下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【CS1st】決戦の幕開け:Play & Enjoy the game, Catch the Flag!久々の大舞台を堂々と楽しみ、栄光をつかみ獲れ! ほか【追伸(懸念事項)】

ついに明日、
クライマックスシリーズの開幕です。


明日はチケットを買えたので
観戦しに行く予定です。
まあ今日、高知へ日帰り出張に行っていて、
帰りの飛行機が満席だったので、
今日中に帰れず、
明日朝一番で帰って西武ドームへ直行?
でも、
万一、飛行機が予定通り飛ばないと
間に合わないか???
などの心配をしていました。
たまに羽田発の朝一便なのに
機材繰りがダメで欠航とかありますからね。
まあキャンセル待ちで乗ることがデキたので良かったです。
でも、今日は4時半発の朝一便なのに、
行きのバス(所沢→羽田)も満席で混んでました。
帰りも満席でしたね。
旅行者が多く、世の中、景気がいいんだなぁ
と思わされますね。
来週月曜日から3日間、熊本に出張ですが、
これがまた市内の宿が空いていないんですよね。
とりあえず禁煙室で何とか押さえましたが、、、
煙草が吸えないのはつらい。。。まあそれよりも、
仕事でCS1の第三戦(あれば)、CS2の緒戦が
観ることができないおそれがもっとつらいですが。
また日本シリーズの週が仕事で
陸の孤島のよう田舎に行きっぱなしだから、、、


話は脱線しましたが、戻しますと、
楽天と対峙するCS1の先発は、

でほぼ決まりのようですね。


今年、西武は楽天に
16勝8敗と大きく勝ち越し、
防御率、打率、打点・得点、盗塁などなど
様々な項目で上回る数値をマークしています。
その結果が順位につながっており、
西武の方が優位のように見えます。
しかし、レギュラーシーズンでは
楽天も獅子よりも鷹に重きを置いていたので
岸の登板も少なく、悔しいですが、
そんな中でも岸には抑えられています。
遊びながら投げて
おかわり、メヒアに被弾した2点を除けば、
今年対戦した3試合とも
西武打線が奪えた得点は
1試合当たり2点がいいところです。
そんな中で雄星が楽天戦に8勝0敗で、
楽天戦での白星を稼ぎまくりましたから。。。


それを踏まえると、
まあ抑えの松井裕に不安があるものの、
第2戦の十亀vs岸については、
十亀は失点を2点以下に抑えないと苦しいです。
一応、十亀の楽手戦での防御率は1点台ですが、
十亀の場合、力んだら自滅して
急投壊するリスクを有してますからね。
したがって、正直、第2戦は
楽天の方に分があること
を否めません。


で、第3戦の野上vs美馬については、
野上は楽天戦成績が良くないですが、
楽天が絶好調だった5月に1試合だけなので
ある意味で、参考外です。
直近2試合(9/23や10/1)のように
ストレートの制球が決まり、
チェンジアップとフォークを上手く混ぜれば
そう簡単には打たれないでしょう。
逆に美馬の方が
前半戦に見せた覚醒版・美馬ではなく、
普通(昨年まで)の美馬に戻っているので、
獅子打線が打ち込みを期待できます。
それらを踏まえると、
第3戦はこちらにやや分があるかも
と思わされます。
まあ野上も絶対的な存在とは言い切れず、
美馬も覚醒版に少しでも復調しているかも
しれませんから、
第3戦の勝算は西6:4楽
いうところでしょうか。
もちろん、紙一重の出来事により
流れが左右する短期決戦なので、
流れ次第では五分五分となり、
出たとこ勝負になるかも
しれませんが。


となれば、西武が2勝挙げるには、
雄星を投じる緒戦は落とせません。
もちろん、楽天側も
則本を投じる緒戦を落とせない意気込みです。
緒戦は1点が左右する
ガチンコ勝負になる
でしょう。
まあ過去のCS1を見てもわかるように、
2勝した者が勝つ超短期決戦ですから、
CS1は緒戦白星なら
突破率が91・3%と高いです。
それ故、緒戦は最重要なカギを握り、
先手必勝が絶対ということ
を否めません。


さて、緒戦は、楽天を圧倒的に
ぶちのめしている雄星が先発ですから、
普通通りに実力を発揮すれば
雄星が楽天打線を抑えてくれるでしょう。
そのことは楽天自身も覚悟しているから、
則本の方は「何が何でも失点はしないぞ!」
という意気込みで対峙してきます。
当然、則本がリズムに乗ってきたら、
獅子打線は完全に封じられるリスクは高まります。
それ故、懸念されることは、
雄星見殺しの惜敗です。


