下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

巨人がプロテクト外しの秘技を使う?!『上原の自由契約は「プロテクト外し」が目的だったのか?』疑惑が浮上。昨年の岩瀬疑惑に続き、今年も人的補償の抜け穴が露呈される結果に。そもそも今のFAに伴う補償制度は獲られる側が損する不平等ルールになっていること自体が大問題。今のFA制度について、効果的な改善を目指すために一部改正を声に上げるべし。今のルール一部改正として『人的補償プロテクト人数の規制緩和』の働きかけを!

先日、巨人を自由契約になった上原
巨人と再契約を結ぶことになりました。
そこで浮上したのは、
プロテクト28名以外で
FA移籍に伴う人的補償対象から外すための
自由契約だったのではないのか?
という疑惑問題が騒がれています。


ただし、その疑惑については、
巨人も、上原も否定しています。


まず2つ記事を紹介します。

巨人上原「何も裏はない」
プロテクト外しの臆測否定
12/14(金) 20:56配信(日刊スポーツ)
 巨人と再契約した上原浩治投手(43)と大塚淳弘球団副代表兼編成担当が14日、
プロテクト外しを否定した。この日、来季の選手契約を締結。10月29日に自由契約となり、1カ月あまりで再契約を果たした。
 しかし10月の自由契約後にFAで11月26日に西武から炭谷、12月11日に広島から丸を獲得。それぞれの球団に、人的補償でプロテクトした28選手をのぞいた獲得可能な選手の名簿を送った後のタイミングで再契約となったため、一部ネット上では人数調整したのではないかとの臆測が飛んだ。
 しかし大塚副代表は「それは全くない。説明の記者会見をやろうと思ったくらい。本人は12球団OKと言っていましたし」と説明。上原も自身のブログを更新し「訳の分からない臆測が飛んでますね」と書き込み、「何も裏はないですよ。自由契約になってから、他の球団から話は無かったですし、ここでもし話があれば、いろいろ考えることはあったでしょうね」と
オファーは巨人のみだったと明かした。


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巨人・上原、疑問の再契約
新手の「プロテクト外し」との見方も
12/14(金) 15:07配信(J-CASTニュース)

 巨人から自由契約となった上原浩治投手(43)が2018年12月14日、自身のツイッターを更新し、巨人と再契約することを明らかにした。
今シーズン終了後の10月に左膝のクリーニング手術を受け、直後に自由契約となった。上原は現役続行を目指して米国でリハビリを続けていた。
  今季、メジャーから10年ぶりに日本球界に復帰。
中継ぎとして36試合に登板して勝ち星なしの0勝5敗、防御率3.63に終わった。術後に自由契約となり、その去就が注目されていたが、この日、自身のツイッター上で「来年もジャイアンツにお世話になります。いろんな意見があるのは承知ですが、応援してくれると嬉しいです。よろしくお願いします」と、巨人と再契約することを報告した。
  ところが上原の巨人との再契約を巡って、ネット上では
FA制度のルールの盲点をついた「プロテクト外し」だという声が殺到。プロ野球関係者からも同様の指摘があり、今後、FA制度のルール改正の必要性を訴える声も上がっている。
■広島へのリスト提出からわずか...
 上原が
左膝のクリーニング手術を受けたのが10月23日。これを受ける形で巨人は10月29日に上原の自由契約を発表した。翌日の30日には、上原が自身のブログを更新し「ちゃんと監督と話し合っての決断です」とコメント。球団からの一方的な通達ではなく、球団、上原双方合意の上での自由契約であったことを主張した。
  
