下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【捕手陣問題】現在の勢力図と来オフの恐慌への懸念、そしてフロントの仕事振りを踏まえると、育成ドラ2の頭脳派・齊藤誠人捕手にはSB甲斐のように台頭してもらわねば。でも大卒だから来年か、遅くとも再来年には結果を出して欲しい。

現在の西武捕手陣については、
捕手の中心となる銀(31歳)
昨年、急成長した岡田(29歳)、
捕手適性が問われる森(23歳)
1軍クラス3名に、
2軍の中心的存在の中田(28歳)
育成上がりで2軍の域を抜けない藤澤(29歳)
昨年、高校以来の捕手に出戻った駒月(25歳)
こないだ育成枠入団した齊藤誠人(23歳)
2軍クラス4名合計7名がいます。
※年齢は今年の換算


森の入団以降、球団側も
森を捕手として育成することを念頭にしたため、
近年、捕手をドラフトで獲得しない年が続き
気づくと、岡田、中田、藤澤も年を重ね、
上記7名のうち4名が30歳前後となり、
中田、藤澤はなかなか芽が出ず
捕手陣の年齢ばかりが上がっています。


結局、星が引退して、フロントは
捕手勢の人数が不足しはじめた昨年、
新人を獲得すること無く、
高校時の捕手から
入団時に外野手へ転向させた
駒月を再び捕手に戻して
そのまま駒数合わせで
人数の帳尻を合わせただけの

姑息の対応でお茶を濁し
昨秋のドラフトようやく
新人の齊藤誠人を獲得しました。
とは言っても、
昨秋のドラフトは不作の年とは言え、
育成枠で、しかも最後の最後で獲得するあたり
今のフロント陣のやっつけ的な仕事振り
とりあえず仕事はしました!という姿勢)
を露呈していました。
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まあそのような
フロントの「やっつけ仕事振り」
今オフ、新外国人投手を最低限しか獲得せず
他の補強も高木勇以外は特にせず
とりあえず
3名減ったので3名足しました的な
手続きだけはしておきましたみたいな仕事振り
にも十分現れてしまっていましたね。


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話を捕手陣に戻しますと、
来オフの銀の動向
雄星も渡米する懸念を踏まえれば、
もの凄く濃いグレーです。
これ以上の推測結果は
縁起でもないので言いませんが・・・
正直、チームとして
捕手出身の指導者は絶対に欲しいですから、
長期的視野からも、フロントは
大金を積んででも絶対に銀流出を阻止すべき
ですが、
フロントトップの今オフにおける銀への対応
やっつけ仕事しかできぬフロントの姿勢では、
もの凄く濃いグレーの心配事
真っ◆色の現実に・・・


で、来年は、岡田も30歳になるし、
頭打ちの中田や藤澤年ばかりとって
ブルペン捕手ではないけど、
2軍の試合をこなすための
ファーム専用捕手のままの雰囲気で、
※今回の中田A班も
 A班の捕手人数合わせの雰囲気ですし。
駒月に至っては、
ファーム専用捕手を経て
ブルペン捕手への道まっしぐら
という感じですからね。


森に関しては、
捕手をやったからと言って
優れた打撃力がもの凄く下降する
とは思ってません。

問題はプロ捕手としての適性があるか?
頭を使う努力を好きこのんでできるか?
行動が感性では無く、
好んで理論派になれるか?にあり、
それが厳しいようであれば、
DHだって余っているくらいですから
出場機会を減らさざるを得なく、
せっかくの優れた打撃力を活かしきれない
という懸念につながっていきます。


そして、来オフ、銀の姿が無かったら、
チームの要となる捕手陣営
岡田と森の体制でやっていくことになり、
森のプロ捕手として適性が危ういと、
チームの大惨事が待っております。


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このような背景を踏まえれば、
次のドラフトでも、
投手のみならず捕手も獲得必須であり、
しかも支配下枠で能力高い捕手を。
ドラフトでの補強も見据えなければなりません。


しかし、あのフロントですから、、、
例年の恒例行事の如く、
期待を裏切る公算は大です。


となると、先日入団した
育成ドラ2の齊藤誠人の台頭
絶対的に欠かせない状況と言えそうです。


藤澤は育成枠から支配下枠へ
ステップアップしましたが、
現実的にはそこまでが精一杯か?
という雰囲気ですが、
齊藤誠人には
支配下枠へ昇格するだけではなく、
ソフバンの甲斐のように
もっと高みに昇ることを求めます。


齊藤誠人については、
遠投110m、二塁への送球1秒75と
強肩の情報が流れています。
キャンプの動画(下記参照)を見る限り、
肩に関しては、現時点でも
藤澤や駒月には負けてはいません。
比較する相手が相手ですが(失礼)。


球団スカウトは
肩がとてもよい。プロに入れば、
 化ける可能性はあると評価しています。


ただし、
今までやってきた野球レベルがレベルですから、
そのレベルがいきなり高くなるプロ野球
心技体がついて行けるか?
という大きな課題を否めません。
まあ、いずれ捕手勢は人数が不足するので、
中田や藤澤のように
そう簡単にクビにはならないでしょうが、
大卒ですから
2~3年目、来年か、遅くても再来年には、
結果を出せなければ、

ファーム専用捕手を経て
ブルペン捕手への道まっしぐら

になってしまいます。


とはいえ、
野村氏の書物を愛読しているように、
また頭を使う捕手にとってメリットになる
頭脳派のようですから、
その面ではプロ捕手の適性は十分有り
という可能性を秘めております。
もちろん技体がついてくるか?
その頭の中身を行動に移せるか?
という課題は残りますが、
特に、彼にとって
最大の課題は打撃面にあり、
プロとして打撃面が通じるか?
がカギでしょうね。


下記の写真は最後に並べた真ん中の動画にある
春野キャンプ時のフリー打撃のシーンで、
内角高めに対して腕を上手くたたみながら
詰まらされず流し打っております。
ただし、上体を反らし過ぎている
ように見えるのが気になります。
背中からの動画なので、
右肘がどの程度、体から離れているかがわかりませんが、
左肘をもっと抜いてバットを振り切れるか?
でしょうね。
あとは、実戦でプロ投手の球で
きっちり打ち込めることができるようになるか?
が最大の課題ですけど。


これから増えていく実戦で見ていきたいです。


<齊藤誠人に関する動画>

齊藤誠人選手(埼玉西武ライオンズ) NHK北海道版 特集

育成ドラフト2位、#122齋藤誠人選手【西武ライオンズ春野キャンプ2018】

3捕手の2塁への送球練習!(駒月選手・藤澤選手・齋藤選手)【西武ライオンズ春野キャンプ2018】