下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

各チームのエースらの2017年の意気込みは?

ロッテの涌井が
今年にFA権を再び取得することになりましたが、
結局、行使することなく、3年契約を結んだとか。。。


いいですね。流出しないチームは・・・
(冗談ですけど)


まあ、昨年は、結婚もしたし、
天敵(?)の先輩・成瀬も居なくなってからは、
「自分がチームを引っ張るんだ!」
という意気込みで、
ロッテのエースとしての自覚
強く出て来ましたよね。


さてさて、
そのロッテのエース涌井は、
今年の目標として、
◆勝ち星は最低でも18勝
 西武時代の2007年にマークした
 17勝超えを宣言。
◆投球回数は200イニング以上
◆完投数は2ケタいけば・・・ 
(去年は完投が5個)
を挙げたようです。


過去に17勝などの実績があるにせよ、
さすが、エースらしい目標ですよね。



“大トリ”更改のロッテ・涌井、
目標は「最低でも18勝、200イニング、2ケタ完投」
ベースボールキング 1/25(水) 17:37配信


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さて、他チームのエースらが契約更新時などで
掲げた今年の目標、すなわち意気込みを見てみましょう。


まずソフバンの武田の場合は、
「200イニング&防御率1点台」
を目標に掲げました。


昨年オフでは、
2016年の目標に15勝、4完封を掲げており、
結果としてそれを達成できませんでしたが、
14勝しています。



【ソフトバンク】武田、5000万円増でサイン
来季目標は200イニング&防御率1点台
2016年12月22日6時0分  スポーツ報知



ソフトバンク武田、来季目標は15勝&4完封だ
[2015年12月16日10時28分 紙面から]


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巨人の菅野は、
昨年オフに「15勝を最低ライン」を掲げていて、
2016年は運も悪く9勝止まりに終わりましたが、
最優秀防御率と奪三振王の2冠に輝きました。


今年オフでは、優勝を逃した責任を自覚し、
チームが日本一リーグ優勝をとること、
 個人的に日本一のピッチャーになること」
と語ったようです。



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ところで、巨人のエースとは言いがたいですけど、
若きホープの田口は、
2016年がチーム唯一の10勝を挙げ、
防御率は2.72とセ・リーグ4位
という成績をおさめましたが、
負け数も10敗と貯金が作れませんでした。


そんなことを反省し、
今年の目標は、
◆15勝
◆防御率2.50以下、
◆貯金5以上
に設定したそうです。



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阪神の藤浪の場合は、
イニング200回以上投げるという目標
を掲げてました。
(2016年は169回)



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和製ライアンこと、
ヤクルト・小川の場合は、
158イニングを投げて、
8勝9敗で防御率4.50と
不満の残る成績に終わりました。


今年は、
「先発の中心としてケガなく
 ローテーションを回り、
 200イニングに近付いて
 1つでも多く貯金したい」
とのこと。



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DeNAの石田は、山口が抜けたことから、
今年からは中心的存在として期待されています。


「今年10勝できなかったので
 来年はしないといけない。
 背番号の14勝を目標に。
 チームを引っ張っていきたい
と語っています。


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さて、我がライオンズの
新エース・雄星の場合は、
周知のとおり、
2016年が初の2ケタ勝利で12勝7敗
防御率はリーグ2位の2・58をマークし、
(ただし相手を選んでますが・・・)
今オフに岸が抜けたことから、
新エースとして自らチームを
引っ張るという自覚を持ち、
契約更新時には、
「背番号と同じ数字である
 16勝を目指したい」と
心強い決意を示してました。



西武・菊池雄星投手、1億円到達「16勝を目指したい」
サンスポ 2016.11.23 18:38


ただ、その後、メジャー挑戦を
希望した話題が出たとき、
自ら掲げた渡米条件が
2年連続
2ケタ勝利(10勝超)と、
契約更新時より
ちょっとトーンダウンしましたね。



まあ今年の雄星は
契約更新時に宣言したとおり、
16勝を目指すと思いますが、
彼の本来の能力を考えれば、
ロッテの涌井(18勝、200回、2ケタ完投)や
ソフバンの武田(200回、防御率1点台)くらい、
巨人の田口(15勝、防御率2.50以下、
貯金5以上)あたりは超えるくらい、
もっと大きいところを目指しましょ!


2ケタ勝利は、
入団以来、時間を要して
やっと昨年に初達成になりましたが、
本来の雄星の能力を考えれば、
もちろん、故障との戦いでもありますが、
「お茶の子さいさい」でないと。


それを考えると、ある意味で、
『2年連続2ケタ勝利』というのは、
守りの目標にしか聞こえません。


やはり、契約更新時、
さらにはそれより攻めて攻めて、
◆勝ち星は最低でも16勝
◆貯金は2ケタ

◆防御率は1点台

とか・・・目指して欲しいですね。
彼ならできない数字では無いと思います。


まあ、実際には、シーズン終わってみたら、
結局のところで、目標を達成できなくとも、
目標に近づいていればいいと思うんですよ。


それよりも、
エースという存在だからこそ、
目標は大きく、
高いレベルを求める意気込み
を持つことが重要と思います


確かに、こういう目標設定や、その実現性は、
各個人の性格の差もあると思いますが、
また不言実行と「黙ってやる」という人も
いるでしょうが、
エースはチームを鼓舞するという役目もあるし、
やはり、始めから自ら達成濃厚の目標を立てるより、
自らの限界を超えるくらい
高いレベルの目標を目指すことにより、
「言ったからにはやらねば」という責任を覚悟し、
意識も高いところで常に持ち続け、
個人だけでなく、チームの方も
結果もいい方向に、高いレベルで出てくる可能性
十分考えられますからね。


そのような高い志は、雄星に限らず、
次世代のエース候補となる
光成多和田も同様に持ってもらいたいですね。


また、来オフに頭丸めたっていいじゃないですか。
15勝、20勝と大きく狙っていきましょうよ。
ねぇ、光成くん。