下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

5/14:オリックス8回戦(in京セラ) 3タテ白星をきっちり決めて有効的な遠征になったライオンズ! オリックス金融に借金を着々と返上。今度は獅子(レオ)が「ぽんた」を生贄として連れ去ります!

オリックス金融に
前回の3タテ返しをしたい重要な一戦。


こちらの先発はウルフ
前回、岸の前に無敗神話崩れますが、
今ではライオンズで信頼面から
雄星に続く2番手先発です。


スタメンオーダーについては、
昨日、猛打賞の木村が7番に
外崎が8番で、銀が9番です。
栗山が指名打者で6番に、
おかわり君とメヒアをつなげてきました。


一方、オリックスはルーキー山岡。
なかなか勝ちに至ってませんが
防御率2.77と良い投球を魅せて
将来性抜群の印象
です。
落ちる縦スライダー(以下「縦スラ」)
にどう対応するか?ですかね。。。


あとオリックスのスタメンで
気になるのは「1番駿太」ですね。
前回のカードではやられましたからね。


さて、試合については、、、


【1回表】
◇秋山
 初球、真ん中縦スラでカウント稼ぐ
  2球目、落ちる低め縦スラを空振り
  3球目、内角に縦スラ外す
  4球目、外角高めストレートを左飛
◇源田
 初球、 内角に縦スラがワンバン
  2球目、高め縦スラが外れる
  3球目、外角高めストレートが抜ける
  4球目、外角高めにストレート外れ与四球
   山岡は力んでおり、
   1球もストライク入らず出塁許します。

◇浅村
 初球、 外角に縦スラ外れる
  2球目、甘い真ん中ストレートを
   左中間に二塁打
◇おかわり君 一死二三塁
 初球、 外角に縦スラ外す
 2球目、 高めに縦スラ抜ける
  西野がマウンドへ行く
 3球目、外角に縦スラ決める
  4球目、内角高めにストレート外す
  5球目、捕手が外を構えるが、
   真ん中に甘く入った縦スラを
   左中間に2点タイムリーの二塁打
※山岡もう顔が一杯一杯。
 投げたいところに投げることができません。
 ここは一気に潰す大チャンスです。
◇メヒア
 初球、 内角低めストレートをファウル
  2球目、高めストレートを中安打
   おかわり君が一所懸命走り生還
   タイムリーになりました。
※山岡もう一杯一杯でストライク入っても
 甘い処のみ。。。。

 ここは4~5点を奪って
 一気にたたみ込み、立ち直れないくらい
 轟沈させたい場面。
◇栗山 一死一塁
 初球、 高めにカーブ外す
 2球目、外角高めにストレート外す
  3球目、外角低めストレート決める
  4球目、内角に縦スラ外す
  5球目、外角低めストレートを流し左飛
◇木村文
 初球、 高めに縦スラ外す
  2球目、内角カットボールをファウル
  3球目、外角高めに縦スラ外す
  4球目、外角低めストレートを流し右飛
◇山岡 立ち上がりを26球
 プロの洗礼を受けました。
 制球に苦しみ甘い処を痛打。
 ただ、ここは4~5点奪って
 出鼻から一気に轟沈させたかった場面
 とにかく次の2回表の二次攻撃で
 山岡にトドメを刺したいですね。
 そのまま逃がしてしまうと、
 山岡が気持ち入れ替え立ちなおる懸念
 もありますから。
 確かに、こちらの先発がウルフですが、
 一歩間違えるリスクを踏まえると
 3点では足りませんから。
 決定的に届かない安全圏内までリードしたく、
 今の山岡なら安全圏内に十分入れます。


