下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

辻監督、新年早々より今年の見通し(?)期待(?)を勝敗数、先発、4番などの面であれこれコメント。そこからあれこれ考えてみました。

今日から仕事始めでしたが、
朝の通勤電車はがらがらでした。
世間はまだ休みとはうらやましい限りですが、
朝のラッシュが無いのはいいですね。


さて、新年が明けて、早々に
辻監督による今年の見通し(?)期待(?)を
語られた報道
が並んでおりましたね。


辻監督も、一見寡黙そうに見えますが、
結構、ぺらぺらお話しされますよね。
正直に話しすぎじゃねぇ?と思うこともありますが、
某本部長様や某S崎氏などのような
やる気を無くさせそうな愚言は無く、
選手らが心地よく奮起させるような発言が多い
ですよね。


今流れている報道の辻監督コメントも
選手達を奮起させることを促すこと
にもなるのでしょう。


さてまずは今年狙う勝ち星数
先発投手に関する記事について。

西武・辻監督 優勝ラインは85勝 
ソフトB叩いて「目指すは日本一」
1/4(木) 6:00配信 (スポニチ)・・・抜粋
「昨年も85勝する予定だった。85勝すればね。今年は攻め勝ちたい」。昨季は79勝(61敗)で2位。首位のソフトバンクは94勝だったが、直接対決の9勝16敗がひっくり返れば、し烈な争いになる。



西武の先発ローテは!?
辻監督が若手の台頭に期待
「昨年は裏切られた(笑)」
1/3(水) 6:30配信 (BASEBALL KING)抜粋

2日のトークショー(西武所沢店)にて
 今年の先発ローテーションについて

司会者「いま名前が挙がるのは3人くらいですか?」
辻監督「(菊池)雄星は決まりでしょうね」
司会者「その次は誰ですかね?」
その後、十亀剣に関しては「そうですね」と頷きつつ、
今年38歳となるウルフに関しては
「1週間に1回というのは難しいかもしれない」と述べ、
登板間隔をあけての起用になる可能性を示唆した。
多和田真三郎と高橋光成については、
「ちょうど1年前にここで、多和田と光成と言いましたが、
 あいつらが見事に裏切りましたね(笑)」と冗談を交えつつ、
逆に彼らが頑張ってくれれば、
 十分に(優勝する)チャンスはあると思う」と叱咤激励。
その2人にはもちろん期待しています」と続け、
今季5勝(多和田)と3勝(高橋)に終わった両右腕に奮起を促した。
 2016年のドラ1・今井達也には
「どういう気持ちでこの2年目を迎えて、
 どういう気持ちで野球に取り組んでいくかが大事になってくる」と
エールを送り、
2017年のドラ1・斉藤大将(明大)には
「映像を見た限りでは、気持ちの強さがあり、
 体はそれほど大きくはないけど、コントロールもある」と
期待を寄せた。
  今年も先発ローテの再編を余儀なくされる西武だが、
辻監督が「だからこそ若い投手にチャンスが回ってくる」と
語った通り、若手にとってはまたとないチャンス。
チームが昨年以上の成績を目指すには、
若手投手の台頭が必要不可欠だ。

【西武】辻監督、高木勇人に2ケタ勝利指令
「周りにもいい影響を与えてくれると思う」
1/4(木) 6:06配信 (スポーツ報知)

 西武の辻発彦監督(59)が3日、巨人にFA移籍した野上亮磨投手(30)の人的補償として獲得した高木勇人投手(28)に2ケタ勝利を指令した。
  先発ローテ入りが期待される右腕に対し「野上も2ケタ勝っているわけだから
(高木にも)2ケタ勝ってもらって、負けを減らしてくれれば」と話した。
  自身が中日のコーチを務めていた時から高木に注目していたという。「
シュート、スライダーもいいし、十分いけると俺は思っている」と、11勝を挙げた野上の穴を埋める活躍だけでなく「周りにもいい影響を与えてくれると思う。競争という意味でもね」と、投手陣全体の競争意識の高まりとチーム力の底上げにも期待した。(小島 和之)
 
