下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【CS1st(vs楽天)第1戦inMLD】キャプテンの出鼻をくじく一発、打者一巡の猛攻により鷲のエースを轟沈!一方、獅子のエースが絶対的な自信を持って鷲打線を完封!いい緊張感と集中力をもって投打が噛み合う圧勝劇で緒戦を制し、CS1へ王手かける。明日は獅子の旧エースと対峙するが、キャプテンが決意表明「明日で決める」

さてクライマックスファーストの緒戦。
先発は雄星vs則本であり、
CS1において大事な緒戦です。


今日は応援しに観に来ました。
ここで観戦です。

ちょうど席の前に
報道のモニターがあって
試合中、選手らの表情なども伺えました。

試合前の先発・雄星です。

試合前のレオ&ライナです。

ちなみに、観客席のゾーンは、
楽天応援団が外野席の半分。
他のファン層はそこからポールまでの列に集中。
早い話、楽天ファンが集まったのは
外野席中央線からポールまでのエリアで、
あとは獅子ファンで球場が埋まりましたので、
ホーム開催の利点を活かした空気になりました。
でも、ヤフオクや宮城だったら、
ビジターエリアは
もっと狭い収容所状態ですから、
それよりは相手に温情はあるのでは
ないでしょうか。
しかし、楽天応援団も
途中から声を大きく叫んでいましたので、
応援の意気込みは負けていませんでしたね。


今日のスタメンについては、

1番8秋山、2番6源田、3番4浅村、
4番3山川、5番D森、 6番9外崎、
7番5おかわり、8番2銀、9番7金子


外崎が6番で栗山がベンチスタート
というところはありましたが、
レギュラーシーズンと比べても
比較的、スタンダードに組んできましたね。


ーーーーーーーーーーーーーーー
試合については、初回から動き、
炎獅子打線が則本の立ち上がりを
しっかり攻め落とし、
則本のリズムを壊すことに成功。
則本は頭に血が上った状態で
もうボロボロになり陥落しました。


初回裏、
まず先頭の秋山が
内角の打ちにくい球に手を出して凡打。
えっ?いきなり初球打ち凡打!
と嫌な予感がよぎりましたが、
次の源田に死球を与えて一変します。
左足の内モモ?あたりにぶつけられ
一瞬、負傷の心配でドキっとさせましたが、
その後も続行できたので安堵しました。
(試合後に何か出なければいいですが。。。)


ただ源田がぶつかったときに
ハーフスイングのようになったので、
則本は「バット回っている、回っている」
と必死に主張するばかりで
謝る素振り全く無し。
審判は「バットは止まっており、与死球」
と適切な判定。
当然、則本の態度の悪さにブーイング。
でも則本も焦っていたんでしょうね。
楽天側から見ると、
相手は手がつけられない雄星ですから、
◇絶対に1点も失うわけにいかない
◇そのため、失点する機会も
 極力、潰さなければならない
という意識があったでしょう。
則本自身も、雄星が相手なので
自分チームの打線への信頼感はゼロ。
リードを許したら終わるという感じでしょう。
それ故、則本自身には
「オレが絶対にゼロで抑えないと」
という気持ちが過剰にあったでしょう。
則本に弱気は無かったですが、
その焦りから力みにつながります。
次の浅村に対しては、
与死球直後でしたが、
初球に強気でインハイを攻めます。
しかし、
2球目もインハイを攻めますが、
球がやや中寄りの高めに甘く入り、
レフトスタンドへ
先制2ラン弾を放ち、
則本の出鼻をくじきました。
浅村自身も、気合いが入っており、
集中力が高い状態で打ち切りましたね。


もう則本はこれ以降も
自分のリズムを
取り戻すことができません。
山川、外崎に与四球でピンチも作ります。
森は粘るも三振し、
おかわり君がありゃりゃの三ゴロ
この回は2点で止まります。
しかし、則本の立ち上がりで
しっかり2点を奪ったのは
試合の流れを掌握するのに十分でした。