【1回裏】
◇駿太(前回のカードで嫌な打者でした)
 初球、 外角低めに2シーム決める
  2球目、内角低めに2シーム外す
  3球目、内角にカーブ決める
 4球目、内角にカーブをファウル
  5球目、外角高めに2シーム外す
  6球目、外角高めに逃げる2シームで空三振
◇岩崎
 初球、 外角高め2シームをファウル
  2球目、外角低め2シームを
   セーフティでファウル
  3球目、外角高め2シームを二遊間抜け中安打
◇西野
 初球、 内角にカットボール外す
  2球目、外角低め2シーム空振り
   でも、岩崎が盗塁決め、銀は投げられず。
   ランエンドを決められる。 
  3球目、内角低め2シームを二ゴロ
◇中島
 初球、 外角低めカーブを空振り
  2球目、外角にカーブを大きく外し暴投。
   三塁走者が生還し1点帰される
  3球目、内角低めに2シーム外す
  4球目、外角低めカットボールを二ゴロ
◇ウルフ 立ち上がりは16球
 暴投で1点返されます。
 それでも、ウルフは、一応、
 低めを突いてゴロアウトを奪ってます。
 もう一度、次のイニング最初から
 波状攻撃を反復し、山岡の出鼻をくじき、
 ウルフを援護しておきたいですね。


【2回表】
◇外崎(山岡の出鼻をくじくのに重要な打席)
 初球、
   高めに外れたストレートを打ち損じ中飛
   初球からボールの球を打ち損じ、、、
   ダメでしょ!相手を楽にさせただけです。
◇銀
 初球、 内角高めにストレート決める
  2球目、セーフティーの構え
   低めにストレート外す。
  3球目、内角低めにチェンジアップがワンバン
   山岡リリースが早い・・・
  4球目、真ん中縦スラでカウント稼ぐ
  5球目、外角に外した縦スラで空三振
◇秋山
 初球、 外角高めストレートを決める
  2球目、内角高めにストレート外す
  3球目、外角高めストレートを二ゴロ
◇山岡 ここまで35球
 この大事なイニングで、
 わずか9球で三者凡退。
 外崎の速攻失敗、銀の三振
 山岡を回復させるきっかけに。
 ダメダメの攻撃でしたね。


この2回表は、
 ルーキー・山岡の心理状況を考えれば、
 1回に続いて波状攻撃を反復して行い、
 一気に山岡を潰しにかかり、
 トドメを刺したい重要なイニングでした。


 「叩けるときに叩く」
 というのは兵法の基本です。


 力んでいた山岡にとっては、
 制球に苦労しており、
 自信を持って投げることが
 できていないから、その中で
 オリックス側にとっては、
 相手に粘られたりすることは
 自分たちの自滅につながりやすいため、
 かなり嫌がる攻撃になります。


 何故、相手の心理を考えて
 攻撃できないのでしょうか?
 それを首脳陣も指導しないと、、、


 勝負に勝って行くには、
 今がどういう状況にあるのか?
 相手がどんな状況になっているのか?
 をきっちり踏まえた上で、
 自分たちがこういうことを
 やられたら嫌だと思うことを、
 戦いの中でどのように
   やっていくか?
 を考えながら攻撃していくことが重要です。
 (元西武監督の森氏の受売りですが・・・)


 残念ながら、
 この2回表のお粗末な攻撃は、
 そういうことを考えず、
 「とにかく打つぞ!」と
 自分のことしか見ていない攻撃です。


 おそらく、そのような基本的戦術が
 野村ID野球の伝道師・橋上Cらの頭に無い
 んでしょうね。


 こういうお粗末な攻撃は、
 相手を助けることにつながり、
 下手をしたら、
 相手を回復させるきっかけになります。
 叩けるときには、徹底的に叩かないと。 


【2回裏】
◇T岡田
 初球、 外角低め2シーム決める
  2球目、内角に2シーム外す
  3球目、内角低めにカーブ外す
  4球目、真ん中の2シームを
  二遊間抜けそうなところ
  浅村が上手く止める
  止めるので一杯一杯。ニ安打
◇伊藤
 初球、 外の高めカットボールを
   バントでファウル
   2点ビハインドですが、オリックスは
   バントで確実に1点取りにいく作戦。
  2球目、低め2シームを
   バントからファウル
  3球目、追い込まれてヒッティング
   外角低めにカットボール外す
  4球目、外角にカットボール大きく外す
  5球目、外角にカットボールをワンバン
   フルカウントに。。。
  6球目、内角2シームをカットしファウル
  7球目、内角2シームをカット
  8球目、内角低め2シームを中飛
◇縞田
 初球、 真ん中にカットボール決める
  2球目、高めカットボールを流しファウル
  3球目、外角にカットボール大きく外す
  4球目、内角低め2シームを
   3→6→1で併殺
   メヒアも好判断で二殺
   ウルフもきっちりカバーで一殺

