下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

まずは黒い球団・巨人との戦い。

今週の交流戦は所沢ホームで開催
まず前半は巨人戦のカードです。


楽天やオリックスが
余計なことをしてくれたため、
巨人が11年振りの目下10連敗中。
もし11連敗になったら球団ワーストタイ?
もし12連敗になったら球団新記録?
しかも、あの菅野が楽天にフルボッコ。


こんな背景から
巨人は死に物狂いで西武に挑み、
菅野だって徹底的に西武打線を封じにくる
でしょう。
それ故、西武は巨人に
厳しい戦いを展開される

おそれが十分考えられます。

おまけに、巨人の大型連敗のために
巨人vs西武は
スポーツ新聞一面級に注目され
全国的な雰囲気も
「巨人、高橋、菅野頑張れ。」
「巨人よ、西武を負かして連敗止めろ」
西武が悪役のようなムード
なるかもしれません。


まあ昨年の巨人戦を観に行ったとき、
球場のムードは、
真っ赤に染まった広島戦のように
ここはどっちのホーム? 
ここは所沢カープ球場か?

という印象になった感じはなかったので、
広島や阪神のように
球場が巨人ファンにより
ジャックされる雰囲気、
にはならないだろう
とは思いますが、どうでしょう?


球場のムードが
巨人ファンによる空気になると、
選手達も空気に呑まれるリスク
がありますからね。
広島戦や日曜日のヤクルト戦は
空気に呑まれて影響を受けた面も
ありましたからね。


まあ、正直、
連敗10くらいでガタガタ騒ぐな!
と言いたいところはありますけどね。
ちなみに、西武が13連敗したとき、
報道で騒がれましたっけ?
「連敗を13に伸ばし、球団新のようです」の
ひと言くらいしかなかった気がしますが。


まあ
「記録とは破られるためにある」
のですから、13連敗まで持ち込み、
日ハムさんへ引き渡したい
ですね。


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そういえば、TBS系の番組『S☆1』で
ノムさんが巨人10連敗に関して
コメントしました。


その中で、坂本の打席のところで
「何でもかんでも1球目
 あんな難しいスライダー
 ボール気味のスライダーでしょ

 わからん」
とコメント。巨人打線は、
オリックスの山岡を攻略できません
でしたからね。
まあ、あれだけ外れたスライダーは
さすがに見送るでしょうが、
この指摘は西武打線にも当てはまる話ですね。


また、今回の巨人戦では、
念のため、初球の警戒は必須ですね。
(そのときの流れに応じての対応は必要ですが)
無警戒に初球真ん中なんて行ったら
打ち込まれる懸念がありますからね。


あと7回の併殺打に終わった場面で
「良いピンチヒッターがいるのに、
 使わずに終わっちゃうじゃん。」
この指摘は西武の采配にも当てはまる話ですね。
西武も直人、上本らを使わず
ベンチで宝の持ち腐れで終わることが
多々ありますからね。


ノムさん、10連敗の巨人に「さっぱりだな」
6/5(月) 0:25配信

 4日、『S☆1』(TBS系)にVTR出演した野村克也氏が、同日に行われた巨人-オリックス戦を解説した。
  巨人は2点を追う7回一死一塁の場面で、打席には今季無安打のクルーズ。この場面に野村氏は「左のピンチヒッターはいないのか?7回でしょ」とボやくいたが、高橋由伸監督はクルーズに代打を送らず。そのクルーズは初球のスライダーに手を出し、最悪の遊併殺打に倒れた。
  野村氏「最悪。せっかく亀井とか阿部とか
良いピンチヒッターがいるのに、使わずに終わっちゃうじゃん。(高橋監督は)慶応のお坊ちゃんだよ」と高橋監督の采配をバッサリ。
  結局、巨人はオリックス投手陣を最後まで捉えることができず、1-3で敗れ、連敗は10に伸びた。最後はスタジオに出演する槙原寛己氏に向けて「槙原!巨人さっぱりだな。お前が行って色々アドバイスしてこい!まずは監督の教育だ。笑い事じゃないよ。オレは『巨人頑張れ!』としか言いようがない。OBなんだから色々アドバイスしてこい」と話していた。
BASEBALL KING

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ところで、脇谷は1軍で出場していたので、
所沢で見られるか?と思ってましたけど、
現在18打席連続ノーヒットで
打率2割1分4厘と低く、
西武戦目前で2軍へ降格とか。
脇谷は、再び第二球場で
お目にかかることになりそうです。


