下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【6/15ヤクルト2回戦(MLD)】辻監督はつば九朗の帰宅タクシー領収書を、馬場コーチはヤバい写メをつば九郎から送られなくて済んだが、、、勝ちてそうな最終直前の流れ、白星を荒稼ぎしたいこと、今日の鷹勝利を鑑みれば、「燕返し」による手痛い再逆転負け。一番の敗因は『技巧派左腕・石川』を攻略できなかったこと。獅子は『石川姓』が嫌い?まあ現実はそんなに甘くないということ。でも、つば九郎を相手に負け越すわけには行きませんね。

今日は雨に降られましたが、
メラドへヤクルト戦を観戦・応援に行きました。


日ごろ、Twitterでやりとりさせていただいており、
福岡からみなさんでいらっしゃっていた
福岡クラウンライターLionsさんにご挨拶することができ、
また、いつも獅子ネタの意見交換で仲良くさせていただいている
tthgさんとお会いして、試合前後で獅子ネタを肴に
色々とお話しすることができ、いつも以上に楽しい観戦になりました。
まあ試合に勝っていれば、もっと極楽のような観戦だったでしょうが。
福岡クラウンライターLionsさん、tthgさん
今日はありがとうございました。
誠に恐縮ですが、今後も宜しくお願いします。


さて、今日の試合についてですね。
試合前のつば九郎の紙芝居には笑わせてもらいましたが、
結局、試合の結果が、、、ね。。。

しかも、今日は雨の中でしたが、完売御礼でした。

さて、今日のスタメン結果です。。。


獅子威し打線技巧派左腕の石川を攻略できず
そんな援護がない苦しい展開の中、
本田は7回3失点で凌いでいましたが、
8回に力尽きて青木に手痛い一発を被弾。
しかし、その直後の8回裏、4点差ビハインドの中、
球数嵩んだ石川をようやく捕まえはじめ、
獅子威し打線が遅い反撃を開始します。
燕の二番手・梅野が源田の粘りを受け、
その後、自滅しながら押し出し与四球を繰り返し、
最後は満塁男おかわり君が逆転適時打を放って
獅子が終盤に形成逆転し、
最終回に守護神・増田をマウンドへ送り込みます。
ところが、
その増田が大誤算で逆転を許し、
一気に燕リードに戻されてしまいます。
結局、状態が良くない燕が相手であり、
今日は鷹も勝っていただけに、
白星を稼ぎたかったですが、、、
燕返しにより手痛い敗戦を喫しました。


まあ8回裏相手の自滅も含めて
交流戦で好調のおかわり君のタイムリー
一気に逆転しただけに、
本来なら試合の流れも獅子にあっていいわけで、
9試合連続無失点、7試合連続三者凡退である
守護神・増田を最終回に投入したので、
まあ勝っても良い展開でした。
結局、現実はそんなに甘くない
ということを認識させることに。。。


そんな展開を鑑みると、
最後の増田大誤算が痛かったわけですが、
正直、今日の最大の敗因は、
昨年と同様に、いや昨年以上に
技巧派左腕・石川を
攻略できなかったこと
にあったと思います。


ちなみに、昨年の状況です。


ちなみに、昨年の記事で
「石川」に関する部分を抜粋します。


↓↓↓昨年の記事


今年の考察も、基本的に、
昨年の記事のコピペでいいかな、
と思っています。


ちなみに、プロ野球ニュースで
集計・放送していたデータでは、、、
今日の石川がアウトを
奪ったときの球種は、

昨年と同様に
シンカーでやられてますね。
でも、先日のロッテ石川にも
シンカーでやられましたね。。。


獅子は
シンカー遣いの石川は大嫌い
ですね。
ただし、ストレートとパワーカーブで攻めてくる
ソフバンの石川も苦手系タイプでもありました。
やはり、獅子は
『石川姓』が苦手ですね。


あっ「石川」と言ったら、、、

あっ、この人は今は『野上姓』でしたな。。。



ちなみに、プロ野球ユースつながりで、、
今日の源田は、、、
打率0.292の土曜日でしたが、
4打数1安打と土曜日打率は低下しました。
問題は、明日が最も低打率の日曜日!
ということですね。。。


