下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【FA問題】恐怖のFA宣言期間が明日から開始。浅村も銀もFA宣言しそうな雰囲気。『宣言=流出』であり宣言をされた時点でこの戦いは終焉する。FA流出を回避するには『宣言させぬこと』が全て。他球団へ主力を出荷し続ける育成球団・西武ライオンズのままでいいのか?育てられた感謝をされつつも、後足で砂をかけられて羽ばたかれる西武球団のままでいいのか?彼らが明日球団に訪れるときが最後の最後の機会。今から大逆転を狙うなら、本気で阻止したいなら、明日の最後に会う機会で、球団も保身せず覚悟を決めて、度肝を抜くほどの心を揺るがせるほどの『尋常じゃない超破格の条件』を提示しなおすべき!本当にお願いしますよ。

恐怖のFA宣言期間が明日から始まります。


浅村は「他球団の評価を聴いてみたい」
例年、出て行くときの
マニュアル通りのような

定型文を述べています。
このままだと、FA宣言を
行使することが濃厚のようです。


よほど売れない選手ならまだしも、
売れる選手ならば、
他球団も自球団より好条件を
提示するのが当たり前なので、
もう『宣言=流出』と考えるべきであり、
その宣言を阻止することが
FA問題の勝敗を決める

宣言されたら終わり!
と言っても過言ではありません。


とにかく、西武球団は
FA宣言をされぬよう
それを死守すること
総力を注ぐことが大事ですが、
宣言を止められぬことは、
今年もFA戦で敗れること
と同じです。


今回、西武球団は、
浅村との交渉で最終条件として、
5億円×3年(若しくは4年)を出し、
渡辺SDは
「条件もみなさんが思っているものより
 上をいっている。すごいものを出しました
満足したコメントをされていましたが、
もともと先手先手の交渉をしてきたならまだしも、
後手後手の交渉になっている中、
こんな金額でFA宣言を
阻止できると考えていること自体
考え方が、認識が甘すぎる
というところです。


もしかしたら、
裏ですでに他球団との密約があったり、
自分自身でお金がもっと欲しいという
欲にまみれた話があるかもしれませんが、
プロとして欲しいのは
プロとしてどう評価されるのか?

であり、その評価は
プロであるが故に

お金でしか計れないということです。


そして、彼らにとっては、
その評価がプロとしてのプライドであり、
その反面、その評価に恥じぬ責務を感じ、
その評価を糧に、来年、
プロとして頑張っていく
わけです。


一方、交渉で落とすには
インパクトが大事です。


先手先手で事前から交渉していて
シーズン終了後、初回の交渉
球団一という
5億円×3年(or4年)になっていたら、
まだ明るい道があったかもしれませんが、
交渉が後手後手になっている中、
1回目の交渉
球団一もない4億円×3年
(日本人ではおかわり4.1億円に次ぐ2位
という評価をしており、
これが球団の
浅村に対する純粋な評価額です。
(ここでサインしていたら終了ですから)
2回目の交渉で
ようやく修正して
球団一の金額
やっとこさ提示した経緯です。
1回目で難色を示したから
渋々でてきた追加評価です。


1回目の評価
日本人で球団2位(全体なら3位)であり、
それでは難色なので、修正した2回目で
ようやく日本人で球団1位(全体は1位タイ)
が出てきたわけです。


そもそも1回目に
「2位じゃダメなんですよ」

それでも、球団は
もう一度、修正するチャンスをもらえました。
1回目で球団一を提示しているならまだしも、
2回目というのは
逆転を狙わなければならぬ
窮地に迫られた交渉になっていますから、
この段階になっては、
球団一の評価額では
インパクトが弱すぎるわけで
一度、邦人球団2位(全体3位)の評価を受けた
浅村の心には響きません。


逆転するには
『12球団一』というインパクトが
最低でも必要
であり、
1年あたりで5.5~6億円
(本来なら6億円以上)
という条件提示が最低限必須でした。


昨年、鷹はどうしても留めたい柳田に
12球団一の5.5億円×3年を出しています。
やはり12球団一というインパクトが大きいんです。
柳田自身
「すごいお金。日本一の選手になりたい」と述べてました。
もちろんお金が欲しいこともあるでしょうけれども、
プロとして12球団一の評価をしてもらったことが
柳田の言葉からもわかるように
この評価は柳田の心に響き、その責務に応えよう、
その評価にふさわしい
プロの男になろうという決意が伺えます。


今年、浅村にもその価値があり、
成績以上の貢献を果たしてきただけに)
交渉が後手後手になっていたことも含めれば、
浅村のFA宣言阻止を図るには、
12球団一の評価が
最低条件だったことは
たやすく考えられることです。


少なくとも、鷹軍団は
6億円以上×3~4年の条件

簡単に出すでしょう。

もちろん、
それだと柳田の年棒を抜くことになり、
柳田に悪いかな?と考えがちですが、
あくまで柳田の評価額を
決めたのは昨年の話であり、
今年の話には関係ないから
鷹はそこを気にせず、
余裕で出してくるでしょう。
もし、柳田の複数年契約を結ぶ時期が
浅村獲得を狙う今年だったら、
柳田も浅村バブルに乗じて
6億円の契約だったかもしれません。
それが市場というものであり、
そのときの相場でもあります。
また相場というのは、
年の経過とともに
右肩上がりに

