下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

今週はドラフトがあります。経済効果を狙うもいいけど、今の西武にとって戦力面補強が喫緊な課題のはず。そこで勝手に考えてみたドラフト指名【個人的希望案】(ドラ1田嶋君or鈴木康君、ドラ2近藤君、ドラ3村上君、ドラ4清水君、ドラ5西川君、その他ケムナブラッド君など)

野球界はソフバンが日本S進出を
決めたらしいけど、どっちでもいいですね。
まあ、セ・リーグの方は
2日連続で雨天中止となり、結局、広島が
アドバンテージ&雨コールド、雨天中止で王手です。
追い詰められたDeNAには頑張ってもらいたいですね、。


さて、今週は26日にドラフトが予定されています。
西武の支配下登録は今年70人一杯で、
現在、戦力外になっているのが合計10名。
鬼崎、大崎、渡辺、 上本、木村昇、
岩尾、佐藤の7名、
キャンディ、ガルちゃん、ファイフの3名。
またFA流出の可能性があるのが最大4名。
(牧田、野上、銀、おかわり)
あとウルフ、シュリちゃんは、
現時点で契約は確定していません。
今後、2次戦力外通告があるかわかりませんが、
現時点で最大14~16名のロスが見込まれます。
ただし、ガルちゃんらの外国人枠(3~5人)は
新たな外国人の招聘になるとともに、
FA流出組の枠(最大4人)も人的補償の可能性があり、
あと松井稼頭央を出戻り可能性があるので、
抜けた人材をドラフトで補充する人数は
現時点で6名以上というところでしょうか。


ただし、未だに若獅子寮が
増築・改築されていない
ので、
また今回の新人で入寮する人数分だけ、
今の寮から追い出される
んですね(源田ら)。
この問題は後日、改めて。。。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、ドラフトで補強するにあたって、
現在のチーム戦力としての問題点・課題を簡単に見ると、


◆先発投手陣の不足
今年の先発投手ローテは、
雄星、十亀、野上、ウルフ、多和田と揃い、
6番手には洋介(たまに光成)が勤めており、
何とか6人体制を築いていました。
炎獅子での13連勝を見せた6カードで、
14勝1敗の15試合のうち
12勝が先発投手で勝ち投手になっていたように、
先発投手陣が6枚で機能していた時期もありました。
しかし、
ウルフも後半戦が勝ち星を得にくく、
洋介も最後は不振が続いており、
先発陣については、6枚の駒が揃いつつも、
勝ち星を計算できる駒は少なく、
優勝を見据えれば、駒不足を否めない
です。
さらに野上のFA流出のおそれ、
先発できる牧田流出の濃厚さ、
ウルフの年齢的下降線への懸念を考えると、
来年は先発陣の駒不足はさらに加速します。
それ故、もちろん、
光成の一本立ち、そのほか若手の台頭、
きちんと働ける外国人の補強などが
必須課題でありますが、
ドラフトやトレードによる
即戦力先発投手の補強
喫緊な課題です。


一方、中継ぎ陣については、
増田、牧田、トモミ、大石、武隈、
平井、野田、シュリちゃんと
それなりの駒が揃っていました。


ただし、牧田は流出濃厚。
シュリちゃんは、今年活躍しましたが、
速球あるものの、制球力が良くなく、
ストレート系一本槍の単調投球であるため、
そろそろ来年は研究されて
今年ほどの活躍がデキなくなるかもしれません。
(もちろん、継続契約できるかもありますが)


それでも平井や野田の台頭
トモミもまだ復調していませんが、
来年はさらなる復調を期待できるので、
決して余るほどではないけれど、
まあ平井のような即戦力
シュリ以上の外国人は欲しいですけど、
先発陣よりは問題のレベルが深くないです。


-------------------
◆捕手陣の全体的不足
来年の西武捕手陣については、
FA流出危機に有る銀を除くと、
(※年齢は来年のものを表記)
岡田(29歳)、森(22歳)、
中田(28歳)、藤澤(28歳)、駒月(25歳)と
僅かに5名。
しかも、森はまだプロ捕手として経験不足、
駒月も星引退に伴う捕手不足のために、
出戻りで即席捕手に転向。
出戻りといっても捕手をやっていたのは高校時代。
通年でまともに捕手をやっているの
30歳手前の中堅僅かに3名。
正直、中田や藤澤は万年2軍を否めなく、
年齢を考えると、
戦力外になってもおかしくないですが、
捕手の駒不足により2軍捕手として
生き残っています。
しかも、プロ捕手としての実力は、
森や駒月が中田、藤澤より下にあります。


