下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【週刊ベースボール】12球団ポジション別 攻・守・走『格付け』チェック2017-2018(パ・リーグ分を抜粋していました) その結果が西武にとって何を意味するのか?

週刊ベースボール2018 1/22号において、
12球団ポジション別
攻・守・走『格付け』チェック

2017-2018が掲載されていました。


12球団でポジション別に
主力選手らを2017年データで検証し、
週刊ベースボールの編集者の方により、
攻・守・走の項目で
6段階の格付けを行ったそうです。
出場数から各成績のほか、
チーム成績も加味されているそうです。


ランクは良い順で
AA→A→BB→B→CC→C
という評価のようです。


なお、一覧表には、
昨年の実績者をベースとし、
今年も在籍する選手が対象になっています。
 例えば、西武の場合、
 野上は巨人の欄で掲載、牧田は非掲載
 増井はオリックスで掲載となっています。
 また涌井は現時点で渡米が不明なので
 ロッテに記載されています。
それ故、ある意味で、
今年の戦力状況を伺うのに参考の一つになります。
もちろん、ポジション別ですので、
重複する選手は出てきます。


パワプロ2018
各選手能力パラメータ作成の
参考になるかもしれませんね。


ここでは
パ・リーグの結果を抜粋します。
セ・リーグの情報や
もっと詳細に知りたい方は
週刊ベースボールを直接どうぞ。



なお、重複する選手で
評価が異なっている面があります。
もちろんポジション別で
評価が異なるのはわかりますが、
例えば、浅村の場合、走塁の評価が
一塁手ではB、二塁手ではCC
と違っていましたが、
ここはよくわかりません。
編集者の思惑があるのでしょう。


ところで、
上記の格付け一覧表をベースに
チーム毎の
投球、守備、打撃、走塁、総合の平均値
を整理してみました。
このとき、
AA:6点、A:5点、BB:4点
B:3点、CC:2点、C:1点
で換算しました。
本来ならそこに重みが入るでしょうが、
ここでは単純に見ています。


またポジション別に整理されてましたから、
ここでは総合的に
一括で全員の平均値を見ています。
このとき、重複する選手もいますが、
(例えば金子や外崎など)
それは良い方の点数を採用しました。
例えば、森の場合、
捕手では打撃がBでしたが、
指名打者ではAAになるので、
AAの方を採用しています。


その結果が次の通りです。
元々チーム成績が反映されていますから、
概ねチーム順位どおりの並びが目立ちます。
(特に総合では)
日ハムはやばそうな雰囲気ですが。

西武の場合、
「走塁」の面で抜き出ており、
「攻撃」の面でソフバンとヒケをとりませんが、
「投球」の面では、案の定、
ソフバン、楽天に離されて負けております。
昨年の結果に基づいた集計ですから、
野上、牧田が抜けた影響がありますからね。
ちなみに
「総合」では差は小さいですが、
楽天より下回っています。


まあ上記の点数は曖昧さを残しているので、
多少の差はあるようで、ないようで
という荒さもあるでしょう。


そんな点数化の話よりも、
上記の表が昨年の実績があり
今年残る選手を対象にしていますから、
一番の問題は、
今年の投手陣において、
上表に挙げられている人数が
(昨年50イニング対象の人数)
西武は日ハム以外の4球団より少ない
ということですね。
※ソフバン10名、楽天9名、
 オリ8名、ロッテ9名に対して
 西武は7名です。


もちろん、
上表は昨年の実績者が対象になっており、
それら昨年の実績者が
今年も活躍するとは限りません
が、
一応、今の時点では
今年の計算に入るべき戦力になります。


すなわち、
その問題は何を意味するのか?
それは、
計算できる層の薄さを示しており、
昨年の実績者が減少し、
今年は未知である新たな選手達に
期待せざるを得ない面が大きい
ということが言えます。
ある意味で、
夢が広がるロマンかもしれませんが、
今年の西武は
それだけ不確実性が大きく、
もしかしたら
ハマって頂点を一気に昇り詰めるかも
しれませんが、
下手をすれば、
Bクラス・アゲイン!
も十分あり得るということです。