上がって行くものです。
そして、最近、
その相場をことごとく壊して
急速に高騰させてきたのが
鷹軍団そのものですから。


おまけに、浅村の交渉の方
柳田の契約更新交渉より先
ですからね。
まず浅村には
『12球団一』の評価をします
と言ってくどき、
浅村もその評価にプロとして満足するでしょうし、
次に柳田には、
出来高払いで5千万円以上を乗せて
6億円以上に補正してくるでしょう。


すなわち、
先に交渉する浅村には、
基本給で日本一という評価を与え、

後で交渉する柳田には、
出来高含め総額で日本一という評価を
与えるというところでしょう。


確かに金満球団の鷹だからできる技であり、
資金力が弱い西武にとっては、
そんなことはできない、
そこまでする必要が無い
という考え方
もあるんでしょう。


しかし、
浅村という男が、キャプテン
自ら移籍することの意味を
もう一度、深く考えるべき
です。


浅村移籍というのは
自チームの戦力弱体化はもちろん、
同じパ他球団(特に鷹)の
戦力強化
を促す危機であります。

そして、キャプテンが
自ら移籍するということは

今後も主力選手らの
FA流出を促すことであり、
極端な表現ですが、
残る者にも
頑張れば、浅村さんや岸さんのように
他球団が高い評価をしてくれるのだから、
俺も今は下積み球団で頑張って
その先へ羽ばたくぞ!

という考え方を植え付け、
その考え方が、野心が
当たり前の空気になっていきます


秋山だって、山川だって、森だって、
源田だって、外崎だって、金子だって、
多和田だって、今井だって、
もしかしたら、平井だって、
これから入団してくる松本だって、
みんないなくなるでしょうね。


下記は過去のFA移籍者一覧です。
1994年 工藤公康、石毛宏典
1996年 清原和博
2003年 松井稼頭央
2005年 豊田清
2007年 和田一浩
2010年 土肥義弘、細川亨
2011年 許銘傑、帆足和幸
2012年 中島裕之
2013年 片岡治大、涌井秀章
2015年 脇谷亮太
2016年 岸孝之
2017年 野上亮磨


現在、FA流出日本一です。
このままでは
未来永劫、日本一でしょう。


「古巣へ恩返し」という嫌な言葉があります。
これは育ててもらった勇姿を
育ててくれた方に示すことを意味し、
日本人ならではの言葉です。
まあそれが
独立リーグなど育成する球団などから
羽ばたいてくならわかりますが、
敵になってしっぺ返しをしてくる結果
につながります
からね。


これでは、西武球団は、例年、
他球団へ主力を出荷する
育成球団にすぎず、
当然、育てられた感謝をされつつも、
同じパ・リーグに移籍されれば、
結局、後足で砂をかけられて
羽ばたかれれいる状況
です。


球団の威厳を保つためには、
その流れを止めなければならず、
その流れを止めるためには、
マネーがいくら嵩もうが、
積み上げてマネーゲームに
勝たなければなりません。


そして、今回は
キャプテン浅村のFA問題ですから、
今後のために
何としてでも意地でも
止めなければならぬ問題です。


もちろん、大型契約は博打です。
しかし、今回の残留目指す博打は
今後のFA流出傾向に楔を打つ意義

もあります。


浅村も、銀も
明日、結論を公表する前に、
球団を訪れるでしょう。
既に決意して
挨拶に来るだけが濃厚
でしょうが、
これが最後の最後です。


本気で阻止したいなら、
明日の最後の機会で
球団も保身せず覚悟を決めて、

度肝を抜くほどの、
心を揺るがせるほどの
尋常じゃない
超破格の条件

提示しなおすべき!


最後は交渉しないのが常識かもしれませんが、
そんな常識に
とらわれている状況ではありません。
死に物狂いでぶつからなければ
この逆境は打破できませんし、
浅村にも伝わりません。


この土壇場の崖っぷちですから
高騰するのは当たり前で、
6億円×3年は最低限
6.5~7億円×3年
は出して欲しいところです。


理想は↓↓↓↓です。

ここまで出せば
他球団も簡単に手は出せません。
まあ相場を壊していますが、、、
獅子が壊さなくても
鷹が勝手に壊しますから。。。


一方、銀の場合は、
評価額というよりは、
出場頻度の改善を求めている
ので、
浅村とは交渉方法が異なってきます。
しかし、
銀の流出阻止も大事です。
最後の最後まで
宣言させないことに努めて欲しい
です。
辻監督、自ら出向いて
涙を見せるのもありです。


銀については
先日のブログをご参照下さい。


もちろん、浅村、銀のみならず
FA問題は山積みです。
2.2億円の3年契約の最終年となる秋山
に関しては、来年、FA流出の危機です。
秋山には先手先手で対策を
講じて欲しいです。
今度の秋山との契約更新では、
今の契約を見直し、
最低でも今の倍額以上となる

4.5~5億円×3年契約
結びなおしたいですね。


今なら4.5~5億円で
何とかなる可能性
は考えられます。
まあ断られるかもしれませんが、
上手く行けば5.5~6億円までに
火はつかずに済むかも
しれません。
でも、今、何もせずに
後手後手になれば、
FA問題が生じる来年には
6億円以上の争いになります。


どっちがお得か?
どっちがFA移籍を
阻止しやすいか?
考えなくてもわかる問題です。
それが先手先手対応
のメリットです。