下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

9/24オリックス最終戦(inMLD)苦手意識のある相手に打ち崩しながら連勝し、鷲も負けたのでゲーム差をやっと広げる。光成が久々の勝利投手に。これで「やれる!」と思えて大胆に投げられるきっかけになれば。ただ自分のストレートにもっと自信を持って、その一級品のストレートでもっと攻めて!

今年はオリックスに苦手意識を
植え付けられるようにやられてきましたが、
今日が最終戦になりました。


今日のスタメンは


光成が先発投手で、
森とバッテリーを組みました。
昨年は多和田同様に、
光成とは上手く行っています。
このほか、呉がサードに入り、
守備面で不安がありますが。。。


一方、オリの先発は天敵・松葉です。
打ち崩してもいますが、
やはり苦手意識が残っており、
相手の方は自信があるでしょう。


試合については、
西8-5オの快勝。
天敵を打ち崩して
連勝を決めました。


試合の展開としては、
まず初回表に源田の悪送球がきっかけとなり、
失点して先制されました。
西武打線の序盤は、1~2回を
ストレートにフォーク、チェンジアップ、
スライダーを混ぜてきて、
制球が良くない中でも荒れ球が武器となって
松葉に翻弄されつつ三凡祭りを繰り広げます。


ところが、3回裏に逆転します。
先頭のおかわり君に松葉が制球悪く与四球。
次の外崎が甘く外角に入ったチェンジアップを
中安打し、呉がファウルで粘って与四球。
無死満塁のチャンスで秋山を迎えますが、
秋山が低めフォークを引っかけ二併殺打。
一応、その間に1点を返して同点に。
でも無死満塁でしたから、
複数点は奪いたいチャンスだったので
もし、この1点止まりだったら
オリに流れを持って行かれていたでしょう。
しかし、二死三塁で
源田がファウルで粘りつつ甘い球を誘い、
真ん中に来た直球をフェンス直撃の
逆転タイムリー中二塁打を決めます。
源田は、守備のミスもありますが、
最近、そのミス後はバットで返しています。
新人ながら、切り替えが良く
結果を出すわけですから、#源田たまらん
ですね。
粘りながら甘い球が来るのを誘って打つ!
相変わらず、ルーキーながらも、職人です。


次の4回裏は、一気にオリを突き放します
4番の山川が先頭で
内角低めのスライダーを上手く打って、
貴重なソロ弾を放ったのを皮切りに、

森が内角高めに沈まぬフォーク
思い切り引っ張り右二塁打で
チャンスを作ります。

その後、栗山が右飛から森が三塁へ進塁。
これで一死三塁となって、
オリックスは松葉を諦めて金田を投入します。
今日の松葉は、
ストレートにフォーク、チェンジアップ、
スライダーを混ぜてきてきますが、
制球があまり良くなく、
甘い所に入る球も目立ちました。
状態が良くなかったから、
早めの交代劇になりました。
でも、昨日の山岡とは意味合いが違いますが、
一応、2戦連続して天敵を打ち崩したのだから、
とりあえず良しとするところでしょう。
ただし、西武打線は、
2番手金田も比較的、打っていない傾向です。
しかし、金田も今一つでした。

次のおかわり君は、
真ん中のやや内寄りの甘く入った直球を打ち、
センター前にポテンと落ちてタイムリーに。
本人は不服でしょうが、
ここはこれで十分のGood Jobでした。
そして、外崎が
ファウルで粘りつつ甘い球を誘い、
おかわり君が盗塁を決め?!
*タイミングはアウト。でも悪送球で助かります。
 ランエンドを仕掛けていたのか?
外角高めに甘く入ったスライダーで
左中間に抜けるタイムリー三塁打を決めます。

さらに次の呉は、
崩れかけて制球乱れる松葉の外角高めの直球で
左中間に抜けてスタンドに入る
エンタイトル二塁打のを決めます。
(当たりは三塁打クラスでしたが)


このイニングは、
本塁打1、三塁打1、二塁打2、安打1と
サイクルヒット状態で一挙4点奪取となり、
流れを完全に掌握しました。


次の5回表に1点返された直後の裏に
先頭の浅村がすぐにソロ弾で獲り戻します。
点を獲られたら、すぐ獲り返す
といういい形で、相手反撃の

きっかけをつかませません。


終盤の8回裏にも
先頭の源田が低めチェンジアップの初球を
しっかり叩いて、右二塁打で出て、
山川が低めスライダーを叩いて
左安打タイムリーを放ち、
ダメ押し追加点を奪います。


今日の攻撃面については、
秋山を除く先発全員安打となり、
いい感じで攻撃できました。


今日の秋山は打てませんでした。
甘い球(ど真ん中の直球)で打ち損じたり、
厳しくない球で2打席連続、打ち獲られたり
打ち気が先走って
タイミングが合っていませんでした。
でも、秋山のことですから、
いつでも復調できるでしょうから
それほど心配していません。


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一方、光成については、
先日、2軍のヤクルト戦で
フルボッコされていましたが、
今日は6回(104球)を投げて
被安打4、与四球1、失点2、自責点1
奪三振5と、
結果的に好投して久々の勝利投手に!


