下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【3/16OP戦:対阪神(甲子園)】山川は欠場だけど大丈夫なのか?獅子威し打線は相変わらず左腕に弱し。。。で、注目は武隈の先発試験登板!結果は抑えたけど、、、昨年の二の舞は避けたい。。。

昨日は甲子園で阪神とのOP戦でしたね。


さて、昨日は武隈が先発の試験登板となり、
最も注目したい点でした。
ただし、昨年もそうでしたが、
先発、中継ぎでどちらでも都合よく使いたい
からと言って
どっちつかずの使い方だけは
避けて欲しい
ですね。
昨年の不振は、全ての要因ではないでしょうが、
先発、中継ぎのどっちつかずの方針に伴う影響
が一因になっている可能性はあります。


その点は、高木勇も同様にありそうですね。
先発のつもりで準備をしていて、
昨年のOP戦では万全になりつつあったところで
トモミ離脱により急遽、中継ぎ転向となってリズムを崩し、
それ以降、復調していません。
もともとそれだけの実力というのもあるかもしれませんが、
西武・高木勇のピークは
未だに昨年の巨人とのOP戦でした。


先発をやらせるなら先発でしっかり準備させる
中継ぎをやらせるなら中継ぎでしっかり準備させる
これも器用なタイプなら双方やれるでしょうが、
少なくとも、
武隈高木勇については、
昨年の不振を考えると、
そこまで器用でもないこと
が伺えています。
もちろん、昨年の武隈の不振は、
今までの勤続疲労もあったでしょうから、
それだけでない
でしょうが、
先発にせよ、中継ぎにせよ、どちらでもいいですが、
適用方針は、
どちらかに徹底して準備をさせる
配慮が必要です。


ところで、
山川がまた欠場ですね。。。
先日のソフバン戦での死球の影響?
死球後の試合で1試合出てきましたが、
守備がボロボロでしたね。。。
その影響を受けていることを否めません。


大事をとって出ないことはいいと思いますが、
あれから10日くらい経過しています。
ただの打撲にしては長くないですか???
情報を把握していませんが、、、
先日の死球で骨が行っているのでは?
もの凄く心配な材料です。。。


さて、昨日の試合は
仕事でリアルタイムに観ることができず、
終電で帰ってから録画を見ましたが、
寝落ちしてしまいました。
(年齢には勝てなくなってきている・・・)
個人的に年度末の過渡期なのでしょうがないのですが、
今日も明日締め切りの宿題があるのであまり時間が無く
(1日が24時間ではなく、48時間以上欲しいデス。。。)
武隈、伊藤、森脇のところを中心に言及します。


ただし、その前に
獅子威し打線について一言だけ。。。
相手のミスに付け込んで
逆転したのはOKですが、
相変わらず左腕には弱いですね。
岩貞も良かったでしょうが、
封じ込められていましたね。。。。
左腕に弱しは今年も課題です。


開幕も2週間を切っていますから、
そろそろ山賊化の兆候も表したいですね。。。


さて、武隈、伊藤、森脇についてです。


まず武隈については、
結果としては5回1失点ですから、
試合を作っており
先発として上々の結果でした。


ただし、先発として見た場合、
次の2点が気になりました。


スタミナは大丈夫?
②ストレートとスライダー中心で
 カーブを入れて誤魔化しているけど、
 自慢の伝家の宝刀
 チェンジアップはいずこに?
 先発をするなら、
 球種は1つでも多い方がいいですから。


①のスタミナ問題については、
昨年、先発を試すために
長いイニングを投げたときも同様にありました。


昨年の3/11に教育リーグ・日ハム戦で、
武隈が先発したときも、
4回二死までは順調に抑えていましたが、
その後、連打で1点を失い、
5回には2つの与四球で塁を貯め、
一死一二塁で3ランを被弾しました。


その後、昨年3/18には、1軍のハムを相手に
途中からですが、先発を意識して長めに投げました。
このときも結果的には抑えましたが、
この日は制球が定まっていませんでしたね。
また、このときはスタミナ問題に至りませんでしたが、
終盤なので相手が手薄になっていたことは否めませんでした。


さて、昨日の阪神戦に話を戻すと、
3イニング目で変化球が甘く入るようになり、
また低めに入っても、キレ不足なのか、
相手には見やすくなってしまっており、

集中連打を浴びましたね。。。


スタミナ切れまでは至ってませんが、
疲れが見え隠れしてきている状況でした。
球数は2イニングまでそう多くなくとも
不慣れな先発ですから、
疲労露呈も早まってもおかしくありません。


まあその後は何とか凌いでいますが、
4回裏の先頭・福留に関しては、
変化球の精度が鈍ってきたので、
気合を入れる意図があったのか?とも思えるほど
ストレートを連投します。
さすがにしっかり見てくる福留相手では、
ストレート連投は仇となり、
絶好なタイミングで振りぬかれて
被安打となるのも当然です。


一応、3回裏で危うくなりますけど
4回裏、5回裏とその後を抑えていますが、
4~5イニング目は
コース等も甘くなっているんですよね。
やはり最初の2イニング3イニング目以降では
投球が変わってきている印象
があります。