今回の再契約にあたっては、ルール上、何も問題はないが、そのタイミングが議論を引き起こす引き金となった。巨人は今オフ、FAで西武から炭谷銀仁朗捕手(31)、広島から丸佳浩外野手(29)を獲得。西武、広島はそれぞれ、巨人から金銭補償、人的補償プラス金銭補償のいずれかを求めることができ、巨人はこれに備えて両球団に人的補償に伴う28人のプロテクトリストを提示する必要があった。
  すでに
巨人は7日までに西武に、広島には12日までに28人のプロテクトリストを提示。その直後の再契約だっただけに、上原の自由契約は「プロテクト外し」が目的だったのかと、巨人に疑いの目が向けられている。
  前球団がFAの人的補償を求めた場合、28人のプロテクトリストから外れた選手が獲得の対象となる。リスト外でこの対象とならないのは、FA権取得により外国人枠の適用外になった外国人選手と、直近のドラフトで獲得した新人選手のみ。当然、
支配下登録外の自由契約の選手も対象外となる。
  プロテクトリスト外の支配下選手で獲得の指名を受けた選手は、これを拒否することは出来ない。当該選手が拒否した場合、選手はプロ野球選手としての資格を停止され、他球団への移籍はもちろんのこと、グラウンドに立つことが出来なくなる。 

背番号「19」が空いたタイミングも...
 
再契約のタイミングとともに「疑惑」の要因のひとつとなるのが背番号だ。現在、上原が入団から10年間、背負っていた「19」が空いており、来シーズンから背負うことが見込まれる。
  この背番号「19」を巡っては、まず11月25日に菅野智之投手(29)が「19」から「18」に変更となり、今季、上原が背負っていた「11」を山口俊投手(31)が付けることが今月4日に決定。原辰徳監督(60)の背番号シャッフルにより、
「19」が空きとなった時点でファンの間では上原の巨人復帰説が囁かれていた。
  今季、未勝利とはいえ、
巨人にとって上原は功労者。現役選手として期待する一方で、日米通算20年のプロキャリアを持つベテランの経験は、若手選手にとって生きた手本となる。また、将来的にコーチとして入閣する可能性もあることから、上原が支配下登録されていれば28人のプロテクトリストから外すという選択肢は考えにくい。
  過去には、巨人はドラフト制度のルールの死角を突いた形で江川卓氏の獲得に動いた例がある。これは「空白の一日」事件として社会問題にまで発展。結果、巨人が取った行動は無効とされ、江川氏は一度、阪神への入団が決まり、後に小林繁氏とのトレードという形で巨人に入団した。この事件は球界の「負の歴史」として刻まれている。
  巨人は上原を自由契約としてからわずか46日での再契約となる。上
原の左膝が順調に回復し、来季のメドが立ったと判断しての再契約と見られる。ルール上、何ら問題はないものの、ファンから「プロテクト外し」の声が多く上がっているのも事実で、悪しき「前例」になりかねないと危惧する関係者もいる。


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確かに上原が自由契約になったとき
違和感を感じた方も多かったと思います。
私も違和感を覚えました。


シーズン中は中継ぎとしてそこそこ働き、
CSファーストでも気合いの投球をしていました。
ただし、手術の話もあって来年44歳の年齢です。
さすがに巨人が自由契約してしまったとなれば、
他球団もその巨人の評価(クビ)を鑑みれば、
故障持ちの高齢者ですから
手を出しにくいのは当然であり、
オファーも出しにくいでしょう。


とはいえ、上原が支配下に入ったままだったら、
上記記事のように
功労者であり、将来の人材でもあるので
『プロテクトを外す』という行為をしにくいでしょう。
となると、
他の誰かを1人プロテクトできないことになります。


しかし、上原は自由契約になっていたので、
今回、上原以外で28名のプロテクトをすることができ、
その検討結果に基づく西武、広島にリストを送付し、
その直後に上原が再契約になったので、
結果として29名プロテクトしたのと同じことに。
万一、自由契約中に上原の所へ
他球団からオファーが来たとしても
上原が他球団のオファーに合意せず、
巨人のプロテクトリスト提出まで引き伸ばし、
今のタイミングで巨人と再契約すれば、
その荒業は実現できるわけです。


