下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

今週末はオリ戦。この三連戦でパ各球団との対戦が一巡します。今のオリからなら、またドラ1三銃士が先発するのだから、このカードは白星をしっかり稼ぎ、来週の仙台遠征の弾みをつけたい。ただしまず多和田がしっかり投げて山岡を打ち崩すことからだが、今の獅子山賊が山岡を陥落できるか?

今週前半の鷲戦では
きっちり攻め込まれして
屈辱の連敗を喫しました。


そこで失った白星は
どこかで稼いでおく必要があります。


さて、今週末はメラドでオリ戦です。


正直、今のオリはそれほそ強くありません。
まあ、鴎戦で吉田正
目覚めさせるきっかけを築かれたのは嫌
ですが。


またこのカードは、
ドラ1三銃士が先発します。


それらを考えると
このカードは白星をしっかり稼ぎ、
来週の仙台遠征の弾みをつけたいです。


ただし、まずは頭の第1戦です。
先発の多和田には、過去2戦が今一つで未勝利ですが、
今週こそ、しっかり投げて
オリ打線を抑えたいところです。
まあ、多和田は、
昨年、オリ戦において、
7試合先発し6勝0敗です。
初回6失点して、
味方に巻き返してもらったこともありましたが、
オリ戦の防御率は1.95、WHIPは1.07、
3完投、2完封、被打率0.21

他球団よりオリに最も相性が合っていました。
多和田自身の力を発揮できれば、
抑えられる打線です。


気になるのは、
山賊たちが今の山岡を打ち崩せるか?
です。


山岡との対戦成績は、
一昨年の最終戦~昨年の前半は、
きっちり打ち崩しており、

それらを考えると、
苦手意識はそこまで濃くなさそうであり、
確かに、他の天敵と比べれば、
そこまでの怖さはありません。

しかし、ルーキー年の一昨年2017年は、
調子に乗ってきた2度目の対決から
3戦連続で全く手が出ない状況で負けましたね。
このときは、
8回無失点、完封負け、6回1失点と、
23イニングで1失点という悲惨な状況であり、
しかも、6/30は亡き森コーチへ
捧げるための試合でしたが、負けましたね。
しかも、このルーキー年は8勝中3勝が西武戦でした。


また昨年、前半に打ち崩していましたが、
山岡自身もその時期は状態が今一つ
連敗を重ねてました。


ただし、今年の山岡は、既に2戦を先発し、
開幕戦(ハム戦)は、
最後はバテて勝てませんでしたが、
8回3失点であり、QSを達成しており、
前回の楽天戦では、与四球はそこそこありましたが、
鷲打線に三塁を踏ませることすら許さず、
8回無失点でHQSを達成して勝っております。
この鷲戦では、
1巡目にカットボールやスライダーを多く投げ込み、
2巡目はカーブやチェンジアップを交えて投げ、
巧みな配球術を駆使しました。


今年の山岡は状態がそれなりに良さそうであり、
一方、獅子威し打線中軸がおとなしく、
あと1本が足りない状況でもありますから、
もしかしたら、抑えられてもおかしくありません。
少なくとも
昨年、最後のように6回2失点だった場合、
こちらの投手陣の状況を鑑みれば、
こちらの得点が6回までに2点のみでは、
最後まで勝ち切れるか?というと、
不安の方が大きいです。


本音は6回までに5点以上が欲しいです。



2017年6月30日の試合

このときは、不調のおかわり君が4番を務めていて
山川がまだ2軍で下積みをしていましたが、
山岡が放る
縦スライダー、チェンジアップの落ちる球、
カットボール
も含めた変化球に対して全く対応できず、
さらには、
山岡のコース一杯に突く制球の良さが光り、
見逃しも多かったです。


2017年9月2日の試合

このときは、山川が既に4番でしたが、
また、山岡自身、
厳しいコースを突いても、そこまでの制球力なく外し、
また変化球の制球力も良くなく、
力んで抜ける球もあり、高め、甘めの傾向でしたが、
要所要所を抑えられ、
こちらも、縦スラを中心とした変化球に
ストレートと合わせて翻弄されてしまい、