話を戻します。
ロッテの石川は右投手ですが、
やはり、獅子威し打線が
苦手とするキーワード
というと
『技巧派』『左腕』『初物』『岸』
などが挙げられますね。


今日のヤクルト石川には、
『技巧派』『左腕』が該当します。
昨年やられた内海も同様ですね。


大勝した昨日も、
ブキャナンは攻め落としましたが、
二番手から登板してきた
多様な変化球を駆使する『左腕』の山田から
得点を挙げられませんでしたね。
ちなみに、今年の『左腕』山田には、
一軍&二軍とも獅子が封じられていましたね。


昨日の山田については、
昨日書きましたように
今日の石川攻略の練習台にしたかったですが、
結局、それにすらなりませんでした


まあ、ヤクルトの石川も、山田も
次の対戦が今年の日本シリーズか、
来年の交流戦か、と
ほとんど無いでしょうから、
今後の試合への影響は小さいです。
だから、石川や山田は
今年は、もうあまり関係なくなります。
しかし、問題の根本である
『技巧派』『左腕』
おまけに『シンカー遣い』への
対応はどうするの?
という課題が残りますね。


要は、そんなタイプの獅子苦手系は、
他のパ球団にもいますから、
本気で優勝を狙っていくならば、
そこを何とかクリアしないと
そんな苦手系投手ばかりを
他球団からぶつけられて

負け試合を嵩むことになっていきます。


例えば、今後の鷲戦において、
獅子狙い打ちで、毎回のカードで
岸、塩見、辛島(予備:福井)と
苦手系投手を投入され続けば、
負け越す、三タテ食らう鷲戦カードを増やし、
鷲を上回ることできず、優勝は夢の夢になります。


もうシーズン半分が過ぎようとしている今、
『だって苦手だからしょうがないよ』
なんて言っている暇はありません。


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一方、こちらの先発の本田については、
まず初回の立ち上がりが最高のデキでしたね。
最初の山田&青木から連続奪見三振!
村上にはボール先行しましたが、二飛。
立ち上がりをしっかり三者凡退で凌ぎます。


でも、2回表二死まで簡単に行きましたが、
中村にもったいない四球を与え、
山崎に右二塁打タイムリーを放たれて
先制点を許しました。


まあ山崎の打球は、
軽く大きく飛ばされており、
一瞬、2ラン弾!?
と思ってしまいました。
ただし、山崎が非力タイプだから
フェンス直撃で済み、
「2ランでなくて良かった」
と思ってしまいました。
(先制を許しましたが)


本田の場合、今井や伊藤と同様に
甘く入ると『一発病』を
発症しやすいこと
肝心な課題の一つですからね。


次の3回表も、
山田&青木の連打とバレンティンの適時打
さらに2点を失います。


獅子威し打線が石川に封じられているので、
本田には味方の援護も無い苦しき投球
となっていましたから、
4回以降もズルズル落ちて行っても
おかしくありませんでした。


しかし、4回以降の本田は、
球が高めで、真ん中付近も含み
甘い球が散見しているんですが、
4~7回の4イニング
被安打1、与四死球0、
4,5,7回は三者凡退で
ほぼ完ぺきに
無失点で切り抜け、

とにかく、
味方の反撃を信じて待ち続けます。


本田の場合、
甘い球→一発被弾の問題を抱えているので、
7回までを見ると、
甘い球も目立っていたので
投球内容には課題を残していましたが、
今日の本田は、
援護が無い厳しい展開だっただけに、
4~7回のほぼパーフェクト、QS達成も含めて
先発として、粘り強く、
試合を作りましたね。


そのような粘投は、
そう簡単にやれる投手は少ないですから、
価値のある7回3失点だった
と思います。


でも、7回終了時が球数96球と
100球未満でしたから、
7回も三者凡退で抑えてましたから、
そのまま8回表も続投させました。
しかし、8回表先頭の青木から
ど真ん中の初球(97球目)
右本塁打を被弾しましたね。
当然、終盤でしたから、
ここでの1点追加は痛かったですね。
早い話、
7回までで本田は力尽きていた
というところですね。


今年の本田の一軍戦投球数は、
過去5試合を見ると、
6回で93球、4回2/3で109球、6回2/3で104球、
5回1/3で94球、5回で86球であり、
最後の100球前後の頃には、
力尽きて打ち込まれることが目立ってました。
本田の場合、
100球未満でも力尽きる可能性があるように、
スタミナはそこまで豊富ではありません。
1軍戦では神経も使っていますから、
まあそれもやむを得なく、
普通に『100球未満だからOK』
というのは早計でもあります。