結局、1軍レベルのプロ捕手は
岡田のみ僅か1名です。
確かに森が1軍レベルに育つかもしれませんが、
タイプ的に大成するかは微妙です。
それだけに銀のFA流出は大打撃であり、


チーム全体の捕手陣不足
星コーチが現役最終年に
故障で離脱したときから兆候を示し、
星コーチが引退したときから
露呈されている深刻な問題でした。
星コーチが故障離脱した昨年には、
藤澤も体調が優れなく、
中田が一人で2軍主戦捕手を担い、
猛暑の中、森や岡田が
親子ゲームで酷使されていましたね。


結局、捕手陣不足問題が
明らかに深刻化していたのだから、
昨オフのドラフトや
今年途中のトレード等で
捕手を補強すべきところ
を、
フロント陣は
駒月の出戻りコンバートの姑息な策だけで
お茶を濁して問題を棚上げしてきました。

フロント陣は、早い話、
森を捕手として育てればいいや!
という楽観的な安易な考え
から、
捕手不足問題に目をつぶってきました。
でも、1軍レベルのプロ捕手を育てるって
そう簡単では無いですし、
プロ捕手で大成するには
優れた身体能力の高さだけではなく、
それに向いたタイプであることも必要です。


一方、捕手というポジションは野球の要であり、
勝つためには、そ
の分野を疎かにできません。
それだけに、
この捕手陣不足問題は
チーム力の低下促進大きくもたらしやすく、

もしFAで銀ロスが実現すれば
来年Bクラス低迷期に逆戻り
も十二分に懸念
されます。


フロント陣は、今までの対応を見れば、
捕手というポジションの重要さを薄く考え、
プロ捕手というものをナメている
という印象を持たざるを得ません。


とにかく、本気で優勝したいなら、
森=捕手か否かに関わらず、
銀が残留した場合においても、
捕手陣不足問題の解決は
待った無しの喫緊な課題です。

ドラフトやトレードによる補強は必須です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、今オフのドラフトは、
清宮旋風が吹き荒れており、
西武もNo1の評価をしつつ
事前の面談説明にも行っていました。

そこで清宮パパから
寮等の施設問題
指摘されていましたから、
事前面談に行った甲斐はあったでしょう。


確かに清宮君のヒーロー性により
集客面、営業面からの経済効果
が十二分に見込むことがデキます。
(ただし清宮君が活躍することが前提
しかし、
西武がドラ1で清宮君を狙うのは
戦力面から言って得策ではありません。

しかも、前述したように
ただでさえ先発投手陣・捕手陣の不足が
喫緊な課題になっている中、
牧田、野上、銀の流出危機があるだけに、
営業面よりも、
戦力面を重視した
ドラフトが必須と考えます。
せっかく、チームが今年になって
大きく成長しましたが、
もし、先発投手陣に関して
即戦力を得られなければ、

来季はBクラスへ再沈下
十二分に懸念されます。


万一、ドラ1で野手を狙うならば、
清宮君よりも広陵高の中村君の方が
今回のドラフトで捕手No1の宝なだけに、
「捕手不足問題」解決の面で利がある
と思います。
しかも、地元球団の広島が狙ってきますが、
清宮君より抽選突破の確立も高いでしょう。
しかし、西武にとって最優先すべき課題は、
即戦力となる先発投手の補強です。
それだけに、
捕手はドラ1で行けないでしょうから、
中村君の獲得は現実味薄いでしょう。


また最近、西武はドラ2指名を
無駄使いしてきた傾向もあります。
川越を日ハムがドラ4で狙っていたとはいえ、
正直、川越、中塚など、
もっと下位で獲れそうな選手を
2位で獲ってきたという

もったいないことをしてきました。

今年はそんな余裕はありません。


以上のような背景を踏まえると、
今年のドラフト指名については、
個人的な希望になりますが、
ドラ1:即戦力先発投手
     (社会人or大学生)
ドラ2:即戦力先発投手
     (社会人or大学生)
ドラ3:捕手
ドラ4:投手
(先発or中継ぎ)
ドラ5:内・外野手
ドラ6:捕手