◇ウルフ  ここまで32球
 少しドタバタになりましたが、
 ウルフらしく
 きっちり0点封じで切り抜けます。


【3回表】
◇源田
 初球、 外角低めストレート決める
  2球目、外角低めチェンジアップ空振り
  3球目、外角低めにストレート外す
  4球目、外角低めに落ちる縦スラを
   上手く打って中安打。
   ルーキーなのに、もう玄人職人です。
◇浅村
 牽制2度入れる
 初球、 低めに外れるチェンジアップ空振り
 また牽制入れる
  2球目、外角に縦スラがワンバン
   源田が盗塁を決める。
   これで9個目リーグトップ

  3球目、外角に縦スラがワンバン
  4球目、内角ストレートを空振り
  5球目、内角低めにストレートギリギリ外す
  6球目、内角高めに大きくストレート外し与四球   
◇おかわり君 無死一二塁
 西野がマウンドへ行き山岡に声かける
 初球、 逆球で内角にチェンジアップ外す
  2球目、内角高めストレートを
   5→4→3の併殺・・・・・
◇メヒア 二死三塁
 初球、 低めに縦スラ決める。強気の投球。
  2球目、内角低めにストレートぎりぎり外す。
  3球目、真ん中チェンジアップを打ち損じ左飛
◇山岡 ここまで50球
 源田、浅村で作った大チャンスを潰しました。
 中軸で点を獲れず残塁。
 山岡にとってだいぶ助かるイニングに。
 山岡に回復のきっかけと自信を与えました。
 流れが一変してもおかしくない
 お粗末なかつ雑な攻撃でした。


【3回裏】
◇大城
 初球、 内角低め2シーム決める
  2球目、内角低め2シーム空振り
  3球目、低めに2シーム外す
  4球目、外角低めに2シーム外す
  5球目、外角にワンバンしたカーブを空三振
◇若月
 初球、 内角に2シーム決める
  2球目、内角カーブでカウント稼ぐ
  3球目、内角に2シーム外す
 4球目、外角低め2シームをバットの先でポテン
   センター前に落ちるポテンヒット
◇駿太
 初球、 外角低めチェンジアップ
   を引っ張りファウル
  2球目、外角に2シーム外す
  3球目、チェンジアップが
   甘く真ん中に入り引っ張られ左二塁打。
◇岩崎 一死二三塁
 ウルフ、靴紐結び直し一息入れる。
 スクイズ警戒の場面です。
 初球、 低めに2シーム外す
  2球目、低めに2シーム決める
  3球目、内角低めにカットボールが大きく外れ
   足にぶつかりそう。死球もどき。
   ウルフも少し制球に苦しみます。 
 4球目、外角低め2シームをボテボテのファウル
  5球目、外角低め2シームを投ゴロ
  三塁走者を三本間で刺す。二死に。

  その間、走者は二三塁に。
◇西野 二死二三塁
 初球、 外角にカーブ決める。
  2球目、内角カーブを空振り
  3球目、低めに外すカーブをファウル
  4球目、外角低めに2シームを外す
  5球目、外角に2シームを外す
   6球目、外角低めカーブを遊ゴロ
◇ウルフ ここまで55球
 大ピンチを招きますが、
 ベテランらしく、ウルフらしく
 ゴロアウトでピンチを凌ぎます。

 ただし、攻撃の方も援護が欲しいです。
 2点差のままでは厳しいかも、
 というリスクは常に考えるべきです。
 このイニング、オリも流れを掴み損ね、
 今の試合の流れは
 どちらに転ぶかわからない均衡状態
です。
 とにかく、どっちが先に流れを掴むか?


