下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【3/19OP戦vsロッテ(メラド)】投手陣は炎上祭りで、打線は残塁祭りでわっしょいわっしょいの大敗祭!前回まで良い兆しが見えていたニール、誠が大波乱の大炎上轟沈!これで獅子先発陣の命運は???ニールはメラドのマウンドが合っていないのでは?次回は本番での先発でしょうが、開幕週はメラドの鴎戦ではなく、ヤフオクの鷹戦の方がいい気がする。誠は墜落炎上で二軍落ち、、、短かったな。。。最近の獅子威し打線は決め手に乏しいく、打線が線になっていない。

今日から本拠地メラドでのOP戦です。


今日は出張に行っているので、
宿でニールを中心にパTVの録画を観ました。


でも、今日は
投手陣は炎上祭りで、
打線は残塁祭り
わっしょいわっしょいの大敗祭!


前回まで良い兆しが見えていたニール、誠が
大波乱の大炎上轟沈しました。
誠は墜落炎上で二軍落ちになり、
短かすぎるチャンス期間でした。。。


打線については、11安打も放ち、
四球も3つありますが、得点はわずかに3点。。。
最近の獅子威し打線は
決め手に乏しいく、
打線が線になっていません。


出塁は多いからロッテ投手陣に
球数は放らせているのですが、
(涌井は平均20球/回)
いくら涌井が良い投手だからと言っても、
打線頼みの獅子が
捕らえきれないのは厳しいです。。。


あと10日以内に調子を仕上げないと厳しく、
まだ遠そうな状態です。。。
しかも、外崎が体調不良でお休みとは。。。


さて、ニールについては、、、


1回表
◇岡 

制球がバラツキ絞らせず、最後は外角低めに沈む2シームで空三振を奪う。
ただし外角高めのシュート回転した3球目は簡単に流される。


◇加藤
中の高めに浮いた2球目の2シームはファウルも、鋭く打ち込まれる.チェンジアップを混ぜて、タイミングを狂わして最後は外角低め2シームで泳がせ打ち上げさせる。フライアウト。


◇中村
外角高めのカーブの初球を叩かれ左安打。


◇井上
初球こそ外の低めを突くが、その低めも角度が無い。それ以外は高めで暴れる。ばらつく分、絞らせず最後は高めの2シームで空三振。


初回は無失点で凌ぐも、高めが目立ち、
得意のゴロアウト無し。
三振・フライ・三振と
ニールらしくない無失点。


2回表
◇角中

内角低めを意識しすぎて与四球。2球目は逆球。逆球は前回もあった。


◇レアード
外角高め2シームで甘い球だが、動いており三ゴロ併殺打。初のゴロアウト。レアードも様子をつかみ切れていなかった。


◇バルガス
初球の早打ち遊ゴロ。ウルフもそうであるが、ゴロアウトタイプなだけに打ち気になった早打ちは助かる。早打ちで怖いのは外角球を軽打狙いで流し打ちか、内角を思い切り引っ張られること。ただしレアードも含めて高めの球であり、真髄ではない。


3回表
◇田村

外角低めを意識しての与四球。2イニング連続で先頭打者を歩かせる。3球目は逆球。低めを突こうとしているが、ニール自身、何かしっくりきていないのか、照準計がズレている。マウンドの傾斜が緩すぎるのか。投げ込むとき左足がしっかり踏み込めてなく軸もズレているのか。


◇藤岡
一死一塁。腰高さの外角2シーム初球を流される。ウルフもそうであるが、球が浮いた外目を流されるのは、ゴロアウトになりにくく辛い。まだ外角を強引に引っ張ってくれれば、そのまま引っかけてくれるが。


◇岡
一死一二塁。沈まぬ外角高めチェンジアップだったが、強引に引っ張ってくれて遊ゴロ併殺打に。外目を強引に引っ張ってくれるのはゴロアウトタイプの餌食。


◇加藤
二死三塁。ど真ん中にチェンジアップが沈まず右二塁打。失投。カウントを稼ぎたかったのか。。。


◇中村
二死二塁。甘い腰の高さだが、外角2シームを強引に引っ張って遊ゴロと餌食に。


4回表
◇井上
外角の沈まぬチェンジアップを泳ぎながら引っかけるも、パワーで引っ張られ三遊間を抜く左二塁打。今日はチェンジアップが死に球になっている。


◇角中
無死一塁。外に構えるも、中へ甘く入る低めの2シームを右2ラン被弾。低めを上手くすくって鋭く打ち込む。


◇レアード
前の打席で三併殺打した球と似た外角高め2シームの初球(今回はやや中へ入った面もあるが)。今度も強引に引っ張るが、今度はタイミングを合わせての完全な狙い打ち。2度は通じず。


◇バルガス
無死一塁。内角の沈まぬ腰高のチェンジアップをライトスタンドへ2ラン被弾。田村が高知で被弾したのも内角だったか。さっきの角中のリプレーか。これだけロッテ打線は、ストライクゾーンに入れるニールに対して初球打ちなど、早打ち傾向に出ているのだから、配球も初球は外していきたいところ。ただし、照準計がズレている今日のニールには際どく交わす制球力は失われているのも確か。


◇田村
ストライクが全く入らない与四球。ニール、自分のペースが崩壊する。


◇藤岡
初球のど真ん中2シームに手を出し、振るタイミングは合っていたが、バットを振り切れて無く、当てただけの感じで、打球は伸びずに中飛。フライアウトだから、ニールらしくないアウトで評価できず。


◇岡
外角の低めにスライダーを決めて、そこを強引に引っ張ったので遊ゴロアウトに。ただし、3球目は内角高めにすっぽ抜けてぶつけそうに。球が暴れている。スタンドからは「下手くそー」の野次が。


