下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【補強問題】新外国人や戦力外の獲得のほかに『トレード』も重要。今年の榎田や小川のような二匹目のドジョウも欲しいかな(榎田らがデキすぎでしたが)。トレードで欲しいのは、不足している『投手(得に先発)』と、銀が流出すれば不足する野球の要『捕手』。ただし、こちらの放出駒がどこまであるのか?がカギですね。

前座として
FA問題に触れます。

西武・浅村、炭谷のダブル流出必至?
渡辺SD苦悩「出られたら本当に困る戦力」

2018.11.8 (夕刊フジ)

 「ライオンズで育ててもらって、この権利を獲得できた。今は感謝の気持ちでいっぱい。行使したけど、外に出て行くから行使したわけではない。とにかく他球団の評価を聞きたいという、率直な思いで決断しました」と語ったが、FA移籍する選手が使う常套文句を並べた感もある。
 豊富な資金力を誇るソフトバンク、出身地・大阪のオリックス、かつて同僚だった石井一久GMが就任した楽天が、待ってましたとばかりに獲得に名乗り。交渉後に西武とも再交渉を行う予定だという。
<中 略>
 しかも「何かチームに対し、いろいろ要望とか改善面とかあるのかと思って聞いたりもしましたが、そういうのは全然ないし満足していると。とにかく他の球団の評価を素直に聞きたいというところでした」というのだから、これ以上は手の打ちようがない。
<後 略>
(塚沢健太郎)


-----------------
普通、何らかの不満はあるものであり、
「いろいろ要望とか改善面とかあるのか?」
と聴かれたとき、残る意思があれば、
例え口数が少なくとも、話をするものと思います。
逆に見切りをつけていれば、
今さら無駄な争いはしたくないですから、
喧嘩別れなんて後味がわるいですから、
不満を語ることなく大人の対応で済ましやすいです。


もし本当に不満無く満足しているのなら、
条件は評価額が中心ということです。
確かにプロですから、
『浅村という男はどれだけの男なのか?』
というプロとしての評価は重要
であり、
その評価はお金でしか図れません。
お金が欲しいという気持ちはあるでしょうが、
それよりも
『俺は何億円の男なのか?』という評価が大事で
それがプロとしてのプライドであり、
それだけの価値のある男になる責務を
受け止めて果たそうとします。


でも、浅村って、
自分にストイックなところもありますが、
そこまで評価額にシビアなのかな?
という気もします(関西人ですけど)。
やはり何らかの不満があると考えるのが普通です。


ただ、もう既に他と接触済みなんですかね。
要望も言わぬ交渉というのは、
交渉(やりとり)になっていなく
『心ここにあらず』であり、
渡辺SDらも壁に話しているのと同じですから。


評価額の観点なら、天秤をかけているなら
莫大な資金で最大規模の提示額で攻める
選びそう
なもんですが、
既に接触していそうなに決める
というような気がしております。


FA権を取得した直後に、
中島さんやさんに相談したいと話していましたね。
「せっかく得られた権利なので、先輩たちの話は聞きたい。岸さんとか中島さんとか、(西武を)出て行った人の話を聞いてみたいですね。どういう気持ちで出て行ったのか。
慕ってる中島はオリと決裂したので、
オリは勝算が低いと思います。
でも、岸にも相談していれば、
鷲がそのチャンスを見逃さないでしょう。
当然、岸も手ほどきはしているでしょう。
岸に相談するとは、
盗人に鍵を預けるようなものですから。


----------------
くだらない話は置いておいて
さて、本題の補強問題についてです。


まず新外国人については、先日も書きましたが、
①先発投手2人ほど獲得
②台湾・王柏融の獲得
が欲しいとこです。
(王柏融については↓↓↓)
https://sinndar.muragon.com/entry/1235.html


また戦力外選手については、
第一巡選択希望選手
 篠原投手(巨人)
第二巡選択希望選手
 寺原投手(ソフバン)
第三巡選択希望選手
 中井内野手・外野手(巨人)

https://sinndar.muragon.com/entry/1236.html


篠原中井
トライアウトを受験するようですが、
寺原は受験しません。
DeNAあたりを含めて
他球団が狙ってきますからね。
勃発する獲得競争に勝ちたいところです。


で、補強方法については、
トレードもあり、
来年に向けて、今年同様、
積極的に活用していきたいです。


ただし、榎田のような
エビで鯛を釣るような効果
そう何度も起きるものではありません。
(洋介頑張れ!)
また小川も効果抜群でしたが、
もう中日からはそこまで期待できません。
辻監督の兄貴分・森氏が
監督をやっているときならではのトレードでしたが、
森氏はフロント入りしたとはいえ、
現場を任せた与田新監督のことを最優先させますから、
使える戦力をそう簡単に提供することは難儀です。
そんなことをしたら、
与田新監督の補佐役になった
伊東氏が黙っていませんから。


