下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【FA問題】浅村FA宣言。コメントは移籍マニュアル通りの定型文ばかり(岸のときのコピペ)。残念だが、覚悟必須の状況ですね。で、銀は?ラストチャンスはあるようだから、金をかけずに済むのだから、岡田手術ネタも駆使して宣言させぬよう全力以上の交渉を尽くして!でも、次の流出危機がすぐそこに待ち構えています。秋山には先手先手で契約見直し、柳田と同額以上の大型複数年契約を今オフの交渉で実現して『FA流出傾向』に楔を打つべし!

浅村がFA宣言しました。

 西武が5日、浅村栄斗内野手(27)が国内フリーエージェント(FA)権を行使することを認めた。球団幹部が本人から権利行使の連絡を受けたことを明らかにした。近日中にも正式表明を行いFA申請手続きに入る予定。宣言残留を認めている西武に加え、楽天、オリックスなどの争奪戦が本格スタートする。
<中略>
 球団は浅村の流出阻止を最優先事項と位置づけ、3年契約で年俸5億円プラス出来高払いの大型契約を提示しているとみられる。宣言残留も認めており、浅村は「ここまで育ててもらったライオンズには本当に感謝している。移籍を前提にして権利を行使するわけではない」とも強調している。


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昨日は「他球団の評価を聞いてみたい」
ということも言われていましたね。


覚えていらっしゃる方もいるように
確かにFA権取得時には、
次のようなコメントを残していましたよね。

そりゃ岸や中島に相談すれば、
移籍の方向に傾くことは促進されて当然です。
まず「やめておいた方が良い」
なんていう話にはなりません。
話の展開では、
西武への不満が酒の肴になるでしょう。
そもそも「出て行く気持ち」を聞いてみたい
と言っていますからね。
下手すれば、第三者も登場して
事前に交渉していても不思議じゃないです。
少なくとも「一緒にやりたいね」くらいは
言っているでしょう。


ちなみに、出てくるコメントは、
移籍マニュアルにでも書きたいくらいの
定型文ばかりです。
◇ここまで育ててもらった
 ライオンズには本当に感謝している。
◇移籍を前提にして権利を
 行使するわけではない。
◇他球団の評価を聞いてみたい。


岸がFA宣言したときのコメント
思い出せば、、、
「この世界で10年間やってきて、
 1人の野球人として
 他の球団が僕をどう評価をしてくれるのか。
 来月32歳にもなる。そういう部分もあって
 (他球団の)評価を聞いてみたいと思いました。
 (西武からは)チームにとって必要だという
 言葉もいただきましたし、僕も感謝の気持ちしかない。
 移籍が前提という形ではありません


そう、浅村も完全コピペコメントです。
そりゃ相談している相手が相手ですからね。。。


そもそも出て行った人間に相談する風潮が
西武球団内部でも当たり前になっている
すなわち、
これだけ出て行く傾向が顕著でありますから、
西武球団内部の選手たちの認識でも
「成功したら、出て行っていく」が
常識的な空気、普通の空気、

別におかしくない空気になっているでしょうね。
そもそも、出て行くことが
当たり前になる空気に

なっていることが大問題なんですよね。


もちろん、浅村がCS敗退の涙は
負けたことに本当に悔しかったと思います。
ただし、
『今年でライオンズは最後』
『獅子でのラストチャンス』と
既に決めていたからこそ、

何としても日本一を決めたく
一入の涙にもなったんでしょう。
そして、
『もう獅子ユニを着て日本一』は
もう実現しないことへの涙

でもあったのでしょう。


残念ですが、
『宣言』されてしまった以上、
当然、他球団は今以上の条件を
提示するわけですから、
流出の覚悟はしております。

今と同程度、それ以下で
攻めてくるアホな他球団はさすがにいません。
時間の無駄ですから。。。


獅子が勝つには、
今まで見たことも無い
尋常な条件を提示
すれば
まだ1%くらいは勝算が残っているかも
しれませんが、
次に渡辺SDと会うときは
他球団に決まったことの報告と挨拶
であり、
もう交渉すら
させてもらえない可能性は
十分ある
でしょう。


また痛いのは、狙ってくるのが
鷹、鷲、牛というパ他球団ことです。
麻雀で言えば、
役満直撃のようなものです。
こちらの点棒は大きく減り、
あちらの点棒は大きく増え、
3万2千点のやりとりで
6万4千点差になるというように。。。


いずれにしても、浅村に関しては、
もう、なるようになれ!という状態でになりました。


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一方、については、
まだFA宣言が保留中になっており、
「もう一度、話をする」らしいです。