それだけに
則本には序盤をしっかり攻めて
リズムを乗せないよう、
則本には球数を放らせて
スタミナを消費させて
中盤でも得点チャンスを作れるよう、
対峙して欲しいですね。
特に、則本自身、
「何が何でも失点はしないぞ!」
と意気込んで投げてくるので、
それを逆手にとりたいです。
それには
とにかく先制点を奪うことです。
失点すれば、
もうこれ以上失点できない
さらに意気込んできます。
ギアを上げてくるでしょうが、
逆に雄星が楽天打線を抑えている以上、
焦り力みを生む可能性も期待できます。
その焦りと力みが生まれれば
追加点を奪うチャンスも見込めます。


あとは雄星の方が大舞台といえど、
力まず投げることができるか否か
がネックです。
雄星自身、
今年はエースとして完全覚醒しました。
昔の直球&スライダーの二者択一投球から
他の変化球を織り混ぜるようになった
という技術的な向上もありますが、
二段モーション問題が生じながらも、
その逆境を乗り越えたように
精神面でだいぶタフになりました。
昔の雄星だったら
精神的に潰れていたでしょう。
そんな中、楽天に対しては
絶対的な自信を持っているので、
鷲を強気で圧倒してきました。


しかし、そんな雄星が
何故か、鷹戦だけは
昔の雄星に戻ってぼろぼろになります。
やはり強い苦手意識が根付いているので、
その影響によって萎縮してしまうこと
が負のスパイラルに陥っている
ように思えます。
(本人ではないのであくまえ推測です)
すなわち、メンタル面の問題であり、
雄星自身、メンタル面は完璧になった
とまでは言い難いと考えられます。
(何かの拍子で崩れるリスクは残っている)

その絶対的自信苦手意識
対照的になったのが、
最初に二段を指摘された楽天戦では
クイックに切り替えて抑えたときと、
2度目に指摘されたソフバン戦では
完全にぼろぼろになりましたときでしたね。


もちろん、今回も楽天戦だから
絶対的な自信を持って投げるので、
楽天打線に対して優位であること
は変わりません。
ただし、
負けたら終わる超短期決戦の大舞台なだけに
今までのレギュラーシーズン以上に
絶対に負けられない、
ミスは絶対に許されない
面があるので、
それを過剰に意識しすぎる
とヤバイです。


もちろん、この話は、
雄星だけではありません。
獅子軍団の中でCS、日本シリーズを
まともに経験しているのは、
おかわりや栗山などのベテランがいますが、
雄星、山川、森、外崎、金子、源田、
(先発として)十亀&野上など
若い主戦選手らが
大舞台を未経験です。
未経験が故に怖い物知らずで
勢いに乗る可能性が期待できますが、
ガチガチになってしまうリスクも大です。


山川も図体は大きいですが、
意外と繊細のため、
今年の開幕時期や4番に入ったとき
意気込みしすぎてイレ込みしすぎて
ぼろぼろになりましたよね。


逆に楽天の方は、
則本や美馬のほか
野手も茂木、オコエや外国人以外
巨人との熾烈な日本シリーズ経験者であり、
岸も日本一経験者です。
松井裕は侍ジャパン
度胸をかなりつけています。


この経験の差は大きく、
我が獅子軍団は、
勢いに乗ると、
調子に乗っちゃって
どこまでも木に登りますが、
勢いに乗れないと、
ガチガチになっちゃって
どこまでも落ちていく
わかりやすいチームです。
それ故、栄光をつかみ獲るためには
勝たなければならない戦いですが、
特に因縁のある鷲に決着つけるには
この最終大決戦で打ち砕くことになる分、

CS1は負けらえない戦いとなりますが、
それを過剰に意識しすぎること

普段の実力を出し切れず
マイナスにしかなりません。


とにかく、
昨年まではBクラス続きだっただけに、
今年は久々のポストシーズンです。
緊張感を持ちながらも、野球を
この時期まで、しかも大舞台で
野球をやることができるのも久々
です。
当然、この経験は
各自を成長させてくれるいい経験でもあり、
わくわくする経験でもあります。
それ故、久々に味わえる、
若手にとっては初めて味わえる
この経験をいい緊張感を保ちながら
ある意味で、失うものはないと開き直り、
是非とも楽しんでほしいです。