とにかく、今日の光成は、
フォークが冴えており、
そのフォークで三振奪い、
凡退の山も築きました。


光成自身、森のサインに
何度もクビを振りながら、

武器となるフォークを投げて
オリ打戦を封じていきます。


自責点がついた5回表は、
先頭のマレーロに高めに入った直球を
叩かれて二塁打を浴び、
暴投から三塁へ進まれて無死三塁に。
しかし、光成は、
中島からフォークで空三振奪い、
大城をフォークで三ゴロに仕留め、
その間に1点失い、西野に与四球も、
最後の安達も
フォークで二ゴロに片付けます。


大城の三ゴロでサード呉は
ファーストへ送球しアウトを1つ稼ぐも、
その間に1点失いました。
まあ呉がホームへ送球しても
間に合った感があっただけに、
光成は不満な顔をしておりましたが、
今の呉は守備が上手くないから、
下手にホームへ投げたら悪送球になって、
1点失い、一死も獲れず新たな走者を残す
といく危機が考えられます。
点差があったわけですから、
ここは確実に一死を稼ぐ
呉の判断で正しかった
と思います。


ただし、光成は
フォークが冴えていたから
大きな武器となって相手を抑えましたが、
フォークは諸刃の剣でもあります。
武器になる反面、
使いすぎると
スタミナを奪います。


光成は、以前もフォークを多投して
途中でバタバタになっています。


今日については、
結果的に魔の6回を含めて
抑えることができましたが、
5~6回は、100球未満でしたが、
フォークを多投した分、
(特に中軸に対し)
スタミナが切れてきており、

制球にばらつきが見られるようになり、
甘く入る球も散見され、
フォークの沈みも緩くなりつつありました。


光成の場合、
困ったときのフォークを
すぐに多投して

スタミナ消耗に響く面があります。
ある意味で、怖いんでしょうね。
その怖さからすぐに伝家の宝刀を
立て続けに使ってしまう。
抑え投手ならそれでも良いですが、
先発投手ですから
スタミナのことも見据えなければ
なりません。


しかし、光成のストレートは
堂々と投げれば一級品です。

フォークをときたま見せ球で使えば、
そのストレートの威力は増します。


自分のストレートに
もっと自信を持って
ストレートでもっと攻めてもいい

思います。
もちろんストレート一本槍はダメですが、
またフォークを決め手で使ってもいいですが、
それを使いすぎず、
変化球を見せ球でも使いつつ、
ストレート勝負を
もっとして欲しいですね。


今日は魔の6回も含めて抑えて、
とにかく一安心ですが、
今日のようにフォーク多投の投球では、
CSで鷲鷹相手にはまだ不安を残します。


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リリーフ陣については、
まず武隈の復帰は
この時期だけに大きい
ですね。


野田については、
最近の連投の疲れが出たか?
低めを意識していても、
球が高く浮いてしまった
ところを痛打されます。


二死満塁で出てきた平井は、
小島に対し、低めに球を集めながら
最後は森のサインにクビを振って
得意の外角低めスライダーで
空三振を奪って凌ぎました。
しかも、際どくコース一杯に
決める制球力も見事であり、
本格化して頼もしい限りです。


で、点差があったことから、
最終回にドラ2中塚が出てきました。
プロ(1軍)初デビューです。
そして、安達、T岡田に対して、
自慢の速球ストレートで挑み、
わずか2球で二死を奪います。

おいおい三球で三凡???
しかし、
吉田、ロメロ、小谷野の中軸に対して、
12球全てボールで
3者連続与四球により
いきなり満塁のピンチに!!
結局、そこで降板となり、
ほろ苦いデビューになりました。
でも、ある意味で、
豪快なデビューでしたね。


その後、スクランブル登板になった増田が
マレーロに2点タイムリーを許しますが、
一応、中島を二ゴロで火事を消しました。


まあ今日の試合の点差は3点差でしたが、
最後の2点は余興でしたね。


でも、中塚にとっては、
今日の経験は糧になるでしょうから、
今後もめげずに頑張って欲しいです。


ちなみに、中塚というと、
図体が大きく、豪快な速球ストレートを投げますが、
今日の三者連続与四球を見てもわかるように、
(まあ初デビューですからビビるのもわかりますが)
図体がでかい割には気が小さい?
という印象を持ちます。
漫画「キャプテン」の近藤と
イメージが重なります。


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さて、今日はオリックス最終戦で、
最後を連勝で締めることができて良かったです。
今年のオリには、投打ともに天敵が多くなり、
苦しめられながら10勝14敗と負け越しました。
来季は直接対決でも勝ち越して、上位につけたいです。


オリックスの皆様、
今年も一年間、ありがとうございました。
ぽんた君もありがとうございました。


↓↓↓試合前(西武球場前駅に到着)


↓↓↓試合後(西武球場前駅からの帰宅)


ちなみに昨日の試合後のぽんた君
(2次会無いな・・・)


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今日の楽天は、
ソフバンを相手に則本で挑んでおり、
一旦、逆転したものの、
再び逆転され返されて負けました。
これで楽天との差は3ゲーム差に
ようやく拡大できました。


2位争いについては、
楽天より優位にはありますが、
最後までもつれそうで、
10/2~3の直接対決がネックです。




次の試合までは時間が空きますが、
28日(木)に苦手なヤフオクで
ソフバン戦になります。

雄星は10/2の楽天戦で見据えているようなので、
十亀あたりの気もしますが、、、
誰がソフバン戦意回るか?わかりません。
ただし、CS2は、
西武がイップス的に苦手とする
ヤフオクで開催されるわけなので、
CS2予行演習として、
自信を少しでも取り戻す野球を

して欲しいです。