というところでどうでしょうか。


投手については、
天性の球速を有するタイプが魅力ですが、
即戦力ということを見据えれば、
ストレートのみならず
フォーク等の落ちる変化球を有するほか、
制球力もそれなりに欲しいですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
※ここからは個人的好みも入りますのであしからず。
まずドラ1&2位については、
即戦力の先発投手が欲しく、
社会人または大学生狙いと思います。


下馬評で即戦力投手として最有望なのが
JR東日本の左腕・田嶋君です。
ドラ1は、清宮君狙いが半分の6球団くらい、
このほか中村君や履正社・安田君なども
ドラ1狙いで行く球団があるでしょうが、
田嶋君を単独で狙えるほどは甘くなく、
2~3球団でくじ引きの覚悟は必須でしょうかね。


まあ田嶋君は、150km/hの速球を有し、
カーブ、スライダーのキレがあるだけに、
左腕の先発投手として十分期待できる器でしょう。
制球力にやや課題を残しますが、
下馬評通り、
即戦力として使えるレベルにあるので、
ドラ1で狙う価値はあるでしょう。

2016都市対抗野球 注目選手 JR東日本・田嶋大樹投手 7奪三振 対王子


日立製作所の鈴木康平君は、
右腕であり、
球速は150km/hもありませんが、
キレのあるストレートに
落差のあるフォークを武器
制球力も安定しているタイプですから
狙う価値はあるでしょう。
ただし、外れ1位では選ばれるでしょうから、
ドラ2では獲得が難しそうなので、
ドラ1の選択で悩む対象と思います。


↓立ち上がりを打たれますが、
 即戦力として通じる面も十分見せています。

鈴木康平 日立製作所 第88回都市対抗野球大会 対三菱重工名古屋


社会人トップの一人として評価される
ヤマハの鈴木博志君
速球派で才能が高そうですが、
入社前から右肘に不安を抱えていただけに
(今は大丈夫でしょうが)
獲得しても、ちょっと心配があります。


NTT東日本の渡邉君
140km/h前半のストレートに
スライダー、2シーム、
カーブ、カットボール、チェンジアップ
多彩な変化球を操り、制球力も高いです。
ドラ2~3狙いで十分行けると思われます。
中日2軍相手に6回7奪三振をマークしたとか。
少なくとも2軍相手なら通じるでしょうし、
1軍でも即戦力になるかもしれません。

渡邉 啓太 投手 NTT東日本 対中日2軍



一方、大学組については、
明大の齊藤君、東大の宮台君、立命大の東君、
中大の鍬原君、岡商大の近藤君、仙台大の馬場君、
九産大の草場君、四学大の小久保君など、
色々と名が挙げられています。


明大の齊藤君あたりは、
先発、救援とフルに活躍できる左腕で、
変則フォームからストレートのほか、
カットボール、スライダーや
チェンジアップ等の変化球を操り、
JR東日本の田嶋君に続く高評価を得ています。
ただし、制球力にやや課題を残すようです。


東大の宮台君左腕で期待がかかりますが、
リリースポイントの安定性がまだ発展途上で、
制球力にも課題を残しているようです。


立命大の東君は、小柄ながらも、
球速140km/h台後半のストレートを投げ、
キレのあるスライダーを有し、
緩急を活かしながら
精度の高い制球力で攻めるタイプのようで
ある意味で狙う価値があるかもしれません。
ただし、ストレートは、
球速140km/h台後半をマークできても、
だいたい140km/h前後であり、
緩急で良い感じに投げていますが、
球の軽さが気になるところです。
また下馬評の高さから
遅くとも外れ1位では狙われるので、
ドラ2で獲れるほど甘くないでしょう。


あとは右腕ですが、
岡山商大の近藤君は、
球速が140km/h台後半で、最速で150km/h超。
長身から投げ下ろす重いストレートのほか、
フォーク、チェンジアップ、スライダー、
カーブ、2シームと様々な変化球を操ります。
セットアップからでも
150km/h超を投げることができ
40km/h近くの球速差で緩急も使います。
変化球の精度向上は課題ですが、
狙いを左腕にこだわらなければ、
荒削りですけど
即戦力としての能力を秘めており、
狙う価値はあると思います。
まあNTT東日本の渡邉君も良いですが、
近藤君の方にスケールの魅力を感じます。


