下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【2018年 西武ライオンズ10大ニュース(vol.③)】今年も獅子10大ニュースを独断で勝手に決めてしまいました。今日は4~5位を発表。あと10大ニュースとは別で【番外編ベスト5】もおまけ。

昨日に続き、今日も
2018年 西武ライオンズ10大ニュースの続きを。
第三弾として、4~5位をまとめます。
また最後には番外編も追加しました。



ちなみに、昨日までの6~10位は、
【6位】おかわり君の怒濤の復活
   (逆襲の放物線)
【7位】MVP山川、ベストナイン6名輩出
    契約更新も優勝特需でウハウハ
【8位】天国と地獄
  (救世主となる移籍組)
【9位】破竹の開幕8連勝
【10位】獅子40周年記念

でした。


さて、今日の本題に入りましょう。
まず5位です。


【5位】中継ぎ陣の崩壊
今年は交流戦直前あたりから
増田が連投して救援連続失敗をして
増田、武隈、平井、野田の
中継ぎ陣が総崩れし始め
交流戦では
ボロボロ状態に陥りましたね。


しかも、守護神については、
増田から抑え適性の無いファビオに代えるという
苦し紛れの策に打って出て
さらに泥沼にはまりましたね。

ファビオについては、
中継ぎ経験があったものの、
制球力がないため、
絶対にゼロ封しなければならない場面では
さらに力むので
与四球でいっそうに自滅し、

逆に制球力に注意を払うと、
力一杯投げることができず
こじんまりした投球になってやられる

という悪循環で、残念ながら
守護神としての適性はありませんでした。
しかし、首脳陣は焦っていますから、
球が速いということを主な理由にして
ファビオに守護神代役を託しました。
結果はすでにご存じの通り失敗に終わり
終いにはファビオも肩を痛めて
シーズン後半を棒に振ってしまい、
先発不足にも影響を及ぼしましたね。


この中継ぎ陣が総崩れしたスランプ時には
リードしていても逆転負けになったり
何点先制したら逃げ切れるのか?
という疑心暗鬼も生みそうな状況でしたね。
特にチーム内で危惧されたのは
投手陣と野手陣の信頼関係の崩壊でしたね。
しかし、獅子軍団はこの危機を乗り越えよう
打つことをやめず歯を食いしばって
踏ん張り続けてましたね。


<中継ぎ炎上例>


増田については、
自慢のストレートが鈍る状態に陥りました。
昨年と比べたら奪三振率も大きく落ち込みましたね。
とにかく、
自慢のストレートで空振りが奪えぬ状態でしたね。
変化球はもともとから今一つですから、
唯一の武器であるストレートがダメになると
厳しい状況に陥るのは当然
になります。
終盤には復調気配を見せて
活躍する場面も見られました
が、
正直、まだ完全復調というほど
ストレートの勢いは戻らずシーズンを終えました。


この原因が
今までの蓄積した勤続疲労なのか?
それとも肩に限界が来ているのか?
年齢的な衰えが露呈してきたのか?
実際のところはわかりません。
正直、来年も不安が残ることは否めません。


確かにヒースが新守護神を担うようになりましたが、
中継ぎ陣が活性化するには、
増田の存在が欠かせません。
何とか来年は完全復活と行きたいところです。
まあ本来は、変化球も迷彩として使えない
昨年以上を越えるのは難しい
頭打ちゾーンには入ってますが、
まずは昨年レベルには復活したいです。


武隈については、
例年、暑くなる夏場に調子を落とします。
(北海道出身だから?)
その時期は身体的疲労もそうでしょうが、
精神的疲労が著しくなり、
「野球をしたくない病」を発症します。
しかし、今年は6月入る前からと
いつもより不調の始動時期が早く

いつもなら8月以降になると元気になりますが、
今年はその不調状態が長引いきました。
一応、終盤1軍に復帰しましたが、
今一つの状態のままシーズンを終えましたね。
とにかく、
ストレートが今一つであるとともに
自慢のチェンジアップのキレもパッとせずでしたね。