さて、トレードで欲しいポジションは
不足している投手(得に先発)
銀が流出すれば、不足する捕手です。


投手に関しては、
雄星が抜けるとともに、
覚醒しなければならぬ光成
秋季キャンプ離脱といきなりコケており、
他の誠ら若手も未知です。
とにかく
試合を作るべき先発投手が不足してます。


捕手に関しては、銀が流出すれば、
成長途上の岡田のみになります。
彼ら二人だけでは、
あたふたすることも見えています。
しかも、岡田春キャンプに間に合うとはいえ、
右肘手術の影響は、順調さを欠き、
仕上がり万全な状態で挑めぬおそれがあります。
そうなると森一人で重責を担わないとなりません。
中田や駒月では厳しいですし、
齋藤、新人の牧野や中熊はまだ時間がかかります。
使える捕手の補強は必須です。


もちろん、こちらが放出する駒にもよりますが、
トレード先はセ球団がベターです。
で、他球団から誰を狙うか?
については、後日、語りたいと思います。

(人的補償の関係もあるので)


その前に、問題はこちらに
どれだけトレードの駒があるか?
ですね。

まず第一印象は、
駒候補が『いねぇーんだよ』

そもそも少ないんですよね。


基本的には捕手以外の野手が優先です。
それなりのレベルの選手を釣るには、
木村くらいではないでしょうか。。。
水口斉藤熊代も年齢的な面で候補になりますが、
正直、それなりの一軍選手は厳しそうです。


またメヒアについては、
高給取りのため、相手がそれを嫌って
トレードがなかなかまとまらぬ懸念はあります。
しかも、今年並みでは相手も欲しがりません。
しかし、メヒアについては、
そこそこ調子を戻したら、
(大活躍していたらトレード見送り)
相手がトレードを了承したら、
それなりの選手を獲得できる駒になるかもしれません。
(特に王柏融を獲得するなら、なおさらおさら使える
でも、移籍して覚醒されたら、
もの凄い逆襲を受けますので、
メヒアを放出する場合、
原則として、セ球団を対象にしたいところです。


若手に関しては、
呉、鈴木、西川、山田、愛斗、
綱島、戸川は出しにくいです。
出すとしたら戸川あたりでしょうが、
駒にならない可能性は高いです。


野手に転向した川越
駒にはなりませんね。。。


あとは来年8年目25歳になる永江ですかね。
守備に関しては、十二分に一軍で通用し、
むしろ、一流技のレベルにあります。
しかし、打撃に関しては、
2軍戦でもすっからかん状態ですから、
その分だけ、相手が欲しがるか?です。


ただし、永江も8年目で、競争も激しいため、
逆に台頭するために、環境を変えて頑張らせる
というのも有りとも思えます。
優れた守備力を欲する相手
いるか?否か?ですね。。。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、投手陣に関しては、
そもそも足りないのだから、
野手(捕手以外)の方が優先です。


候補に挙げるのは、小石大石あたりです。
榎田&洋介トレ―ドの二匹目のドジョウ狙いです。
ただし、小石数少ない左腕であり、
ロング敗戦処理もできる便利屋なので
そこを売りにすれば?
という気もしますが、、、どうでしょう。。。


大石に関しては、負傷持ちなので
相手が名乗りを挙げるかが微妙です。


また伸び悩む泰雄(左腕ですが)
新天地で出直してみるというのも見据え、
トレードに出してみるという意図です。
でも、優先度は低いです。


それは光成にも言えるんですよね。
来年5年目の光成にはもう本格的に
覚醒してもらわねばなりませんが、
これ以上、伸び悩むのであれば、
環境を変えることを見据え、
トレードに出してみるのもありです。
まだ22歳のポテンシャルの高い投手なので、
それなりの相手を釣れるかもしれません。
ただし、負傷持ちになっているのが
マイナス材料ですけど。
なお、もし光成を放出する場合、
覚醒されたときの脅威を見据え、
相手はセ球団限定です。
ただし、優先度は低いです。


でも、十亀に関しては
トレードも有りかな、という気もしてます。
本来ならばローテの2番手柱にならねば
ならぬ存在です。
しかし、毎年伸び悩んでおり、
鷹が大の苦手です。
松田も衰えが見えていますが)
そして、来年にFA権取得するんですよね。


十亀であれば、
そこそこの投手を獲得できるでしょうし、
それなりの中堅左腕投手と交換
可能になりそうです。
ただし、本人のためも見据えて、
鷹のいないセ球団が原則でしょうね。


ーーーーーーーーーーーーーー
このように放出駒候補を見てきましたが、
なかなか厳しい状況でもあります。


いずれにしても、
他球団で誰を狙うか?も見据えながら、
放出駒候補の見直しは必要と思います。


そのあたりは、
後日に書いて行きたいと思います。

(人的補償も踏まえて)