◇加藤
二死二塁。低め2シームであるが、外に構えるも、逆球になり、そこを好タイミングで引っ張られる。


◇中村
二死一二塁で初球、森が握りなおしたときに球を落とし、加藤が盗塁。二死二三塁に。外角低めの外へ外れるボール球を腕伸ばしてバットに当てて流し打ち一塁線鋭く2点タムリー二塁打。


◇打者一巡で井上
二死二塁。外角低めのスライダーを強引に引っ張り遊ゴロ。この球は初球に見逃していたように、多分手を出したくなかっただろうけど、ストライクゾーンに投げ込むニールだから、追い込まれたくなく打ち急いだか。


5回表
◇角中
このままニール続投。でも今日3度目の先頭打者与四球。球が暴れまくる。


◇レアード
打ち気になって闇雲に行って外角低めチェンジアップで空三振。初球のファウルももの凄く打ち気満々のレアード。やっとチェンジアップが活きてきたか。湯沸かし器状態になっている相手を交わすのに有効なチェンジアップに。


◇バルガス
内角高めのボール球を強引に手出し、詰まらせて中飛。ニールらしくないアウト。


◇田村
さすがに2球連続で、しかも低めを突き切れていない外角球を逆らわず好タイミングで軽打狙いの流し打ち右安打。低めを突いているなら2球続いてもゴロアウトの餌食になるが、2球連続で低めを突き切れていない球は通じない。


◇藤岡
二死一三塁。外角低めチェンジアップを二直。真正面で助かる。当たりは鋭い。


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ニールについては、
球種が2シーム、カットボール(またはスライダー)、
ェンジアップ、カーブであり、
2シーム主体でゴロアウトを稼ぎ、
ストレートを投げません。


ストレートを投げない点
ウルフと異なります。


昨年の平均球速と投球割合を見ると、
2シームは145.3km/h、60%、
スライダー(またはカットB)は
139.6km/h、20%
チェンジアップは136.6km/h、13%
カーブは121.2km/h、6%
です。
カーブ以外が主なので
球速差は10km/hあるかないかですので、
上手く打ち獲ることができないと、
緩急がつかず単調になってしまう懸念があります。
(そこは3Aで被打率が高かったことの一因か?)


ウルフの場合、2シーム主体ですけど、
ストレートも投げるし、カーブも決め球にあるので、
ニール以上に球速差があり、
緩急も有していましたね。


またニールの得意の2シームは
横(シュート方向)に沈んで行きますから、
低めを突けば、球の頭を叩くことになって
ゴロアウトを稼げるわけですけど、
また左打者なら外へ逃げて泳がし、
右打者なら内へエグって詰まらせたいのですが。。。


今日のニールについては、前回と見比べると、
①前回は精密な制球力を誇っていたが、
 今日は照準計がズレていた。
②前回はチェンジアップが活きていたが、
 今日はチェンジアップが
  4回まで死に球だった。
 もちろん、今日は
 2シームも、スライダーも今一つでしたが、
 チェンジアップは、
 投球割合は少なくとも、
 上下方向の縦変化がある分、
 また少しでも緩急が効く分、
 アクセントとなるので
 有効に使いたい球種です。


チェンジアップが死に球になると、
2シームとスライダーだけなので、
球速差も縮まり、緩急がつきにくくなり
単調になった分、
相手からは狙われやすくなります。


ウルフの場合を見ると、
2シームが高めに浮くなど
調子が悪い時は、
カーブで誤魔化して
相手を翻弄させていましたね。


ニールもカーブの精度を磨いた方がいいと思います。
今日は、カウントを稼ぎに行ったカーブも
簡単に打ち込まれていましたから。


でも、今日の最大の課題は、
制球力が命綱であるニールにとって
自身の照準計がズレていたことで
思ったところに投げ込めていない
ということですね。


また逆球は今日も見受けられました。
前回は連続逆球と不自然な投球もあったので
森のリードを無視した意図的なモノ?
とも感じましたが、、、
今日のを見ると単なる逆球ですね。。。
(まだ確信は持てないですが)



前回の投球を見ると、
低めを突いているときは、
角度のある球を放っていましたが、
ある意味で、
その角度のついた低めの球が
ゴロアウトの効果をもたらす武器
になっているのに、
(その角度の付き方はウルフ以上のもの)
今日は角度のある球が
ほとんどありませんでした。


やはり気になるのは、
傾斜の緩いメラドのマウンド
ですね。


確かに以前、マウンドは改修しましたが、
鷹の千賀などが嫌がるように
他球場と比べて
まだ傾斜が緩く、角度をつけにくいです。


むしろ、メラドで結果を出していた
アンダースローの牧田は、
傾斜がきつくなったメジャーのマウンドに
合っていない様相です。
もちろん、実力不足もありますけど。。。


もしそうならば、
ニールがメラドのマウンドに慣れるには
時間を要するかもしれません。


それを考えると、
今の人手不足状況を踏まえると、
ニールの開幕ローテーション入りは決まっているから、
せめて、本番での初陣は、
ホーム・メラドの鴎戦ではなく、
ヤフオクの鷹戦の方がいい気がします。


ニールがメラドに慣れるまでは、
ホームで郭俊麟を、
アウェーでニールをと分けた方がいいかもしれません。
(その間、メラドで練習させなくてはなりませんけど)


なお、郭俊麟メンタル面の課題を考えたら、
慣れぬアウェーより、ホームの方がいいです。
そこはウイン・ウインの交互適用策にもなります。


ただし、現実的に日程が合うかどうか、がありますけど。


でも、ホームのマウンドの問題だったら、
厄介な問題になりそうですね。。。