下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

7/19ソフバン15回戦(in北九州)ミスミスミスも伴って乱打戦を制せず三連敗。野球の神様に見放されて、自力優勝の芽も失う。

追いかける立場なのに後半戦入って
追うべき相手・鷹に三連敗。


前半戦最後に三連勝により
鷹に2.5ゲーム差を縮めて球宴に入ったが、
あっという間に3ゲーム差を広げられ、
鷹に10ゲーム差、鷲に11ゲーム差。
鷹との直接対決が残り10試合のみ。
それを全て制さないと
追いつけないほどの差。


カードを1勝2敗3連敗では
雲泥の差が生じますからね。。。。


今日の敗戦により
西武の自力優勝は消滅しました。


さて、今日の試合についても、
残念ながら観戦できず、
スポーツナビの結果と、
録画をざくざくと見ました。


今日の試合については、
ホームランが飛び交う乱打戦に。
甲斐が2発、
さらに三塁打の当たりもあわやの打球。
明石もあわやの打球による三塁打。
おまけに金子にも一発。
おかわり内川も一発。


飛ぶボールを使っている?
と錯覚を起こさせるほどで、
北九州球場、
どんだけ狭いんだよ!
という印象です。


しかし、
西武はその乱打戦に敗れました。
しかも、西武から見ると、
先制一撃で逆転許す一発で追いつく
その直後、一発で1点離される
終盤にもう一度、奇跡の一発で追いつく
 (金子の一発は奇跡です)
その直後、間髪入れず
 連打の猛攻で勝ち越され、
 最後は一気に突き離される
という展開です。


結局、
西6-10ソの完敗。


確かに6点も奪っているのだから、
問題は「攻撃面」より「投手・守備面」にある
わけなんですが、
「攻撃面」は今日も褒められる内容ではなく、
むしろ張本さん風に言えば、
「喝!」の内容でした。


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昨日に続き4番に入ったメヒア
粘りが出て、序盤のタイムリー含むマルチ。
まあ最後の2打席は、
12球、8球粘って空三振でしたが、、、
でも、ちょっと相手が楽になったら
ゴンゴンと打ってくれるのはいいんですが、
相手が変わって、してやられてしまうと、
沈んじゃうわがままな「さまさま」です



今日の先発・松本は、
どちらかと言うと、
打ち込んでいる投手だっただけに、
初回からしっかりと先制し、
1点失った直後の4回表も
その1点を獲り返して
ファイフを援護します。


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ただし、その4回表は、
先頭・栗山、外崎と連打して、
無死一二塁のチャンスを築きます。
そこで、銀にバントで送らせて
一死二三塁のチャンスから2点奪取
という青写真が描かれます。
と・こ・ろ・が、
バントの構えの銀に、相手が初球を外すと、
二塁走者・栗山が
出過ぎて砂でずっこけて帰塁死!
ずっこけなくとも、
タイミングは完全にアウトであり、
出過ぎが問題でした。
集中力を欠いていたのか?
甲斐の肩を見誤っていたのか?


一応、銀が遊ゴロも外崎を進め、
金子が浅い中安打でも、
外崎が走って最低限の1点は奪取。
帰塁死がなければ
2点は入っていたものを。。。
(タラ・レバですが・・・)


その後、秋山が与四球で出塁し、
源田が二死一二塁から左安打。
外崎が走ったときより深めで、
金子がホームへ突っ込みますが、
上林の好返球で刺されました。
まあ、狭い球場でもあるので、
この金子のホームへ走ったのをどう見るか?
はありますが、
打球は外崎が走ったときより深かったですし、
ここは金子ならGo!のタイミングです。
ただし、上林にしてやられましたが、
金子のスタートも遅かったですね。
打球が一二塁抜ける所で着地したのを
見てスタートしていますから。
打球の方向・角度を見て瞬時に判断しないと。
(だから内野手から外野手になったんでしょうが。)
でも、足を使う金子はそのくらいのことを
いとも簡単にやって欲しい人材です。
とにかく集中力です。
もちろん、スタートが遅いんだったら、
ホームへ突っ込むのは得策ではありません。

というか、三塁コーチャーの判断は?


