下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【楽天との因縁2017】

今年、楽天とは
岸FA移籍を皮切りに
様々なことがありました。
簡単に振り返ります。


◇岸問題
今シーズンより岸が楽天で投げることになり、
楽天は昨年以上に快進撃を繰り広げ、
前半戦は首位を走りました。
この楽天の勢いは、
岸の加入により先発ローテ大柱が築かれたとともに
美馬らの意識を高揚し、彼らの底力を引き上げ
一方、外国人衆を中心とし打撃力が向上するなど
複合的に左右して形成されました。 
 
岸との対決は、早速5/7に所沢で実現しました。
当然、負けられないわけでしたが、
結果として、完敗しました。
おかわり君、メヒアが一発を放ちましたが、
これは岸が遊びながら投げた球でした。
またこの日、話題になったのが
岸に対する我々のブーイングでした。
しかし、結局のところは、
逆に、ブーイングをすればするほど
岸と楽天の株を上げる結果
となり、
宣伝効果を望む楽天サイドの思うツボ
になりました。
おまけに2度目の岸との対決も大完敗。
(※このときは誠の自滅もありましたが)


これ以降においては、
西武を引き離す楽天にとっては、
西武のことは眼中に無く、
鷹を重視するようになって、
岸や則本を鷹戦にぶつけるローテ
を組むようになります。


雄星が先発した8月3日(木)
ローテ通りなら岸が登板予定でしたが、
2週後の鷹戦に向けて登板をずらしました。 
所沢で投げにくいこともあったでしょうが、
まだこのときは獅子に差をつけていたので、
また鷲は雄星戦は捨てる戦略であったので、 
眼中に無い獅子より、目前の鷹を選択。


しかし、西武にとっては、
鷲が獅子を舐めて
鷹ばかりに照準を合わせてくれたので、
その隙を突くことができましたね。
炎獅子祭りの力も借りた
8月1~3日のカード三連勝を皮切りに、
雨&鳥による引き分けを挟んで
怒濤の10連勝を果たして
鷲軍団を差し切り順位を上回りました。


岸の方は、
久々に通年で投げることができたものの、
味方打線の援護を受けられず
7/19以降11連続勝ち星無く7連敗。
10月4日現在で8勝10敗と負け越し。


一応、9月になって
西武戦へようやく岸を投入しましたが、
雄星が抑えて、
獅子新旧エース対決を制しました。

結局、後半戦の楽天は
岸という宝を十分発揮できず。
ただし、岸自身の投球に
一流の実力が健在ですから、
CSの大舞台で対峙してくれば、
所沢の空気で投げにくくとも、
当然、侮れるわけなく、
無策で挑めばスカスカやられます。
無論、CSで対峙するならば、
策を持ってぶちのめすのみです。


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◇雄星二段モーション問題
雄星は鷹に対して大の苦手で全く勝てず。
しかし、鷲に対しては
絶対的な自信を持って負け知らず。
鷲軍団から見れば、
この雄星を何としてでも打ち崩したい状態。


しかし、8月17日の楽天戦(仙台)で
いきなり二段モーションの指摘されます。
しかし、結果としては、
クイックで切り抜けゼロ封で勝ちます。
この二段モーション問題については、
審判団の虚偽等がありましたが、
・何故、この時期(8/17)に指摘?
・何故、雄星だけ指摘?

 (日ハムの投手が一人犠牲になりましたが)
ということがネックになりました。
ネックの指摘時期については、
西武が鷲鷹より差を開かれた状態には
特に指摘が無かったのに対し、
西武が鷲に差を詰めて、
鷲の順位が危ぶまれ始めた時期に指摘

されたということが、
様々なきな臭い憶測を
呼ぶきっかけになりました。


それでも、二段モーション問題は、
西武球団と審判団の和解による手打ち
収束方向に向かっていました。
しかし、それを鷲が
蒸し返す策を講じてきました。


8月31日の楽天戦では、
モーションを修正した雄星が先発登板。
ただし、不慣れな修正モーションなので
戦前は不安がつきまとうことを否めず。
その中、池山コーチが事前報道を通じて
雄星に対して「少しでも怪しい動きなら
二段モーションを徹底して指摘し、
揺さぶっていく
」と故意に流します。
結果として、ブラフになりましたが、
ブラフだろうが、どうだろうが、
狙いは戦前から雄星を揺さぶって
雄星を萎縮させる作戦。
勝負の世界が故に当然の策でしょうが。


しかし、結果は、雄星が
その試練を乗り越えて

鷲軍団を再び轟沈。
その後2戦においても、
岸との対決がありましたが
鷲軍団を撃沈し続けることに成功。
結局、今年の対楽天戦成績は、
8戦全勝、防御率0.82と圧巻。
(鷹には4戦全敗、防御率7.97)

楽天にとっては、
雄星に対してお手上げ状態に陥っており、
雄星劇場はCSでも十二分に期待できます。

ただし、雄星が頑張っても、
西武打線が則本や岸を相手に
打ち崩せないと勝ち星を逃す危機を残します。


◇雨・鳥にやられた
 痛恨の引き分け
8月30日の楽天戦(仙台)では、
この試合においては、
初回裏に3点を先制されましたが、
浅村の2ラン弾で流れを取り戻し、
岡田タイムリーで勝ち越し、
山川の3ランでダメ押し

鷲軍団を4点差つけて突き離します。


しかし、8回表が終わってから
 どしゃ降りの雨
鳥の群来襲により
1時間以上の一時中断となります。
 一応、鳥を追っ払ったら
まだどしゃ降りだけど
強行して試合続行!


強行した8回裏では、
シュリちゃんが雨の中ボロボロ。。。
雨がどんどん降ってきて
もうびしょ濡れの状態
で、
マウンドもぐちゃぐちゃ。
シュリちゃんは指に塗れた球がかからず
もう抜け気味の球を投げるか、
バッティング投手のように
打たれる球を投げるのがやっとの状態。
本来ならもう雨でできない状態でしたが、
中断せずにそのまま続行を強行する形に。


結果としては、
8回裏に楽天がしっかり追いつき
この8回が事実上の最終回となり、
8回コールドの同点引き分け。
勝てるゲームを逃しまし、
何か合点がいかない結末に。


鳥の群れで試合が中断  楽天×西武戦  Koboパーク宮城 珍事


まあ結局は、
その後も西武は楽天に勝ち続け、
終わってみれば2位の座を奪取したので、
今となってはお笑いゲームの思い出ですが。


◇順位逆転
前半戦、楽天は首位を走り、
3位の西武と最大11.5差を開きますが、
レギュラーシーズンが終わってみたら、
西武が楽天に先着して2位を確保。
CS1の本拠地開催権を得ました。


西武が楽天を差し切って
2位に浮上してからは、
獅子、鷲ともに仲良く
勝ち負けをつき合うようになり、
獅子と鷲の差は開かず
一方、鷹の独走を許しました。


結局、獅子が
鷲に大型連勝し続けたこと
この結果に大きく響きました。
楽天側から見れば、
この結果は屈辱的なものになり、
因縁を深めたきっかけになりましたね。


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今年の西武と楽天は
様々な因縁がありました
が、
レギュラーシーズンの決着は
獅子軍団に軍配が上がりました。


ただし、まだ決戦は
CS1の大舞台で残されています。
最後に笑うのは
その大舞台の最終決戦を
制した方でとなります。


楽天との因縁2017に
決着をつけるべく
鷲との最終決戦を突破し、
屈辱を晴らしに

福岡へGo Fight!

ところで、
楽天に強い直人さんの
最終試合(引退試合?)
CS1で飾って
あげられませんかね?