下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【練習試合・ロッテ戦in春野】①投手陣;豪州修行組の二人は論外の自滅轟沈。B班へ降格した本田・國場と入れ替えたい。他の新勢力は及第点以上(新外国人は要経過観察はあるけど、まあ今日はお疲れ様)②野手陣;1得点に終わるも全体的にはまずまず。大きな不安は『おかわりと山川にあり?!』

春季キャンプの締めを飾るカードとして
今日は練習試合ロッテ戦(春野)
の1戦目が行われました。
一応、今年初の1軍対外試合です。
まあ練習試合ですけど。。。


ただ練習試合とは言っても、
高知の人々にとっては
生観戦できる数少ない1軍戦なので
楽しみな一戦でしょう。
地域振興や野球への関心アップを狙って
無料で試合を観てもらおう
高知市や観光協会等が主催になって
もう何年か続いているプレシーズンマッチ。
ただ最初は何球団かが参加してましたが、
今では西武だけになってしまいました。
でも春野は結構、しっかりした球場で、
売店等は1件くらいだったと思いますが、
間近で観ることができますから
観戦するには良い球場と思います。


でも始球式の方は公募して
潮崎2軍監督が抽選を引いたらしいですが、
ロッテのユニを着飾った
ロッテファンの方でした。
おいおい、潮崎さんよ・・・


さて、今頃の試合では
新戦力の実力の見極めや
各選手らもの自分の武器等を試行
とあれこれ探る時期でもあります。
勝った負けたは二の次
の面は否めません。
大敗に終わりました
そこは気にする必要もありません。


まず西武にとっては、
不足する投手陣問題(特に先発)から
誰が使えそうかを試さねばならぬ時期です。
今日は、
カスティーヨ3回→光成2回1/3→中塚・伊藤
→高木勇2回→ワグナー1回の登板でした。
新外国人2人と高木勇の新戦力
巻き返しをかけたい光成に関して、
1軍で勝負になるか?否か?
を判断するテスト登板です。
ただ、正直申せば、
もっと骨のある相手との一戦
試したいのが本音ですけど。
まあしょうがないですね。
3月になると
広島戦やソフバン戦、楽天戦など
試す価値のある試合が続きますから。


一方、スタメンについては、

でした。
このメンバーを踏まえると、
野手陣の焦点

『開幕以降、通じるのか?』を念頭に
◇森が捕手として大丈夫か?
◇稼頭央が通じるのか?
 メヒアの調子はどうなのか?
 一応、おかわり君もどうなのか?
が中心でしょうか。
もちろん他メンバーの調子も気になりますが、
彼らは基本的に公式戦に入っても
通じることはわかっていますから
注目は調子・仕上がり状況くらいでしょう。


もちろん選手のみならず
首脳陣にとっても
奇策も含めて様々な策を試すこと、
自分たちの頭脳の試行錯誤も大事です。


ちなみにロッテも
新外国人投手を試しにきました。


では、今日の試合についてです。
まず本記事では、
雑感を簡単に述べたいと思います。
そして、次の更新記事
カスティーヨ、ワグナーの
両外国人投手について
改めて勝手な所見を述べたい
と思います。
※たぶん。。。。


①投手陣の雑感
まず光成、中塚の豪州修行組の2人
論外のノーコン振りで自滅轟沈。
中塚昨年の1軍登板時と同じ。
A班キャンプに参加し続け、
疲れがピークらしいですが、
前回の紅白戦も含めて
下で出直さざるを得ないでしょう。
ストライクが全く入らずだから
それ以上、何も言える位置に居ません。
まあ唯一褒めるなら
三木に投げた3球目のカーブは
曲がりが大きく良い球でした。
ただ、与四死球で自滅型満塁を築いて
ストライク入らずの連続押し出しとは、
せっかく観に来た
高知県民も怒るぞ!!
まあ無料だから文句は言わないでしょうが、
大阪だったら「草野球か!」のヤジ攻めです。


光成に関しては、
ノーコン振りはいつものことですが、
ストレートにも
球威が全く感じられず。
キャンプ時の紅白戦や豪州時は
粗い画面のパTVやYoutubeで見てましたが、
今日、久々に改めてテレビ画面で見たわけですが、
こんなに球威が無い投手だった?
負傷の後遺症???