↓打球は一二塁間抜ける手前ですが
 まだ金子はスタートせず。


この4回表は
4安打+1四球なのに
得点が僅かに1点のみ。
相手にとってはラッキーです。


野球盤なら単打4発で1点しか入りませんが、

野球盤ゲームよりお粗末な内容でした。


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おまけに栗山は、5回表に
外角を流して左安打になるものの、
ファウルと勘違いして、
一瞬、走るスピードを緩め、
でもフェアゾーンだったので、
二塁へ強引に行きますが、
結果、二塁で憤死!
ファウルと思っても、
最後まで全力で走っていれば
二塁も間に合っていただろうに。。。
(タラ・レバですが)


まあ、救いなのは
栗山自身は猛打賞だった
ということですけどね。
まあ相手が変わったらわかりませんが。


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で、大問題の6回表です。
こちらは、
長打を含む先頭からの三連打なのに、
無得点に終わる残累祭り。
というか、
金子が無死一塁から
完全に高めを捕らえた当たりで
フェンス直撃の左安打も、
レフト中村がジャンピングキャッチを
試みますが、捕ることできずボールを跳ね返し
二塁打コースで二三塁の展開、
最低限でも一二塁になる展開のはずが、
銀が二塁を超えているのに、
「捕られた」と勘違いして
もうダッシュで一塁へ戻り、
打った金子がその銀を一塁で
追い越す大チョンボ!!


銀はレフト捕球から併殺になったら
お仕置きされる!!くらいの勢いで
打球の行方だけでなく、
金子が止めていることもわからず
周りを見ることできず無我夢中に
一塁へ戻ってきちゃいましたね。


銀さん、
何を怖れている
何を焦っている?
おそらく最近の守備ミスや
銀が出たときに負けるなどが積み重なって、
精神的に負のスパイラルへ陥っている
のでしょうかね?


その大チョンボで
メイクチャンスを潰すほか、
工藤監督に
「併殺になるのでは?」という
抗議をする隙を与えて、
打たれた投手に頭を冷やさせる時間も与えました。


でも、優勝するようなチームは
こんな大チョンボはしてはいけません。
ソフバンがこんな大チョンボするイメージは
一切、沸きませんからね。。。

(楽天はわからないけど。ウイラーあたりが。)



西武珍プレー
炭谷“勘違い”で猛ダッシュ一塁帰塁
→金子侑追い越しでアウト
7/19(水) 20:28配信
 19日のソフトバンク-西武戦(北九州)で、珍プレーが起きた。
  6回の西武の攻撃だった。先頭の炭谷が左前安打で出塁。続く金子侑は、左翼後方への大きな当たりを放った。左翼・中村晃が懸命にグラブを伸ばしたが、届かずにフェンス直撃の当たりとなった。
 だが、走者の炭谷は中村晃がキャッチしたものと勘違い。二塁ベースを回ったところから、猛ダッシュで一塁へと帰塁していった。ここで、一塁を回っていた打者の金子侑が、一塁へと戻った炭谷を追い抜いてしまった。
  送球が二塁へ送られ、フォースアウトとなる前に、金子侑が追い抜いたため、この瞬間に金子侑はアウトを宣告された。このプレーについて、責任審判の一塁塁審・芦原は「打者走者金子が炭谷を追い越しましたので、金子選手をアウトとし、ランナー一塁で再開します」と説明し、試合が再開された。
フルカウント編集部●文 text by Full-Count


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辻監督の試合後コメントを抜粋します。
野球の神様は
あんなミスばかりしていたら
勝てないと言っていたね。
いろんな部分でミスが多すぎる。
ミスしたことは話をして修正すればいい。
考えてやらなくてはいけない。
俺も悔しいし、選手も悔しいと思う。
この悔しさを選手たちは
やり返す気持ちがなきゃダメだ。


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今日の攻撃面については、
勝機の波を自らつかみ損ね、
神様にも見放された
という内容でした。


そこに
優勝争いをするチームと
優勝争いに入れぬチームの実力差

があるんでしょうね。


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一方、問題の投手陣については、
まず先発のファイフは、
3回2/3(60球)で4失点KO。
被安打7、被本塁打2、与四球1。


初回から高めの甘い球が散見し、
高田は打ち損じてくれましたが、
柳田にはしっかり打ち込まれましたね。
ただし、先頭の明石や内川には
縦に落ちるカーブにキレがあり
しっかりと打ち獲りました。