淡泊な拙攻で勝機も逃していました。


また昨年最後の8/15のゲームでは、
6回2失点でQSは達成されました。

この日の獅子威し打線は、
山岡のストレート、
縦スラ、チェンジアップに翻弄され、

前半は4点失う中、2点しか返せず、
後続の牛リリーフ陣にも抑え込まれ、
毎回、出塁しながらも、
攻撃がちぐはぐになっており、
ソロ弾以外ではタイムリーが出ず
残塁祭りに終わりました。


ちなみに、次が山岡の球種等のデータです。


山岡は調子が悪ければ、
高めの傾向が顕著に現れますが、
やはり、山岡の嫌なところは、
獅子が苦手とする縦の変化球ですね。
そして、前回の鷹戦のように、
球種を序盤と中盤で
使い分けて翻弄してきます。


その縦の変化球には、
縦スライダーが最大の武器であり、
チェンジアップのほか、
昨年、習得した
縦に曲がるカットボール
さらに、
今年、試してみたフォーク、、、
多種の球種を備えていますから、
まさに獅子が苦手なタイプになりやすく、
翻弄されやすいです。。。


如何に絞り込むか、
どう対策を講じるか、

首脳陣、選手、データ班等の裏方
一体となって対峙しないと、
やられる懸念が大
です。



山岡に関する参考記事をここで挙げます。

【楽天】「終速の方が速い」
平石監督が白旗を掲げた
オリックス・山岡の“魔球”
4/5(金) 22:54配信 (スポーツ報知)
 平石洋介監督(38)は「山岡は真っすぐも変化球もよくて、的が絞れなかった」と相手右腕を素直に讃えた。中でも指揮官が「普通のスライダーと違う」と舌を巻いたのが山岡の「縦スラ」だ。「打者からすると、初速より終速の方が速く感じるようなスライダー。普通のスライダーと同じイメージで打ちにいくと、中(手元)に入り過ぎてしまう」と、抜群のキレのよさを説明した。
 別の球団スタッフも「ギュンと来る縦スラだけでも手強いのに、カットボールも真っすぐだと思って打ちにいくと消えてしまうような感じ」と白旗。加えて「今日は球審のストライクゾーンも広めで、内角を思い切って真っすぐで攻められた」という。


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なお、フォークについては、
昨年は投げていませんでしたが、
今年は習得しつつあるようです。
まだ精度が半信半疑の面もあるようで、
1軍戦では投げている様子はないみたいですが、
調整登板で2軍開幕戦で投げたときは、
そのフォークも多用したそうです。


おそらく精度の問題から、
そう多くは投げて来ないでしょうが、
翻弄させるために、
絞らせないために、

手を出さなくボールにカウントされてもいいから、
敢えて序盤で必要最小限で投げて
餌を撒いてくる可能性

考えられます。


まあ甘く抜けたフォークだったら、
着実に仕留めて、突破口にしたいですが、
きっちり落ちたら、、、
手を出したくないですけど。。。



116球を投げ、新球のフォークも多用するなど本番モード。



 昨年の開幕前、オリックスの山岡泰輔は、縦のカットボールを解禁し、こう語っていた。
「例えば、1年に1回、春先に『新球種』って記事に出ると、周りのチームは絶対に頭に入ると思う。もちろんその球が、バッターが張らないと打てないぐらい、張っても打てないぐらい完成していないとダメなんですけど、そうなっていれば、自分の持ち味のスライダーやチェンジアップが相手バッターの頭から消えて、生きてくるんです。
 今回も(打者は)縦カットばかりが頭に入っていて、本来、スライダーが頭にあるべきものなのに、消えかかっているから、ボール球でも振ってくれる。プロはそういう駆け引きの場だと思う。球種があればあるほど、スライダーが消えて、スライダーを投げたらまた思い出す。そうするとまた違う球種が消える、となるのをずーっと繰り返していけば、バッターって絞れないんじゃないかと思うんですよ」
 プロ3年目の今年の新球は“フォーク”である。春季キャンプ中に解禁し、オープン戦でも投げて打者の反応を確かめている。


 「だって、フォークがあれば抑えられた、というデータはないから。自分の感触として、『あ、もうちょっとで投げれるんじゃないかな』というボールもあれば、『これまだダメだな』というボールもある。
 その中でたまたま今年、これ使えるかな、と思ったボールがフォークだったというだけ。だから“気分”ですね。半分遊びっす。使えたらいいなっていう。だからシーズンで使うかどうか、まだわかんないですよ
 そう言ってほくそ笑んだ。


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