下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

7/30ロッテ16回戦(inぞぞM)天敵の自滅、相手の拙攻も伴い、炎の勢いによる一撃で無傷の9連勝炎獅子祭りを実現!下位相手でも取りこぼさず3カード連続3タテ。問題は来週からの『命運を賭けた鷲・鷹6連戦』。その中で雄星vs岸の対決も見られるか?とにかくパの弱肉強食の世界を打破すべく、来週が炎獅子の底力を示す正念場に。

ライオンズの炎獅子祭り。
ついに公、牛、鴎を相手に
無傷で炎の9連勝
3カード連続3タテ
決めました。


残念ながら、今日は出かけていたので
試合を観ることができませんでしたが、
スポナビの結果やダイジェストを見ました。


今日の課題は、
苦手意識のある天敵
ロッテ先発の石川攻略です。


今年の石川は不振に陥っておりましたが、
前回、ソフバン戦では、
QSを達成して久々の勝ち投手になり、
復調気配を見せていました。
石川は西武に対して通算9勝2敗、
ZOZOで7試合5勝0敗です。

でも、石川のアゴヒゲ、
さらに変なこきたない感じになってますね。


一方、ウルフは2016年以降で
ロッテに3戦全勝。防御率0.49。


それ故に、今日の試合は投手戦?
という気がしていました。
しかし、試合の方は、
石川の自滅型満塁から
獅子による一気の火炎放射攻撃
序盤に決しました。


まず初回表で
先頭の秋山が内野安打で出塁し、
相手・三塁手の悪送球により
一気に二塁へ進出。
次の源田はバントで送り、一死三塁に。
そして、浅村は粘りつつ与四球で出塁。
相手の自滅により
さっそくチャンスを頂戴します。
ただし、一死一三塁でおかわり君を迎え、
チャンスですが、ある意味、
今までのことを考えると
まさか併殺打からの残塁祭りは無いよね?
という嫌なことを考えやすい場面です。
おかわり君は、
4球目の高め直球を打ち損じ三ゴロ。
ところが、浅村は二塁で刺されるものの、
おかわり君の方は助かり、
この併殺崩れの間に先制しました。
もし遊ゴロでしたら
確実に併殺で終わっており、
ロッテへ流れが傾いていたでしょうね。
危ない、危ない、、、


ただし、2回裏に
サントスから同点ソロ弾を浴び、
試合は振り出しに戻ります。
ウルフも内角低めの2シームであったから、
打ったサントスを褒めるしかない一発でした。


しかし、3回表にクライマックスを迎えます。
先頭の秋山には、石川の制球が定まらず与四球。
源田には打たせていくけど、中飛で倒れます。
でも、秋山盗塁を成功させて、
浅村がファーストストライクの
外角低めカーブを左安打で続きます。
そこで、1回表と同様に
一死一三塁の場面でおかわり君が打席に
併殺だけは勘弁したく、空三振も勘弁ね
という気がしそうな場面です。


で、おかわり君の打席は、
初球、 外角低め直球を見逃し
2球目、高め直球の釣り球を外し見送り
3球目、内角高めに直球を外し見送り
4球目、外角低めのシンカーを空振り
 ここで追い込まれます。
 ただし石川も伝家の宝刀シンカーは1球早すぎたか?
5球目、外角低めのカットボールをファウル
 この球をバットに当てたのが大きかったです。
 石川もここで立て続けにシンカー
 を投げることができませんでした。
6球目、外角高めにシンカーが抜けて与四球。
 ここでシンカーが抜けてくれたのも大きかったです。
 石川のミスでしたね。


これで与四球、安打、与四球と
ある意味、自滅型満塁が形成されます。
そして、山川がど真ん中直球を
右2塁打の2点タイムリー!
石川は今年の不安からもうボロボロです。
メヒアは打ち損じ左飛。
でも石川の球外角高めに甘く入るシンカーでした。
次の外崎が外角の直球を
中2塁打の2点タイムリー!
が4球全て直球で攻められながら、
中安打のタイムリー!(1点追加)
金子が甘いカーブを叩きつけ、
中安打のタイムリー!(1点追加)


