下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

9/23オリックス24回戦(inMLD)中盤までにもっと得点できたら理想でしたが、新たな天敵相手に良い攻め方で打ち勝ち、野上もデキすぎの結果をもたらして『祝!初完封勝利』に。でも鷲も鷹を下して仲良く付き合ってきますから、差は変わらず。明日は二の矢の天敵が対峙する中、光成が久々の先発。光成よ、豪快に投げ込み、ビックに挑んでくれ!打線はその援護をしっかりと。

ロッテ戦で三連敗し、中1日開けて
苦手傾向にあるオリックス戦。
おまけに相手の先発は新天敵・山岡。
現在、山岡には3勝挙げられ、
17イニング無失点中とやられています。
こちらはオリックスに相性のいい野上。
現在、対オリ戦で2勝0敗、防御率1.38


今週も生観戦しにメットライフドームへ来ました。
ただ、今日は電車もすいていて、
先週と比べると、ちょっとガラガラ雰囲気?
私的の話ですが、
今日はレギュラーシーズン最後の生観戦
になりそうです。
今年は15試合観に来て7勝8敗。
できる限り、五分で終わりたいです。


今日はここから応援です。

ラッキー7↓↓↓


さて、試合の方は、
西5-0オと快勝しました。
これで連敗ストップです。


まず野上が9年越しで
プロ入り初完封勝利を挙げました!
今日の野上は、
ストレートが高かったりしてましたが、
チェンジアップ、フォークと、
落ちる変化球が冴えていましたね。
オリックス打線は、
その変化球にバットをくるくる空回りしたり、
引っかけたり、打ち上げたりと
凡打の山を築いていきました。
直球と変化球の違いにも迷いがあり、
翻弄されていましたね。


球数も節約でき、テンポ良く
イニングをこなしていきます。
小谷野には1~2打席目で打たれましたが、
全体的にピンチらしいピンチを作らず、
三凡祭りを敢行しました。
5回表なんかは、
レフトフライ→センターフライ→ライトフライ
笑える三凡祭りで仕立てます。


野上については、
プロ入り初完封勝利に
9年かかったわけですが、
本来は、雄星のような
ガンガンにゼロに抑えるタイプではなく、
6~7回を2~3失点で抑え
先発として試合を作ればOKというタイプです。
それだけに完封は
できすぎの結果でしたね。
しかも、中盤までの援護が2点のみの中、
渋太く粘り強く、集中力切らさず
踏ん張りました。
初完封勝利、久々の2桁勝利
おめでとうございました。


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一方、打撃陣の方は、
山岡に終盤まで投げ続けられましたが、
序盤先制、中盤追加点、終盤ダメ押し
良い感じで得点しながら勝ちました。
確かに理想の展開は、
序盤2点、中盤2点を挙げて
野上を助けながら、終盤ダメ押しが
ベストですけど。


山岡自身、
調子が悪かったわけでもなかったのに、
山岡の得意とする縦スラを
しっかり捕らえ得点したのは
良かったです。


まあ今日は5点で終わりましたが、
ちょうどいい点数ではないでしょうか?
下手に2ケタ得点とかして、
攻撃が雑になってその後に響いても
困りますからね。


で、得点した内容が良かった
と思います。

そもそも西武特有の一発攻勢は
ある意味で、魅力ですが、
秋山が以前、言っていたような
「悪い兆候」その後の攻撃が雑になりやすく
明日以降に響く恐れがあります。
また、今日、もし一発狙いで行けば、
山岡の再び餌食になっていました。


初回は秋山が先頭で出て、
その後、送って、タッチアップで進めて、
4番山川でタイムリーを放ちました。


山岡は初回こそ甘く入りましたが、
その後は回復されるので、
追加点に手こずります。


しかし、5回裏一死の場面で
外崎が粘りつつ低めを上手く打って出ます。
次の岡田が送って、
秋山がきっちり外崎を還しました。
天敵を相手に
きっちりとつないで
1点を着実に奪うこと