この原因が
今までの蓄積した勤続疲労なのか?
年齢的な衰えが露呈してきたのか?
実際のところはわかりません。
正直、来年も不安が残ることは否めません。


ただ気になるのは、
今年の春キャンプでは、中継ぎのみならず、
先発することも視野に入れていたのですが、
結局、役割を決めずに
先発・中継ぎの双方を見据えて
半端な状態で準備をしました
から、
そのツケがまわったのかな?
という気もします。


できることなら、来年は、
先発なら先発、中継ぎなら中継ぎと
春キャンプから
役割をしっかり決めて準備をさせたいです。


平井、野田については、
今年、試合数を増やせたことは成長でしたが、
展開に関わらず
困ったときに見境なく使ってしまったから、

疲労を蓄積したことにより
不振に陥りましたね。


平井の場合、疲労が増すと、
身体も開いてくるため、腕が振り切れず
自慢のスライダーのキレが不足してきます。

特に、平井については、
昨年までの『困ったときのマキタ』の
後継者になりつつあります。


野田の場合、
もともとから雑なタイプ制球難の課題を有しており、
疲労が増すもっと雑になって制球が苦しくなり、
球にも力がなくなります。


信頼できる中継ぎ陣は、
頻度多く登板せざるを得ない面があるので
へとへとな状況ではあるのは当然なんですが、
疲労蓄積を極力、低減させるための
中継ぎ陣の適用方法
は考えていかないとなりませんね。


チームとしては、
このように中継ぎ陣崩壊のピンチに陥りましたが、
平井&野田が疲労を癒えたら復活し、
ヒース、Kマート、小川の加入&活躍もあって
後半戦では中継ぎ陣が立て直しを図ることができ、
優勝へ向けて突っ走りましたね。
後半戦は、逆に先発の駒が不足気味になりましたが。


ヒース、Kマート、平井、野田、増田、武隈らには
(平井や武隈は先発転向の可能性もあり)
来年、安定して活躍して欲しいですね。


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【4位】鷹と熾烈な激戦歴
       終盤V争奪戦勝利~CS敗退『悔しいです!』
今年は、昨年の覇者ソフトバンクが
負傷者を多く出して序盤から出遅れたこと
こちらのリーグ優勝に響いたことは否めません。


ただし、後半戦に入ると
ゲーム差はキープしていましたが、
鷹の逆襲態勢が着実に整い、
鷹追撃の常識を打ち破る脅威が迫ります。
最後まで気が抜けぬ鷹との戦いを強いられましたね。


については、お盆以降、
V字回復で急上昇して追撃態勢に入り、
三連敗を喫するヤフオク決戦も含め
8月が18勝6敗の好成績をおさめ
下旬にはハムを一気に飲み込み2位へ浮上します。
そもそも、
ハムと鷹の差盆前に7ゲームあったのですが、
鷹の逆襲劇の勢い
その差を僅か2週間で縮めて交わすほどの強襲状態に。

戦力が揃ってきたお盆以降は、
13勝2敗(勝率0.867)
尋常ではない勢いで迫り、
獅子もヤフオクで三連敗という屈辱を味わいます。


秋の天王山直前夏の陣となった
8月24~26日のヤフオクでの三連戦では
木っ端微塵にやられて
三連敗の大痛手を追い、
鷹の猛追撃を振り切れず
鷹へ逆転優勝の希望を大いに与えてしまいましたね。


その鷹の逆襲は、9月に入っても
ノンストップでさらに勢いを増して
首位を走る獅子に迫ってきました。


西武
7月:18試合 13勝 5敗 0分
8月:26試合 15勝 10敗 1分
9月:17試合 12勝 5敗 0分
ハム
7月:19試合 10勝 8敗 1分
8月:25試合 10勝 13敗 2分
9月:15試合 7勝 8敗 0分