と思わせる印象でした。
やはり力みもあるから
投球フォームもぶれていて

リリースポイントもバラバラ
なんでしょうね。
一瞬、イップスになったか?
という気もさせられました。
復調するには
投げ方から出直す必要があり
時間がかかりそう
です。
今年一年間は
戦力として期待しにくいです。


逆にスクランブル登板になった
ドラ3伊藤は
先行きが期待できそうな投球でしたね。
※光成、中塚が悪すぎて
 相対的にそう見えた部分はありますが。
今日は思い切りの良さ、
走るストレートが評価できます。
独立リーグで揉まれただけ有って
19歳にしては度胸があります。
一死満塁の場面で19歳の新人が
中村、清田相手を抑えたのだから十分
です。
シーズン入ったら息切れもあるでしょうが、
また修羅場はまだまだあるわけですが、
嬉しい誤算になって活躍してくれれば
と思います。


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高木勇テンポ良く上々でしたね。
今の時期なら十分OKです。
内角をえぐるシュートは見られませんでしたが、
ストレートは走っておりノビもあり、
カットボールもキレがありました。
本当に楽しみです。


---------------
新外国人のカスティーヨ、ワグナー
まずまず抑えました。
今日は及第点というところでしょうか。
もちろん気になるところもありますし、
ロッテの新人打者にも助けられた面もあるので、
まだまだ経過観察が必要です。


彼ら2人については、
次の更新記事
改めて記載します。


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②野手陣の雑感
得点は1点に終わりましたが、
それほど悲観する必要は無い内容だった
と思います。


ただし、稼頭央栗山
今日は判定不能です。
稼頭央流したんでしょうが、
振り遅れで無ければ、
とは思いますが、
今日だけではわかりませんね。


また山田ハルカには
もうちょっと落ち着いて打てば?
という印象がありますが。
7回裏一死の阿部との対戦で、
2球目の外角ストレートで三ゴロに。
ここは流し打って欲しかったです。
9回裏の佐々木千隼との対戦も
積極性は良いのですが、
シュート回転して荒れている佐々木ですから、
初球は見ていっても良かったか?
内角のシュート(回転?)攻めから
追い込まれていた最後は
外角低めに落とされた難儀の球に
手を出さざるを得なく空三振。
もう少し駆け引きの経験が必要かもしれません。


で、打撃陣について、
気になる最大の問題
おかわり君山川です。


まずおかわり君
昨春キャンプより下降している?
という印象です。
確かにいつも追い込まれたら
落とす球で空振り三振が定番です。
でも、2回裏に先頭で出てきて
変化球タイプの新外国人を相手


初球、 中の高めストレート外す
2球目、中の低めフォーク空振り
3球目、中の低めフォーク空振り(天丼)
4球目、外角低めフォークで空三振(天丼)
3連発の落球
スカっ!スカっ!スカっ!
天丼状態の空三振
しかも、相手の新外国人投手は
不明なタイプですが、
制球は良くない状態でした。
もうちょっと考えようよ!
というところです。
根底の考え方からハズれている
印象を持ちます。


一方、山川についても
不安がつきまといます。
もちろん、山川自身が言っているように
思い切りの良さは
山川のセールスポイントであり、
そこを大事にすることは良いです。
また、メヒア等を意識して
自分を追い込んで
闘争本能をめらめらとさせて
意気込みを高めるのも良い
と思います。


今の山川は
①マイペースで
 思い切りの良さを重視する姿勢
②慢心せずに
 常に危機感を持って挑む姿勢
で頑張っています。
もちろん、
その気持ち・姿勢は良いことであり、
それをバネにさらなる飛躍が期待できます。
ただし、
何事もバランスが重要です。
何事もそうですが、
度が過ぎてくれば、
逆向してしまい
マイナスになること
多々あります。