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【追伸(懸念事項)】
楽天の 松井稼頭央
指導者への要請を固辞して
現役続行を決意して戦力外となりました。
スポーツ新聞やTwitterなどでは
松井稼頭央の西武復帰論
が話題になっています。


その復帰に関しては、
将来の西武指導者としてのスカウト
も意図されています。

しかも、
ナベQが「戻したい」と発言していたとか、
源田の教育係にとか、
あとはオーナーの了承次第とか、
報道されています。


正直、岸のFA時に、
人的補償で稼頭央を獲れれば、
将来の西武指導者候補として確保でき、
稼頭央グッズで稼ぎが期待できるほか、
稼頭央を精神的支柱にしている
楽天の若手へダメージを与えたり、
稼頭央さんでも
外様にはプロテクトせず厳しいんだ
という楽天内で疑心暗鬼を生む可能性
などが見込めるので、
以前、本ブログで
稼頭央の人的補償を案の一つ
として記載しました。


もちろん、先月までだったら、
稼頭央復帰論は賛成でした。




しかし、現在は事情が違います。
※別に、稼頭央のことを嫌ってはいません。
 指導者で獲るなら、どうぞ、どうぞです。
 背番号は「77」ね。


というのも、先日、
世代交代を意図する
ベテラン一掃の戦力外通告
したばかりです。


もし、今ここで稼頭央が復帰させることは、
球団の「世代交代」という大義を
揺るがす愚行になります。


先日、クビを切ったばかりの
直ちゃん、鬼ちゃん、上ぽん、大崎、
キムショーらに説明できない話です。
ある意味で、
直ちゃん、鬼ちゃんより
年上の稼頭央が戦力になる
ということになります。
確かに稼頭央が衰える前は、
直人や鬼ちゃんらより遙かに上の実力者
でしたが、現在の実力なら、
年齢的に若い直人らの方が上であり、
戦力としても上です。
もちろん、指導者としても期待できます。


一応、上本、大崎に続き、
鬼ちゃんも引退するようで
球団には残るようですが、問題は直人です。
確かに直人外様でありますが、
『ライオンズで死のうと思っていた。』
とまで言ってくれる大切な人材でした。
その言葉に続いて
『常勝チームの苦しい時期を、
 どう支えられるか。
 そこで自分の力を出し切ることは
 出来たと思う。悔いはない。楽しかった。
と本人がコメントしていることを考えると、
西武とはこれで縁切りの可能性が高いです。


「世代交代」という旗印のもとに、
そんな直人のクビを切っておきながら、
獅子OBとは言え、
もっと年をとった老兵を獲る
というのは、完全に矛盾した話です。


結局、西武という球団は、
外様にはどんな貢献をしても外様扱いする
という既成事実を作るようなものです。
数年前にナベQやデーブが
工藤へ最後の花道を作りたいとい意思から
工藤が最後の最後に西武へ復帰したときと
事情が全く違います。

もちろん、首脳陣や我々ファンは
稼頭央への馴染みはありますが、
栗山らベテランだって重なってなく、
特に教育を必要とする若手にとっては、
稼頭央よりも直人の方が馴染み深く、
恩義も強いでしょうから、
もし稼頭央を復帰させれば、
若手らに疑心暗鬼を生むでしょうし
秋山や浅村、牧田らは
安心してFAして行くきっかけになります。


下手をしたら、
路頭に迷っている直人
楽天が奪取する可能性だってあります。
そうなれば、
戦力としてもこちらに分が悪く、
人望の厚い指導者候補を完全に失うこと
になります。
楽天にとっては得な話、
西武にとっては損な話になるでしょう。


まあTwitterでは、
実は双方で直人と稼頭央を交換する意図がある
戦力外通告
では?という話が出ていましたが、
そんなめんどくさいことをする必要はなく
だったら、普通にトレードすればいい話です。
戦力外通告となれば、
他球団が狙う可能性もゼロではないですし。


もし最終的に交換という形になったら、
step1.西武が直人をクビにする
step2.楽天が稼頭央をクビにする
step3.西武が稼頭央を復帰させる
step4.だったら楽天も
    直人を復帰させる
という手順でしょうね。


まだ松坂なら
『先発投手不足問題を低減するため』
という大義が立つので、
若手にも納得させやすいし、
こちらも理解できます。
(復活できるかは置いておいて)


もし本当に稼頭央を復帰させるなら、
直人と縁切りになることが無いよう
総獲りしていく配慮が必要です。


とにかく慎重に冷静に
大義を失わないよう

愚行にならないよう
対応して欲しいですね。