下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

4/25:オリックス3回戦(inH神戸) 『ハムとは違うのだよ、ハムとはぁ~~~』

裏ローテ1番手の多和田先発で
好調・オリックスにアウェーで挑み、
相手の先発は天敵ディクソン。


まず17試合連続安打中のおかわり君。
球場入りが約1時間半遅れて
右足首の炎症のため、
今日は無理せず小休止。
昨年なら出場していたでしょうが、
辻監督がピシッと「休め!」と命じてました。


半端に痛い状態で出場すれば、
それをかばおうとバランスが崩れ、
後々に響きます
からね。


軽傷らしいですが、どうなんでしょうか?


でも日曜日の試合後?
月曜日のお休みに、
棚上のポテチでも
取ろうとして足痛めた?


それはさて置き
そろそろ疲れが出てきた結果なんですかね?
連戦になって暑くなってきますから
そろそろ使い方を配慮していく必要があるでしょう。


とにかく、今回の故障が、
大事に至らなければいいですが。



【西武】中村が右足首炎症で欠場へ
スポーツ報知 4/25(火) 17:20配信

 
 西武は25日、中村剛也内野手(33)が右足首の炎症と診断されたと発表した。軽症で、同日のオリックス戦(ほっと神戸)では大事を取ってスタメンを外れた。
  中村はチームに約1時間半遅れて球場入りしたが、状態については語らなかった。打撃練習などには参加せず、外野を歩くなどして状態を確認した。辻監督は
「使わない。無理するところじゃない」と説明。明日以降の出場は当日の状態を見て決める。
  中村は、開幕から17試合連続安打と好調だった。

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さて、試合の方は、、、、


まず先発・多和田について、
◇ストライクは入らない。
◇入っても高め・甘めが多い。

そりゃ、やられちゃいますよね。
でまとめられるような
いつもの投球振りでしたね。


それでいて、低めに投げた数少ない球でも
1回裏、小谷野には
内角低めストレートの初球を叩かれています。
また首の皮1枚つながってたモレルにも、
低めのストレートの2球目を叩かれています。


まあ正直、1回裏、最後の駿太が
外れていた内角スライダーに手を
出してくれたのに助けられましたが、
あれを見送られたら与四球で再び満塁で
5失点コースでしたが、
あのイニング、3失点で済んだのが不思議です。


で、一番、やってはいけない失点は
4点差追いついたすぐ裏、
好調T-岡田に
ど真ん中ストレートの失投による
勝ち越し大ホームラン被弾!


打ち損じてくれてましたが、
その前の小谷野にも同じど真ん中
で失投してましたからね。
下手したら2ランだったでしょうね。


相変わらず、
思ったところに投げられない
裏ローテのエース。


昨年の後半のように
ハマるとハマり、
シュート回転が良い具合に
思いもよらない球が決まる
フロントドアもどき などが
相手を翻弄させるのですが、、
いかんせん、
意図して投げている結果では無く
たまたまハマった感が強いタイプ
ですからね。


明日の光成も含めて
俗に言う「荒れ玉も武器にして」のタイプ。
なかなか安定できませんね。


でも多和田は精神面が光成より強そうですが、
開き直ってもらえれば、
球威のある光成の方がまだ通じますかね。


多和田は剛速球タイプでなく、
フォームも違いますが、
大昔、西武で18番を付けていた
大ノーコンの速球派投手・田鎖博美
を思い出します。


本来なら下で再調整していくレベルですが、
 田辺風に言えば、
「いねぇんだよ!」
ですからね、、、、


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投手陣については、
8回に登板したシュリちゃん。


他球団もそろそろニ巡目となり、
速球でも高め直球系ばかりの単調振りの投球
どのように攻略してくるのか?


T-岡田に対しては、
田代のファインプレーに助けられましたが
完全にいい当たりを食らっています。
中島に対しては、
切れてファウルにになりましたが、
三塁線上にいい当たりを食らっています。


パワーのある打者は
タイミングが合ってくれば打ってきます。
また非力タイプでも
タイミングを合わせて流されれば厳しいです。


とにかく緩急が付けられず
ストライクゾーンで上下に振れないタイプだから、
せめて投げる間を変えるなどして、
とにかくタイミングを合わせにくくしないと、、、
ですね。


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一方、打撃陣について、
ディクソンが武器としている
ナックルカーブに対して、
序盤の4回までは、
メヒア、山川(2打席目)は別として
基本的に低めNカーブに
手を出さない感じ
でしたね。


ディクソン側からすれば、
今日は低めナックルカーブの
制球に苦しんでおり、ワンバンも多く
西武打線が低めNカーブを振らない方針だと、
あとは、
・Nカーブをストライクゾーンに入れていくか
・Nカーブをストレートの威力を発揮させるための
 緩い見せ球として利用するか

に絞られてきます。


当然、ストライクゾーンに入ってくれば、
Nカーブも球も甘くなってきます。


その突破口5回表の木村文の打席でしたね。
(まあ4回表あたりから振ってくれるメヒアの打席
 で高めに甘く入り始めていましたが・・・


この5回表の木村文の打席では、内角ですが、
初球から高めに甘くNカーブが入り、
めずらしく積極策に出た木村文
それを叩き単打で塁に出て、
同点劇の皮切りとなりました。