相手は「雄星から3点も奪わないと」
という意識にさせられる羽目になり、
「もうこれ以上は何が何でも失点できず」
という焦りを生むきっかけになったからです。


↓↓↓1回裏:源田の打席

↓↓↓1回裏:浅村の打席


2回裏も
後続が続かず無失点に終わりますが、
先頭の銀が低めを上手く打って
ヒットで出塁しました。
則本はこのイニングまでに
49球も嵩まされてしまい
余力が無くなりつつありました。


そして次の3回裏で
試合を決定つける猛攻で則本を沈めます。
則本は、浅村に与四球、山川に被安打、
森に与四球という形で
無死でほぼ自滅型の満塁
献上してくれました。
余力が無く気ばかり焦る則本は
リズムを取り戻すことが全くできず、
力んで制球が定まらず壊れた状態に。
まあ、悪いときの十亀、光成状態で、
自滅しながら崩れていくパターン
です。


次の外崎は遊ゴロで併殺コースに。
本塁はアウトも、外崎は一塁間に合い
併殺を免れました。
銀次ががっくり。
ここで併殺になったら、
相手に流れを取り戻す
きっかけを与えますからね。
一死満塁でおかわり君登場です。
ゲッツーだけは避けて!と祈る中、
ここで高めの変化球を中犠飛で1点追加。
おかわりさん、併殺打を疑って
申し訳ありませんでした。。。


さらに、同時に二塁走者森が
タッチアップして三塁へ進塁!

際どい判定で「セーフ」に。
則本がその判定に怒りまくります。
送球はアウトのタイミングぽかったですが、
ウイラーのタッチが遅く、
森の足が先に入っていたから
適切な判定だった
と思います。
でも、則本はもう完全に
頭に血が上っており、崩壊状態
でしたね。
怒りは爆発力の起爆材になることはあるけど、
こういう勝負事は短気は損気ですからね。
しかし、ベンチは
崩壊した則本を続投させます。
二死から次の銀が
左中間に2点タイムリーを放ち、
ここで試合は決しました。
ついでに、秋山、源田も続いて
西7-0楽となり
序盤で楽な試合展開に持ち込めました。


まあ則本については、
奪三振王のタイトルを獲るために
前回、ソフバン戦で投げて
今回、中5日で挑んできました。

その影響もあったんでしょうね。
あのソフバン戦では、
奪三振王を確定させても投げ続けて
しっかり6回投げてましたからね。
このときの続投も
ファイナルで対戦する鷹戦への確認
もあったんでしょうね。
鷹をマークするのもいいけど、
獅子をナメているからです。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
あと、楽天投手が青山に代わって
6回裏おかわり君が
ダメ押しの3ラン弾を

放ちましたね。

おかわり君が打つと活気がつきます。
ただ、相手は二線級の青山であり、
変化球を失投したところを打ちましたが、
その前の則本に対しては、
犠牲フライで打点を挙げ、
4回裏の三打席目は(結果は三直だが)
甘い変化球をヒット性の当たりにしたものの、
初回の三ゴロの状態は、
嗚呼!という感じでしたからね。
明日の岸や明後日の美馬からも打てるか?
というと微妙と思います。


結局、終わってみれば、
則本は4回105球7失点でKO。
7被安打、1本塁打、与四死球6


西武打線全体では、
交代者無しで全員安打となり、
11安打7四死球2本塁打で10得点。
この大舞台の緒戦で
一発有り、連打有りの猛攻をしかけ、
盗塁こそなかったけど、
則本の逆鱗に触れた犠飛で三塁へ進む森の走塁、
(まあもっと足が速い金子らなら余裕のセーフでしたが)
しっかり集中力を高めながら
四球を選ぶ選球眼を活かしました。
集中力を生かしながら
理想的な攻撃を成し遂げました。


