下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主にに書いています。

ベースボールチャンネル記事:【2016年通信簿】西武ライオンズ

今年の西武を振り返る記事
ベースボールチャンネルでありましたので、
紹介します。


残念ですが、ごもっともですね。。。


賛同できる主な部分を抜粋すると

◆投手陣
◇投手陣の層を厚くすることができず、
 特定の選手ばかり負担のかかる
 マネジメントしか施してこなかったのだ。


◆野手陣
◇足りなかったのは
 攻撃のバリエーション
 そして、ディフェンス力だ。
長打さえ防げば怖さがない。
足を絡めた攻撃というのは、
 金子以外が走者に出ても、
 相手に与えるプレッシャーがないのだ。
◇「ソフトバンクの打線の強さは、
  単に、打者のレベルが高いだけじゃない。
  誰もが走れるので、
  打者を抑えること以外にも、
  注意しなければいけない。
  西武は打つだけじゃないですか。
  その差は大きい」
 
◆組織力
責任を取る必要がない二人(潮崎・橋本)
 が指揮権を握った。 
◇辻発彦新監督が就任し、
 チームは大きく変わるという期待感がある。
  しかし、手元にいる選手は、
 ドラフト指名選手以外は変わったわけではない。
 ここからどれだけのスタイルを確立できるのだろうか。


などですね。


長いですけど、
記事を以下に転載します。



西武、3年連続Bクラスの怪。打線はリーグ屈指、渡辺SD編成トップ就任で組織が変わる?【2016年通信簿】
ベースボールチャンネル 12/30(金) 12:30配信

先発陣の層の薄さを露呈
【投手2点】
 「不名誉な記録は何としても阻止したい」
  シーズン終盤、西武投手陣のなかにあったプライドだ。不名誉な記録とは「規定投球回数をクリア0」だった。唯一可能性のあった菊池雄星に望みをかけ、かつての投手王国にとっての2016年は果てしなく低い目標でシーズンを終えようとしていた。
 最終戦に菊池が6イニングを投げて規定投球回の143イニングに到達。面目躍如を果たしたが、「周囲がシラけるような形では達成したくなかった」という菊池のコメントは、本来、プロの選手が持つべきプライドだろう。
  それほど、今季の西武投手陣は機能したとは言い難かった。
  開幕前、田邊徳男監督を含め首脳陣は一つの賭けに出た。それは、開幕投手にエースの岸孝之ではなく、菊池雄星を立てるという選択をしたことだ。
  理由は二つ。一つは将来のエース候補といわれた菊池を一本立ちさせること、もう一つは、次週の頭に対戦を控えていた福岡ソフトバンクホークス戦に岸を当てるという戦略的理由だ。
 どちらの試合も制し、首脳陣の作戦は功を奏したかに見えた。しかし、この作戦の背景には投手陣の層の薄さが見え隠れしていた。シーズンの頭から戦略的ローテを組まなければいけないという状況にあったのだ。
  今季のパは、シーズン序盤は5連戦が続いたため、菊池、十亀剣、バンヘッケン、岸、野上亮磨の並びでこなしていたが、6連戦が始まるとすぐに破たんした。
  4月21日の北海道日本ハムファイターズ戦に菊池が中5日登板を果たすと、それに合わせて翌節の同24日の楽天戦で岸が中4日で登板。しかし、試合序盤で右足内転筋を痛めて降板し、長期の離脱を余儀なくされたのだ。
  交流戦最終節で岸は復帰したが、入れ替わるように今度は菊池がわき腹を痛めて離脱。さらに、開幕から昨季10勝の十亀が不調、バンヘッケンは機能せず、野上は6回になると打ち込まれる悪癖が抜けなかった。
  ルーキーの多和田真三郎、2年目の高橋光成や佐藤勇、郭俊麟などが度々抜擢されて、さらには外国人を緊急補強して穴を埋めようとしたが、機能することはなかった。


 リリーフ陣もしかり。シーズン前から決まっていたのはセットアッパーを牧田和久、クローザーを増田達至だけで、そこに繋ぐ選手が武隈祥太しかいない。牧田には昭和を思わせるような3~6イニング継投を課すなど無理を強いた。結局、牧田も故障離脱した。
 
 とどのつまりは、投手陣の層を厚くすることができず、特定の選手ばかり負担のかかるマネジメントしか施してこなかったのだ。
 菊池が12勝、牧田が32HP、増田が28Sなど、選手は奮闘したが、チームとしてシーズンを戦う準備が整っていなかった。
  チームからエースの岸が去る。ドラフトでは甲子園優勝投手の今井達也の指名獲得に成功するなど大成功に終わったが、来季はどれほど戦力に厚みを増すことができるのか。


リーグ屈指の攻撃陣も失策数多し
【野手3点】
  スタッツだけを見ると、早くに優勝、CS争いから脱落したとは到底思えない数字だ。
  打率.264は日本ハムに次ぐ2位。本塁打数、長打率は1位。出塁率も3位と貢献している。犠打数80はダントツで少ないが、かといって、併殺打が多いわけでもなく、それが直接的な原因とはいえないだろう。得点は2位タイなのだから。それでもこのチームは4位なのだ。
 2015年にシーズン最多安打記録を樹立した秋山は今季、持ち前の積極性に加えてボールを見ていくスタイルを確立した。最終的には3割を切ってしまったが、悪いシーズンではなかった。
  クリーンアップを打った浅村栄斗もしかりだ。打率3割をマークして24本塁打と結果を残した。あらゆる打順を円熟にこなしたベテランの栗山巧、リーグ2位の35本塁打を放ったエルネスト・メヒア、シーズン途中から打線に入った若い森友哉、盗塁王のタイトルを獲得した金子侑司。主砲の中村剛也がやや不調だったとはいえ、それでも、チーム全体の数字とすれば立派な成績といえる。
  これほどの数字がありながら、下位に甘んじたのはなぜか。
  足りなかったのは攻撃のバリエーション、そして、ディフェンス力だ。