昨年シーズン始めの頃
一昨年に1軍へ上がり始めた頃
同じ心配が気になるところです。
その頃、
2軍戦ではガンガンに打ってましたが、
1軍戦では全く別人のようになって不振に。
もちろん1軍と2軍に差があるのは確かですが、
当時、1軍戦で不振だったのは、
◇打たなきゃ、打たなきゃと
 気ばかり焦りが募り過ぎていたこと
 すなわち、結果を出さなきゃという
 危機感を意識しすぎていたこと

 →上記②の過度な状況です。
◇とにかくフルスイング。
 それはそれでいいけど、
 どんな球でもその球に関わらず
 闇雲に何でもかんでもブンブン丸
だったことが
大きく左右していたと思います。


↓↓↓↓昨年4月のオリ戦


今日の山川は
1回裏
 4球目の高めスライダー
 思い切り叩きますが、泳がされて三ゴロ
3回裏
 初球が真ん中スライダーを思い切り空振り
 2球目が中の高めスライダーを二ゴロ


今日、ロッテの田村は
山川に対しては、スライダーで
タイミングを外しながら攻めてきました。
思い切りはいいが、
球をまともに見れず
ただ闇雲にぶんぶん振って
簡単に打ち獲られています。

悪いときの山川になっています。
まあ、今までの悪いときと比べて
まだ選球眼はありますが。


思い切り振るのはいいですが、
フルスイング
闇雲に振り回す
(ぶんぶん丸)ことは
大きく違う話です。
前者は力も集中するので
振りに鋭さ、キレも生まれますが、
後者は力みまくっているから
体軸もズレまくり力も無駄に分散してしまい
当たっても期待できません。


今の山川は、昨年最初の頃のように、
危機感や責任感を
過度に意識しすぎてしまい、

その過度さにより

当たるか、当たらないかの
闇雲に振り回す
一か八かのブンブン丸
になっている印象です。
そうなってしまうと、
当然、安定性も欠けてきますし、
長期的な不振に陥る懸念も出てきます。
心配です。


1軍最初のとき、開幕早々、4番最初の頃と
緊張感からか、もともと初めて時期に
一旦、下降する面が見られる傾向がありますが、
まあ昔と違うところは、
実績・自信を積み上げてきているので、
最近、初物の下降時期がだんだん短くなって
その後のV字回復するときの
上がり具合がだんだん大きくなっている


すなわち、自信がついてきた今では、
慣れるまでの時間かからなくなりつつあり、
慣れてしまったら、その後が
調子に乗っちゃって乗っちゃって
大きな勢いで上昇しまくる
という面はあります。


いずれにせよ、
意識しすぎず自然体になって
もう少し冷静に周りを見ながら
闇雲に振り回すのでは無く、
力を無駄なく発散させることのない
しっかりした鋭いフルスイング
をして欲しいです。


あと捕手の森については、
今はお試しだからか、
鈴木大地とかに、
相手の得意ゾーンで攻めているところ
は気になります。


もちろん、今日は自チームの投手
投げやすいところを重視したかもしれませんが、
結局、言葉が通じないカスティーヨと
自滅した光成、中塚のときの捕手なので
何とも言えませんが、、、


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ところで、ロッテさんの方は
最初の先発外国人投手が
ハズれ感満載で
ご愁傷様という印象ですね。


しかし、西武・土肥コーチの親戚である
若手の土肥投手は良い投手ですね。
投げるテンポがよく、
制球力もあってストライク先行で
ストレートがノビがあり、
鋭く突いてくることがデキます。

しかも、兄ヤン曰く、
リリースまでに
手もとがぎりぎりまで見えにくい
らしいです。
秋山も完全に振り遅れ
タイミングが崩されていましたね。
本格化したら
嫌な敵になりそうです。


でも、同じ親戚なのに読み方が
土肥コーチは「どい」
土肥投手は「どひ」と違うらしいですが。