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昨年のライオンズの勝敗は、
79勝61敗3分(貯金18)であり、
一方、対ソフバン戦が9勝16敗0分(借金7)。
ソフバンそのものが94勝49敗(貯金45)
上記記事にあったように、
対ソフバン戦の勝敗が入れ替って16勝9敗になれば、
西武が86勝54敗3分け(勝率0.614)
ソフバンが87勝56敗(勝率0.608)
となってソフバンを上回ります。


しかし、ソフバンを相手に
16勝9敗という成績を残せるか?
というと現実的に厳しいかもしれませんね。
本拠地で8勝5敗に対して敵地で1勝11敗です。
今年も本拠地で8勝5敗をキープしたとして、
敵地で6勝6敗が関の山で、5ゲームをひっくり返し
合計で14勝11敗がいいところではないでしょうか。
となれば、
西武が84勝56敗3分け(勝率0.600)
ソフバンが89勝54敗(勝率0.622)

なお、ひっくり返す5ゲームについては、
雄星の0勝4敗をせめて3勝1敗、
他であと2つ獲るくらい欲しいです。


あとは、昨年の対オリ成績
11勝14敗(借金3)を何とかしたいですね。
オリは苦手投手、苦手打者が多いですが、
本気で優勝するなら、
15勝10敗で勝ち越しておきたいです。
それなら、
88勝52敗3分(勝率0.628)となり
ソフバンを追い越せます。


まあ昨年の引き分け3つのうち2つは
勝ちゲームを最後に落としたヤクルト戦、
勝ちゲーム展開から雨鳥と楽天にやられた一戦
と取りこぼしたゲームでしたね。


王者ソフバンを自力で追い越すためには、
辻監督の狙う85勝ラインではやはり厳しい
と思われますが、、、
85勝ラインでは、ソフバンに他で負けてもらう
という他力本願が必要になりそうな気がします。


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そして、先発ローテについて、監督の中で
雄星、十亀、ウルフの3名は決まってそうですね。
ただし、十亀に関しては、
昨年(8勝7敗)と同程度くらいの期待で、
ウルフに関しては、週1回登板は厳しそうと見て
登板間隔をあけての起用を見据えている様子ですね。
ウルフに関しては、その通りだと思います。
登板させて抹消するを繰り返しつつ、
少し涼しくなった終盤の大事なところ
週1登板などの起用で行い、
とにかく
通年で活躍させる使い方がベターでしょうね。


ここで雄星19勝で、
昨年と同様に十亀8勝、ウルフ9勝で合計36勝。


そして、野上FAロスの人的補償で入団した高木勇。
辻監督は高木勇に2ケタ勝利を果たし、
負け数を野上が負けた10個の軽減

を期待しているようです。
高木勇が10勝を挙げれば、
上記3名と合わせて合計46勝。
まあ高木勇が2ケタ勝利と
キャリアハイの成績を残すことができるか?
微妙なところのような気がしますが。。。


あと期待されているのは
多和田と光成のようです。
「彼らが頑張ってくれれば、
 十分に(優勝する)チャンスはある」

と述べられてます。


となると、
辻監督先発ローテについて、
雄星、十亀、ウルフ、
高木勇、多和田、光成の6人を軸に、
そのほか、新外国人や若手でその隙間を埋めていく
という考えなんでしょうかね。


正直、
高木勇が2ケタ勝利を挙げられるか?
光成はローテの柱になれるか?
新外国人がその隙間を埋められるか?
その他に新星が現れるのか?
などなど不安材料は多々あり、
そう簡単にクリアできる問題ではないので、
厳しい戦力状況が続きます。
もし1~2人でも機能しなければ、
Bクラス逆戻りの懸念すらあります。
牧田の動向も気になりますが、
とにかくカッツカツの戦力状況です。