2回表は
中村を外角低め2シーム系を打たせて二ゴロ、
松田をど真ん中のカットを
打たせて遊ゴロで処理し、
上林には、しっかり低めを突いて攻めますが、
先頭のデスパには高めを打ち込まれています。


で、3回表先頭・甲斐には、
B0S2に追い込みながらも、
カットボールを3球続けて
全てストライクゾーンに。
しかも、1~2球目は低めを突くが、
3球目は外角のベルトの高さで
打ちやすい甘い所に入っちゃいます。
そこを痛打されました。
カウント有利だっただけに、
銀は外させるつもりはあったんだよね?
そんなつもりは無かったの?
一応、ファイフも構えた外角に投げているけど、
どこまで外すつもりがあったかわかりませんが、
少なくとも、甲斐を過小評価していた?
という気もしてしまう配球です。
せめて投げるなら、3球目は
今日はキレのあるカーブか、
速いストレートと思いますが、
無警戒にカット3連続はあり得ません。


ただ気になるのは、
いくら狭い球場とは言え、
流しただけであんなに飛ばされるとは、、、
打ちやすい位置に投げたカットボールとはいえ、
ファイフの球質大丈夫か?
という心配が生じます。


そして、4回裏にもう一発被弾します。
甲斐に逆転3ランを打ち込まれたときは、
初球を完全に捕らえられ
フルスイングで運ばれました。


ちなみに、甲斐は今年5本打っており、
全てホーム開催ゲームばかり。
ただ、日ハムから2本、西武から3本。
被弾投手は、キャンディ、高梨、加藤、ファイフ×2


ファイフの投球に話を戻すと、
1~3回までは
持ち前のゴロアウトの山
築いておりました。
3回裏に一発浴びますが、
9個のアウトのうち7個がゴロアウトです。


しかし、4回裏には、
嫌らしい中村に二巡目で捕らえられ、
中村、松田には低めで甘くないのに
しっかりと打ち込まれました。
初物効果が薄れてきた印象です。
で、甲斐にしっかり捕らえられ、
次の明石には、ど真ん中を痛打され、
一瞬、連続HR被弾?
と思わせるあわやの打球

三塁打を浴びました。
そこでベンチへ下がりました。


正直、上位相手では厳しいね、、、
という印象です。
とにかく、
当面は下位チーム相手に先発して
何とか試合を作ってくれれば御の字
という感じでしょうね。


やっぱり、時間が足りませんが、
もう一つ、
外国人の招聘を要望します。
富山に居るバリオスでもいいし、
ポーリーノを呼び戻してもいいし。
(ジャンボは今さら「行きたくない」と言いそうだが)
この際、浅村、多和田と同系列顔の
黒い球団の山口もウエルカム!
(でも問題有りだから安値で叩いてね)


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3番手の岡本洋打たれましたね。
ある意味、
ソロ弾は事故みたいな面があり、
ソフバンもそう考えていますが、
こういう1点がモノを言う
ホームラン競争みたいな乱打戦
ソロ弾は打たれてはダメですよね。


おかわり2ラン弾で追いついた直後の
5回裏から登板し、その登板最初の内川に対し、
あんな甘すぎる高めカーブを失投し、
いきなり同点ソロ弾を浴びてしまいます。


そして6回表の一死無塁の場面で、
絶好調の甲斐に対して、
中寄り外角ベルトの高さスライダーの
甘い初球は見逃されますが、
2球目がど真ん中に放り込み、
今日3連発?と思うような打球
あわやの三塁打を浴びました。
次の明石にはしっかり犠飛を打たれ、
勝ち越しの余計な1点を献上しました。


確かに岡本洋は、
元々、先発も中継ぎもできるタイプです。
ただ、最近、先発をやって3連勝中だったのに、
ファイフの登場により、中継ぎをやるようになり、
その中継ぎ2戦とも打たれています。


気持ちが高まっていない面は否めません。
とはいえ、2イニング2失点
しかもソロ被弾、HRもどき三塁打の
長打2発で2失点というのは、
あまりにもお粗末でしたね。


というのも、岡本洋の場合、
1発病が課題の一つですから
この連続イニングでの
1発ずつの失点はダメでしょ。


とりあえず、今の岡本洋には、
失点を許されない中継ぎより
多少の失点は目をつぶるから、
QSを達成してくれればOKの先発
の方が合っていると思います。


まあ、多和田あたりが先発として
確信を持って使えるかはまだわからない
という面がありますけれど、
今のところは、
岡本洋をQS狙いの先発要員に戻し、
ファイフを中継ぎ(ロング有)で使う方が
いいように思えております。