確かに「故意だったのか?」の真相はわかりません。
ただ、ルールギリギリの秘技であり、
まあ故意でやっていたら、
悪知恵がよく働くなぁ
むしろそのずる賢さに感心してしまうところもあり、
その反面、あれだけ他球団から奪っておいて
28番目の選手ラインごときで
あまりにもセコすぎるよ、
あまりにも見苦しいよ
と軽蔑したくなりますね。
それで、来年も優勝できなければ、
やっぱり無能集団だったと
再認識させてくれる
でしょうね。


故意だろうが、故意でなかろうが
(まあ怪しさ濃厚ですけどね)
いずれにしても、八百長と同様に
疑惑を持たれること自体が問題であり、
人的補償ルールの穴を露呈し、
上記記事にあるように
悪しき「前例」になりかねないこと
大いに懸念される問題になりました。


昨年はハムから中日へ大野がFA移籍したとき、
岩瀬の人的補償疑惑が発生しましたね。
「補償で移籍するなら、引退する」
本人が言った疑惑でしたね。
これだったって、
疑惑が出ること自体、
今のFA人的補償ルールの根幹を
揺るがす問題であり、
本来ならこのとき、
ハムがこの問題を浮き彫りにすべく
しっかり声を上げるべきだったと思っております。
しかし、ハムの方が折れて金銭補償にしましたね。


そのような抜け穴が
露呈されつつある今だからこそ
今のFA制度については、
ルール改正が必要な時期に来ている

(特に補償制度の見直し
と思います。


そもそも、現在のFA移籍に伴う
補償制度自体に大いなる問題があり、

あまりにも
獲られた球団が損をするという
不平等ルールになっていることが
大きな問題と言えます。


獲られた球団が人的補償を得るには、
条件1
まず失った選手がBランク以上であることが必須です。
日本人選手の前球団の旧年俸順に
上位3位までがランクA、
4位から10位までがランクBですね。
もちろん、
年俸の順番が評価の順とは限りませんが、
ある意味で、単純に言えば、
その球団の中の日本人選手で
上位10位以上に入るランクの選手
でなければ補償は得られない
ということです。


条件2
以下の選手は人的補償選手として獲得できない。
(1)プロテクトした28名の選手
(2)外国人選手
 (FA権取得により外国人枠の適用外になった選手を含む)
(3)直近のドラフトで獲得した新人選手


このほかの条件としては、
複数名のFA選手を獲得したとき、
それぞれの球団に異なる
プロテクトリストを提示できる。
人的補償選手が複数の球団で重複した場合には、
同一リーグの球団が優先され、
同一リーグ同士であれば
同年度の勝率が低い球団が優先される
などありますね。


問題は上記の条件2(1)に示した
プロテクトできる人数が
28名という多さにあります。
もちろん、プロテクト
相手球団の狙い等を考えつつ
来年における自球団の戦略なども
加味して決めるでしょうから、
その選手らの評価ランキングに
直結するとは限りませんが、
ある意味で、単純に言えば、
その球団の中の日本人選手で
上位28位以内に入るレベルの選手
でなければ
プロテクトは得られない、
裏を返せば、
獲られた球団が得られる
人的補償選手のレベルは、
上位29位以下の選手
ということが言えます。


早い話が、人的補償を得る場合、
上位10位以上の選手を放出し、
得られるのは
上位29位以下の選手
ということになります。


でも、これでは差がありすぎるので、
一応、その差を埋めるために、
今の人的補償ルールでは、
獲得制限外の選手1名のほかに、
ランクAには旧年俸の0.5倍の金銭
ランクBには旧年俸の0.4倍の金銭
「人」に加えて多少の「金」も補償されます。
これでチャラにせよ!
というのが今のルールです。


もちろん、今までのFA史においても、
FAで獲得した選手が結果的に使えず、
逆に人的補償の選手の方が活躍する
というケースも見られますが、
それは個々の問題も大きく関わっているので、
ここでは、話が脱線しないよう、
そのような不確実性は考えず、
単純に、A,B,Cランクや
プロテクト可否の差を
その球団の各選手評価ランキング、
選手レベルランキングとして考えます。