銀の場合、金額条件よりも
出場頻度の問題なので、
ある意味で、難しい面もありますが、
お金が掛かるわけではないので
考え方次第で
なんとでもなる可能性がある問題です。


もちろん、
森や岡田を育成したいことは大事ですが、
今井、榎田、ウルフ、松本(ドラ1)などは
銀と組ませて、銀の出場機会を増やしたいですね。


今井については、
制球力が喫緊の課題になっており、
コースの際どいところを要求されるリードでは、
与四球が増えていくかもしれません。
しかし、今井の負けん気の強い性格を鑑みれば、
細かいリードが重荷になって、
「そこに投げなきゃ」と力み空回りする光成とは違い、

逆に前向きにその課題と向き合い、
制球力向上のバネにしそうな気がします。

今井の場合、
もう一つの喫緊な課題に一発病があり、
その課題克服には、
糸を引くような優れた制球力が欲しいです。
今井が一流投手になるには、
岸のようなタイプが目標像になるでしょう。


そのようなことを考えると、
今井の教育係には
細かいことを要求し
指導できる銀が最適と思います。
銀には、渡米する雄星に続いて
将来性十分の大器を育てて欲しいです。
そこは今度のドラ1の松本についても、
銀に育ててもらいたいところ
はあります。
ただし、ドラ1松本がどういうタイプか?
にもよりますが(今は未知なので)。


こちらも宣言されたら終わりです。
最後の交渉、ラストチャンスで
説得して欲しいです。


ちなみに、岡田が手術をしたらしく、
全治2ヶ月らしいです。
開幕には間に合うでしょうが、
不安は残ります。
来年、森しかいなくなったらアウトです。


まあ岡田には悪いですが、
この岡田手術ネタを
銀との交渉で大いに活かして欲しい
です。
すなわち、
岡田を第三捕手とする話です。
実際に捕手力を踏まえれば、
それはおかしくない話です。
銀と森がメインです。
それなら折衷案で出場機会も増えます。

もちろん、それでもダメかもしれませんが。。。


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ところで、今回の浅村のFA問題について、
獅子球団の交渉が
下手だったことは否めず、
次にはしっかりした交渉術をもって
対応して欲しい
です。


浅村との交渉に関しては、
・昨年までに
 先手を打てなかったこと、
・シーズン途中で

 事前交渉不足だったこと、
・本交渉で駆け引きしてこと
 (1回目の様子見4億円)、
本来ならどこかで楔を打てたはずが、
各段階で後手後手となり
逆転の一手を打つこと無く
次々に失敗してますよね。
しかも、本交渉も、
5億円は球団も想定していた予算内の額で、
そこに終着させたいことが見え見えでした。


もし今回の交渉について、
ベストは尽くしたが、
出て行かれるのはしょうがない
といつものパターン
反省し改善なければ、
未来永劫、流出は続きます。
今まで交渉術を改善しなかったことが
今までの流出継続傾向という結果です。


その機会はすぐに訪れます。
来年FA流出危機にある
秋山の契約更新です。


秋山には
今から先手先手で対策を
講じるべきです。




今度の秋山との契約更新では、
今の契約を見直し、
最低でも今の倍額以上となる

鷹の柳田と同額の
5.5億円×3年契約
結びなおしたい
ですね。


以前書いていた金額から
金額をアップしました。
浅村への金額が浮きそうなので。


もちろん、秋山が
「今は更新するほどの男で無いから」
とか言って断ってくるおそれはあります。
また、来年、FAで高騰することは
浅村が、岸が、教えてくれていますからね。


しかし、謙遜して断ってきたら、
「そこまでの男になってもらいたいから、
 その期待値も含めての評価額なんだ」
上手く言いたいですね。
評価額が上がって嫌悪する人はいません。
ましてや、その評価が
プロとしてのプライドにつながるわけ
ですから。


今ならその金額で
何とかなる可能性
は考えられます。
でも、今、何もせずに後手後手になれば、
FA問題が生じる来年には
6億円以上の争い
になります。


交渉事というのは
後手後手になれば
金額は高騰するし、
成功率は低下します。


どっちがお得か?
どっちがFA移籍を
阻止しやすいか?
考えなくてもわかる問題です。
それが先手先手対応
のメリットです。


今までの交渉に関して、
しっかり反省して学習し
交渉術を改善し

先手先手で
次の秋山流出を回避しなければ、
学習機能無く
他球団の育成球団ライオンズの
『歴史を繰り返す』だけです。