もちろん、下位チーム相手なら、
ファイフを先発させて、
ウルフなどを休ましたり、
雄星やウルフをローテ再編用の代理にさせる

などは考えられます。


まあ首脳陣は、
洋介をどう焼くのか?どう煮るのか?
わかりませんが。


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あと、金子のミラクル打により
追いついた直後の8回裏、
牧田が4連打を浴びてやられてしまい、
負け投手になってしまいました。


牧田自身は柳田、内川、デスパの中軸を
迎えた7回裏をサクサクと終わらしたのですが、
回跨ぎをしたらフルボッコに
なってしまいました。


おそらく延長戦を気にして、
どうせ明日はお休みだしということで
牧田を回跨ぎさせたのだと思います。


もちろん、牧田大先生は
スタミナもありますから、
回跨ぎの使い方はあり得る話であり、
延長戦を見据えたら
気持ちもわからないでも無い
です。


交流戦やその前の戦いのときに、
牧田、シュリ、増田を使ったら誰も残って無く、
延長戦での駒不足問題が懸念されてましたからね。
しかし、そのときは
残っている中継ぎがガルちゃんや南川など、
敗戦処理組が多かったですから、
そういう
心配も大でしたが、、、
最近のブルペンは、
この頃お疲れだけれども大石が戻っており、
平井も慣れてきて信頼できるようになっており、
今日はまだ武隈も残っておりました。


確かに大石が最近疲れ気味で捕まっており、
武隈や平井も疲れを溜めたくない気持ちはわかりますが、
やはり、今日は
7回牧田、8回シュリ、

9回増田、10回武隈、
11回大石、12回平井
の布陣で継投すべきだった
でしょうね。


何故、牧田を回跨ぎさせてはダメか?
もちろん、
上記のように駒が残っていたこともありますが、
一番の理由は、
最初のイニングが
柳田、内川、デスパという
神経を使いすぎるほど

警戒すべき存在と対峙したからです。


牧田のことですから、
いとも簡単に三凡祭りに仕立てましたが、
脅威の彼らを相手にするわけなので、
神経を相当、集中させて
細部まで警戒しながら投げたはずです。


当然、その大仕事が終われば
ほっと、一息抜けるのは
当たり前のことです、

そこで、もう一度、
神経をとがらせて!気持ちを高めさせて!
なんて、
難しい話です。
7回に三難去って、8回にもう二難来る
みたいな話ですからね。


これがロッテあたりだったら、
大丈夫でしょうが、
相手はソフバンですからね。


岡本洋も回を跨いでいますが、
おそらく、こちらは
「ファイフがダメなときに第二先発ね」
という気構えが最初からありますからね。


でも、牧田は当初から7回担当予定の男です。


岡本洋の回跨ぎと牧田の回跨ぎは別物です。


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さてさて、
これで鷹の本拠地で負けっ放し。
やはり「勝負の世界は非情!」です。
パ・リーグの食物連鎖の中での
弱肉強食による三連敗を喫し
自力優勝の芽が摘まれました。


惜しい・惜しい・惜しいの三連ちゃん
明らかな実力負けです。


ただ、食物連鎖を考えると
週後半のハム戦は
三タテするチャンス!
あいつが復活しなければ、、、
いきなり、
西武戦になって復活→スポ紙一面
は嫌ですけど。。。


とにかく、今の西武においては、
油断せず着実に足場を固めて
CS出場権を奪い、

「日本一」への道を残すことが
最低限必須です。


西武自身が灼熱の季節に陥落することなく、
今の位置をしっかりとキープし続ければ、
鷹か鷲かのどちらか(多分、鷲?)が
落ちてくる可能性が高いですから、
その落ちてきたときに、狙い撃ちして
2位(CS1st本拠地権)の座を奪いたい
ですね。


もちろん、CS2stでは敵地濃厚ですから、
ヤフオクや宮城でも勝てるようにならないと
です。