下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

①今週は交流戦最終週。敵地の6連戦。まずは虎一色になる脅威な甲子園から。②星野氏「(岸獲得時には)フジテレビの人の手を借りて口説いた」発言

①今週は交流戦最終週。
パ球団における現在の交流戦成績は、


オリックス:9勝3敗
ソフバン :9勝3敗
西   武:8勝3敗1分
楽   天:7勝5敗
日 ハ ム:5勝7敗
ロ ッ テ:5勝7敗


交流戦前と比べて
上位の楽天には1.5差を縮めてますが、
ソフバンには0.5差を開かれています


確かに今年の楽天は強く勢いがありますが、
リーグ優勝を目指すなら
シーズンを通してカギとなる相手は、
やはり底力高いソフバンです。
とにかく、ソフバンに引き離されず
最後まで食らいついていくことが肝要。


今週の上位2チームの相手は、


ソフバン
前半に巨人後半に広島と対戦
楽天
前半にヤクルト後半に阪神と対戦


双方とも
前半は3連勝濃厚
です。


後半については、


アウェー感満載の雰囲気となる敵地
セ・リーグの上位と対戦
ですから、
さすがに
双方とも3連勝は楽ではなく、
まあいいところ
2勝1敗の勝ち越しでしょうか?
しかし、
3連敗は考えにくいです。


となると、西武は今週も
最低限5勝1敗が必須。


そのためには、
阪神、中日のどちらかに3連勝が必須。
現実的に考えると、3連勝を狙うなら、
辻監督が熟知している中日の方でしょう。
(それでも簡単では無いですけど)
それを前提に考えれば、
敵地・甲子園で阪神相手に
最低限2勝1敗の勝ち越しが必須。


とにかく、
異常な熱気に包まれる甲子園球場の雰囲気
ホームの阪神に能力以上の力を発揮させて
不慣れなこちらにとっては、
空気に呑まれるリスクが大きいばかりです。
おまけに、
今年の西武の守備力は向上してますが、
土のグラウンドですから、
守備ミスが出ても不思議ではありません。


確かに
昨年は甲子園球場で阪神に勝ち越しましたが、
辛うじて何とか何とか勝ち越した形に。
緒戦は、岩貞、秋山を打ち崩し、
 メヒアさまさまデーになって大勝
2戦目は、多和田が崩れ、
 メッセンジャーに抑えられ敗戦
3戦目は、延長戦になったが、
 双方ともミス連発合戦。
 最後はバントを何とか成功した西武が
 バントを失敗した阪神に辛うじて勝った試合。
 最後の最後に不調のおかわり君を
 敬遠してくれてありがとう、
で決まりました。


ところが、今年は
西武も昨年と違いますが、阪神も違います。
間違いなく昨年より実力をアップさせています。


そんな阪神をあの敵地で相手にするなら
勝ち越しするのは簡単では無く、
下手をしたら、
リズムを崩し、阪神の勢いに呑まれて
三連敗のリスクもあります。


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さて、ネックとなる阪神戦について。
想定される先発は、
1戦目:野 上vs秋 山
2戦目:岡本洋vs能 見
3戦目:十 亀vsメッセンジャー
ですかね。


まず秋山については、
ようやく今年になって本格化し、
現在、防御率2.91 5勝3敗であり、
交流戦はロッテ、オリックスに連勝中。
(ただしロッテ戦では自責点6


©データで楽しむプロ野球さんの
HPデータを参考にすると、
球種を見ると、[( )は昨年]
ストレート :約47%(42%)
シュート  :約10%( 7%)
カットボール:約23%(28%)
カーブ   :約10%( 9%)
フォーク  :約 9%(15%)
スライダー :約 1%( 1%)
球種は多彩であり、絞りにくいでしょう。
ただし、昨年と比べて
ストレート、カットボールが増え、
フォークが減っています。
ストレート、カットボールが増えて
成長しているということは、
それなりに直球系の威力を増したのでしょう。


しかし、西武にとっては、
落ちる変化球が苦手であるだけに、
フォークが減っているのは好材料
になりそうです。


注意すべきはストレートとカットボールの
球速差による緩急(タイミングの違い)
でしょうかね。


秋山自身が成長しているので、
参考にならないかもしれませんが、
昨年は交流戦で途中登板し、
2回投げて失点・自責点が3点
被安打4(打率0.400)、被本塁打1
打ち崩しています。


確かに秋山は成長していますが、
あのロッテに勝ち星を挙げたとはいえ、
5回投げて被安打11、被本塁打1で
失点7点、自責点6と打ち込まれています。
これを踏まえると、
きちんと策を講じて挑めば、
抑え込まれるほどのレベルでは
なさそう
と考えます。


なお、打者の左右別については、
右打者の被打率0.310、被OPS0.776
左打者の被打率0.243、被OPS0.539
と、昨年同様に左打者を得意としています。
昨年、秋山は打っていますが、
栗山や源田はどうでしょう?