ができました。


やはり一発攻勢しかなければ、
どうしても相手レベルが
上がるにつれて厳しくなります。

王者ソフバンのように、
一発攻勢もあるけれど、
1点を奪うつなぎ野球

状況に応じながら遂行できる
チームは手強いわけで、
それを相手投手が
誰だろうとできること
が欲しいところです。


そして、球数が嵩んできた山岡を
8回裏で一気に陥落させます。
岡田と秋山の連打で
一三塁のチャンスを作りました。
源田は倒れましたが、
浅村が右中間を抜く2点タイムリー!
さらに4番山川も
フェンス直撃のタイムリーを決めました。
特に、ここでの好ポイントは、
岡田、秋山、浅村が
山岡が得意としている
低めに落ちる縦スラを
上手くすくって叩けたこと

でしょうね。


こちらから見れば、
相手の最大の武器となる球を
打ち崩したのだから、
今後の自信を取り戻すきっかけになるし、
あちらから見れば、
最も得意とする球を打ち込まれたから、
今後に不安を生むきっかけになりました。
まあ、これで山岡とはもう対決しないから、
山岡の不安もオフを挟んで薄くなるでしょうが。


それでも、こちらにとっては、
苦手投手から苦手な球を打ち崩したというのは、
今後のCSなどに向けても糧になるでしょう。


確かに中盤までに
もう少し点数を奪えればベストですが、
今日は良い攻め方を展開し、
天敵を打ち崩し、
今後の戦いに向けても良い糧になる
と思います。


ただし、1つだけ問題がありました。
森がロッテ戦で変化球に
タイミング狂わされていたのもあってか、
今日は、安打が出たメヒア
そして、おかわり君をスタメンにしていました。
そのスタメンさせたということ
も問題材料と思いますが、
最大の問題は
不調のメヒアとおかわり君を
6番、7番と連続してつなげたこと
でしょう。
まあ、今日はメヒアで終わって、
次の回に先頭でおかわり君というパターン
2度ほどあって、連続しませんでしたが、
今日の結果が示すとおり
この6~7番が打順の穴
になってしまい、

そこが事実上の下位打線
になりました。


セ・リーグ野球で言ったら、
投手が打席に入っているほど
安定性に欠けた穴とも言えるでしょう。
もちろん一発は脅威だから、
相手投手は投げ損じできませんけど、
失投せずに慎重に投げれば
抑えられるところが2人続くので、
6~7番は相手から見たら
オアシスポイントになりましたね。


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さて、今日は楽天がソフバンと対決しており、
しかも、ソフバンの先発が東浜だったので、
鷲軍団が負けてくれるかな?
と期待しましたけど、
結果はソフバン打線が得点できず、
楽天が勝ってしまいました。。。
西武が勝てば、楽天も勝つ
西武が負ければ、楽天も負ける、と
仲良く一緒に勝ち負けをしており、
双方の差がずっとほぼ変わらない状態
が続いています。

2位争いは最後の最後までもつれ、
10/2~3の直接対決は
かなり盛り上がりますね。


で、楽天の明日は、則本が先発のようで、
相手のソフバンは摂津が久々に登板です。
その構図を踏まえると、
楽天が明日も勝ってソフバンに連勝する
おそれが想定されます。


となれば、当然、西武も負けられません。
明日の先発は、光成vs松葉です。
松葉はやはり天敵投手で苦手ですから、
中盤までは得点に手こずるでしょうから、
光成を援護できるほど援護できず、
光成は、失点できないと苦しい中を
投げていく厳しい展開
になりそうです。


とにかく、
光成には、楽に投げさせてあげたく、
そのためにも、
いち早い松葉を打ち崩し、
援護してあげられることが必要
ですね。


一方、光成については、
今日の試合後の辻監督コメントで、
明日は(高橋)光成が投げるからね。
  
不安な面もあるけれど
 球場にたくさん足を運んで頂き、
 光成の背中を押してもらって
 勝利できるように頑張ります。」
と言っているように、不安をぬぐえません。


光成自身は、
とにかくゼロに抑えて勝つこと。」
と考えているようですが、
今までの光成を踏まえていけば、
何が何でも無失点で抑えるんだ!
という意気込みは、

気負い力んでしまい、
下手な技巧に走りやすく、
持ち味のダイナミックさを失って
自滅しながらやられていくおそれという
逆効果になりやすいですね。


とにかく
光成の良いところを出すために、
多少の失点は関係ない!
自分のダイナミックな
投球に徹するんだ!

くらいの気持ちで挑んで欲しいですね。
豪快に投げ込み、
ビックに挑んでくれ!