おまけに、木村文は盗塁を決めて
足でディクソンをかき乱しました。


またタイムリーを打った源田も、同じような
内角の甘い高めのNカーブを叩きました。


まあディクソンが完調ではなかったとは言え、
一応、チーム一丸となって
天敵・ディクソン攻略の策を講じたこと
は評価できると思います。


ただ、5回表は、不振の2人が、
先頭・田代が初球から思い切って打っていき、
次の木村文も初球から思い切って打っていき、
だから、
辻監督が2人に言っている「積極策」
橋上コーチが好きな「早打ち対策」
という指示だった気もしますけど。。。


5回表で活躍した木村文、
でも、2回表はダメダメでしたね。
2回表は三塁強襲安打の外崎の後の
田代で、何故か外角高め集中の
ストライク入らずボーナス与四球。
一死一二塁で木村文の打席。
 初球:内角高め直球見逃し
 2球目:低めナックルカーブ見送り
 3球目:外角直球見逃し→追い込まれる。
 4球目:低めナックルカーブ見送り
 5球目:内角高めの外れた
     厳しい直球をファウル
 6球目:内角の外れた
     厳しい直球を遊ゴロ→併殺



ここでダメな点は、
何故、3球目の外角直球に流さない?
です。
ここは3球目を流していれば、
右飛で終わったかもしれませんが、
それなら2塁走者タッチアップの
チャンス
もあります。
少なくとも併殺は無かったでしょう。
(一直→走者飛び出しタッチアウトは別)


まず、辻監督がいつも指摘しているとおり、
追い込まれるまで手が出ない消極的・半端さ
がネックであり、
結果が出ず迷いがあることが要因です。


ただし、もし手を出したとしても、
木村文は引っ張ることばかりですから、
外角を引っかけて凡打、下手すれば併殺
だったでしょう。


確かにパンチがあるから引っ張るときもあるけど、
香車のように「引っ張り一筋」で突き進むのみ。

下手をしたら、監督の言う積極策を
積極策=思い切り振る=引っ張り
という発想になっているのでは?
と思わせる打ち方。。。


自然の流れ(力学的に)考えれば、
外角は流した方が楽であり、
特に、今の力みっぱなしの木村文にとっては、
自然に逆らわず流した方が結果が出ると思います。


というか、
考えすぎて止まってしまい半端な動きになる、
前進しようと思えば、力みっぱなしになっている。
それで結果が出てこない。。。
そのような中、「何か変えてみよう?」
という発想が本人に無い
のでしょうか?
また「何か変えて見ろ!」という
指導者は居ないのでしょうか?


その「変えること」は
根本的なところから変えろ
というものではありません。
ただ「引っ張り一本槍」の思想から、
「流してみようか」という考えを
少しでも入れるだけでもいいわけです。


現状では厳しいことに変わりませんね。


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あと、9回表の攻撃が???です。
先頭の木村文が四球を選んで塁に出ます。
ここは、最後の際どい低めのボール球を
良く見た!と褒めて上げたい、、、


問題は銀のバントですね。
まあ平野の球は速く球威もあるから
バントとはいえ簡単にできるものではありません。
1点差で、銀の次は秋山ですから、
上本の代打よりもバント作戦でいいと思います。
確かに平野の好判断もありました。


でも、銀さん、勢いを殺せずで
投手の真正面は勘弁ですよ。。。。


まあそもそも
平野が出てくる場面を
作ったことが負け戦
なんですけどね。
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光明の兆しとしては、
栗山が代打で久々に登場!
外角の直球を大きく流し打ち。
一瞬入った?と思わせましたが、
切れてしまい結果はファウルに。
その当たりからして
勝ち運が既に無くなっていたわけですが、


しかし、栗山が復活してくれるのは大きな強みです。
(でも、おかわり君が怪しくなりましたけど


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その他、山川などについても、
もろもろ言いたいことはありますが、、、


どのみち、
今日は途中で追いつく場面もありましたけど、
相手のリリーフ陣を打ち崩し切れなかった面
敗因の一つになりましたけど、
やはり裏ローテの弱み、
チームとして喫緊な課題である
先発駒不足の問題が露呈された一戦
でしたね。


当然、裏がほぼ●●●で行けば、
表が○○○で行っても勝率5割
表だって○○○と行くかと言えば、
そう簡単ではありません。
となれば、勝率5割以下で
4年連続Bクラス確定。
小学生でもわかる計算です。



やはり三タテしたハム戦とは
相手(不振←→好調)も、
こちら(表←→裏)も、
場所(自地←→敵地)も違いますからね。。。。


『ハムとは違うのだよ、
 ハムとはぁ~~~』



ザクとは違うのだよ、ザクとは


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さて、明日の先発については、
こちらは裏ローテ2番手・光成
で、相手はエースの金子です。

天敵2号の松葉は、一旦抹消したので、
明後日に誰かを下げて、再昇格して
木曜日の3戦目に出てくるのでしょうが。


まあ明日の金子エースですが、
西武から見ると、攻略しきれない天敵ではなく、
昨年は
秋山、浅村、栗山、上本、直人らが打っており、
金子の防御率もパ・リーグの中で
西武が一番高いです。


ただし、金子自身、
昨年は本調子ではありませんでした。
今年は4試合投げて
3勝0敗、防御率1.29と好調ですからね。
3年前の絶好調の時は、
西武は全く打てませんでしたからね。。。


嗚呼、3タテ連勝の後の3タテ連敗の不安が・・・
裏ローテとはいえ、3タテだけは避けと、、、



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【追伸】今日はアイツが笑っている・・・
勝ったときよりも、負けているときの方
「いいね♥」が多い人気者なのに、




↓ロッテ(カモメ)に負けたポンタ
こちらの方がお似合いさ!