下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

9/1オリックス21回戦(in神戸)今年の直接対決で負け越しに王手されている獅子軍団。1~2回を拙攻で無駄にしてミスで先制失点。それで目を覚ましたのか、窮鼠猫を噛む勢いで集中猛攻の大逆転劇。野上もふんばる。ただ隙を与えるような「中だるみ攻撃」はしちゃいかん。

今日は残念ながら
試合を観ることできずでした。


2位浮上の翌日の今日は
神戸でのオリ戦。
所沢→仙台→神戸・大阪
遠征続きです。
まあ所沢→札幌→福岡よりはマシ?


でもオリ戦は
2カード連続負け越し。
まあどちらも鷹戦の直後だから
一息抜けた油断とも見れますが、
基本的な要因は
今年の獅子がポンタ君を
苦手にしていること。

オリにあと一つ負けると
直接対決負け越し決定という
王手を打たれている状況下です。


最近、ディクソンは脱天敵の印象ですが、
やはり松葉、山岡、黒木、
マレーロ、ロメロ、一応モレロなど
投打に渡って天敵が多いですから。
最近は吉田正あたりも苦手かな。。。


まあ今日は
最近、脱天敵になりつつある
ディクソン
ですから何とか、、、


さて今日のスタメンは
1番秋山、2番森、3番浅村、
で、4番山川、5番栗山、、、
で、源ちゃん9番のオーダー。


秋山→森→浅村の並びは
相手先発投手が
出鼻からビビりそうな脅威の布陣。

相手投手は
頭から中軸まで気が抜けない。
いいと思います。


ただその布陣では
メヒア、おかわり不在の場合、
山川が4番じゃないと
パズルが組めません。

でも、今の山川は4番だと、
4番重圧を意識しすぎてか、
わかりやすい
借りてきた猫状態
に陥りやすい懸念が残ります。
しかし、来年以降において、
4番山川の定着は
必須課題
にすべき案件です。
それ故、期待値の高い山川には
「4番の重圧が・・・」なんて
小っちゃいことを気にするのではなく
ビック獅子に育ってもらいたいところ。
まあ意識の問題ですから、解決するには
とにかく場数を踏むこと、
その中でいいイメージを作ること
が一番です。
しかも、過酷な試合が続く重要な今、
打てないとチームへ与える影響大ですが、
こういう時の経験だからこそ、
貴重な経験となり、
その糧は生ぬるい時より
大きく身についてくるはず
です。
そのためには、めげない気力が必要ですが。


この打順なら、今日の打線の注目は
やはり
4番山川になります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まず初回表の攻撃は
秋山が先頭から粘りながら
相手に重圧をかけつつ二塁打!
いきなり序盤速攻により
無死二塁のチャンスを得ます。
(森の犠飛で秋山進塁し一死三塁に)
当然、これで先制すれば
ベストのスタートダッシュになり、

ディクソン攻略の突破口を開きます。
しかし、その後、森、浅村、山川と倒れ、
ディクソンが15球無失点で立ち上がります。


次の2回表の攻撃は、
先頭の栗山が左安打、
次の呉が内野安打(記録は安打でも失策?)と、
連打で無死一二塁のチャンスを得ます。
しかし、その後の外崎がバントできず三振、
岡田も三振と、連続三振で二死。
源田も遊ゴロで、ここも残塁祭り。


さすがに2度のチャンスを残塁祭りでは、
オリへ流れを傾かせるきっかけになります。
特に2回表は
野球の神様がお怒りになりそうな
内容が悪すぎる残塁祭り。


そして、その直後の2回裏、
ロメロが先頭で左安打から出塁。
先週までロメロ不調でしたが、
今日はマルチ安打で先週と違います。
ただ次の小谷野からいきなり小島が代打?!
小谷野は体調不良らしく、
ある意味、この代打はラッキーでした。
しかし、併殺コースの遊ゴロ打も、
源田が片手捕りで入り
ぽろりにより併殺奪えず。
一応、二塁は刺しましたが、、、
一塁走者は鈍足ロメロより
足速い小島に代わり、盗塁を決められます。
野上が次のT岡田を奪三振で
二死までこぎつけます。
しかし、中島に
左安打タイムリーを浴びます。
走者も快足でホーム生還。
(ロメロなら間に合わない)
最後は野上が西野から
見三振を奪って凌ぎます。
このピンチ、野上自身の
2奪三振により最小失点止まりに。


結局、この2回までは、
打線の拙攻でチャンスを潰しまくり
守備のミスで先制点を許すという展開。
こういう展開では、
本来なら相手に流れが
完全に傾きやすくなります。