【4回表】
◇栗山
 初球、 高めにチェンジアップ外す
 2球目、外角低めにストレート決める。
  3球目、低めストレートを右飛
◇木村文
  初球、 外角高めストレート見逃し
  2球目、外角低めストレートを見逃し
  3球目、外角に縦スラ外す
  4球目、外角一杯に決めたストレートを見三振
   コース一杯一杯なのでやむを得ないですが、、、
   その前の1~2球目を攻めないと・・・
◇外崎
 初球、 縦スラを高めに外す
  2球目、内角低めストレートをファウル
  3球目、内角高めチェンジアップをファウル
  4球目、外角低めに大きく外れた
   チェンジアップを腰引けて思い切り空振り

   空三振。。。ボールが見えていない。
◇山岡 ここまで61球。
 球数も修正しつつあります。
 まだ危なさ残すものの、
 西武のお粗末な攻撃で立ち直らせる。
 今の流れは均衡状態。
 ウルフの方も苦しいまま。


【4回裏】
◇中島
 初球、 高め2シームを引っかけ三ゴロ
◇T岡田
 初球  低めに2シーム外す
  2球目、外角2シームをファウル
  3球目、外角低め2シームを
   センター方向に好打し、球が伸びる
   しかし、秋山が好守で捕球
   後ろ向きにジャンピングキャッチ

◇伊藤
 初球、 低めに2シーム外す
  2球目、高めカットボール見逃し
  3球目、内角にチェンジアップ決める
  4球目、低めをカーブを
   上手くすくい上げ左ニ安打
◇縞田 二死二塁のピンチ
 初球、 外角低めカットボールをファウル
  2球目、内角低め2シームをファウル
  3球目、2シームをワンバン暴投
   伊藤が三塁へ進塁

  4球目、外角にカットボールを大きく外す
  5球目、高めカーブを三ゴロ
◇ウルフ ここまで68球
 制球に苦しみ、上手く打たれているが、
 何とかピンチを凌ぎ、追加点を許さず。
 相手を残累祭りに陥れます。
 でも、試合の流れは、
 まだどちらにも傾かず均衡状態
 打撃陣そろそろ得点して援護しないと、
 流れを引き渡す懸念大。


【5回表】
◇銀
 初球、 内角低めストレートを三ゴロ
  サード強襲気味でも、初球からで山岡助ける。
◇秋山
 初球、 外角高めに縦スラ外す
  2球目、外角低めに決まる縦スラ見逃し。
  3球目、外角低め縦スラをファウル
  4球目、外角縦スラがワンバンで外す
  5球目、外角低めストレートを
   きっちり打ち返し中安打
◇源田
 初球、 外角低め2シームをファウル
  2球目、外角高め2シームを外す
 牽制3度入れる。
  3球目、なかなか山岡投げず
   外角低めにストレート外す
   秋山が盗塁を決める。
  4球目、外角2シームをファウル
  5球目、カーブが外角でワンバン、暴投。
   秋山三塁まで進む。

  6球目、低めチェンジアップを上手く
   すくい上げセンター前のタイムリー
   貴重な追加点を挙げます!

※下位打線のみなさん、
秋山・源田の攻撃を見習って下さい。


◇浅村 一死一塁 
 初球、 真ん中ストレートを深い左飛
  一瞬、球を捕らえたか?と思いますが。
◇おかわり君 二死一塁
 初球、 外角にストレート外す
  2球目、チェンジアップがワンバン
  3球目、内角高めにストレート抜ける
  4球目、内角にチェンジアップ外す。
   この打席、ストライク入らず与四球。
   山岡、再び崩れかけそう。
◇メヒア 二死一二塁
 初球、 縦スラが高めに外す
  2球目、真ん中にストレート決める
  3球目、外角低め縦スラを打ち損じ二飛
◇山岡 ここまで81球
 秋山、源田の波状攻撃で1点追加
 ただ、もう一押しで山岡に
 印籠を渡すところまで来ますが、
 中軸の凡打でそこまで至らず。