ここで再整理すると、
FA制度が補償を備えることで
双方の球団に不平等は生じない
という原則仮定したとき、
今の人的補償制度では、
上位10位以上のA&Bランク選手
上位29位以下レベルの選手及び
旧年俸の0.4~0.5倍の金銭の合算が
同等であるということ・・・
を言っているのと同じになります。


このルールは12球団共通のルールですから、
A球団とB球団でやりとりしても
C球団とD球団でやりとりしても
上記①の話は該当する話でないと矛盾してきます。
となれば、A球団内だけで見たときにも、
上記①の話は該当するはずです。
そこで例えるならば、
Aランクの浅村
Cランクの熊代+1億500万円
同じ価値である
ということになります。
※1億500万円は浅村の旧年棒2億1千万円の50%
ということは、
対等の価値であることが原則なのですから、
「どちらかを選べ」となれば、
10人中5人は浅村、
5人は熊代&金を選ぶ

ということになるはずです。


いやいやいや、、、
「どちらかを選べ」となれば、
1億500万円をもらっても
熊代ではなく、

浅村を選ぶ人がほとんどでしょう。


すなわち、普通に考えてもわかるように
上記①の理屈には無理があり、
FA制度が補償を備えることで
双方の球団に不平等は生じないという原則は

ほぼ成立していない
というのが現状
であり、
今のFA制度は
『獲られた側が損をする』
という不平等な仕組みになっている
補償制度の価値が
あまりにも過小になっているのが
原則であると言う方が現実的です。


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まず人的補償については、
僅かな金銭を混ぜるから不透明になっています。
もちろん、トレードにおいても、
金銭で差を補う面があります
が、
トレードとFAの違いは、
トレードは双方の球団に権利があり、
双方の意思により、
双方で合意されたもとで成立しますので、

その金銭の額も合意のもとで決まります。
FAは宣言する選手と獲得する球団に権利があり、
FA宣言選手と獲得球団の意思で決まり、
獲られる球団側の意思を無視して成立します。


そのような強引な制度ですから、
金銭補償を選ぶなら
今までのように金のみ
(その補償金額は別の問題として)
人的補償を選ぶなら人のみ
補償すると、わかりやすくして、
その中で平等さを保つ
補償制度に改正していくこと

が大事だと思います。


もちろん、メジャーのように
補償内容を
ドラ1の指名権譲渡などに変更する
ということも考えられますが、
それにはそれで修正点が増えて複雑化し、
実現まで時間もかかります。


またドラ1権譲渡も魅力ですが、
新人の場合、
即戦力になるか、大成するかは未知であり、
新人不作の年もありますから、
戦力の均衡崩壊問題を低減するという観点からは
ドラフト指名権の補償では厳しい面もあります。


このほかにもあれこれ策が考えられるでしょうが、
今のFA制度を大幅に変えることは時間もかかります。
今のFA制度をベースに1箇所だけを修正するくらいで
戦力の均衡崩壊の低減に効果的な策が必要です。
もちろん、最近顕著となった
年棒高騰問題もありますが、
これはこれで難問であり、解決には時間を要します。


目指すことがあれもこれもと多くなると
実現までに時間を要して成立しませんから、
中長期的スパンでは対応が必要ですが)
ここで改正する狙いとしては、
FA制度に伴う
双方の球団間の不平等さの低減
(FAに伴う各球団の戦力均衡崩壊の抑制)に絞り、
1箇所だけのルール改正を進めたいです。


すなわち、
フリーエージェント規約の第10条のみに
焦点を当てて改正することとし、
その改正内容については、
人的補償における
プロテクト人数の大緩和です。


補償の門戸をCランクにも広げ、
プロテクトは一律28名ではなく
Aランク、Bランク、Cランクと
ランクに応じる人数制限
にします。
具体的には、
プロテクト可能人数について、
Aランク選手獲得の場合は0人
Bランク選手獲得の場合は3人
Cランク選手獲得の場合は10人
とします。
まあ、Cランクについては、
上位28名までをCランク、
それ以下をDランク、Eランク・・・などと
ランクを小分けにしてもいいでしょう。