ただし、
代わりに陽岱鋼が昇格するそうです。
しかも陽は、長島さんから激励された
そうで、やっぱり厄介な存在になりそうです。


こっちにとっては
脇谷の方が楽だったんですけどね。

【巨人】由伸監督、脇谷の2軍降格を決断
 18打席連続ノーヒット

頼む“陽”!ミスターがメークドラマ期待
「腰を落ち着けて戦ってほしい」


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さて、先発投手については、
火曜日が野上vs菅野
と予告されました。


そして
水曜日の西武先発は
昇格予定の岡本洋

のようで、
ガルちゃんは中継ぎでベンチです。


岡本の最近の2軍成績は、
5/20楽天戦
 8回 失点0 被安打4 与四死球0
5/27日ハム戦
 6回 失点0 被安打3 与四死球1
5/27日ハム戦
 6回 失点0 被安打3 与四死球1
6/2DeNA戦
 2回 失点2 被安打4 与四死球2


最後のDeNA戦で打たれているところ
気になりますが。このときは、
山下、西森、細川、網谷に打たれており、
西森、細川、網谷は誰?
昨年1軍出場のある山下は低打率と、
大した相手ではないです。


とにかく、岡本洋の場合、
ストレートのシュート回転
致命的になりやすいです。
その欠点を1軍相手にどう修正できるか?
ですね。


【西武】岡本、7日の巨人戦で今季初先発抜てき 
    ガルセスは中継ぎ
6/5(月) 10:29配信
(スポーツ報知)

  西武の岡本洋介投手(31)が7日の巨人戦(メットライフ)で今季初先発することが4日、分かった。
  2軍では主に先発として10試合に登板。
3勝4敗、防御率3・02ながら、直近の3試合では16イニングで2失点と安定感を発揮しており、首脳陣は状態の良さをふまえた上で先発を決めた。1軍での先発は、15年10月1日のオリックス戦(京セラD)以来となる。
  5月31日の広島戦(メットライフ)に先発し、4回1/3を投げて4失点だったガルセスは中継ぎに配置転換される。


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先発予定をまとめると
火曜日:野上vs菅野
水曜日:岡本vs吉川光
木曜日:十亀vs池田

の組み合わせです。


まあ今のベンチなら
「カードの頭を獲る」という信念から
こういうローテで行くのは濃厚
でしたからね。


まず野上については、
無失点のまま進めば理想ですが、
6~7回を2~3失点で試合を作り
QS(できればHQS)達成ならOK
というタイプです。
それ故、少なくとも
失点2は見据えるべきです。


しかし、菅野の方は、
前回の楽天戦での大敗があるため、
当然、今度は気合い十分で挑んできます。
楽天戦前の防御率を考えると、
得点を奪えるのは
良くて1点か?
下手をしたら気合いが十分すぎて
昨年の最終戦で大谷にやられたように、
ぐうの音も出ない完封劇
完璧に演じられてもおかしくありません。


このため、
緒戦敗退の公算が高いです。


そして、一番問題になるのが、
火曜日に巨人が菅野で連敗を止め、
水曜日に岡本がフルボッコとなり、
木曜日に巨人が勢いに乗って轟沈
という
負の連鎖による
巨人戦三連敗
というリスクです。


せめて
緒戦の菅野に対しては
試合を捨てる覚悟で
岡本洋をぶつけて、
2戦目に野上を投入し
その白星を確実に拾い
3戦目の十亀に賭けるなら
2勝1敗は見込めましたが。


ところが、首脳陣は、
「カードの頭を獲りに行く」という信念
野上を菅野にぶつけるのだから、
相手が必死に連敗阻止に挑むでしょうが、
その信念を現実化するために、
策を講じて戦って欲しい
です。
そう簡単にやられないようすべきであり、
水曜日以降に負の連鎖を残さない、
相手の景気づけにならないようすべき
です。


そのためには、
極めて難しい課題ですが、
首脳陣が本気で
如何に菅野を攻略するか?
を適切考え、それを選手らに伝え、
きっちりと講じて下さい。


昨年の最終戦(日ハム)大谷相手のときのように
「早目に2ストライクに追い込まれる前に
 何とかしてもらいたい」という橋上Cの指示。
選手任せの早々に好球必打作戦
すなわち、
手が出ないから、
当たって砕けろの精神で

特攻勝負しろ!
なんて、やめてくださいね。


あの最終戦だって、
大谷は、当たって砕ける打ち方で
打てる投手でない
ですから、
結果として、
ぶんぶん振り回してばかりで
球数も消費させることができず
むしろ大谷を助けてしまいました。