【5回裏】
◇大城
 初球、セーフティバントでバントヒット狙う
   けど投ゴロ。ただし、結果はアウトでも
   こういう攻撃はウルフにとって嫌な戦法。
◇若槻
 初球、 外角に2シーム外す
  2球目、外角に2シーム大きく外す
  3球目、外角に2シーム決め見逃し。
  4球目、低めに2シーム外す
  5球目、内角に2シーム外し
   簡単に与四球で出塁許す。
   この打席、若槻なので
   そこまで警戒は不要でしたが、
   ウルフ自身がリズムを崩しましたね。
   その前、大城のバント攻撃が響いたか?
◇駿太 一死一塁
 駿太の前に走者を置きたくなかったですね。
 初球、 低め2シームをファイル
  2球目、外角低めに2シーム外す
  3球目、外角にカーブ外す
 牽制入れる
  4球目、内角低め2シームをカット
  5球目、内角2シームを打ち、
  ヒット性の打球で二遊間抜けそうも、
  浅村がジャンピングキャッチで
  4→6→3の併殺!!!

  この浅村の好守から併殺で
  ウルフを一気に助けました。
◇ウルフ ここまで80球
 崩れそうになるけど、
 浅村の好守に助けられます。


【6回表】
◇山岡が続投。ここまで81球。
 イニング別で
 26→→15→11→20球
◇栗山
 初球、 外角に縦スラでカウント稼ぐ
  2球目、外角高めに2シーム外す
  3球目、外角高めにストレート外す
  4球目、外角低めストレートを流しファウル
  5球目、外角高めに2シーム外し見送る
  6球目、外角低めに縦スラ決められ空三振
 栗山の状態はまだ復調していません。
◇木村文
 初球、 内角に縦スラ外す
  2球目、外角低めに縦スラを流しファウル
  3球目、内角高めストレートを詰まらせファウル
  4球目、低めに縦スラがワンバン
  5球目、真ん中ストレートを流しファウル
 6球目、低めストレートを
   しっかり打ち返し中安打。

   5試合連続安打。
◇外崎
 牽制入れる
 初球、 真ん中ストレートを引っ張り
   三塁線上切れてファウル
   大きいところを狙っている振り方。
  2球目、真ん中縦スラを大きく空振り
  3球目、外角にチェンジアップがワンバン気味
  4球目、高めに外れている縦スラを空三振。
   外崎、ボールが見えていない。
   一応、木村文がぎりぎり盗塁を決める。
◇銀、 二死二塁
 初球、 甘い真ん中チェンジアップを見逃し
  2球目、外角低めストレートを
   センター方向に打ち返すが、
   駿太の後ろ向きジャンピングキャッチ
◇山岡 ここまで99球
 外崎の空三振、駿太の好守に助けられる。
 でも、そろそろお役御免か???


【6回裏】
◇岩崎
 初球、 内角にカーブがワンバン
  2球目、ど真ん中2シームを
   セーフティーバントもファウル
  3球目、外角に2シーム外す
  4球目、外角高めに2シーム外す
  5球目、内角低め2シームを見逃し
  6球目、外角高め2シームを深い遊ゴロ
   岩崎がヘッドスライディングも間に合わず
   源田君のクールな好守劇!
◇西野
 初球、 低め2シームを見逃し
  2球目、カーブがウルフの足にぶつかり
   カバー入った源田が処理。遊ゴロ。
   ウルフも足は大丈夫そう?
◇中島
 初球、 外角低めにカーブを外す
 2球目、内角低めに2シーム外す
  3球目、内角2シームを左安打
◇T岡田
 初球、 低め2シームを一塁線上へ
   メヒアを強襲するヒット性の当たり。
   しかし、一休CMコンビのメヒアが
   ジャンピングキャッチの好守で
   ウルフ助ける。
◇ウルフ ここまで91球
 決して調子が良い状態に無く
 オリックスも攻めてきました
が、
 好守にも助けられ、凌ぎました。


【7回表】
◇2番手・大山に代わる。
 左打者専用のツーポイント。
◇秋山
 初球、 外角低めにスライダー決める
  2球目、外角にスライダーがワンバン
  3球目、低めスライダーを左飛
◇源田
 初球、 真ん中にスライダー決める
  2球目、外角にストレート外す
  3球目、真ん中スライダーを遊ゴロ
◇右の浅村になって、3番手・吉田が登板。
 大山は左専用で仕事を果たします。
 吉田は、比較的、苦手なタイプです。
◇浅村
 初球、 外角にスライダー決める
  2球目、外角低めに外すフォークを
   流しファウル。フォークがあまり沈まず。
  3球目、外角にフォークを大きく外す
  4球目、外角フォークを右飛
  吉田のフォークがあまり沈まない
  ですが、打ち取られます。
ここは継投により三者凡退。
 ダメ押しとならず。
 まあ、相手投手もレベルアップしたので、
 もうやむを得ません。
 本来、ダメ押しなら6回まででしたからね。
 あとは西武も継投でリードを守ることに専念です。 


