下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

開幕まであと8日。最大の懸案事項の先発陣も最初5戦は目処が立ち、次々と出番が報じられる。でもまだ表に話さなくてもいいのにとも思う。まあ問題は本番でどうか?一方、ハム&鷹も誰をぶつけてくるか噂流れる。ハムは新外国人2人+先日抑えられた加藤とか?新外国人は謎だが、どうなのか???

開幕まであと8日となり、
OP戦も残り3試合。
DeNAと3試合OP戦を戦ったら、
札幌でハムと3連戦の開幕カード、
鷹と2連戦のホーム開幕カードが控えています。


とにかく、西武にとって
最大の懸案事項となっていた
先発陣の駒不足問題
高木勇やカスティーヨが目処を立ててきたので、
何とか最初5戦は目処が立ってきました。


とはいっても、
OP戦で活躍したからと行って、
肝心な本番でも上手く行くとは限らないので
まだ安堵はできません。

もちろん、
OP戦でボロボロだと論外ですけど。


でも、今、ソフバンがOP戦でボロボロですが、
だからといって、やはり地力のある球団ですから、
本番でもボロボロになる?とは思えません。
本番では必ず巻き返してきます。


さて、先発陣の布陣は、報道によると、
日ハム3連戦が開幕投手の雄星を皮切りに、
高木勇、ウルフあたり?
若しくは多和田が入ってくる?
という感じです。


そして、次の所沢でのソフバン2連戦は、
4月3日に十亀が、4日にカスティーヨ
見込まれているようです。


もちろん、
残り3戦のDeNAとのOP戦の結果次第で
最終的に確定することになりそうですが。


まあ開幕週直前には、
概ね誰が登板するのかはバレバレですが、
今からソフバン戦の先発の噂は
流す必要があるのか?
と思います。


もちろん、カスティーヨは
前回ヤフオクで好投しましたから、
ソフバン側も本番に出てくることは
想定する
でしょうし、
また前回の登板により、
カスティーヨの投球を
目の当たりして実感しています
ので、
今さら隠しても、という点はあります。
とはいえ、内川やデスパは打席では見ていません。
当然、動画解析研究はされてはいますが、
それでも、新参者ですから、
まだデータ不足の面はあるはず
です。
シーズン最初の対決ですから、
10日以上前から公言する必要はあるのか?

と思います。
せめて直前の公言で
ぎりぎりまで選択肢の余地臭わせておけば
微々たることかもしれないけど、
相手も負担が少しは嵩ますことができるのでは?
とも思います。
極々僅かな可能性でしょうが、
勝つためには何でもずるく行かないと
と思います。鷹はそれだけの相手なんですから。
敢えてストレート投げると公言しなくとも、
直前までストレート?カーブ?と
二択くらいは残しておきたいところです


まあそのあたりはさておき、
この最初の5戦で週前半、週後半ローテが決まり、
当面の日程を踏まえると、それは交流戦まで、
週前半が鷹担当、週後半が鷲担当
を決めること
になります。
しかも、敵は鷹のみならず、鷲や牛もいますから。
それ故、最初5戦のローテ決定は
鷹への相性、鷲への相性も加味すべきです。


雄星は開幕投手で決まってましたので、
本当は鷹に勝って欲しいですけど、
当面は鷲に専念してもらい、
鷹には交流戦以降、
きっちり勝ってもらうしかありません。


カスティーヨ
前回のヤフオクでの好投があるから、
まずはソフバン相手に使ってみることは
しょうがない
でしょう。


でも、ウルフにハム戦はもったいないです。
またウルフを鷲中心の週後半ローテで
固めることは危険
です。
できることなら、
3日はウルフをソフバンにぶつけたいです。


ウルフの昨年の鷹戦、鷲戦成績を見ると、
鷹戦:33回2/3 防御率4.01、2勝1敗
   QS66.7%、被打率0.256、WHIP1.22
鷲戦:  9回 防御率6.00、0勝1敗
   QS33.3%、被打率0.286、WHIP1.44
です。
鷹戦でも防御率はあまり良くないですが、
それは後半のバテてきたときに
やられているのが響いています。

もちろん、鷲の方もその原因はあります。


ただし、ウルフ自身、左右打者別で見ると、
右打者被打率0.235、左打者被打率0.316
ですから、左が多い鷲はあまり分が良くありません。


また、鷲を抑える投手は雄星や十亀といますが、
鷲を抑える投手はいないのが現状です。
でも昨年4月に抑えたように、
ウルフが好調であれば、あのゴロアウト劇場により
鷹打線も楽はデキません。


そして、そのウルフの好調を維持するには、
登板→抹消を繰り返す間隔を開けた使い方
が大事
です。


それらを勘案すると、
ウルフは間隔を開けながら、
ソフバン戦中心に登板させること

考えられ、実際にそれが日程的に可能です。


では、3日登板が予定されている十亀については?
昨年ヤフオクで唯一勝ち星を挙げたのは十亀です。
このときが十亀にとっても
鷹戦のベストパフォーマンスでした。
ただし、十亀にとって、ソフバンの中でも
どうしても抑えられない松田という大天敵がいます。
しかも、この松田を乗せてしまうと
鷹の勢いも上昇するから厄介
であり、
松田自身も十亀には、昔から得意なので
絶対的な自信をもっているのが嫌らしい
です。
もちろん、ウルフを得意にする上林とかいますが、
松田&十亀ほど顕著では無いです。
また十亀、ウルフの
鷹戦へのベストパフォーマンスを比べると、
やはりウルフの方が十亀より上回ってます。