 西武の打線は破壊力がある一方、長打さえ防げば怖さがない。足を絡めた攻撃というのは、金子侑司が走者として出た時くらいで、ほとんど怖さがない。そのため、金子以外が走者に出ても、相手に与えるプレッシャーがないのだ。


  捕手の炭谷銀仁朗が、開幕前にこんな話をしている。
 「ソフトバンクの打線の強さは、単に、打者のレベルが高いだけじゃない。誰もが走れるので、打者を抑えること以外にも、注意しなければいけない。西武は打つだけじゃないですか。その差は大きい
  
 何も盗塁や犠打を増やせばいいというだけの話ではない。チームが、時に、状況に応じたバッティングができるだけでも変わってくるだろう。目に見える数字以外の怖さが西武にはない。相手投手は打者だけをみればいい。その中で結果を残しているのはすごいことなのだが、チーム対チームでは、やはり綻びが出る。

  ディフェンス面ではその数字が示すとおりだ。
  失策数101は12球団で唯一の3ケタ台。敗戦につながる痛恨の失点が多く見られたのも、今季の西武を象徴するシーンでもあった。
  中島宏之(オリックス・バファローズ)の移籍以降、遊撃手のレギュラーが定まっていない。開幕は外崎が務め、金子侑、鬼崎裕司などが次々に起用され、シーズン終盤には呉念庭が務めた。チームつくりで最も重要だと言われるセンターラインのショートストップが固定できないようでは守備は締まらないはず。
 野手にタレントはそろっている。いかに生かすか。
  その土台作りこそ、編成部門の役割だ。


組織として機能せず
【ベンチワーク1点】
 今シーズンを迎えるにあたって、西武は田邊監督の手元に、作戦コーチとして橋上秀樹氏、ヘッドコーチとして潮崎哲也氏を置いたが、結局、機能することはなかった。
  責任を取る必要がない二人が指揮権を握ったことで、当の指揮官・田邊監督が敗戦後も番記者と談笑するなど、チームの窮地を他人事のようにふるまう姿はいち組織として、あるべきものではなかった。
  結局、チームづくりが組織として形になっていなかった。


  ドラフトで獲得した上位クラスの選手、投手だと岸、菊池、十亀、野上、高橋光、多和田、牧田、増田。彼らは放っておいても、チームの核となる素材だ。しかし、チームはそれだけでは機能しない。いかに、層の厚みを加えていくかだ。
 打線もしかり。野手のところでも話題に触れたが、チームの中に、つなげる役割をする選手が必要だ。チームを線にして得点をあげるスタイルつくりが必要だろう。
  
 辻発彦新監督が就任し、チームは大きく変わるという期待感がある。
  しかし、手元にいる選手は、ドラフト指名選手以外は変わったわけではない。ここからどれだけのスタイルを確立できるのだろうか。今さら、浅村や森にバントやつなぎのバッティングをさせるというのも持ち味を消すことになる。
  現有戦力をいかにチーム力として積み上げできるか。
  新監督の仕事は決して少なくない。


組織改編がプラスに出るか
【総合2点】
 12月26日、西武球団本部から人事異動の発表があった。
  これまで球団本部長と編成部長を兼務していた鈴木葉留彦氏が球団本部長専任となり、球団本部シニアディレクターを務めていた渡辺久信氏が編成本部長を兼務する。
  3年連続Bクラスとなった責任を鈴木氏がとったこと、GMポストに渡辺氏が将来的に就くという憶測が立つが、組織が変わろうとしていることの表れとみていい。
  思い返すと、今年のドラフト会議において、全選手のドラフト指名後の会見に応じる渡辺SDの姿があった。渡辺氏は、その肌を見ても分かるように、こんがりと日に焼け、アマチュア野球の現場に足しげく通っていた。担当スカウトと密に連絡を取り合い、選手を発掘・吟味。「お願いをすれば、すぐに飛んできてくれる」と担当スカウトたちはいう。
 そんな渡辺SDが矢面に立ち、チームについて語る。これはチームの長としての姿勢の表れだろうし、ドラフトがチームつくりにおいて、どれほど重要であるかを意識してのものだろう。


  来季、エースの岸がチームを去る。
  顔ぶれから見ても、今季の開幕投手を務めた菊池がその役にとって代わることになる。野手では浅村が新キャプテンに就任、背番号「3」を纏う。
  菊池は、渡辺SDが監督としてドラフトの抽選で引き当てた張本人だ。浅村を4番にすえ、初タイトルをもたらしたのも、渡辺氏の手腕だ。

  監督交代だけではチームはそう変わらない。過去の西武の監督交代劇を見ても分かるように、何の意味もなさなかった。
 しかし、組織が変わればチームは確実に変わる。
  編成トップとして手腕を振るう、渡辺氏のチームづくりにこれから注目してきたい。



氏原英明氏
(ベースボールチャンネル編集部)
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【追伸】
もう大晦日です。


本年は大変お世話になりました。


本年からブログを始めることとなり、
皆様のおかげで、
ブログを続けることができております。
誠にいつもありがとうございました。


来年もよろしくお願いします。


それでは皆様、
良いお年をお迎えください。