下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

西武の“鬼門”ヤフオクドーム、日本一を目指すチームの鬼門突破のカギは?

昨夜もヤフオクで惨敗。
結局、今年は
ヤフオクで1勝11敗。
北九州も含めれば
鷹の敵地で1勝12敗。
徹底的にやられました。


西武というチームは、
天敵投手があちこちにいたり、
天敵打者(例えばオリの外国人等)もいたり、
おまけに、天敵球場まであるように、
ある意味で、
苦手なモノはとことん苦手で
何度でもやられてしまう。

というわかりやすい特性を有しています。


こちらから見れば、意識は苦手一色、
天敵から見れば、自信過剰一色
(球場には意思がありませんが、鷹軍団として)
その意識の差がさらに負のスパイラルを促進し、
天丼状態がいつまでも続いてしまっています。


まあ辻監督の表現で言えば「慎重すぎる」でしょうが、
早い話、苦手意識から
「萎縮している」というイメージです
昨日の与四死球も、源田のミスも、
非力な下位打線に一発見舞われるのも
あの嫌悪感を感じるヤフオクの空気も相まって
その苦手意識が助長されて
萎縮しまってガチガチになって
やられてしまうパターンですよね。


典型的なのが、
天敵・鷹に睨まれた雄星ですね。
自信のある鷲軍団には、
二段モーション云々の問題もはねのけ、
実力を存分に気分良いくらい発揮しますが、
天敵・鷹を相手にすると、
萎縮しまくって怯えるネコ状態で、
全く自分の投球がデキなくなってしまう。


まあ、それがヤフオクだと
全員でイップス状態に陥ってしまうんでしょうが、


まずはCS1突破が
実現してからの話ですが、
CS2になって苦手ヤフオクで
どれだけ開き直って
プレーができるか?
どのみち、
今年は徹底的にやられたんだから、
もう開き直るほかありません。
命までは獲られませんからね。


久々のCSなんだから
この醍醐味を楽しんで欲しいですね。


ただし、CS本番になれば、
鷹軍団だって堅くなります。

そこで1~2戦を奪うことがデキれば、
鷹軍団も冷静ではいられず、
さらにガチガチになります。
まあ開き直られるかもしれませんが。
でも、短期決戦って、
何が起こるかわからないし、

そのガチガチ度の差が響きますからね。
しかし、鷹軍団を乗せてしまったら、
もう手をつけられなくなりますから、
できることなら出鼻はくじきたいですね。



西武の“鬼門”ヤフオクドーム、
日本一を目指すチームの鬼門突破のカギは?
9/29(金) 17:21配信
 
今季ヤフオクドームでは1勝11敗、メットライフでは8勝4敗
 最後まで苦手意識は払拭できないままだった。辻発彦監督率いる西武ライオンズ。28日に、敵地ヤフオクドームでソフトバンクとの今季最終戦を戦い、5-8で敗れた。先制点を奪いながらも、先発の岡本洋介がソフトバンク打線に捕まり、試合をひっくり返された。
 その後も、リリーフ陣が四死球から失点を重ねる悪循環に陥り、ソフトバンク打線に許した安打はわずか5安打にもかかわらず、9四球1死球を与え、8点を奪われた。指揮官も「一番多かったのは四球。それが全て」と険しい表情だった。
   今季の西武は、ヤフオクドームで12試合を戦ったが、わずか1勝しかできず、11敗を喫している。ホームゲームでは8勝4敗とソフトバンクに勝ち越しているにも関わらず、クライマックスシリーズ・ファイナルステージの舞台となる敵地では厳しい戦いを強いられている。
  辻監督は28日の試合後に「慎重になり過ぎるのか。ここがホームランが出やすいというのもあるんだろうけど。そういうところで大胆にいければいいんだけどね」と話していたが、これは何もこの試合に限ったことではない。今季の西武のヤフオクドームでの戦いは、デジャヴのように毎度同じような光景が繰り広げられてきた。
  今季、西武はヤフオクドームでの12試合で防御率7.74。もちろん、これはパ・リーグ球団との対戦の中でワーストの数字だ。ホームゲームは3.81となっており、格段に悪い。被本塁打23本も、他のビジター球場に比べて群を抜いている。さらに63四死球もワーストで、次に多いKoboパークの43四死球の約1.5倍も与えている。


“鬼門”防御率は7.74、打率も.203と奮わず…
 指揮官の「慎重になり過ぎるのか」との言葉を借りれば、ホームランテラス席の存在をバッテリーが過剰に意識し、慎重な攻め方になる。これにより、カウントが悪くなったり、さらには四球が多くなる。走者が溜まり、バッテリーが追い込まれた状態で投げて、甘くなったところを痛打される。無駄な失点がかさみ、さらには被本塁打が増え、もっと慎重になる。より苦しくなる。このパターンに陥っているように見える。
  一方の打線も、ヤフオクドームでの戦いを苦手としている。打率.203は全球場の中で最も低く、投手陣がダントツの23本塁打を浴びている一方、打線は9本塁打と少ない。チーム防御率2.79とヤフオクドームで圧倒的な強さを誇るソフトバンク投手陣に、徹底的に抑え込まれている。
 「ピッチャーが点を取られれば負けるし、接戦に持ち込めればどうにか勝ったりもしてるけど、ピッチャーが抑えないとな。もうちょっと大胆に考えないと、リード面も。逃げたら、やっぱり打たれる。球威のないピッチャーは、ストライク先行して、ボールを振らせるってしないと。ボール先行して取りに行ったら打たれる。慎重に慎重になりすぎるといけないと」と辻監督は言う。
  まずはクライマックスシリーズのファーストステージを突破しなければ、その先はない。ただ、ファイナルステージに進出すれば、再び鬼門ヤフオクドームでソフトバンクと戦うことになる。同じ戦いをしていては、厳しい戦いになるだろう。先発マスクを被った捕手別に見ると、炭谷が8試合で8敗、岡田が3試合で1勝2敗、森が1戦1敗となっている。カギを握るのは、バッテリー。恐れることなく、攻め込めるかが重要だろう。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani