下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

岸のFA権行使は今までの行使者とは訳が違う。球団側はその真意を重く受け止めているのだろうか?根本的に体質改善を考えていくべき時期にきているのでは?

日本シリーズが終わり、
今年のプロ野球は全て終了しました。


次に騒がれるのはFA問題であり、
ライオンズのエース岸も
その問題が残されています。


岸が最終的にどう判断するかはわかりませんが、
残念ながらライオンズはFA問題では、
流入よりも流出が多い傾向にあります。



(上記の記事抜粋)
現行のFA制度となった2008年から
西武は8人と流出選手が最も多い。
さらにFA制度が導入された93年から
合わせても14人と12球団最多だ。


 <現行の制度となってからFA移籍した選手>
 【2010年】
 細川亨(西武 → ソフトバンク)
 土肥義弘(西武 → ランカスター)
 【2011年】
 許銘傑(西武 → オリックス)
 帆足和幸(西武 → ソフトバンク)
 【2012年】
 中島宏之(西武 → アスレチックス)
 【2013年】
 片岡治大(西武 → 巨人)
 涌井秀章(西武 → ロッテ)
 【2015年】
 脇谷亮太(西武 → 巨人)


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球団側は
このようにFA流出が多々あること自体を、
そもそもどう考えていたのか?
何か手を打ってきたのか?
という疑問
が残ります。


そして、今回の岸の場合は、
上記のFA移籍選手とは
FA権行使の事情が違い、

今まで以上に球団崩壊の警笛
を鳴らす出来事だと思います。


元々、岸は、西口氏を崇拝しており、
元々ライオンズには希望枠で入団してきました。


すなわち、岸にとって
ライオンズへの愛着は相当あったはずです。
現在も崇拝する西口氏は球団に残っており、
またエースとして、ここ2年悔しい成績が続き
ライオンズで優勝したい!という気持ちが
強かった
はずです。


そのような選手にも関わらず、
FA権を行使せざるを

得ないというのは、
今のライオンズに

残りたいという魅力が
無さ過ぎる
ということじゃないでしょうか?


好きだった球団だけれども、
出て行ってもやむを得ない
というくらい、
球団環境が劣悪しているんじゃ
(特に首脳陣による投手陣の扱い方)
ないでしょうか?


今年の投手陣の扱い方は酷く、
完全にブラック企業のようでした。
その責任を取るべき方が
来年も引き続き残る。
しかも、
若手を教育する責任者として。。。


このようなFA権行使は、
野球以外の話でも言えると思います。


例えば、昔から入りたい会社に
無事に入ることができ、
憧れの先輩もいながら、
それなりに活躍してきたけど、
10年経過して職場が劣悪な環境となり、
結局、転職してしまう、
みたいな。。。


球団側は
そもそもFA流出が多々あること自体、
重く受け止めるべきであり、
今度は愛社精神の高い選手が
流出するおそれがあるんだから、
根本的に球団体質を改善すべき時期
に来ているのではないでしょうか?


今回の岸のFA権行使の問題
このままだと球団が崩壊しますよ!
という警笛に思えるのですが、
いかがでしょうか?