もちろん、今後、先発して登板を重ねること
スタミナは保ってくるようになるでしょうが、
今年は内海、榎田の離脱により
左腕先発が不足したということによる
スクランブル先発登板ですから、
少なくとも、
先発として準備させた開始時期
昨年より遅いということがネック
です。
試合登板日を見るだけでも、
1週間は遅いです。


GWあたりを目指しているなら
そこに向けてじっくり調整すればいいですが、
目指すのは開幕週の人手不足の時ですから、
左腕先発を絶対に欲しいと固執して
無理をさせて
今年もどっちつかずになって不振
なんてことになるかが、心配です。


左腕先発も大事ですが、
武隈にシーズン序盤から無理を強いて
年間で武隈が不振に陥るくらいならば、
内海や榎田が復帰するまでは、
左腕にこだわらず、
誠など使えそうな者
先発でぶっつけて
当面、凌ぎたいですね。

もちろん、
そこで負け戦になる可能性は高いですが、
若手には経験になりますし、
まだシーズンも序盤ですから。


現在は余裕はありませんが、
内海や榎田が復帰するまでは
多和田、今井、松本航、ニール、光成、
他1名(先発をやってきた者)で凌ぎ、
全ての試合を勝とうとせず、
(勝ったら儲けものくらいで)

首位から致命的な差を開かれず追走し、
夏に追い込むことが大事になりそうです。


日程を見ると、先発については、
開幕週が6人必要ですけど、
次はGWまで2週間が5人で済みます。
GWまでに内海、榎田が復帰できないと
また松本航あたりが疲労で離脱とか
ハプニングのリスクは残っておりますが。


武隈に関して言えば、
先発をさせるにしても、中継ぎをさせるにしても
使い方はどちらかに徹底させたいとともに、
最もお願いしたいことは、
好都合に無理させて
結局、年間不振へ陥落
ということが無いよう配慮されたい
です。。


2つ目のチェンジアップについては、、、
あと、今日は試していたからなのか?
スタミナを温存するためなのか?
意図は分かりませんが、
自慢の伝家の宝刀チェンジアップを
ほとんど使いません
でしたね。
とは言っても、何球かを投げ込んでいましたが、
全て明瞭なボール球で
精度がまだまだ仕上がっていません。


先ほど前述した昨年3/18のハム戦の結果を
見ても分かるように
昨年の今頃のチェンジアップは
それなりに効いていました。


もし先発を担うのであれば、
二巡目、三巡目と相手打線と対戦するので、
球種は1つでも多いことに越したことはありません。
まあそれが平井のように、もう1つ増やすのに
新たに覚えなければならない球種だったなら
増やすことを厳しいのが現実ですけど、
※平井も先発をやるんだったらということで
 昨年はチェンジアップを覚えようとしましたが、
 結局、中継ぎのままだったので
 また習得が難しかったのもあり、断念しましたね。


でも、武隈にとっては、
元々から自慢の伝家の宝刀になっていた球種
ですからね。それが使えず
ストレート&スライダーの2種で戦うのは
1イニングならごまかせても
イニングが長くなると苦しいところです。


すなわち、
このチェンジアップの仕上がり不足については、
先発、中継ぎ云々の前に
武隈自身がまだ仕上がっていない
ということを示しているとも言えます。


そんな中、先発を無理強いすれば、
負担もさらに増えるわけですから、
調整がもっと遅れる可能性は出てきます。


左腕先発も大事ですが、
それはもっとゆとりがあるときに
優先すべきことであり、
今は駒不足であるだけに、
これ以上、不振者や離脱者を
出さないことが最優先事項です。
武隈については、
先発でガンガンに活躍してくれたらベストですが、
無理をさせて不振に陥らせることは避けたく、
そうなるのであれば、
オンザジョブを兼ねて
先発ローテを争ってきた若手を使い、
武隈自身が一年間活躍できることを
優先されたい
ですね。


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2番手の伊藤については、
正直、あんなもんでしょう
という感想です。


大山の3球目のように
甘く入ると鋭く打ち込まれますが、
福留に見三振を決めた最後の球は
外角一杯へ見事に決まりました。


当たると飛ばされるタイプですから、
相手が嫌がるところへ、きな臭いところへ
ズバっと決める糸を引くような制球力
が欲しい
ですから、
そのような見三振を奪った球は
彼にとって武器になります。


それが安定して投げることが出来るよう
頑張ってもらいたいです。



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3番手の森脇については、
フォークが落ちて空を切らせるところもありました。
ストレートとフォークを両軸に
相手(大山)を迷わすところも見られました。


そこが森脇の真骨頂なので良いわけですが、
1つ気になったことがあります。


球がたまにシュート回転してない?
ということです。


高山から内角一杯で奪見三振を決めた最後の球
あまり落ちがないフォークでしたが、
シュート気味でボールゾーンから
内角一杯のストライクゾーンへ入る
フロントドアもどき
高山も手が出ませんでした。


これが意図して投げたものなら良いです。
でも、たまたま?となると危ういです。


もう1つ球が中に入っていたら
落ちぬフォークですから
長打を痛打される危険に陥ります。


シュート回転しているストレートもありました。
これも意図して投げたものなら良いですが、
単にそうなっているようでは危険です。


そのあたりは
しっかり注意していって欲しいですね。