【7回裏】
勝利の方程式を発動!
 1番手・牧田が登板。
◇伊藤
 初球、 高めにストレート外す。
  2球目、外角高めにストレート決める
  3球目、内角ストレート遊飛
◇縞田
 初球、 低めにストレート決める
  2球目、外角低めストレート
   引っかけ一ゴロ
◇大城
 初球、 高めにスラダー外す
  2球目、外角高めにスライダー外す
  3球目、真ん中ストレートファウル
  4球目、内角ストレートを
   三遊間抜ける左安打
◇若月
 初球、 内角ストレートをファウル
  2球目、高めにストレート決める
  3球目、低めシュートを遊ゴロ
◇牧田 被安打1でしたが、
 12球であっさり終えます。
 牧田劇場で流れを渡しません。


【8回表】
◇ルーキー・ドラ2の黒木が登板
 ストレートが一級品です。
◇おかわり君
 初球、 真ん中のストレート空振り
   打てそうになさそう。
  2球目、高めにストレート外す
  3球目、外角ストレート見逃し
  4球目、外角ストレートを振り遅れファウル
  5球目、外角にスライダー外す
  6球目、高めにストレートが抜ける
  7球目、高めに外すストレートを空三振
  この勢いのある球は打てない。
  対応できるのはパワーのあるメヒアくらい?
◇メヒア
 初球、 真ん中スライダー見逃し
  2球目、内角高めに外れたストレートを空振り
  3球目、外角高めストレートを振り遅れファウル
  4球目、高めにストレート抜ける
  5球目、真ん中スライダーで
   タイミング狂い空三振
◇栗山
 初球、 高めストレートを二ゴロ
◇黒木 13球で三者凡退
 高め傾向で、たまに抜け球があり、
 そういう点に攻略法がありそうでした。
 しかし、
 球速が最後まで落ちず球威も重いので、
 そう簡単では打ち崩せません。
 前回と同様にやられました。
 黒木の球威に正面から対応できるのは
 メヒア等の外国人や大谷、柳田くらい。
 でも、バットに当てないと飛びません。
 その他の打者らに対しては、今後に向けて
 別途、攻略方法を考えていく必要有りです。


【8回裏】
シュリちゃん登板。
 V方程式の第二陣。
 気になるのは前回、
 京セラのマウンドでコケたこと。
◇駿太
 初球、 内角低めにストレート決める。
  2球目、外角高め2シームを空振り
  3球目、外角2シームを流しファウル
  4球目、高めにストレート外す
  5球目、外角高め2シームを流し左飛
◇岩崎
 初球、 真ん中に2シーム決める
  2球目、内角低めにチェンジアップ外す
  3球目、低めストレートを振り遅れファウル
  4球目、外角高めストレートを空三振
◇西野
 初球、 外角高めに2シーム外す
  2球目、外角低めストレートを遊ゴロ
   源田が上手く捌き、送球間に合う。
◇シュリちゃんも
 難なく三者凡退であっさり終えます。
 流れをがっちりと離しません。


【9回表】
◇3連投の塚原が登板
◇木村文
 初球、 甘い真ん中の縦スラを見逃す
  2球目、内角低めに縦スラ外す
  3球目、内角低めストレートを
   三遊間抜ける左安打。マルチ決めます。
   好タイミングでバットが自然に出ています。