獅子軍団この機を逃さず、
火炎放射による
4打の波状攻撃により
一気に6点を奪取して
鴎を焼き鳥にします。


連勝中のチームが
一気にビックイニングをゲットし、
そのまま勢いに乗りやすいです。
一方、連敗中のチームにとっては、
このダメージは大きく、

相手のミス等による支えが無い場合、
逆転までこぎつける底力・決め手があるか?
結局、その後のロッテは残塁祭り。


もしうちが鷲・鷹を相手で
序盤に自滅からビックイニングを与えたら
もう敗走ムード一色になりますよね。


やはり
正直、試合はここで決した
と思います。


その後は、ロッテにもう1点奪われましたが、
浅村や山川の好守
ロッテ自身の残塁祭りあって
逃げ切りました。
まあ牧田、増田と投入しましたが、、、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、こちらの先発・ウルフについては、
5回(89球)を投げて失点・自責点2でしたが、
被安打7、与四球2と微妙な状況。


ウルフのバロメータになる
ゴロアウトは序盤から見ることができましたが、
ビックイニングでリードした直後の3回裏に、
先頭から三連打を浴びて1点失います。
しかし、無死一三塁の場面で
鈴木が外角低めに外れた2シームに
手を出し投ゴロ。バラデスは空三振。
福浦は低めに外れたカーブを引っかけ二ゴロ。
ウルフがベテランらしく最小失点で片付けます。
逆にロッテから見れば、拙攻による
「あと一本が・・・」の残累祭りでした。


4~5回表も先頭打者の出塁を許しますが、
ロッテの拙攻山川・浅村の好守により
無失点に抑えました。


結局、ウルフは15アウトのうち
お得意のゴロアウトは8個
ただ被安打7、与四球2はちょっと多いか。
低めを打たれたりもしましたが、
甘い所を打たれた安打も散見していました。
詳しくは見ることができてなくわかりませんが、
本調子に至っていないことと、
相手もウルフを研究していること
なんでしょうかね。


その後は平井、武隈、牧田、増田とつなぎ、
武隈が先頭に与死球とかを出しますが、
安定して相手に得点を許しません。
特に、最近の平井については、
安定度向上の成長振りは心強いですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、炎ユニを着て
怒濤の9連勝を果たしました。
ただし、現在のパ・リーグは、
順位やゲーム差が示すとおり、
弱肉強食の食物連鎖の傾向が顕著です。
まあ、稼げるときには確実に稼ぐ、
どんな相手でも取りこぼさない

ということが大切ですが、
9連勝したのは下位の公、牛、鴎さん相手の話。


逆に上位の鷲、鷹が相手の交流戦後成績は、
鷹には前回の3タテを含み、1勝5敗。
鷲には1勝2敗で、近3カード連続負け越し。
最近の獅子は、
苦手なモノは苦手得意なモノは得意
弱肉強食傾向が顕著なわがままな野獣です。


ただし、今回の9連勝は、
10ゲーム差以上離されていた鷲、鷹の背中
7ゲーム差まで縮めることができ、
再び、尾っぽくらいが見えてきました。
おまけに、鷲や鷹も負傷者が続出して
少し停滞傾向にもあります。


さらに、来週からの8月は
鷲と9戦、鷹と6戦を控えています。
ここで鷲や鷹を焼き鳥にできれば
上位の背中を射程圏内に捕らえ、
追撃態勢が整う可能性が高まります。

しかし、返り討ちにあって攻め落とされれば、
固めた足場(CS出場権)も危うくなります。
それだけ、
8月の鷲鷹との直接対決は重要であり、
まずは鷲、鷹を所沢で迎え撃つ
過酷な来週6連戦がカギになります。


鷲・鷹には
勝ち越していくことは当たり前に必須。
もちろん鷲や鷹に追いつくには、
カード三連勝も必要になってきます。
とにかく、来週からが
獅子の底力を示す正念場です。


ちなみに、来週の先発投手の布陣について、
鷲、鷹を今週と同じと仮定すると、


【鷲戦】
8/1(火):十 亀vs辛 島
8/2(水):岡本洋vs則 本
8/3(木):雄 星vs 岸
【鷹戦】
8/4(金):野 上vs中 田?
8/5(土):多和田vs千 賀
8/6(日):ウルフvs武 田


もしかしたら、
8/3に雄星vs岸の対決
見ることができるかもしれません。
現在、岸には完璧に連敗を喫しています。
当然、次回はその雪辱を晴らすべしです。
是非とも、新エース・雄星で
その雪辱を晴らし、呪縛を解きたいですね。


正直、個人的な心情としては、
雄星vs岸のカードが実現して欲しく、
是非ともそこで勝つゲームを見たいですね。