下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

岸へのブーイングの賛否が色々騒がれています。それよりも思うことは、コケにされている西武球団に「恥を知れ!」ということです。

昨日今日で
楽天・岸へのブーイングの賛否
色々騒がれています。


結果的に、ブーイングは逆に
楽天・岸の好感度を上げてしまった
ということになってしまいました。


球場で見ておりましたが、
雰囲気は殺伐としており、
尋常な空気ではありませんでした。
当然、そのような空気やブーイングは
マスコミ関係から見ても、
格好の餌食(ネタ)になりやすい
ですからね。


もし普通に投げて勝ったくらいだったら
各紙スポーツ新聞の一面に掲載されること
も少なくなっていたと思います。
阪神の三タテの方が目玉記事に
なったかもしれません。


ただし、私が一番憤っているのは、
土曜日に大敗を喫しており、
その翌日・日曜日には岸が登板するので、
日曜日の試合は、意地を見せつけて
何が何でも勝たねばならない試合
にもかかわらず、
西武自身が岸を打ち崩せず、
ぐうの音も出ないで連敗したこと
です。


確かに点差は僅かに1点でありましたが、
おかわり君の場外ホームランに関しては
岸から見れば
3点取ってもらっていたので、
 力と力の勝負がしたくなった」
という余裕を見せた投球
オールスター気分の投球でした。


↓スポニチ記事より


まあ岸も打たれまいと思って
投げているでしょうが、
結局のところ、言葉は過度に悪いですが、
岸からのプレゼント(手土産)ホームラン
というわけです。


もちろん、点差があれば、
そういう力勝負をしてみたくなることは、
理解できます。


しかし、裏を返せば、
日曜日のゲームは
決して1点差という接戦ではなく、
楽天サイドからすれば、
余裕をぶっこいたゲーム
遊びながらでも勝てますよ

ということです。


すなわち、西武ライオンズが
絶対に勝たないといけないゲームなのに
完全にコケにされたゲームで
しかも楽天の術中にハマりながら
連敗、カード負け越しになった

ということです。


私は、岸へのブーイングよりも
そんな西武球団に
(フロント・現場首脳陣・選手一同に)
恥を知れ!」と言いたいです。
(ある意味、西武球団へのブーイングですが)


確かに勝負は水モノであり、
必ず勝てるというモノでもなく、
試合数も多いので勝つこともあれば、
負けることもあるわけですし、
みなさんが一所懸命やっているのは
理解しています。


そういう一所懸命やっている方々の姿に
ケチをつける私自身が人としてどうか?
とも思ってもいます。


しかし、最近の西武ライオンズは、
3年連続Bクラスという結果であり、
他球団の優勝を目前で見届ける
というケースも多いです。


かつての優勝請負人
最近では優勝見届人になっている
この屈辱に対する改善策について
フロントを始め、現場の方も一丸となって
本気で真剣に取り組んでいるのか?

というと懐疑的です。


補強面もしかり、
育成面・指導面もしかり、
職場環境面(施設等)もしかり、
選手の管理面もしかり、
(松屋でパワーアップなんて
アスリートとしてあり得ません)

選手の使い方もしかり、
試合での戦略・戦術面もしかり、
などなど、、、


フロント自身も岸を流失した意味を
理解しているのか?
も懐疑的です。
岸の流失は、涌井や片岡らとは
意味合い、問題の重さが違います。
それは、
一度は「生涯西武」宣言をした選手を
簡単に失ったわけであり、
岸ロスは、それだけ今の西武に魅力が無い
という警笛を鳴らしている問題なのですから。
それに加えて、
岸に代わる外国人投手の補強が
誰もが見ても理解できない
無駄骨になっているわけです。


フロント陣にはそのことを踏まえ
「恥を知れ!」
と言いたいです。


もちろん、改善したくとも、
資金面の話が大きく響いたりするでしょう。


ただ、万年Bクラスになって
完全に「負け癖」がついていませんでしょうか?
いわゆる、一生懸命やったんだから、
負けたのはしょうがない。
次は頑張りましょう・・・

主力が出て行ったことはやむを得ない・・・
という学習能力の無い風潮です。


例年、他球団の優勝を見届け、
日曜日は岸のヒーローインタビューを見届け、
天敵と言われる同じ相手にいつもやられ、
そのような屈辱を何度も味わされて
「悔しい!」「次頑張ります!」
と思うのは当たり前のことであり、
それだけでは何も改善されません。


プロとして、
「惜しかったね」は要りません。
「一所懸命やったよね」は要りません。
高校野球では無いのですから・・・
必要なのは「勝つこと」です。
特に絶対負けられない一戦では、
「必勝」という意識が極めて重要です。
当然、その達成のための
ビジョンを明確にしてそれを実行し、
結果として「勝利」を実現化すること
が重要です。
ただ「勝ちたい」という気持ちだけ
では話になりません。

神社へのお参りではないのですから。
とはいえ、
木村文くんや光成くんのように
その結果ばかり求めて

それを重圧に感じて
力んで力を発揮できない
というのは、本末転倒です。


この屈辱から恥を知り、
学習能力を活かしながら
本気で何をすべきかを考え、
その策を適切に実行し、
きっちり結果を出して欲しい
です。


当然、次に岸と対戦するときには
連敗という屈辱アゲインはあり得ません。
連敗するようでは、
新たな天敵を作ることになるわけですから。
元チームメイトが天敵になる
というほど、情けないモノはありません。
必勝あるのみで、
そのために何をすべきか?
その策を適切に講じて下さい。


学習能力を発揮させて下さい。