下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

8/10オリックス17回戦(in京セラ)「苦手なものはやはり苦手だった」を再び露呈した大きな敗戦。カモメさんなど他チームはもう少し松葉を打っているのに。で、明日からは千葉、酒居も急成長中だがここは白星必須。ところで十亀の代用はファイフ?ならファイフを日曜・鴎戦で投げさせて、ウルフを来週火曜の鷲戦に回して鷲鷹相手の週前半へ編入して欲しい。あと祝!光成2軍で復帰登板。

相手の先発が苦手な松葉とはいえ、
エースを立てて勝ち越しを賭けているのだから
負けるわけにはいかない一戦
でした。


しかし、
帰りが遅く観ることができなかったが、
残念ながら負けてしまったご様子。


確かにエースだって人だから
負けることもあるでしょう。
しかし、今日の負けは
天敵を前に残塁祭り併殺祭り
炎獅子軍団の打線が
不発に終わったことが全て!

でしたね。


今日の敗戦は今後を占う上で
大きな敗戦になりました。


もちろん、
エースで負けた、
鷲鷹が競り勝って差が開いた
ということもありますが、
大きな敗戦というのは、
『苦手なものはやはり苦手だった』
ということが再度、顕著に露呈したからです。


松葉を前回打ち崩してましたが、
このときは、松葉自身が
フォーク、チェンジアップの
制球が今一つで、不調でした。

今日のようにホームに戻り
前回よりは多少調子がいいと、
もうズタぼろ状態に。
とはいっても、与四球5とかを見ると、
今日の松葉は
そこまで良かったのか?
とも思わされますが、、、


すなわち、今日の敗戦は、
次回も天敵にはやられる!
という懸念を再度、顕著化したのだから、
今後を占う上で大きな敗戦であった
と言っていいと思います。


これは先週打ち崩した武田にも
通じる話と言えるでしょう。


結局、今日は2回表に
つないで1点奪ったけど、
その後が一死二三塁から点入らず残塁。
あとの1点は、苦手な松葉や黒木ではなく
近藤から奪った浅村の同点ソロ弾のみ。
とはいっても、浅村以外の3人全員は
近藤から三振を奪われるように、
近藤にもやられていました。


ちなみに、黒木には
未だ24打席で無安打、与四球1のみ。
もう少しでノーノーか?(1試合じゃないが)
黒木に対しては全く手が出ず
完璧な天敵となっています。


今日の炎獅子打線は、
5安打5四球もありながらも、
回の先頭の出塁が3回もありながらも、
5人も二塁ベース踏んでいながらも、
得点は上記の2点のみ。
「あと1本が・・・」野球の
残累祭りでしたね。



一方、皮肉なことに
オリックスはわずか3安打で4点。
ソロ弾、ソロ弾、タイムリー弾の三安打。


まあ、なんとか追いついた直後の8回裏は、
下位打線相手なのに
与四球、バント、四球ピンチになり、
吉田正にしっかりと初球を痛打されて
2点引き離されまれて勝負を決しました。
疲れもあったでしょうが、
自滅からの痛手という
典型的なやられパターンでした。


まだこの時点では同点でしたから、
雄星の場合、97球なら通じますので、
ベンチは雄星に勝ち星をつけさせたい故の続投。


正直、何故、大城や伊藤に対して
ボール先行からカウント悪くしての与四球?
中軸のマレーロ、ロメロらじゃなにのに?
とは思いますが、先頭の大城には、
どちらかと言うと、打たれている方であり、
その中で、ようやく追いついてもらったので
もう失点をしてはいけない、
先頭打者を出してはいけない
力んだんですかね?
で、次に送られて走者を二塁に置き、
伊藤に対しては何が何でも抑えるぞ!
力んだが故に1~3球目を外してB3S0
カウントを悪くして、結局、与四球に。
それでも一死一二塁で
T岡田を地力でねじ伏せながら三振を奪い、
二死まで持ち越しました。
ところが、吉田には
外角低めスライダーの初球痛打されました。
辻監督は試合後に
「相手バッターはどんどん振ってくる
 タイプなので、もうちょっと
 慎重さがあの場面欲しかったね。」
とコメントしているとおり、
油断したとは言いませんが、
T岡田から三振を奪った直後で、
一瞬、気を抜いてしまったか?
もちろん、吉田だって、
外角を攻められている傾向から、
外角に来るのはわかっているので、
雄星のストレートは打てないけど、
変化球なら何とかなるかもしれないので、
あとは直球か、変化球かを見極め、
ストライクゾーンに入る外角変化球の
流し打ちを狙われていたんでしょうね。


それでも雄星の7回までは、
打たれたのはソロ弾2本のみで
与四球も1つであり、12奪三振。
失点・自責点2でHQS達成はずでした。
安達からの被弾悔いの残る
ど真ん中スライダーと失投
でしたが、
マレーロからの被弾
低め直球を弾き返され、
マレーロあっぱれの一発でした。
西武打線が
ベストな状態とは言い切れなかった松葉
もう少し攻め落としていれば、
展開も違っていたでしょうし、
打撃陣のチンタラ攻めにより、
追いつくまでに時間をかけすぎたこと
雄星に焦りをもたらした?
という印象も持ちましたね。