上記のことを例えて説明すれば、
Aランクの浅村の場合、
楽天はプロテクトすることができず、
全選手(日本人)が補償対象になり、
Bランクの銀の場合、
巨人は3名までプロテクトが可能であり、
そこで坂本、菅野、岡本とプロテクトしたら、
田口などが補償対象として獲得できる
となります。


人的補償のプロテクト人数を緩和するだけで、
獲られる球団にとっては、
今のFA制度は
劇的な改善効果が見込まれます。


ただし、人的補償で移籍する選手の年俸
トレードと同様に
移籍先でも移籍元で契約している条件を
しっかり支払わねばなりません。
そこを軽んじると選手会の反対を受けますから。


移籍先へ移籍元の年俸がスライドですから、
プロテクト外で獲られたくない選手を
あらかじめ敢えて年俸を高騰させるかもしれません
が、
実際に補償が誰になるかは読めない面もありますから、
獲られたくないからといって
むやみに年俸を高騰させれば、
自分の首を絞めていきます
からね。


もちろん、
人的補償で移籍せざるを得なかった選手は不満が残り、
FA権を取得したら出て行くかもしれません。
すなわち、
脇谷型レンタル人的補償のケースが
増える可能性は高いです。
しかし、その後、人的補償で獲得した選手に
FAで再び出ていかれても、
そこで再び別の人的補償を得られますから
影響は低減できます。


まあ人的補償で移籍する選手には、
少しでも快く思ってもらうために、
人的補償で移籍する場合、
今の年棒を割増し(1~2割増)にするなど

移籍手当を上乗せするルール
追加しても良いと思います。
もちろん、
今の年俸高騰化を助長しますが、
選手らの給料もアップするので、
このような改正に関する
選手会の反対も緩和すること

少しは期待できます。


今のFA制度のままでは
獅子は崩壊の危機を脱することはできません。

獅子にとっては、
このFA問題は死活問題ですから、
獅子自身ハムや広島らと共同で
昨年の岩瀬疑惑に引き続き、
上原疑惑が浮上した今、
是が非でも、声をあげるべきです。


当然、巨人、ソフバン、楽天などの
FA選手獲得に積極的な球団の反対が出てきます。

そこが一番難しい高き壁になるわけですが。。。
売上低減につながりますが、
セ球団を抱え込む策の一手として
交換条件として
交流戦廃止論に乗っかるのもあり
です。
すなわち、
プロテクト規制緩和という
ルール一部改正の実現
のためなら
交流戦を捨てても構いません。
ただ、それでもまだ反対され、
まだ実現のための方策が
別途必要になりそうですが。。。


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一方、金銭補償も見直せるなら見直したく、
特に
補償額を見直したいです。
ただし人的補償プロテクト緩和が最優先であり、
まずは人的補償のルール改正が急務です。


ちなみに、金銭補償について、
金を払う仕組みは別に良いのですが、
その補償額があまりにも安すぎます。
ランクAの場合、旧年俸の0.8倍の金銭
ランクBの場合、旧年俸の0.6倍の金銭です。


FA流出選手=金銭補償にするならば、
最低限でも
旧年俸の等倍以上の金銭は支払うべきです。
それでも、FAに伴う主力選手の損失
それだけでは埋まりません。


実際にその流出選手のグッズ等の売り上げ
戦力ダウンに伴って観戦料の売り上げなどに
球団が得るはずだった経済効果に
影響する懸念が大きくありますから、
金銭補償の場合、その補償額は
旧年俸の5倍以上の金銭が欲しい
ところです。
浅村の場合、2億1千万円の年俸でしたから、
その5倍となると10億5千万円ですね。
浅村が移籍しなかったと仮定したとき
そのときに球団が得るはずだった
経済効果(売り上げ)を考えれば、
補償額は10億円くらいもらっても
バチは当たりません。


ただ、旧年俸の5倍以上の金銭というのは、
さすがに実現性が低いでしょうね。。。


とにかく、まずは
人的補償プロテクト人数の緩和策
が最優先
と思います。