◇外崎
 初球、 高めをバントで打ち上げ、ファウル
  2球目、内角高めにストレート外す。
   バントの構えから身体のけぞる。
 牽制入れる。
  3球目、高めストレートをきっちり殺して
   一塁方向にバント成功。
◇銀、 一死二塁
 初球、 内角低めに縦スラが決まり見逃し。
  2球目、外角の落ちる縦スラ空振り
  3球目、外角に縦スラ大きく外す
  4球目、内角高めストレートをファウル
  5球目、外角低めに縦スラ外す
  6球目、外角に大きく外す縦スラにバット止める。
  7球目、外角にまたまた縦スラを大きく外す。
   与四球で一死一二塁
◇秋山
 初球、 真ん中ストレート見逃す。
  2球目、外角低めにストレート外す
  3球目、外角高めにストレート外す
  4球目、低め一杯にストレート決める。
  5球目、内角低めストレートを上手く打つ右飛
   ライトが後ろ向きでジャンピング捕球
◇源田 二死一三塁
 初球、 外角低めに縦スラ決まる。
  2球目、外角ストレートをファウル
  3球目、外角高めストレートをカット
  4球目、内角高めストレートをファウル
  5球目、内角に縦スラがワンバン
   一塁走者の銀が二塁へ。二死二三塁に。
   6球目、外角高めストレートを
   しっかりと打ち返し、タイムリー中安打!
   これで猛打賞。源田くん、凄すぎるぞ!!

◇塚原ノックアウトでヘルメンが登場。
 ヘルマン?、いやヘルメン。
◇浅村 二死一三塁
 初球、 真ん中チェンジアップ見逃し
  2球目、外角低めにストレート外す
  3球目、外角低めにストレート大きく外す
  4球目、高めにチェンジアップ外す
  5球目、外角にチェンジアップ決まる。
   6球目、外角高めストレートを打ち返し
   投手強襲から二遊間抜けて
   タイムリー中安打
◇おかわり君 二死一三塁
 初球、 内角低めチェンジアップをファウル
  2球目、内角低めチェンジアップを投ゴロ
◇少し遅い攻撃でしたが、
 木村文の攻撃からダメ押しを決めます。


【9回裏】
5点差リードですが、増田が登板。
 肩も作っていましたし、調整含めてでしょう
 増田は、間隔を開けるよりも、
 ある程度、詰めて投げながらの方が
 調整しやすいタイプですけどね。。。
 まあ出てくるなら、締めて下さいね。


◇中島
 初球、 外角低めにストレート外す
  2球目、内角にストレート決める
  3球目、外角低めスライダーをファウル
  4球目、高めにストレート外す
   銀が「あれ?外れてます?」と審判へ
   ちょっとアピール。

  5球目、高めストレートをファウル
  6球目、低めストレートを上手く打つが
   ライナー性を田代が捕球。あと2つ。
◇T岡田
 初球、 外角高めにストレート外す。
  2球目、高めストレートを空振り。
   タイミング合ってない。
  3球目、同じような高めストレートを空振り。
    タイミング合ってない。
 4球目、低めにスライダーを外す
  5球目、真ん中ストレートを中飛
   球威が勝る形で打ち損じる。

◇伊藤
 初球、 高めストレートを
   ハーフスィング
  2球目、高めストレートを空振り
  3球目、外角高めストレートを二ゴロ。


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これで西6ー1オと勝ち上がり。
本カードの3タテ白星
しっかり仕上げて実現しました!


またオリックスに
7安打1四球ながらも得点1と
京セラで残累祭りを開いてあげました。


このカード3連勝は、
オリックス金融からの借金5
一気に2へ減らしたことのみならず、
5連敗中のオリックスに対する
嫌的意識(相手から見たら好的意識)を低減し、
今後、戦いやすくなるとともに、
不振に陥りかけているオリックスへ
精神的な大ダメージを与えたほか、
西武自身にとっても、
佐野、源田、木村文に収穫もあり、
有効的な遠征にすることを
もたらしました。


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さて、今日の試合については、
まず先発のウルフは、
バロメータとなるゴロアウトを稼ぎますが、
制球にやや苦しむ状態も見られ、
全般的に状態が良好という感じ
とは言い切れませんでしたね。


しかし、ベテランらしく
何とかやりくりするとともに、
バックの好守・安定した守り
にも助けてもらいましたね。


6回91球を投げて打者23人に対し
被安打6も、与四球が僅か1であり、
出塁を許しても、失点をなかなか許さず
結局、バックにも助けられながら
失点がわずかに1点にとどめました。