7月:18試合 6勝 11敗 1分
8月:24試合 18勝 6敗 0分
9月:17試合 12勝 5敗 0分


そして、次の直接対決となる決戦
9/15~17、メラドに舞台を移し、
第一次天王山となりましたね。


この大決戦において、

エース千賀を筆頭に
獅子が苦手としそうな左腕ミランダ&大竹
先発勢を布陣し、
絶対3連勝するんだ!の勢い
来襲してきました。


一方、獅子の先発勢の布陣は、、、
緒戦にエース雄星ではなくて
前回ヤフオクで立ち上がりに自滅で炎上した
郭 俊麟?!Σ(・□・;)
2戦目以降は
2~3番手の多和田、榎田ではなく、
若い今井を起用し、ウルフを投入?!
辻監督は、この第一次天王山の大一番
不合理な大博打を打ってきました。


緒戦の郭俊麟の先発については、
当然、逆に追う側の立場で
三連勝が必須と考えている
鷹軍団にとって、
この郭俊麟が出てくるサービスポイントを
絶対に落とせません。


しかし、試合になると、
郭俊麟が序盤をしっかり抑え、
逆に獅子威し打線が先制しましたので、
三連勝必須の鷹の方も
「あれれ?何か違うぞ???」となって、
調子を狂わされ、焦りが出てきましたね。


結局、この第一次天王山は、
意気込みしすぎた、気合いが入りすぎた
鷹軍団が空回りした中で、
結果を恐れずノビノビ野球をした獅子
三連勝で一気に鷹を崖っぷちに追い込み
鷹の追撃を撥ねのけて

鷹を一気に優勝へ向けて突き離し、
マジック11を点灯させましたね。


でも、マジック11が点灯したとはいえ、
6ゲーム差以上離していても、
まだまだ優勝争いは終わらず
むしろさらに過熱していきましたね。
というのも第一次天王山後、
獅子も連勝まっしぐらで突っ走り、
10連勝を成し遂げますが、
の方も全く負けず7連勝して
むしろ0.5ゲーム差を詰めてきました。

そのような空気の中、
終盤のパ優勝争いは、
ブレーキかけずに驀進する
獅子&鷹の両雄による
一歩も譲らぬ壮絶な激突、
高次元な一騎打ち状態
となり、
双方とも無傷のまま

9月27日からの
第二次天王山を迎えました。


この第二次天王山は、
まさに雌雄を決する頂上決戦に。

その先発投手の布陣は、
絶対三連勝で逆転V狙う
バンデン、千賀、ミランダと並べたのに対し、
本拠地Vのために三連勝狙う獅子
中日の2戦目にエース雄星を配置し、
その前後に新勢力の今井を敷きました。


緒戦は郭vsバンデンであり、
郭は前回の天王山で鷹相手に好投しましたが、
鷹も研究して郭対策を講じてきますし、
郭も中4日の強行登板
となり、
前回以上に苦しい戦いを強いられました。
特に、鷹の場合、
序盤に先制して主導権を握る展開
十八番
にしていましたから、
こちらは、序盤3回を無失点で凌ぎ、
逆に先制することが重要
でした。


郭は序盤からピンチを招きますが、
3回は無失点で凌ぎ、
その間に森の初球3ラン弾で先制します。
ただし、中盤に鷹の逆転を許しましたが、
終盤に覚悟を決めた秋山が
逆転3ランミラクル弾を放ち、

獅子が緒戦を奪ってマジックを3に減らしました。


2戦目は雄星vs千賀エース対決に。
ただし、雄星はプロ入り以降、鷹に18戦未勝利であり、
千賀はメラドで10戦未勝利
双方とも苦手克服合戦に。
結果は、与四球も多かった千賀を
山川&おかわり弾と
獅子の太っちょスラッガー、いや
新旧の獅子4番を背負うスラッガーが沈め、

出塁を許しても、失点を許さずの気迫で
要所を押さえて投げ続ける雄星が
悲願の鷹戦初勝利を成就して男泣きしました。


これで獅子は破竹の12連勝を果たし、
点灯してから他力を使わず
自らの力で減らし続けてきた
マジックもついに1に!