でもオリックスの立場から見れば
雄星相手にチャンスは少ないのだから、
こういう少ないチャンスで確実に稼ぐ
というのは効率的であり、
強敵(雄星)相手にいい攻撃を成し遂げられた
と言えるでしょう。


鷹軍団を相手にしたときもそうですが、
強敵相手には
如何に少ないチャンスをモノにするか
がカギを握ります。


今日は、
数少ないチャンスを
つかみ獲った牛軍団
数多くのチャンスを

つかみ損ねた炎獅子
の差が勝敗に大きく響きました。


もちろん、松葉などの天敵は、
西武打線に対して
自信を持って投げ込んでくるから、
勢いがつきやすく力を発揮しやすいでしょうが、
他チームは打ち込んでいるのに、
何故か西武打線はいつも打てない、、、
しかも、そんな天敵が多すぎる、、、
これらは完全に
西武自身に問題有り
ということです。
松葉だって、鷲、鷹のみならず、
カモメさんにも打たれていますからね。
他相手の試合とか研究されいるのでしょうかね?


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さて、明日からはZOZOでロッテ戦です。
明日の先発は、酒居vs野上です。
ルーキー酒居は場数を踏んで成長しており、
先週、楽天を相手に8回を投げて
被安打3で失点もわずか1点に凌いでいますから、
侮れない存在になっています。
それでも、
酒居を相手に負けるようではダメであり、
ここはしっかりと白星を奪っておきたい
ですね。


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ところで、昨日、
十亀が腰の張りで離脱しました。

週6連戦が続くだけに、
この離脱は痛手であり、
先発陣の駒不足問題の
顕著化が再浮上しました。


現時点では、十亀の代わり候補として、
ファイフが有力視されています。
まあ、ファイフでどうなの?はありますが、
少なくとも、
ローテの再編は行って欲しいです。


というのも、
十亀は週前半の頭を担っていましたが、
来週から週前半の相手は鷲、鷹、鷲であり、
その直接対決が肝心なゲームになります。
十亀の代用として
ファイフを週前半のローテに組み込むのは、
正直、その肝心なゲームで厳しい展開必須であり、
捨て試合になる危機が高まります。


一方、週後半はロッテ、ハムと続きます。
ファイフは相手が下位チームなら、
まだ何とかなる可能性を残しています。


それら背景を踏まえると、
今週末の日曜日・ロッテ戦に
ファイフを登板させて、
ウルフは間隔を開けて
来週、火曜日の楽天戦に投入し
ウルフを週前半ローテへ編入させたい

ですね。


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あと、光成が2軍で復帰登板したらしく、
手応えをつかみつつあるようですね。
復帰は喜ばしい限りです。


150km/hも出たとか。
でも、今は、球速よりも、
質にこだわってやっていきたい

とコメントしていましたね。


今だけでは無く、これからも、
質にはこだわって欲しい
ですけどね。


ビビリの光成にとって、
「思い切り腕を振って」
一番の課題
ではあるのですが、
制球力も大きな課題ですからね。
如何に力まず投げ込めるか、
も考えていって欲しいです。



   
実戦復帰でいきなり150キロ 西武高橋光、離脱中に手にした確かな財産
8/10(木) 14:34配信
 5月末に右肩の違和感で戦線離脱し、2軍調整が続いている西武の高橋光成投手が9日の日本ハム戦で実戦復帰を果たした。8-0とリードする6回から登板し、3イニング3安打1本塁打1失点5三振、45球にまとめた。「全部の球種を試したかった。全球種を使って、とにかく何が何でも打者を抑えられるようにと思って投げました。自分では、今日はどの球種もよかったと思います」。自身も納得の投球だった。
 約2か月半ぶりの実戦マウンドだけに、「不安も少しありました」と、胸の内を明かす。だが、「最初にしては腕も振れていたし、良いボールもいっていたと思います」。特に7回、3人目の打者・渡邉諒を遊撃ゴロに打ち取った直球は、150キロを計測し「自分でもビックリ」。一方で、「今は、球速よりも、質にこだわってやっていきたいと思っています」。己にとって、1軍復帰のためには、何を最優先とすべきかもしっかりと理解できている。
 「良い球はあった。あとは、どんどん精度を高めて、1軍で通用するように投げていきたい」。まずは、ゲームに復帰できたこと、アクシデントもなく、無事に与えられたイニングを投げられたことに「めっちゃホッとしました」と、屈託のない笑顔を見せた。
  これまでの野球人生の中で、骨折以外では、ここまで長い期間の離脱は初めてだという。「投げられそうで、投げられない。気持ち的に、すごく辛い思いをしていました。でも、その分、肩のことについて、自分でもしっかりと知ろうという気持ちが強くなり、勉強もするようになりました。それは、今後野球をやっていく上で大事なことだと思いますし、そういった意識的な部分が大きく変わったという意味では、この期間は、とても良い時間だった」と、プラスに捉えているという。
  肩の痛みも全く心配はなく、これからは、ただただ状態を上げていくのみ。「やっと投げられるようになりました。まだ後半戦はあるので、しっかりと2軍で調整し、結果を残して、少しでも1軍でチームの力になりたいです」。1軍マウンドへ、思いを馳せた。
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上岡真里江●文 text by Marie Kamioka