とにかく、ウルフさまさまの
安定した成績はさすがです。


まあ課題としては、
高齢であり、肩に爆弾を残してますので、
疲労の蓄積、故障の発症への懸念です。


首脳陣の方も、そのことを留意し、
一応、それに配慮した使い方をしていますから、
今のところ、大きく心配はしていません。
気になるとしたら、
オールスター出場→後半戦不調になる懸念ですね。
その時期は休んでほしいのですが、
おそらく今の良績が続けば、
オールスターへの出場の可能性が見え、
それを機に潰される懸念が残ります。


かつて、
オールスターで雄星が故障し、
後半戦以降を不意にしたことがありましたが、
このときは、大谷も出ていたので、
雄星自身が出場したい一心
出場前の違和感を申告せず
強引に投げた結果でした。
これは自己管理の問題でしたが、、、


例えば、十亀が不振に陥ったのは、
もちろん十亀自身の責任onlyです。


ただ、振り返ってみると、
彼は、(工藤)監督推薦で出場した
オールスター(2015年)で
フルボッコされて以降から今まで

長い期間で不振状態が続いています。。。


当時、オールスターのときは、
徹底的にフルボッコになって
何を投げても打たれる状態まで陥って
球数も嵩みに嵩み、
もう制球もできない状態になったにも関わらず、
ソフバンの工藤監督は
そのイニングが変わるまで全く変えることなく、
そのままマウンドに置き去りにされましたね。


当時の十亀の成績は、
 2回で球数48、打者14
 被安打7、与四球1、暴投1
 自責点5、失点6


4回裏:二安、三振、中前安、右前安、二ゴロ
    中前安、遊直
5回裏:中飛、中飛、四球、中越2、右中2、
    中前安、投ゴロ
でしたね。


もちろん、十亀不振の因果関係に
当時のオールスターの適用方法を持ち出すのは、
「いちゃもん」そのものでしかないですが、
まあ、ウルフをオールスターに
出すのはなるべく避けたい
ですね。


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さて、打撃陣については、
チームで10安打、4四球で
得点6を挙げたのだから
高評価すべき結果になりましたね。


木村文がマルチ安打
打率も2割を超え、
浅村、おかわり君、メヒアの
中軸に打点がつきました。


そして何より、当然、注目なのは、
初のお立ち台に上がった源田くんでしょう。
今は好調そのもので
走・攻・守の3拍子が揃ってます。

打率も昨日に3割を超えました。
そして、今日の源田くんは、
5打席で3安打の猛打賞、1四球。
さらに打点2、盗塁1と大活躍でした。
当然、守備面でも安定した働き。


プロ入りしてからの
成長スピードが極めて速く、
ルーキーらしからぬ
いぶし銀の玄人ぶりの立派すぎる働きです。
あとは、そろそろ疲労も懸念されていきます。
そのリスクを十二分に見据えつつ、
源田の適用方法に配慮するほか、
源田のバックアップも備えておくこと
が課題となります。


↓源田くんの初お立ち台


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ただし、最後に
1つだけ大きな課題を再整理しておきます。


本当に優勝争いをしていきたいなら、
強いライオンズを実現していきたいなら、

必要な課題になります。
それは2回表の攻撃で前述したことです。


相手を叩けるときには
 徹底的に叩き潰すこと。
 そのために必要なことは何でもすること。
勝負に勝つためには、
 
今がどういう場面にあるのか?
 相手がどんな状況・心理にあるのか?
  をきっちり踏まえた上で、
  自分たちがこういうことを
 やられたら嫌だと思うことを、
 戦いの中で徹底的にやっていくこと。


ですね。


戦う相手のレベルが上がれば上がるほど、
優勝等を決する重要な戦いになるほど、
このような考え方は重要になります。


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【追伸】今日のぽんたくんの運命は?


カモメさん、鷹さん、鷲さんに続き、
獅子に生贄として連れてかれてしまいました。。。


ドナドナド~ナ~ド~ナ~♪
ぽんたをの~せ~て~♪


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↓バックナンバー:カモメさんに拉致


↓バックナンバー:鷲さんに拉致