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一方、エース雄星については、
戦前、則本さんは、
リードされるとギアを入れてくるので、
則本さんより先に点を失いたくなく、
先にマウンドを降りたくない
というようなことを言って報道があり、
お立ち台でも
「絶対、先にマウンドを降りたくない
 という気持ちで投げました。」
とコメント。
ただし、いい緊張感はあったようですが、
変な力みは無かったようですね。
お立ち台では、
プレッシャーとかはなくて、
 ワクワクしていました
とコメントしていました。


もちろん、鷲打線に対する
絶対的な自信があるからなんでしょうが。
でも、雄星、則本ともに
「先に先制点を許さない」という意気込みでしたが、
それを過剰に意識しすぎた則本と楽天勢
それをいい緊張感にして楽しんだ雄星
の差が出ましたね。


あとはソフバン戦でも
ワクワクしながら投げてね!


確かに初回の先頭・茂木と、
2回の先頭・銀次に打たれて
出塁を許しました。
序盤は状態が今一つで、
回の先頭に投げた球が高めであり、
相手もその高め球で
流し打ちを狙ってきました。
しかし、先頭で出塁させても
全く焦るところがなく、
失点は許しませんでした。


初回は出塁許した後にギアを上げ、
ペゲ、ウイラーから連続奪三振で凌ぎ、
2回は島内のセーフティバントで
銀が手前に落とされた球を
二塁へ送球して刺し、一塁も殺し、
結果的に併殺のバント失敗で処理しました。
正直、二塁へ送球したとき、
いつものフィルダースチョイスが頭によぎり、
そこで一死も獲れないと
流れを相手に傾けるおそれがあるので、
一瞬「バカっ!」と叫んでしまいましたが、
際どいところで二塁を刺し、
きっちり一塁も殺す併殺打を完成させ、
この併殺打が西武へ流れを促進させる
ファインプレーになりました。
銀さん、「バカっ!」と叫び
申し訳ありませんでした。。。
周囲の方々、不快な思いをさせて
申し訳ありませんでした。。。


そして雄星の方は
味方の援護点もあって、
もっと楽に投げることがデキ、
ギアをどんどん上げてながら、
鷲打線を次々に封じていきました。


気づくと8回までゼロ行進。
↓↓↓最終回でマウンドに立つ雄星

終わってみれば、雄星は、
被安打5、与四球1、奪三振5で
121球の完封勝利を挙げて
今年の楽天戦では、
無傷の9連勝で締めました。


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試合については、
浅村のヒロインでもあったように、
「流れはずっと
 ライオンズペースだった」

理想的な展開で緒戦を奪って
CS1突破に王手をかけました。

↓↓↓今日のスコア

↓↓↓勝利!

↓↓↓浅村ハイタッチ

↓↓↓2次会


さて、明日の第二戦十亀vs岸です。
岸の西武戦での結果は、
5/7 :7回3失点
5/28:7回2失点
9/14:8回2失点ですが、
5/7の2点(おかわり・メヒアのソロ)は
岸が試してみたくなって遊びながら投げたものだから、
やはり7~8回を2失点以下に抑えられる、
HQSを達成できるところに抑えられる
おそれが懸念されます。


それ故、十亀も2失点以下で抑えないと
危うくなるおそれが大きくなります。
確かに十亀は楽天に対して、
5試合30回1/3を投げて
自責点6と防御率が1.78と1点台です。
(失点は8点)
ただし、
大舞台で2失点以下は簡単では無く、
十亀も力むと急に自滅して投壊しやすい
ですから、投げてみないとわかりません。


正直、第2戦に関しては
分が良くないと考えています。


しかし、お立ち台に立った
キャプテンのお言葉は
『明日で決める
 と思うので、
 またよろしく

 お願いします!』
辻監督の方は、
『思う存分
 暴れてほしいですね。』


まあ勝って兜の緒を締めることは必要
相手も侮れぬ存在ですから、
決して相手をナメてはいけませんが、
明日、因縁に決着をつけ、
岸を倒して決めちゃいましょう。

Go WEST!
行くぞ福岡!

森コーチとともに!