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あと、今回は指名打者有りのため、
オーダーをどのように組んでいくか?
も気になるところですね。


ヤクルト戦でのオーダーは
あくまで指名打者無しを見据えた中で、
まず金子、秋山、源田の快足トリオの並びは、
確保しておくことを優先。
ただし、打力の無い投手が打順に入るので、
投手の打順は極力打席数の少ない9番に。
そのため、そのまま金子を1番に持ってきて、
残る秋山又は源田のうち、
長打のある秋山を3番に選び、
源田はそのまま慣れている2番据え置き。


そして、その快足トリオの直後に
浅村を続けたいから、浅村を4番に据え、
それ以降は1つずつスライドという対応。
おかわり君の5番は
そのスライドによる結果
であります。


しかし、今回は指名打者が使えるので、
一般的に投手=打者という穴が無くなります。
(まあ木村らを使うとそこが穴になりますが、
 辻さんはそう考えていませんからね)


元々、打順を変えた理由が
「指名打者無し」ということですから、


おかわり君には4番を外した理由を
「不調だから」とは言わず、
「DH無なのでスライドさせたから」
という感じで言っている
かもしれませn。
(チームの空気を悪くしないため)


そうすると、
指名打者を使える今回は、
再び金子を9番に戻して、
1番秋山→2番源田→3番浅村
→4番おかわり君という、
いつもの打順に戻る懸念は残ります。


おまけに、
おかわり君はヤクルト相手に
2試合連続ホームランを打っているから、
復活したと誤解し、
4番に戻すことを助長してしまう
かもしれません。


おかわり君までの打順(1~5番)は、
基本的には、金子を1番に起用した
ヤクルト戦のモノ
を継続して欲しいです。


ただし、金子のポジションは
昨年やっていて慣れているライト
にして欲しいです。
レフトはまだ不慣れであり、
守備力、連携プレーも危ういです。


そして6番以降については、
栗山、メヒアのスタメンは確定でしょう。
(順番は別として)

捕手については、
野上と組ませるには銀がベターです。
もちろん、野上が銀でないと
フルボッコとなるかもしれません。
しかし、緒戦を勝つためには、
いくら野上が好投しても
菅野&リリーフ陣を
攻略しないと勝てません。
野上の場合、好投しても
援護乏しく見殺しというパターンが多く
今回もその可能性は高いです。


あとは絶対に無失点で進め
菅野からリリーフ陣に代わった所を
攻め落とす
という戦略もあるでしょうが、
これは極めて難しい戦略であり、
こちらの分は良くない戦略と言えます。


2失点はやむを得なく、
菅野やその後のリリーフ陣から
3得点以上を奪うこと、

とにかく打ち勝っていくこと
を考えた方が現実的です。
(それでも難しいのですが。。。)


そして、
より多く得点して行くためには
菅野の球数を嵩まして、
菅野を少しでも早めに降ろし、

リリーフ陣からの得点も狙っていく

ことが肝要です。


それでも菅野は完投型で
スタミナ十分だから、
簡単に降りないでしょうが、、、


それ故、
打撃力アップを
優先する必要があります。
そう考えると、
捕手は岡田で行って欲しいです。


そして残る1名については、
いつもなら
外崎、木村文あたりでしょう。
その二者択一であれば、
強敵の前で気負う木村文より
外崎の方がベターです。


しかし、ここは
ベテラン直人
使って欲しいです。
その理由は、
菅野は一筋縄で攻略できる投手
ではありません。

攻略していくためには、
あれこれ巧みに崩すことが有効であり、
直人であれば、
カットや球を見極めしながら
粘りから突破口を見出す可能性
打てなかったとしても、
せめて球数を嵩ませること
も期待できます。


まとめますと、
9金子
6源田
8秋山
4浅村
DHおかわり
7栗山

3メヒア
2岡田
5直人

という並びでしょうか?


まあ、おかわり君が
気分良く打つためにサード適用
続けていく可能性が高そうですが、
最近のおかわり君の守備は、
広島戦などのように好守もありますが、
「えっ?」ということを
やらかしたりもします。


少なくとも、火曜日のゲームは、
ロースコアの展開が見込まれるので、
(こちらがフルボッコされ
 ワンサイドもあり得ますが)
守備のミスは御法度であり、
おかわり君より直人の方が
守備力は高い
ですからね。