下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

黒い球団から名簿が届きました。西武が投手狙い(特に左腕)はバレバレだから、それを見据えたプロテクトで来たか?そんな中、正攻法で投手を獲るのか?裏をかいて野手を獲るのか?まあ魅力ある投手が獲得できれば御の字。でも投手陣重視のプロテクトなら無理して高齢投手で地雷を踏むより、裏をかいて野手陣の隙を突き、その先の対応で投手を獲得する手立てもあり得る。目先では無く色々なシナリオを見据えて熟考して判断して欲しいですね。

先日、DeNAと阪神の補償のやりとりは
あっさりと若手投手の人的補償で決着しました。


一方、巨人の方から西武へようやく
補償可能名簿が届きました。


本部長様は、
球団の仕事納めの25日までに
決着させる意向を示しました。
まあ年末の重要な大仕事ですね。


ただ、もっと肝心の大仕事が山積していますけど。
投手補強を確率の低いギャンブルとなる
新外国人一本頼みに絞った割には、
12月上旬が過ぎても静穏し続けております。
もちろん早ければいいとは限りませんが、
他国球界だって良い投手は奪い合いです。
それ故、残り物に福があるなんて言ってられず、
どこの球団にも引っかからなかったレベルしか
余っていない懸念は大きいです。


で、話を巨人からの補償に戻しますと、
一応、名簿次第で
人的補償か金銭のみとするかを選ぶわけでしょうが、
金銭のみの場合、
野上年棒5千万円の60%で3千万円の補償に。
一方、人的補償の場合、1人獲得に加え、
野上年棒5千万円の40%で2千万円の補償も。
もちろん、その獲得選手への年俸は嵩みますが。
まあその年俸は別として、
金銭のみ補償と人的補償の金額差は僅か1千万円。
たとえ名簿の面子がカスだらけだったとしても、
今回ばかりは人的補償を選ぶべきでしょう。
ダメ選手でも使い道への万が一の可能性はあるでしょうが、
1千万円に目がくらんで補充員ゼロでは可能性もゼロです。


今回、どんなプロテクトをしてきたか?
我々にはわかりませんが、
西武は投手が欲しく、特に左腕が欲しい
というのは誰の目から見ても明らかです。
ドラフトでもドラ1に左腕に執着しましたからね。


そう考えれば、巨人だって
左腕を中心として、若手を中心として、
投手陣を優先的にプロテクトしてくるでしょう。
また野上の年俸が5千万円でしたから、
西武も使えるか否か微妙な立場で、
億を超える高給取りを獲りにくいから、
で、だいたいそのレベルは高齢者が多いです。
そのようなタイプは外しているでしょうね。
まあ、あくまで勝手な妄想ですけど。。。


現存25名の投手陣のうち
16名をプロテクトしたら残りは9名。
15名なら残りは10名です。
そのうち、来季の活躍が微妙で
高齢の者、若しくは高齢かつ高給の者を考えれば、
次の7名は外してそうな気がします。
山口俊(30歳、2億3000万円)
山口鉄(34歳、2億2400万円)
沢村(29歳、1億5000万円)
内海(35歳、1億円)、西村(32歳、8600万円)
大竹(34歳、5250万円)、杉内(37歳、2500万円)


正直、上記の7名だったら魅力はありません。
大竹は安価ですが、もう魅力は感じません。
勝負は残る2~3名になると推測します。
その2~3名に誰が入っているのか?
そこが駆け引きの勝負ではないでしょうか。


その2~3名に吉川(29歳、7000万円)
少し高給けど森福(31歳、1億2000万円)が
該当していればラッキーですけど、、、
左腕ですから残っている確率は低そうですね。


いずれにしても
前述した7名(W山口・沢・内・西・大・杉)を除く
残る2~3名を対象に評価して
投手陣を獲るか否かを判断して欲しいです。
下手に安価で地元埼玉出身だからと言って
大竹とかで簡単に地雷を踏むのは避けて欲しいです。


もしその2~3名に魅力があるタイプが居ないなら、
野手を狙う勇気を持って欲しいです。
※「投手がいないんだよ!」と言って
 高齢者の地雷を踏むのも厳しいですが、
 金銭のみ補償に走るのはもっと愚行です。


投手重視でプロテクトを考えてきていれば、
野手の方には隙があるから、
もうちょっとマシな宝が眠っている可能性
が想定されるからです。
プロテクト人数は
投手陣が16人なら、野手陣は12人
投手陣が15人なら、野手陣は13人です。
これなら野手陣の方に隙が生まれます。
逆に投手陣が14人以下なら
投手陣に隙が生まれます。


とはいえ、野手を狙って
その野手を獲得して補強おしまいではダメです。
西武の本来の狙いは、何が何でも投手ですから、
その先のトレードを見据えて欲しいです。
もちろん
そのトレードでの放出対象は補償で来た選手とは限りません。
補償獲得の結果を踏まえて、全般的に考えなければなりません。

その先の野手放出に伴う投手獲得のトレード
を狙って欲しいです。


すなわち、今回の人的補償については、
1)すんなり魅力のある投手を
  確保できるなら、それはそれで良し。
  でも、無理して地雷踏むべからず。
2)1)がダメなら、
  裏をかいて隙のある野手陣を狙って、
  その次にすべき投手補強のトレードを見据えて
  野手を獲得する。
  →巨人からの野手の補償獲得&他とのトレード
   と裏をかきながらの二段構えの対応により
   投手補強を図る。


とにかく慎重に選んで下さい。
「巨人の選手に迷惑を掛けないようにしたい」
という気持ちはわかるけど、
バカ正直に対応する必要は無く、
最終的な解決すべき課題を見据え、
じっくり考えて欲しいです。
ある意味では、非情にならないと。
場合によっては、トレードも見据えて、
裏で動いて仕掛けてもいいくらいです。
(まあ中日あたりも投手陣不足ですが。。。)
今のフロント陣に根本流の
そんなずる賢さ、度胸があるか疑問
ですが。


投手を獲得する手立ては
今回の補償だけではありません。
補償をステップにした別策もあります。
とにかく、目先のことだけでは無く
本来解決すべき課題に向けて、
色々なシナリオを見据えて熟考しながら
結論を判断して欲しい
ですね。



西武が野上の補償で名簿受け取る「25日までには」
[2017年12月11日18時11分] (日刊スポーツ)

 西武の鈴木球団本部長は11日、フリーエージェント(FA)で巨人に移籍した野上の補償について、巨人がプロテクトした28選手以外で獲得が可能な選手の名簿を受け取ったことを明らかにした。
 鈴木本部長は人的補償か金銭のみとするかについて「これから精査したい」と話し「巨人の選手に迷惑を掛けないようにしたい。(球団の仕事納めの)25日までにはと思っている」と見通しを語った。人的補償の場合は、手薄な投手陣の補強が濃厚となっている。


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【追伸】牧田さん、ポスティング手続き申請


今オフの米挑戦希望者の中の
目玉である大谷が決まりましたから、
その他の米挑戦を希望する
牧田、涌井、平野らも動き始めそうです。


そこで
牧田がポスティング手続きを申請したそうです。
メジャー球団からオファーがあらば渡米。
オファーが無ければ、有ってもマイナーだったら、
西武への残留の可能性大とか。。。
いずれにしても、
西武球団へ入る金額は期待できません。


まあ見守りましょう。。。



大谷に続き西武・牧田もポスティング申請
2人目移籍なら史上3例目
12/11(月) 21:03配信

 西武は11日、メジャー挑戦の意向を表明していた牧田和久投手のポスティング申請の手続きを行なったことを発表した。
(後略)