持ち込みました。


そこで誰もが
この勢いで一気に聖地・所沢でV!を願い、

第二次天王山最終戦に多いな期待がかけられました。
しかも、その日は本拠地でのシーズン最終戦ですから、
メラドの雰囲気は普段と違う空気に。


しかし、若きエース候補の今井は、
指から出血しながら苦しむも
QSを達成して試合をつくりましたが、
鷹も最後は意地を見せ、
ミランダも前回の雪辱を晴らされ、
熱男に執念の一撃を連打されてしまい、

本拠地Vという願いは阻まれました。

獅子軍団の方も
「本拠地で決める!」の焦りと力みもあり、
チャンスで打ち損じてしまい、
ミランダの餌食になりました。


獅子のリーグ優勝は
翌日、ソフバンが力尽きて敗れ、
10年前と同様、
北の地で決めることになりました。


結局、獅子は久々に鷹に勝ち越しました。
ただし、この直接対決は、
獅子にとっても、鷹にとっても
先制点を挙げることや、
序盤リードした者勝ちの傾向
でしたね。


先制点を挙げた場合、
鷹は8勝3敗、獅子は10勝4敗です。
序盤(3回まで)リードしている場合、
鷹は7勝3敗、獅子は9勝2敗です。
先制点を挙げて、かつ序盤リードの場合、
鷹は6勝1敗、獅子は8勝2敗です。


そして、クライマックスシリーズでは、
ソフバンがハムを1stで打破して
ファイナル決戦として所沢に挑んで来ました。

レギュラーシーズン同様に
先手必勝に持ち込みたかったですが、
結局、2戦目は先制点を挙げて勝ちましたが、
それ以外は全て
鷹に先手を奪われて全敗し、
アドバンテージ1勝を含めて
2勝4敗の結果となり、
日本一の夢が途絶えCSで散りましたね。


もちろん、このCSでは、
投手力の差が明瞭に露呈しました。

また絶対に負けられないと力んでいた獅子、
結果を恐れず開き直って挑んだ鷹と、
天王山と真逆になりましたね。


最後の印象は、
辻監督の悔し涙でしたね。

悔しいです。。。。まさか今日、2018年シーズンが終了するとは考えてもいませんでした。このたくさんのファンの皆様と日本一になる夢を選手とともに持ち、今日まで必死に戦ってきました。昨年、CSファーストシリーズで負け、その悔しさを持ち、選手たちは今シーズン、スタートいたしました。開幕してからの8連勝、シーズン終わるまで1度も首位を譲ることなく優勝したこと、本当に誇りに思います。9月に入り、中盤を過ぎ、本当に下からスタスタと追ってくるソフトバンクの足音、選手たちも緊張した中、疲労困憊の中、必死に戦ってくれました。一回りも二回りも大きくなったこと私は誇りに思います。昨年の敗戦から今年の成長、そしてまた、今年のこの敗戦が選手たちにとって大きなパワーとなって、また来シーズンに向かっていきたいと思います。昨年、今年と本当にたくさんのファンの方にこのメットライフドームに足を運んでいただき、熱い、熱い声援を送っていただき、心から感謝いたします。来年は必ず日本一を勝ち取るために一丸となって、これからもう来年にスタートしたいと思います。本当に2018年シーズン、多大なる応援、ありがとうございました。」


この鷹との高次元の熾烈な戦い
獅子を強くしてくれましたし、
獅子と鷹の宿敵関係は、
これからも続いていきます。


この監督の悔し涙。
今のメンバーは、この涙を胸に刻み、
来年、捲土重来を果たして欲しい

ところです。



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【番外編】2018パフォーマンスBest5
これも勝手に決めました。
まず5位からです。


<5位>偽『熱男』
来年は獅子男であり、
1軍で15回はやるそうです。


<4位>敬礼!
よく意図がわかりませんが、
流行ってましたね。。。



<3位>あぶないラジオ
文化放送の企画でしたね。
これは本当にあぶない(ヤバイ)です。


<2位>1本指!

間違えました!
こちらでした↓↓↓


<1位>調子乗っちゃって
47回魅せてくれました。
来年は「ドスコイ」?!