下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ソフバン】故障者続出14名も。獅子らにとっては有利になるが、その「ソフバン負傷者続出問題」は対岸の火事でもない。

獅子の宿敵ソフバンでは、
相変わらず、故障者が続出しているみたいですね。


千賀→右ふくらはぎ張り
高橋礼→左太もも裏痛
甲斐野→右肘内側側副靱帯一部損傷
田中正義→右肘違和感
海野→右肘違和感
椎野→右肩違和感
大竹→左前腕部筋損傷
高橋純→股関節張り
内川→左膝関節炎
武田→右肘手術でリハビリ中
柳田→右肘手術でリハビリ中
加治屋→リハビリ組
増田→リハビリ組
笠谷→リハビリ組


負傷者も14名にのぼっており、
サファテや東浜とかもよくわからない状況ですね。


ソフバンの場合、
選手層が厚いから替わりが出現するでしょうし、
千賀や内川は既に復帰しているようですが、
支配下選手の約1/5が負傷というのは異常です。
※投手においては、支配下の約1/3!?


甲斐野や高橋礼は
開幕に間に合わぬようですね。


例年、ソフバンで負傷者が多い一因に、
よく言われているのが
レベルが高く激しいチーム内の競争があるため、
キャンプとかでもハナからフルで頑張ってしまい、
その分、身体がついて行かず負傷する、、、
みたいな話ですね。。。


チーム内のレギュラー獲得競争については、
レベルの低い戦いでは、
レギュラー決定が単なる「消去法」になるので
(「いねぇーんだよ」状態)
チーム底力のアップ効果は薄いですけど、
やはりレベルの高い争いを繰り広げることにより
レギュラー決定もよりどりみどりになるので
チーム底力のアップ効果も期待できます。


しかし、その戦い激化・加熱しすぎるようになれば、
オーバーワークになってしまうので、
まあ、負傷者が続出すること
自然の原理ですね。


ソフバンの場合、
うかうかしていたら二軍落ちでしょうから、
いかなる時もフルスロットルで頑張るため、
当然、限界を超越して負傷する、、、
あり得る話ではあります。


まあ、この負傷者続出問題は
対岸の火事でもありませんね。


もし獅子でこんなことになったら、
選手層が鷹ほど厚くないだけに崩壊炎上しますね


獅子の場合でも、
インフルで二軍が壊滅的になったこともありましたし、
17年の春には、一軍&二軍あわせて(特に二軍)
投手陣が約1/3も負傷者続出して異常事態に陥りましたね。


レベルの高い戦いはして欲しいですが、
負傷するほどまで激化するのは愚行ですね。
どこかで休むことも練習と、止めないと。
選手自身が止めることは難しければ
(難しいでしょうから)
誰かが止めないと。
(チームなんだから指導者や裏方が)


まあ、ある意味、
トレードオフの関係なので簡単ではないですけど、
(練習や試合での負荷と疲労・負傷)


ただし、甲斐野あたりに関しては、
昨年の酷使登板が響いた可能性があるようですね。
それは、一昨年に酷使された加治屋とかもそうですね。


まあ、そのような問題(酷使の影響)
獅子の場合、平井らにも通じる話でもあるので
なおさら、対岸の火事ではありませんね。


もちろん、一概に言えない面もありますが、
一般論としても
球数が多かった翌年は、
成績があまり良好とは

言い難い可能性が高そう
というリスクが十分に考えらますから。


その傾向に関しては、以前から懸念しており、
本ブログでも整理していますので、
よろしかったら、そちらをご参照ください。


そして、甲斐野の場合、
1年生ルーキーでの酷使だった
ということも挙げられますね。


やはり
1年生ルーキーと2年生以上では
また事情も違ってきますね。


1年目ルーキーの場合、
プロとして一年間を通して戦い続ける過酷さ
を経験していません。


一年間を通して戦い続ける過酷さ
がどんなものなのか?
それを知りませんから、
知らずに無理して自滅すること
十分あり得る話です。


それは、使う側が限度を考えず
フルスロットルで使ってしまえば、
ルーキーもわかっていないから(断れないし)
無理してでもそれに従って頑張ってしまう
ということは十分想定できる事象ですね。


一般社会においても
新入社員が張り切りすぎて
体調を崩すということも多々ありますね。


ある意味、
自分がどのくらいまで酒を呑めるか?
その限度がわからず、呑みすぎて潰れてしまう
みたいなものです。


甲斐野とはレベルが違いますけど、
獅子の場合、
先日、ドラ1の宮川が体調を崩しました。
昨年、ドラ1の松本が肺炎になりました。


すなわち、張り切りすぎ一年生ですね。
即戦力になるぞ!
という意気込みは良いんですけど、
まだプロとして始まったばかりのルーキーが故に
自分の限界を超えて無理してしまう
よくあるあるパターンですね。


もちろん、ルーキーでしょうが
特に社会人上がりなどは、
「即戦力」として期待しているため、
一年目から大活躍してもらいたい
という気持ちは理解できます。


それでも、
ルーキーは所詮ルーキーです。


個人的な意見ですが、
ルーキーについては、活躍してくれたら、
それはそれで嬉しい誤算であり、
戦力として、ハナから、
計算に入れる(アテにする)べきではない

と考えています。
下手をすれば、
不慣れな環境で潰れる場合もあり得ますから。
(不確実性が大きいから)


戦力としてアテにするのは、
どんなに早くても、
実際に活躍するようになってから
実績を残すようになってから、ですね。
それでも
一年間を通して戦った実績はないのですから、
配慮は必要ですね。


やはり、
一年間を通して戦い続ける過酷さ
がどんなものなのか?

未知であるルーキーにとって
一軍戦でも二軍戦でもどちらでもいいから、
まずは一年間通して
しっかり登坂続けるところ
からと思います。


その中、一軍戦で少しでも活躍してくれたら、
それはそれでありがたいね、というところですね。


清原や松坂らは、極めて大物であった話ですし、
源田も例外中の例外の話です。
(石毛以来と30年分の1)


彼らのようなルーキーでの活躍
そうちょくちょく生じる話では、
高頻度で生じる話ではないですから。


色々と話が脱線しましたが、
ソフバンについては
千賀らは開幕に間に合うでしょうが、
これだけ負傷者が続出し、
グラシアルらの五輪出場も含めて、
スタートダッシュは勢いが鈍る可能性があります。


まあ、五輪休みがあるので、
それがどう転ぶか?はありますけど、
(吉と出るのか?凶と出るのか?)


まあ、今の状況なら、甲斐野や高橋礼は
五輪出場の侍代表に選ばれにくいでしょうから、
まさか、それが狙いのフェイクとかは、
さすがにないでしょうけど。


いずれにしても、こちら獅子としては、
負傷者を出さぬよう努めながら
スタートダッシュを決めて、その鷹の隙を突き、
五輪前までに一気に勝ち星を稼ぎたい
ですね。