今日の7回まででも最長イニングになりましたが、
力尽きそうな100球前後に達してました。


確かに5月下旬の二軍戦では、
5/30楽天戦で127球を投げ切って完封しています。
5/23ロッテ戦では110球8回を投げ切っています。


ただし、1軍戦と2軍戦では
投げるときの神経の使い方が異なり、
かなり神経を使う1軍戦の方は
消耗度も2軍戦より大きいです。

また、前回登板になった
6/6二軍ヤクルト戦では、
6回99球を投げ切り1失点で凌ぎました。
ただし、6回二死のとき、
昨日、今年の一軍戦で初安打となった廣岡
(1本でことで打率が0.029に上昇)
低めを軽く左中間に持っていかれる二塁打
(低めだった分、打球は上がりませんでしたが)
を打ち込まれていましたね。
このときは、その次を抑えましたが、
もうこの6回で降板しました。
外角低めで泳がせていたのにも関わらず、
廣岡に長打を打ち込まれているように
力が尽きかけていましたね。

今日においては、
燕の打ち損じにも助けられてましたが、
ど真ん中とかも目立っていましたし
一方、ブルペンで泰雄やKマートが
準備していたのだから、
本田は無理に引っ張らず、
7回で降板させて、
8回から泰雄やKマートに代えて良かった
と思います。


あと本田にはもう1点あります。
6/6の二軍戦でもそうでしたが、
今日も全般的に球が高め傾向でした。
もう少し低めを投げる制球力を身に付け、
ゴロでアウトを稼げるようになる
さらにもう1ステップアップできると
思います。


まあ力尽きてくると、二軍戦でも
その低めでも軽く左中間を抜かれる
長打を打ち込まれていますから、
低めを投げることが
一発病の改善する十分条件ではないですが、


本田のゴロアウト率は7.2に対して、
フライアウト率が10.3と高く、
昨年の伊藤
ゴロ7.5に対してフライ13.3と高かったでした。
本田も伊藤も
一発病を課題として有していますが、
これがゴロアウトを稼げるようになれば、
その一発病も低減してきます。
逆にフライアウトが多いということは、
一発病を促す可能性も高かまります

(最近流行りのフライボール革命でないですが)


今井も同じように一発病を抱えますが、
ゴロが9.7、フライが6.4というように
ゴロアウトの方が多いですね。
(ゴロ8.7、フライ7.0の昨年よりゴロ増
まあ、今井の場合、
ストレートのホップ量が増すよう、
ストレートが吹き上がるように
努力していることもありますから、
ホップするストレートは
多和田が典型的なタイプですけど、
ゴロアウトが増えていきます。
 ※多和田のゴロ:フライ
  2017年 11.0:6.1
  2018年 12.0:5.7
  2019年 11.4:5.9


まあ、本田には
ホップするストレートを習得するのは厳しいですが、
せめて、低めに集める制球力までは得て欲しいです。


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最後の増田について、
今日は打たれましたが、、、
9試合連続で無失点、
7試合連続で三者凡退でしたから、
たまには打たれても
しょうがありませんね。

正直、増田を責めることはできません。


中村の遊安打は、源田の悪送球になりましたが、
源田が止めただけでもすごく、
普通なら、外野へ抜けていましたから、
やむを得ません。


で、同点打を打ち込まれた荒木には
外角球を逆らわず自然に流されましたが、
打ち込まれたのはストレートではなく
甘く高めに入ったスライダーでしたね。
それを考えると、
そこまで気にしなくてもいいか、とも思います。


B1S2とカウントに余裕ある5球目でしたから、
スライダーを投げるなら
1球外しても良かったと思います。
もしストライクゾーンを攻めたかったなら、
思い切り自慢のストレート
投げ込みたかったですね。
やはり増田の場合、
ストレートは一流でも
スライダー等の変化球は二流であるから、
変化球は、見せ球やタイミングを外して使いたいです。


ただし、増田が
無死二塁で山崎のバント処理
三塁で刺そうとしてフィルダースチョイス
になってしまいました。

確かに増田の役目は
僅差でもリードを死守すること、
また、あの勝利が目前の場面では
三塁刺しを成功していれば、
一気に勝利へ近づくこと、を鑑みれば、
ここは三塁刺しのギャンブルを
積極的に行っても責められません。


