この1発で復調するといいのですが、
まだ何とも言えませんね。。。


でも、外崎がまだ出場できる状態に
なさそうですから、
メヒアには是が非でも復調して欲しいのですが。
一発の脅威もありますからね。