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次に能見については、
ピークが過ぎており、
防御率3点台後半が続いていましたが、
今年は防御率2.33 2勝2敗です。


西武とは昨年が未対戦であり、
一昨年に対戦しており、
6回1/3で112球投げて
被安打8(打率0.308)、与四球2
失点・自責点5点と打ち込んでいます。
(※ただし西武ドームでの登板です)
ちなみに、木村文も打っています。


確かに今年は防御率がいいですが、
防御率1点台は中日の2戦、巨人の3戦
に対し、広島の3戦では3.21。
交流戦でも
ロッテを7回2/3を無失点
に抑えていますが
オリックスには
5回4失点と打ち込まれています。


このように楽な相手で稼いでいる印象です。
正直、打ち崩せない相手
ではありません。


球種については、
ストレート  :約37%
シュート   :約15%
スライダー  :約16%
チェンジアップ:約11%
フォーク   :約20%

©データで楽しむプロ野球さんのHPデータを参考


フォーク、チェンジアップ
にどう対峙するか?が課題ですかね。
また球数については、
頑張っても110球くらいであり、
100球前後が目安になりそうです。


早打ち策ではなく、
なるべく球筋を見極めて
球数を嵩まして、崩させることが有効

でしょうか。


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 問題は3戦目のメッセンジャーでしょうか。


現在、防御率2.55 7勝2敗です。
交流戦では、
オリックスには5回2/3を2失点で勝ち星
(打者27、被安打6、与四球3)
ロッテには7回を4失点で負け星
(打者31、被安打6、与四球4)


交流戦は1勝1敗ですが、
どちらも打ち込んでいるので、
そう打ち崩せない気もしますが、
過去の成績を考えると、
今年もやられる懸念は高いです。


昨年の西武戦では、
7回122球投げて、被安打6、与四球2でも、
10個の三振を奪われ、失点も1点のみ
やられています。


一昨年の西武戦でも、
7回118球投げて、被安打4、与四球2で、
11個の三振を奪われ、無失点に抑えられ
 やられています。


今年のオープン戦では打ち崩しましたが、
これは参考になりません。


球種を見ると、[( )は昨年]
ストレート:約47%(52%)
スライダー:約23%(20%)
カーブ  :約17%(13%)
フォーク :約13%(16%)
©データで楽しむプロ野球さんのHPデータを参考


とにかく、
あの速いストレートと緩いカーブによる
緩急差に翻弄されること、
&キレのあるフォーク対応
が課題です。


過去の対戦でも、タイミングが合わず
バットをくるくる回されていましたからね。


落ちる球でやられる
メヒアやおかわり君(出否不明)の場合は、
追い込まれればフォーク、カーブ攻めなので
追い込まれる前にストレートで
何とかしたい
ですね。


非力な上位、下位打線については
球威のあるストレートでは力負け
しやすいので、そこは流し打ちに徹し、
カウントを稼ぎに来るカーブや
ストライクゾーンに入るフォーク
を狙い打っていくか。
できることなら、上位、下位には
早打ちでは無く、ボール球は見極め
厳しいところはカットで逃げ、
粘って球数を放らせて欲しいですね。


いずれにせよ、
こちらの先発投手の布陣を踏まえると、
序盤から得点を奪って援護し、
失点を許されない状況下から、
力むおそれのある環境下から、

少しでも早く解放してあげて
楽に投げさせることが肝要
です。
(特に十亀が先発するときは)


まあそう簡単なことではありませんが。。。


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②星野氏「(岸獲得時には)

フジテレビの人の手を借りて口説いた」発言


昨日、6/11フジテレビ放送のHEROSで
星野氏が生出演しており、
岸獲得時のことについて
「フジテレビの人の手を借りて口説いたよね。
 詳しくはいえないけど」

という発言がありました。


まあ岸獲得においては
いろいろな利権が絡む組織も関わったんでしょう。


東スポ記事でしたが、
楽天、フジ、石井一が結託していた
という記事もありましたね。



FA宣言前の交渉は確かにルール違反です。


ただし、今回の件に関しては、
どうこう言うつもりはありません。


かつての西武も根本氏を中心に
こういうことをやってきました。


そのため、
西武にはペナルティ(痛手)もありましたね。


とはいえ、
馬鹿正直になる必要はないでしょう。

西武もぎりぎりのところで
そういうことを画策をするくらい
今のフロント陣、経営陣に

ずる賢くなって欲しいですね。