ただし、ここで一番痛いのは逆転です。
残り1イニングで再逆転が必要ですから。


でも、まだ最小失点で同点であったら、
もし追いつかれて延長戦に入っても、
まだ五分五分であり、
こちらには平井、ヒースの駒を残しており、
相手が鷹のように強敵なら別ですが、
まだ勝負ができる状況にあるのですから、
強引にギャンブルをしなくても、
ということは考えられます。


すなわち、9回が最終回と言っても、
同点である以上は
12回まで延長戦がありますから、
こちらがリードしている展開で、
まだ延長戦を戦える体力があるのなら、
無理せず延長戦へ突入させる
ということも作戦の一手だと思います。


すなわち、最終回でなければ、
走者が三塁まで行ってしまったら、
「最小失点」で切り抜けること
視野に入れますね。


もちろん、
こちらがビハインドの状況なら
1点が致命的になるので、
「無失点を死守」が必要ですが、
こちらがリードしている状況なら
逆転さえされなければ、
同点ならまだ大丈夫と考え、
「無失点」が理想ですが、
「最小失点」で切り抜ければOK
という余裕さを持ち、
そして、同点である以上は、
またこちらが体力があるならば、
長期戦に持ち込んで相手を叩く
というのは一種の兵法でもあります。


もちろん、普段のように
中継ぎ陣がカツカツで
延長戦に入ったら足りなくなるかも、
という状況であるならば、
延長戦突入は回避して
9回で決着させるしかありません。


でも、今日においては、
ヒース、平井、増田の三人を
出したとしても、
昨日まで温存していましたし、
明日が連投になるかもしれないですが、
明後日が休みで間隔が空きます。
 ※ただし、回跨ぎだけは厳禁。
  明日が使えなくなりますから。
9回増田、10回平井、11回ヒース、
12回は泰雄、小川、森脇の中で調子がいい者と。


それらを鑑みると、
焦って勝負を急がなくても、
三塁を刺すギャンブルではなく、
一塁を刺して確実に一死を奪っておく

と考えても良かったかもしれません。


もし、上記のような作戦を講じるには、
チームで組織だって
あらかじめ方針を決めておき、
それを行動する選手らに
徹底させておくことが必要です。


あの場面では、
本能的に、条件反射のように
三塁刺しへ走る可能性は大ですから、
事前にミーティング等で
覚悟を決めて徹底周知しておかないと
身体が行動に入れませんので
なかなかできないと思います。


ところで、今日の増田は、
登板間隔が開いていましたから、
疲労蓄積が原因とは考えにくいです。
ただし、登板無くても
ブルペンで準備しているから、
やはり、実は疲労中である、
という可能性はありますが。。。


ただし、増田の場合、
間隔を開けると調子を崩すから
ある程度、投げていたほうがいい
という話も聞きます。
(でも人間ですから、限界越えの酷使は
 その後の調子を下げやすくなります)


ということは、
今日の増田は間隔が開きすぎて
調子を崩した?
という仮説も考えられます。


そこで増田における
2015年以降(今日まで)の全成績から、
登板間隔(中〇日)と失点(自責点)の
関係を整理してみました。


同じようなケースが重複して
プロットが重なっているところもあります。



これを見ると、増田の場合、
中1日以上、中6日以下までは
0~3失点で分散して見られており、
失点は、中1日以上を開ければ、
中6日までとあまり変わっていない
と考えられます。
その傾向が登板間隔を詰め方が良い
ということにつながっているかもしれません。


しかし、中7日以上を開ければ、
無失点の処にプロットが重なっています。
一方、連投(中0日)の場合、
4点以上の失点も見られています。


すなわち、増田については、
中7日以上も開ければ、
疲れも低減されて無失点に抑えやすいですが、
その間隔を開けることが現実的でないです。
(負傷等により)
しかし、連投(中0日)
大量失点の懸念もあるので、
できることなら避けておきたく、
せめて中1日以上の間隔は欲しい
というところでしょうか。


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明日(日曜日)の先発です。


松本航は、今後のためにも
とにかく長く投げたいですね。


一方、ヤクルトは高橋ケイジのようです。


ストレートを中心に
スライダーカットで攻めてきます。
落ちる球は、
カーブ&チェンジアップでしょうか。


右打者には打たれてますが、
左打者は得意のようですね。


正直、実績に乏しく、格下であり
「誰?どちら様ですか?」感満載の若者ですから、
獅子威し打線は、
打って!打って!打ちまくって!
プロの厳しさを教示して沈めよ!


ただし、この高橋は、
獅子威し打線が苦手とするキーワードである
『左腕』『初物』が該当しますね。。。