とはいえ、上記記事にあるとおり、
若手投手の台頭が必要不可欠です。
でも、投手陣が不足する今は、
辻監督が述べられているように、
「若手にとってはまたとないチャンス」
であることに間違いはありません。


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また打撃面では4番に関する話などがありました。

西武・辻監督、
4番・山川で10年ぶりV狙う「現状の第1候補」
1/1(月) 7:00配信(サンスポ)
  西武・辻監督が31日、10年ぶりの優勝の鍵を握る
4番について「現状の第1候補」と、昨季23本塁打を放った山川を最有力候補に挙げた。山川は昨年8月、9・10月と2カ月連続で月間MVPに輝いたものの、78試合の出場にとどまり「レギュラーと4番を勝ち取ることしか頭にない」と気合。指揮官は「メヒアや中村がどこまでやれるか。頑張ってくれないとね」と昨季、本領を発揮できなかった大砲コンビにも奮起を促した。


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4番については、
山川を最有力候補としつつも、
メヒアやおかわり君も活躍必須
というような辻監督のコメント。
とにかく、
山川には安心してもらっては困るし、
メヒアやおかわり君の活躍も必要であり、
何より彼ら3人が競い合って
良い相乗効果で地力アップを図りたい
という意図があるのでしょう。


以前、石毛氏もCS1緒戦のトークショーで、
若手が台頭する中で
不振になっているメヒアやおかわり君について、
ここで巻き返す意地と結果を見せないと終わる
とおっしゃっていました。


正直、おかわり君は年齢的な衰えを隠せず、
よほどストイックに準備しないと、
昨年の成績が精一杯という気はします。


注目はメヒアの方ですね。
メヒアの場合、衰えというわけでもなさそうなので、
復活すれば爆発的な活躍をする可能性を秘めている
と思います。


メヒアの過去4年成績は
2014年:106試合450打席396打数
    打率0.290、本塁打34、打点73
    出塁率0.369、長打率0.581、OPS0.950
2015年:135試合525打席473打数
    打率0.235、本塁打27、打点89
    出塁率0.307、長打率0.471、OPS0.778
2016年:137試合583打席511打数
    打率0.252、本塁打35、打点103
    出塁率0.333、長打率0.509、OPS0.842
2017年:113試合388打席345打数
    打率0.241、本塁打19、打点53
    出塁率0.320、長打率0.458、OPS0.778


1年目は途中入団で本塁打王を獲る活躍で
2年目は怠けてオフにデブデブになって不振。
3年目はそれなりに活躍。
でも4年目は不振と隔年活躍になっています。


メヒアについて、
過去4年のコース別打率を示します。
2割5分以下を赤色四角枠で囲みました。
※©データで楽しむプロ野球さんの
 ホームページより


あまり活躍がデキていないときは、
やはり外角(特に低め)が穴になっています。


昨年のメヒアは
その外角球を振り急ぐというか、
功を焦って打ち損じることが多いですよね。


どれだけ外角球を我慢しながらさばけるか?
メヒア復活のカギになると思います。


また打球方向の頻度については、
1年目こそ引っ張りまくっていましたが、
2年目は外角などで攻められることにより
その引っ張りすぎがアダになりました。
そこそこ活躍した3年目
逆方向に流したり、
センター方向へ弾き返したりが増え
ておりました。
しかし、4年目の昨年は
何でもかんでも引っ張ることばかり。
振り急いでいるのか、
功を焦っているのか
という感じで。


やはりメヒア復活のカギとしては
功を焦らず、振り急がず、我慢もしながら、
逆方向、センター方向も意識した打撃
が必須であり、
それにより外角球も打率を上げること
が期待できる
のではないでしょうか。


デスパイネもソフバンに行って
昨年は逆方向の方が本塁打が多かったように
逆方向を意識したことが効いてます。


↓↓↓メヒア打球方向頻度


とにかく、
メヒアについては、昨年と同様に
功を焦っての振り急ぎ、引っ張りすぎでは、
相手投手に再度くるくるやられます。
もっと我慢しないと。
ちょっとタメないと。