逆に十亀については、
左右打者別に差が無いのも大きく、
鷲戦での相性は雄星に続いて良いです。
※昨年の十亀の成績
 鷹戦:16回2/3 防御率5.94、1勝2敗
    QS66.7%、被打率0.313、WHIP1.80
 鷲戦:30回1/3 防御率1.78、3勝1敗
    QS60.0%、被打率0.239、WHIP1.19
 右打者被打率0.284、左打者被打率0.271


まあ今年の十亀は、
欠点の制球難抑制を期待できる
二段モーションを習得しつつ
あり、
その結果、新生十亀が見られ、
今までとは違うかもしれませんが、
やはり十亀は鷲戦中心の週後半ローテに組み込みたく、
そのためには、最初の5戦はハム戦がいいのでは?

という気がしております。


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ところで、相手方のハムやソフバンも、
最初の5戦に関して、先発の噂が流れています。


ソフバンは3日の西武戦に東浜を投入するとか。


一方、ハムの方は、
「雄星が相手では打てっこない」と
栗山監督がボヤいておりましたが、
開幕戦に新外国人・ロドリゲス、
2戦目に新外国人・マルティネス、

3戦目に先日西武を封じた加藤
という布陣が噂されております。
もちろん、新外国人は残るOP戦次第
ということはあるでしょうが。。。


このロドリゲスマルティネスについては、
正直、オープン戦のデータしかわかりません。
どちらも長身を活かして投げるようですが。
ただし、双方のOP戦成績は、正直、芳しくなく、
もし、西武の新外国人投手として招聘していたら、
例年の如くのハズれくじとなり、お先真っ暗で、
怒り心頭になっていたでしょう。


双方のOP戦成績を見ると、
ロドリゲスの方は4試合15回で防御率4.20
マルティネスは3試合13回で防御率6.92です。
正直、たいした相手ではなさそうです。
むしろ、最初の2戦は連勝したいくらいです。


ロドリゲスについては、一部、好投も見られます。
2/24の中日戦が
 4回、安打2、HR0、四死0、三0、失点1、自責点0
3/4のロッテ戦が
 3回、安打7、HR0、四死2、三0、失点4、自責点2
3/10のDeNA戦が
 5回、安打6、HR1、四死2、三0、失点3、自責点3
3/17のヤクルト戦が
 5回、安打1、HR0、四死2、三3、失点2、自責点2


マルティネス良い所なく、
ロッテ、ヤクルトにフルボッコでした。


おそらく西武打線から見れば、
相手投手を攻略するのも
そう時間はかからない
とは思います。


ただし、西武は初物に弱い面がありますから、
いきなり開幕カードで
初物効果が響いてやられてしまう
とおそれはあり得ます。


ちなみに、
ロドリゲスの今までのOP4試合を見ると、
ロッテやDeNAに打たれておりますが、
基本的な戦略は、ウルフと同様に
2シーム中心でゴロアウト稼ぎ狙いです。


ロドリゲスの球種は、
2シーム、ストレート、ナックルカーブ、
チェンジアップ、スライダーを有してます。
その構成比は次の通りです。

このようにロドリゲスは、
ほとんどが2シームばかりであり、
それでゴロアウトを稼ぎに来ます。
ただし、後半になると、
スライダーが顔を出してきます


実際にDeNA戦では、5回を投げて
併殺1つを含む12個のゴロアウト
好投した中日戦では、4回を投げて
併殺1つを含む8個のゴロアウト
を稼いでおります。


すなわち、ウルフと同様に
打ち気で攻めてしまったら、
ゴロアウトの術中にハマる
ということです。


打ち気に行きやすい西武にとっては、
その特性は注意要となります。
しかも、ナックルカーブあたりも
西武打線にとっては苦手な部類
です。


しかし、大した投手ではないだけに
攻略ポイントは十分あります。


ロドリゲスの対戦を見ていると、
比較的、粘られやすいので、
1打席当たりに
球数を嵩んでいること

が目立っており、

その分、崩されております。
すなわち、早打ち厳禁
とにかく粘り込むこと!
が挙げられます。


またDeNA戦では6安打食らっていますが、
ストライクゾーンの低めを打たれており、
逆に高めは引っ掛けています。


そして、ロドリゲスの致命的欠点が、
ざるのように盗塁できることです。
とにかく、走られまくっており、
ヤクルトの田代も走っていまし、
ロッテ戦ではWスチールも決められています。
中日戦で1つ、ロッテ戦で3つ、
DeNA戦で2つ、ヤクルト戦で2つ走られ、
おまけに、悪送球も大好きのようです。
それ故、西武の優れた機動力
思う存分発揮でき、そこからも崩せます。


あと、もう一人のマルティネスは、
ストレートを中心に
2シーム、カットボールを使い、
たまにカーブ
を投げます。


3/4のロッテ戦では、
ストレートが約50%、
2シーム、カットが各々約20%

という感じです。


でも、
基本的に落ちる球が無く
決め手が無いので、
比較的、粘りやすいので
拙攻さえしなければ
攻め崩せます。


まあこの2人が出てくるならば、
一気に連勝すべき状況と言えるでしょう。