鷹軍団が相手だったら、
その隙を突いて一気に持って行かれます。
今後の重要かつ過酷な激戦を見据えれば、
この1~2回の拙攻、ミスは
大きな反省ポイントになります。


ところが、オリがこの勢いに乗っても
おかしくない状況下でしたが、
3回表に一死から森が右安打で出ます。
次の浅村には、ディクソンが
内角を攻めたところを球が抜けて
左肘直撃の与死球。。。
そして、一死一二塁で4番山川の打席。
初球の外角ナックルカーブを捕らえて
中安打の同点タイムリー。
見事に与死球後の
初球外角を狙い打ちます。
で、栗山も外角初球を流し打ちで
逆転の左安打タイムリー!
見事に初球外角を狙い打ちます。
この狙い打ちは、ディクソンへ
大きなダメージを与えましたね。
ディクソンぼろぼろで、
もう甘い球を連発です。
その後も呉、外崎、岡田と続き、
4番からつなぐつなぐの
5連打で一挙5得点奪取!

この集中猛攻により、
牛狸はぼろぼろ、獅子はいけいけ、
試合の主導権も
一気につかみ獲りました。
#レオとまらん


しかし、その後の4~8回の5イニングは、
獅子打線は、あの猛攻が嘘だったみたいに、
わずかに2安打で1つは併殺でゼロ行進と
祭りの後片付けの如く、
完全鎮火の中だるみ状態に!


確か先週の日曜日も、
苦手な松葉を序盤猛攻により
引きずり降ろすも、
4~6回で中だるみ、
終盤で牧田、シュリの轟沈により
追いつかれ追い越され負けました。


そこで共通する懸念事項は、
◇苦手投手を序盤に打ち崩し
 中盤に気が緩んだ?
オリのリリーフ陣を
 打ち崩せない?
 そちらも苦手?
ということ???
先週日曜と今日に出ていたのは、
金田、小林、近藤であり、
小林には2試合とも無死点。
金田も打ちにくいのか?


一応、最後の最後に
浅村安打から山川2ランダメ押し
が決まりました。


とにかく、
乗ると打つ、乗らぬと打てない
と相変わらず、明暗が明瞭である

わかりやすい打線です。
今日は最終的に7点を挙げて
しかも集中安打でつないでの5点奪取
十二分の活躍であり、
序盤の猛攻は相手の戦意を損ねるので、
しかも失点後の大逆転だっただけに、
十分にいい攻めを展開しました。
(1~2回もあれば「十二分」の評価)


ただし、見ていないのでわからないのですが、
中盤に関しては、もしかしたら
オリの中継ぎ陣に好投された?かもしれませんが、
所詮は二線級投手と烏合の衆を相手
なのですから、
4~8回の5イニングも
中だるみの無失点
あまりいただけません。


今日は野上が粘り強く踏ん張り、
オリ打戦も鎮火して戦意喪失したので
反撃も4回の1点で精一杯となり、
逃げ切りを決めることができました。
しかし、下手をすれば、
先週日曜日のような
終盤の逆転負けもありますし、
鷹軍団が相手だったら、
その中だるみの隙を突いて
流れを取り戻す策

打ってきます。


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さて、今日の4番山川は、
初回表に遊ゴロでチャンスを潰しますが、
3回表の同点タイムリーは上手く狙い打ち、
7回表に四球を選んで出塁、
9回表に2ランのアグー弾炸裂
と4番になって、やっと
良いイメージをつかめそうな経験になりました。
この経験を基に4番として成長して欲しいです。


で、今日はスタメンの栗山が
猛打賞の活躍でお立ち台に!
地元の神戸では強いですね。
これを機に復調してくれれば。。。


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ところで、今日の野上は、
7回を失点・自責点2つと
HQS達成で9勝目。
被安打は4つで、
無四死球というのは立派でした
また苦しい2回裏は、
フォークやコース一杯に決める直球で
奪った2つの三振で
最小失点で凌いだのが凄かったですね。


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さて、先週末と同様に、
オリ相手にカードの頭を獲りました。
ただし、明日は新天敵・山岡が先発。
先週の前回は完封負けを喫しており、
その前(6/30)は
8回無失点で抑えられています。
今のところ、西武は山岡に対しては、
その二試合で
17イニング無失点状態です。
しっかり対応しないと、
ゼロ行進を更新され、またやられます。


一方、こちらの先発は多和田です。
当然、リベンジしたいところです。。。
ただ、投げてみないとわからないタイプ
ですからね、、、


とにかく、オリックスに対しては、
直接対決負け越しに王手されているので、
残り全てを勝つ勢いで
その負け越し阻止
集中して欲しいですね。