岡山商科大学・近藤弘樹投手(4年) 17春・東亜大戦

【2017年大学生ドラフト候補選手】 近藤弘樹 投手 (岡山商科大学) 《2017年 全日本大学選手権大会》


四国学院大学の小久保君は、
140km/h台半ばの球速で
ストレートのほかに
フォーク、シュートを使う右腕であり、
そのフォークは魅力です。
ただし、まだ荒削りすぎて、
上記の選手らと比べると
ちょっと下がるかな、という印象です。


中大の鍬原君は、
150km/h超の剛速球ストレート
沈むシンカーが魅力ですが、
右肘に不安を覚えます。
九産大の草場君
速球派ですが、右肩に不安があります。
仙台大の馬場君
速球派ですが、制球難有りの不安があります。


以上をまとめると、
ドラ1の狙いは社会人で
JR東日本の左腕・田嶋君か、
日立製作所の鈴木康平君あたりを、
狙いたいですね。
もちろん左腕、右腕で悩みますけど。


ドラ2については、
運良く鈴木康平君とかが残っていれば良いですが、
まあそれは現実味が薄いので、
岡山商大の近藤君あたりで
面白いと思います。
でも、近藤投手が優先ですが、
もしドラ3でも余っていたら
NTT東日本の渡邉君も狙いたいですね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
また捕手については、
捕手陣不足問題の改善のために、
ドラ3~4で狙いたいですね。
とは言っても、
その順位では広陵の中村君なんか狙えません。
でも、現在の西武捕手陣の年齢構成を考えると、
30歳手前が3名も居ることから、
将来性を見据え、若き高校生がいいでしょうね。


打てる捕手の逸材を狙うのであれば、
九州学院高校の村上君でしょう。
強肩強打のタイプです。
以前、西武が調査した報道がありましたね。


ただし、中田、藤澤の年齢を考えると、
若い捕手(高校生)については、
2人ほど獲って欲しい
ですね。
(2人目は下位でいいです)



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとは下位指名でいいと思いますが、
粗削りだけど、面白そうな逸材として、
日本文理大のケムナブラッド誠君も魅力です。
1m92cmの長身から投げ下ろす
球威のあるストレート
最近、覚えたての
スライダー、カーブ、チェンジアップを有します。
変化球の精度や制球力の向上は課題ですが、
ハーフなだけに身体能力が高く、
投げっぷりも化ける可能性も秘めています。
下位指名でロマン派として狙ってみたいですね。

【2017年大学生ドラフト候補選手】 ケムナブラッド誠 投手 (日本文理大学)《2017年 全日本大学選手権大会》


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今年は地元の花咲徳栄が甲子園で優勝し、
埼玉県に初の深紅旗がやってきました。
それを考えると、
花咲徳栄からも獲りたいですね。


今年の花咲徳栄は
綱脇君で先発し、清水君で継投するという
投手陣を2人体制で勝ち進みました。
そのうちの一人、清水君は、
最速150km/hのストレートと
落差のあるフォークを武器に、
中継ぎとしても期待できます。


もう一人の綱脇君は、
球速が遅く、プロとして通用するかの面で
清水君の方が魅力ありますが、
制球力は抜群であり、緩急を使いながら
ストレートの体感球速は速度以上に感じさせます。
ギャンブルになるでしょうが。。。


あと野手では西川君です。
広陵の中村君などの活躍により
あまり目立っていませんでしたが、
センスの高い巧打快足タイプであり、
意外とパンチ力も有します。
ポジションは西武で多い外野手ですが、
愛斗や鈴木らと併せて
将来性を期待できる逸材です。


花咲徳栄高組みが下位でどれだけ余っているか?
はありますが、下位で狙っていきたいですね。



ーーーーーーーーーーーーーーーー
以上から、勝手にドラフト指名希望をまとめますと、
ドラ1:田嶋投手
   (JR東日本、左腕)
    
または鈴木康平投手
    (日立製作所、右腕)
ドラ2:近藤投手(岡山商大)

      または渡邉投手
      (NTT東日本)
 ※ただし近藤投手が優先。
  もし3位でも余っていたら
  渡邉も狙いたい。
ドラ3:村上捕手(九州学院高)
ドラ4:清水投手(花咲徳栄)
ドラ5:西川外野手(花咲徳栄)
それ以下には、
 ケムナブラッド誠投手(日本文理大)
 高校生の捕手
 綱脇投手(花咲徳栄)
というところでしょうか。